矛盾スルニモ程ガアル
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2022年11月06日(日) 花火を観てきた話。

こんばんは、ぼむでございます。


今回は。


念願の。


Aさんと花火鑑賞をした、という話です。




花火もね、Aさんは昔、めちゃめちゃ行ってたんですよ。
まあ、元カノと。


んで、それをSNSでいいなーって眺めてたわけです。


花火を一緒に見るの、念願というか、悲願というか。
で、今回一緒に見ることができました。


もうね、始まる前に既にちょっとうるっときて。
「ずっと、一緒に見たかったんだよなあ」と。


しかしね、色々絡んでおりまして、この花火で連想するのはどうしたって元カノさんで。


んで、つらつら思い返していた時に、

「ああ、私、本当に5年間あの二人を見ているのが辛かったんだな。とても辛い思いを本当はしていたんだな」

って、気付きました。



あの時もあの時も、ツーショットでライブだのインストアライブだのに現れた時、毎回泣いたって良かったぐらいなのに。

泣きもせずに、はいはいって諦めて。


でもそれは本当は、心を殺していただけでした。


蓋をしていたその感情が花火と共に出てきて、ちょっと泣きました。



そして「でも今一緒にいるのは私だし」と思った瞬間。


元カノさんに対して、








ざまぁみろ








と思っている自分に気付いたんです。



あ、これは完全に「ざまぁみろ」って思ってるな、と。


私、あの勝ち誇った顔(当時)の元カノさんに対して、今明らかに「ざまぁみろ」って思ってるな、と。



こう、何というか、紛れもない憎悪というか。




実は私、元カノさんのあの束縛的な態度にも、彼は私のものよと言わんばかりの表情や言動にも、たまに元カノさんからも発信されるSNSにも、彼と一緒にいるであろうライブやイベントや旅行先の写真にも、本当に
クソムカついていたんですね。



自分でもびっくりです。




そもそも怒りの感情を抑圧して生きてはいるんですが、ここにきてこの感情が出てくるとは。


けど、頭で「きっと私には理解不能なだけで他の人から見れば良いところもあるんだろうし、頭はいい人なんだろうし、彼のことを本気で好きは好きだったんだろうし」と元カノさんをかばうのはもう止めて。






あのクソ女が





という感情をもっと大切にしようと思いました。


どんなに他の人から見て良い人だって、私からすればクソなことしかされてないし、それはクソ女だったんですよ。


相手から見れば私もそうなんでしょうけど、それも上等。



結局はマラソンレースから脱落した人に、何を思われても痛くも痒くもないですな。(いきなりの強気)


5年間は、元カノさんが彼の伴走者だったかも知れませんがね。

私は、その後ろをみじめにただ走っていただけですが。
(まあBさんと何だかんだしてましたが)


好きな人が他の女と走っている姿なんて、見たくもないし不快でしかないし普通に辛いものだと思うのですが、思い返せばあの頃は無意識にそれを感じないようにしていましたね。

ライブに行けば絶対見かけるし、感情を殺しておかないとちょっと無理だったんでしょうね……。



けどね、今の伴走者は私なわけですよ。

念願叶っての花火。

思い出深いものとなりました。(憎悪を思い出したおかげで)




残る念願は、

1.仲間が多くいるライブに一緒に行く(チケットが別々で一緒に見るのではなく、チケット連番で、一緒に来た感が欲しい)
  ※カウントダウンライブに一緒に行けることは確定したのですが(歓喜)、肝心のAさんと出会ったきっかけになったバンドのライブに一緒に行けていないのです。
   大阪には遠征しましたが、東京の仲間たちには全然……。ぶっちゃけ隠されております。

2.一緒に旅行に行く(ライブ遠征ではなく、純粋な旅行)




です。



1が達成される日はいつなのか……。



けど、今書いてみて贅沢になったなあ自分、とも思いました。


以前は会えるか会えないかで一喜一憂して、会えても飲みオンリーな勢いだったのに。



ライブ遠征して、毎週会えるようになって、おうちごはんを食べるようになって(私が金欠のため)、一緒にいるのが自然になって。



幸せだなあ、って思います。



もうこれ以降、幸せだけでいいんじゃないかな、と。


割と辛い思いもしてきたし、ここから折り返しだし。





幸せに。ずっと一緒に。


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ぼむ [MAIL]