| 2014年09月11日(木) |
そしてまた、深まる。 |
職場から、部署異動できる可能性は薄い、って連絡が来た。
そういう可能性があることは分かっていたものの、割と期待していた分、ショックで。
何よりあの上司とまたやっていかなきゃいけないのか、っていうのが絶望的で。
彼にもAさんにも職場の年下の女の子にも泣きついた。
と言っても、全てメッセージかラインのやり取りだけども。
彼との電話が終わった後に連絡が来たもんだから、当然辛くても電話も出来ない。
Aさんにはまた泣きごとラインして、
「まあ、職場も頑張ってくれた結果がそれなら、しょうがない部分もあるな。そう人生なんでも上手く行くとは限らないってことなのかも知れないな」
って返事が来て、その通りだなって思う。
「うん。今の職で入ったんだし、しょうがないよね」
っていうと、
「そういうことや」
って。会えるか聞いたけど、今日は都合悪いってことだった。
Bさんとのメッセージのやり取りでは、彼は「じゃあ俺の地元に来るしかないな(笑)」って冗談にされて、でもきっとその裏では真剣に受け止めてくれてるだろうことが分かるからもう動揺しないけど、彼と沢山話しあってなければ、「ジョークにされた……」って軽くショックだったかも。
でも、自分の期待したとおりに他人が動いてくれないからって責めるのは間違ってるし、そもそも期待するのもどうかって話で。
あー、自分ダメだなーってまた落ち込んだり。
年下の女の子には、「あんまり上司と接しないようにするしかないですね。あまり思い詰めないでくださいね」って言われちゃって、もうどっちが年上だかわかりゃしない状態で。
でも心配してくれる人がいるっていうのは、やっぱりそれだけで有難いことで。
ただ思ったよりショックだったらしく、ひたすら涙が溢れてきて、ずっと伝っては流れ伝っては流れして。
明けて今日。
朝の電話でも、ちょっと元気ない私を。
「困ったねえ」
って、話を聞いてくれる彼。
「今日は嫁が午前勤務で午後いるから、早く帰らないと」
って言われて、思わず「えーっ!」って言ってしまった。慌てて、
「相談したかったのになー。でもしょうがないね」
って続ける。
もしかしたら夕方、コンビニに車をとめて話を聞いてくれるかなって思ってたら、やっぱりそうで。
この人やっぱり優しいなあって思う。
「じゃあこっちに住むしかないな」ってまた、言われたので。ずっと気になってたことを聞く。
「ねえ、それって、私のこと試してるの? そっちに住むぐらい俺のことが好きだってみせてみろ的な。あるいは、そっちに住んでから嫁としてふさわしいか、色々検討したいからってことなの?」
「そうかもね(笑)」
「それって、私が全てのキャリアを捨てることになるとか、選ばれなかった時にはもういい年で就職もそんなにないとか、分かった上で言ってるの? 責任的な」
「うーん。そうなら、責任は、あるよね」
「こう、何ていうか、私もそうなんだけどそっちが動かないとこっちも動きません的な? お互いそうなのかな」
「うーん……。そうかもね」
「今のうーん、って何?」
「いや、何ていうか。ちょっと待って、話を整理しよう」
「えっと、だから、こっちに住めっていうのは私の覚悟を見せてみろってことなのかなって。それで、相手が動かないと自分も動けないってことなのかなって。私も、お前を嫁にしたいって言われて初めて動けるタイプだから、そうなのかなって」
「あー。そういう意味? いや、俺は単に会いたいって願望を言っただけで。あんまり深く考えてなかった。っていうか、ぼむさんが来るとか思ってないし」
「えー! いや、言われたら考えるよー」
「だって今まではいはいって感じで、来るとか思ってなかった」
「そっかあ。何か色々考えちゃったよ。私も慎重なタイプだから、確約がないと動けないから。でも、結構今まで親が先回りして失敗しないようにっていう人生歩んできたから、失敗したことあんまりないんだよね。でもそういうのを今度捨てて、チャレンジしてみたらいいのかなって。選ばれなくても、そしたらその時だみたいな。そういう精神が足りないのかなって思って。……でもやっぱり、安全な道を用意しようとしちゃうんだけど」
「俺もどっちかっていうとそうだよ。皆そうじゃない?」
「でもその時はその時みたいな感じで動ける人いない?」
「そうかー。じゃあ、俺たちは二人とも慎重派なんだな」
「うん。でも嫁にするって選んでくれたら、その時点でそっちに住むかも……」
「それ、危なくない?(笑) ずっとそのままずるずるいかれるかも知れないじゃん」
「危ないよね(笑) でも、決定したなら、その後はすみやかに物事を進めてくれるって信じてるんだけど?(←牽制)」
「いや、俺の話じゃなくて一般的に(笑) 結婚詐欺とかに気をつけてね、っていう」
