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2010年07月15日(木) 君がすきなんだもん。

「あー、今日の収録楽しかった!」
「…」

振り返ると、隣にいたはずの彼の歩みは止まっていて。いつもの明るい笑顔はなく。替わりに眉間には皺。

「ん?どうしたんですか?」
「…や、うん、楽しかったよな。うん、楽しかった」
「…なんか言いたいことがあるなら、聞いてあげてもいいですけど?」

すると、雷に打たれたかのごとく、はっとした顔をして、手を否定の形にぶんぶんと振る。

「や、いや!別に!何もねえよ。お前が楽しかったんなら、全然それでいいじゃん。俺も腹が痛くなるくらい笑ったしさ」

…そこまで力いっぱい否定しなくてもいいんですけど?それだとかえって肯定になりますよ?
そう思いつつ見つめていると、ひととおり喋った彼は、ふと、脱力する。
静かになってしまった姿を見ていたら、俺より大きいはずの体が、小さく、かわいく見えた気がして、俺の口から、ふと笑みがこぼれた。

「…かわいいですね」
「は!?」
「悪い気はしないですよ」
「だから、何が?」
「んふふ」
「…ぜんっぜんわかんねーよ。何?」

あなたが解らなくても、俺にはちゃんと解ってますよ。
俺の正装が、いや、今日の俺のハイテンションの理由が気に入らなかったんでしょう?
俺はくすくすと笑いながら、彼の手をぎゅっと握った。

「だいじょうぶですよ。心配しなくても」
「え?」

大きい目をぱちくりさせている姿が、何にでも余計な力を使いすぎる彼らしくて面白い。面白いし、かわいいと思う。
だって、憧れの人に会った俺を見てヤキモチ焼くなんて、かわいい、って思うしかないじゃないですか。
しかも、あなたのことだから、きっと葛藤してるんでしょうし。
仕事なのわかってるけど、でもなんかすっきりしない、とかって。その結果、さっきの複雑な表情と、力いっぱいの否定なんでしょう?
自分の気持ちより、理性や常識を優先させてしまって、訳わからなくなってるようなあなたがほんとに面白いよ。
俺とは全然違うもんね。でもだからこそ。

もっと、力を込めて、手を握る。

「頭いいくせに、そこら辺が鈍いのが、本当に面白いですよ、あなたは」
「ええ??え、何?ものすごい気になるんだけど…。ねえ、もっとちゃんと言って?」
「いいです。あなたの気持ちはちゃーんとわかってますから。さ、帰りますよ」
「え、あ、ちょっと待って!」

今日は男らしく、俺がリードしてあげます。
大丈夫。その日がきたら、ちゃんとあなたのためにタキシード着てあげるからね?





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…今日の、ぶいSから。
ってか、なんだかよくわからなくてすんません…。
や、あんまりちゃんと書くと、なんかに引っかかったら怖いので…。びくびく…。

だったら書くな、って話なんですけど、書いてみたかったんだよう…。
久しぶりなんだよ、書きたいって思ったの。
でも、あんまり久しぶりなんで、感覚がよくわからんよう…。
いきなりすんませんです…。

…や、もっとちゃんとSNさんを書いてみたい気はむっくむく湧いてきてるんだけど、このジャンルって制約が多いからな…。
キケンなんだよね…。

でも、Aは好きだけど、書きてー!って強く思ったのは、このふたりが初めてかもしれん…。
たぶん、おいらの好きな組み合わせが持ってる共通のものが、このふたりのイメージにはあるんだよ…。
それが何なのか、まだはっきりわからないけど、なんかあるんだよ…。
どきどき…。

…にしても、おいらはSNさんがすきなはずなんだけど、これはNSさんっぽいよね…。
あ、あれ…?
や、基本おいらは、ひっくりかえってもだいじょうぶなのが好きだけどさ…。
あうあう…。


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