| 2014年07月19日(土) |
メロメロな声と冷え冷えした現実。 |
ギャップが、酷い。
こうやって考えるの、百害あって一利なしなの、知ってる。
続けたいのであれば。
彼が与えてくれる、私のことを好きだって気持ちとか、やわらかい声色だとか、ハートマークのやたらついた文字列だったりとか。
そういうものに私は浮かれていればいいんじゃないの。
手術後、初めて電話ができそうで。
「明日は電話出来そう」って私は言ったのに、「今日は?」とかって言われたから、ちょっとだけ無理してかける。
「俺のわがままでごめんね。でも、声が聞けてほっとした」って彼が言うから。
うん、って答える。
後1週間きったね、って。
どこに行きたい? って。
しんどかったら温泉でゆっくりしようね、って。
来てくれるだけで嬉しいから、って。
しかして術後の痛みが結構ある私としては、やっぱ無謀だったと若干の後悔がある訳で、もっと万全の時に彼に会いに行きたかったなって。
こんなぐったりした私を会いに来させるなんて、やっぱり思いやり無い人なんじゃないの、とか。
色々渦巻いて「うん」しか言えない。
つーかこれで具合が悪い私に「つまんねーの」とか言う人なら二度と行かないだけなんだけども。
だけど、ああこのだけどが悪いって分かってるんだけど、だけどそれぐらい会いたいんだってことなんだって思おうとする私の気持ちが、結局は病み上がりの体をおして彼に会いに行かせる。
その行為が、彼を安心させるって、知ってるから。
でもここで、それを彼に伝えては元彼の二の舞なんだろうか、とか色々。
彼の声は最初の時と明らかに違う。
メッロメロ。
優しくなって、甘くなって、声聞けるだけで嬉しい、っていうのが伝わってくる。
ああそれなのに。
今日も、「実家に米貰いに行ってくる」ってメッセージ。
地元で暮らしている、のがありありと分かる、たった一言で。
奥さんと一緒にね。車でね。
車だって本当は私は、彼のに、乗らない方がいい。
今後彼が出かけたって話を聞くたびに、それを思い出してしまうだろうから。
あーーーーーーーーーーーーーーーーー私って不倫に向いてない。
そりゃそうだ。愛されたがりの不安がりな私が、最初っから2番目の立ち位置なんて、いけるわけなかったんだ。
寂しさが顔に刻まれないように気を付ける一方、寂しさを味わうのも芸の肥やしになったりするかな、とか考える。
何とかやっていくしかない。
この恋に関しては。
メロメロも寒々も、どっちともを上手に浴びながら。
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