「いや、確かに私だってチャラい男に結婚しようしよう言われたら信じないよ(笑) でも、Bさんは慎重派でしょ。確約できないことは口にしないタイプでしょ。裏返せばいい加減なこと言わないっていうか。だから、そういうBさんがちゃんと口にしてくれたら、それは良く考えてくれた上の結論だから、それは信じるよ。信じてるから、私もそっちに住むって決めるんだと思う」
「あー。そうだね」
思ったよりも、深い会話になって。
それから、つい私が言ってしまった。
「あー、でも半年も待てないかも(笑)」
「じゃあ、終わりだね」
「え、なんで?」
「自信がないってことでしょ?」
「うーん、そうかな……そうかも。一応、私のいいとこも悪いとこも見て欲しいからの半年なんだけど……無理かも」
「だったら」
「……うん。こういう私に振り回されるのが辛いって言うんだったら、別れる」
ここでまさかの別れ話アゲイン。彼は黙っていて。
「自信、ないよ。だって本当は、昨日も病んだ時に、こんな私じゃ迷惑かけちゃうって思って、別れた方がいいのかなって思ったし」
「どうして。だって病気でしょ?」
「うん……。Bさんみたいに、病気ってすんなり思ってくれたらいいけど。でも、病人と健康な人じゃ、病人を相手にするのしんどくない?」
「そりゃしんどいかも知れないけど、それと迷惑なのと違うくない? 少なくとも俺は、迷惑だったらこんなに毎日電話しないし。そこは信じて欲しいな」
ここで私、涙腺崩壊。
「うん……(しゃくりあげて泣く)。ありがと……」
「うん」
「なんでこんなに、Bさんの前だと泣いちゃうんだろ(ぶっちゃけAさんの前でも泣くけどそれは言わない)」
「それは、今まで自分の中にため込んでたものを解放してるからじゃない? 嬉しいな」
「うん……ありがと。半年、待つ」
もう、ええーんみたいな、子供みたいな泣き声が出て。 嬉しくて、ちょっと復活した。
そもそも私のこれ、未だに「甘え」って見る人がいるの、分かってるし。
本当は、Aさんだって元彼だって、そう思ってるのも何となく分かる。
本当に「病気」って理解してくれる人は少ない。
っていうか私も、なってみるまで本当にはきっと理解できていなかったし。
でもBさんは、「病気でしょ」ってすとんって言ってくれて。
働けない私を、ちっとも責めない。
それだけでも救われるのに。
迷惑じゃないとか、どういうことだ。
「しんどいかも知れないけど」って、「しんどくないよ」って言わない正直さも好き。
「大好き」
って囁くように言ったら、
「聞こえないよ?」
って言われた。
「大好き」
ってちゃんと言ったら、
「俺も好きだよ」
って言われたから、
「大好きじゃなくて?(笑)」
ってすねたら、
「大好き」
って。
「なんか言わせたみたいー(笑)」
ってわざとらしく笑ったら、
「言わせたんでしょ(笑)」
って彼も笑う。
「うん(笑)」
「そこ、どういう言葉を使うかの問題じゃなくない?」
「うん、分かってる(笑)」
「知ってるくせに」
そんな、馬鹿ップルな会話。
「私、超マイナス思考なんだけど、Bさんといると何ていうか、人生楽しいかもって思えるの」
そう伝えたら、
「俺もマイナス思考だから、マイナス思考×マイナス思考でプラス思考になってるんじゃない(笑)」
って彼が笑う。
「ええ、マイナス思考!?(笑)」
「うん、人に言う時は超プラス思考だけど、俺自身はマイナス思考だよ」
「例えばどんな?」
「うーん……例えば、ぼむさんの全部が実は演技だったらどうしよう、とか」
「ええ!? 演技だったらとっくに中でいった振りしてるし。上手いっていつも言ってるじゃん」
「だからそれがお世辞だったらどうしよう、とかね」
「ああ、なるほど……。本当に気持ちいいのに」
「うん。ありがと」
超満たされた私は、ちゃんと彼を気遣う余裕も出来て。
「今日、早く帰らなきゃいけないんだよね。ごめんね」
って、切り出す。彼も現実にかえって、
「うん、ごめんね」
って言うから、
「ううん、ありがとう」
って伝える。
ああ、彼のことをどんどん好きになっていく。
私ばっかり、好きになっていっている気がする。
くう、ポイント上げやがって。(暴言)
でもきっと、こういうことがある度に、きっと彼も少しずつ私を選びたくなってくれてる、と思う。
期待してしまいそうになる。
ああ、期待しないようにと言い聞かせる一方で、選ばれない可能性もあるってそれだけは分かっていたら、期待する気持ちに任せて期待しちゃってもいいんじゃないかなって思った。
それでダメだったら、その時泣いたらいいんじゃないかって。
今回みたいに。
期待して、ダメで、泣いても、また起き上がればいいのかなって。
たった半年無駄にするだけだから、きっとダメージも少ないはずって。
でも、時間としてはダメージ少なくても。(まあこの年の半年は貴重ではありますが、ちょうど今術後であんまり積極的に活動できないのもあり)
彼を失うダメージは計り知れないだろうなって、自分でも思う。
この、先のことなら何でも考えてダメージに備えておきたい私が、考えたくない、ぐらい。
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