
帰り道、橋を歩いていると、川にところどころ色の違う固まりが浮いているのを見つけた。
もしかすると、凍っているのではないだろうか。
確かめようと、そこらに積もっていた雪で雪玉を作って投げてみることにする。
足下の雪を手に取ったところで、女子高生が向こうから歩いてくる事に気付いた。
この行動を見られて、何やってるんだろう、この人。と思われるのもなんだか切ない。
思わず、その雪を隠してやり過ごす。
女子高生が通り過ぎるのを待って、即座に川の中へ雪玉を放り投げる。
水面の中の色の薄い部分。雪玉はそこにぶつかって見事に壊れた。
色の薄い部分はかなり固いらしい。
ものすげえ。凍ってるよ。
確認しながらひとり喜び、満足して川を後にする。
歩きながら思うのは。いい年して何やってるんだろうなあ、ということと、
さっきの女子高生、コート着てなかったなあ、ということ。
こっちは、モモヒキ(ズボン下)が手放せないというのに。
若さとは。強いなあ。
しかし、さっきの川だが。
その凍ってる部分には、私がつけた雪玉をぶつけたような雪の跡が他にもいくつかあって。
きっと、同じような事をしたいい年の人がいたはずだ。
そう思った。
少し楽しくなった。
今日の最高気温はマイナス4、5度くらいだったらしい。
さすがに寒さで疲れた。
明日はマイナス1度くらいまでは上がるようだ。
それでも、
明日は暖かいみたいだよ。
という会話を交わしてしまうのだった。