言の葉
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| 2004年06月07日(月) |
初めてのトキメキ-15 |
二人っきりの暗闇 目の前の銀幕で繰り広げられる惨劇 ほのかに照らされた彼女の顔 考えてみたらこれが生まれて初めてのデートだった 本当の意味での
ストーリーに引き込まれて 銀幕に意識を集中していたボクは フト肩にかかる重さに気づいた 顔をさりげなく振ると そこには彼女のアタマがそっとのせられていた
またドキドキしてきた ストーリーに集中できない自分がいた そんなボクに気づいたか 彼女もボクを見上げて二人の視線がからむ
彼女はいたずらを見つかった子どものように ちょっとアゴをひきながら微笑むと 「重い?ごめん」とささやいた
微笑み返しながら無言で首を振ると ボクは離れまいとする視線を 無理矢理引きはがし 意識をスクリーンへと戻したんだ
左の肩にかかる重さは なんともいえない暖かさで ボクの意識を急速に支配していく
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そんな彼女をより一層 愛おしく感じてしまったんだ
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