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2002年10月14日(月) 忘れていたもの・・・
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久しぶりに、休みに人に会った。
彼とは、2年ぶりに会った。
17歳の高校生だった彼。
制服を着て、まだ狭い世界しか知らなかった彼。
そんな彼が・・・。
2年経ち。
変わった。
髪は金に近い茶髪。
ちょっと柄が悪く見えるお洒落なグラサン。
首に巻かれたマフラー。
ああ、確かに彼はオシャレだ。
でも。
やたらと鏡を見て、髪を直す。
何度も何度も携帯を見る。
わからない。
彼はしょっちゅう2丁目のバーで飲むと言う。
飲んで飲んで。
夜中にタクシーで帰ったりすると言う。
飲み過ぎで肝臓が悪いという。
わからない・・・。
友達がいっぱい出来たと言う。
有名になりつつあって、まずいと言う。
アイドルの振り付けを当たり前のように自然にやる。
出来て当然でしょ?
彼の表情が、そう語っていた。
わからない・・・・・・。
わからない・・・・・・・・・
わからないよ・・・・・・・・・・・・。
色々話すうちに。
俺は、戸惑いを感じていた。
彼って、こんな人だったっけ?
話すのが辛い。
彼の話に付いていけない。
なんで?
なんで辛いの?
なんで怖いの?
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