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言の葉
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2004年03月14日(日) 別れの瞬間-6


なんとなく恥ずかしく
そして嬉しい時間を過ごした二人
暗がりの中で彼女はつぶやいた
「私がアナタの初めての人になったんだよね」
心の底から嬉しそうに
その日初めて手をつなぎ
キスをして
そして抱き合った彼女の横で
ボクはなんとなく呆然としながら
彼女の口からもたらされる物語を聞いていた

私の初めての相手っていうのが
なかなか悲しい話なの

高校生の時に北海道に住んでいたんだけど
2年から3年になる時に
お父さんが東京に転勤になってね
後1年だからって私だけ残ることになったの
友だちとも離れたくなかったし…

北海道で下宿で一人暮らしが始まったんだけど



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なんとなくもうどうでもよくなってしまって
しばらく親子と同時に関係を持つっていう歪んだ世界にいたんだ
でも長くは続かなかった

私に好きな人ができて
この時初めて本当に好きな人と関係したの
でもこの時はまだ大家さん親子との関係も続いていたんだけど…


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私を奪い合った三角関係を彼が知って
私たちは別れた
そんな事件があって私は東京に出て来たの

暗がりの中でとうとうと憑かれたように語り続ける彼女は
一人涙してるみたいだった


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ボクはたった18歳の右も左もわからない浪人生で
何も背負うことなんてできないって彼女もわかっていたのに


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