矛盾スルニモ程ガアル
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2007年01月31日(水) 初めてのマルチ勧誘。

凹んでおります。ぼむでございます。



本日、人生初のマルチ商法勧誘に合ってきました…。



そのお相手とは、以前の日記にも登場している島での友人。


短期バイトで知り合って、少し年上の方なのですが、グループ(私含め4人)でお付き合いさせて頂いている方です。




確かに以前、「10分でお米が炊ける鍋があって、凄く便利だから、今度家に来た時に見せるね!!」って言われたことはあったんです。


でも、その時には「あーそんなものがあるんだー、もし良かったら電気屋さんで見てみようっと」というぼやっとした感想しか抱かなかったんです。


それは会話の中で一瞬でしたし、他の話題の方が断然多かったのです。


一度その方のお家に行ったときにも、何もありませんでした。


しかし、本日2回目の訪問。


「お昼作るから、11時半にうちに来てね」


と言われ、悪いな〜と思いながらも図々しくご馳走になりにご自宅へ。



すると、「これが前言ってたやつなの〜」みたいな感じでちょっと大き目のクッキングヒーターを出され。


「これ簡単なのよ、こことここを押すだけでいいの! やってみて!」


と何故か私がヒーターを操作し。(この時点で「いや、そこまでの興味は無いよ…」と思いつつも、単なる親切心だと思う私)



確かに10分でちゃんと炊ける。しかし、ちょっとお釜が大きいなあ…とかぼーっと思う私。(←好きな電化製品はとことん検討して買う癖が出た)




さて、食事を出してもらって、それは美味しかったんですが…それまでにもやたら「この商品いいのよ!! 旦那の会社の人が急に来て、何か食べたいって言ってもすぐ炊けるし、IHと違って電磁波出ないし、電気代も安いし」とか言ってたんですね、その方(仮にAさんとします)が。


んで、この時点でも、「おお、そんなにお気に入りなんだなー」とのんびりする私。「凄いですねえ!」「便利ですねえ!」とか感心しておりました。←危機感ゼロ。


んで、「これって、普通に売ってるんですか?」と聞くと、「ううん、うちはちょっと…親の関係で」と言葉を濁すAさん。「でも、もうすぐCMとかでもやるようになるから」と。



あー、何か、先取り商品なのかな? と私はまたもやのほほん。




が。




さてお喋りしようと思ったら、何故かいきなりAさんが、建築会社の話を始める訳なのですよ。


よく分からないながらも、ふんふんと聞く私。


話を要約すると、

・介護や福祉に力を入れている建築会社がいる。
・その会社は福祉住宅に力を入れていて、その住宅でガスは危ないということで、IHを取り入れた。

・ところがIHは工事に200万かかる上に、知られていないが火災が沢山起こっていて、訴訟も多い。
・その会社はとても悩んだが、売らないわけにいかない。

・その時にこの商品と出会って、火災は無い、電磁波出ないでいいことづくめだと取り入れた。
・今はとても好評だ。

・自分の両親もIHにしようか悩んでいて、その時にこの会社と出会い、この商品の販売を始めた。
・自分も嫁入り道具として持たされた。



まずここまでで1時間くらいでした。「やたら断定的な言い方をするなあ」とか、「IHを一方的に悪く言うけど、そういうのっておかしいよなあ」とか、「何か変だな」と(やっと)感じました。


しかし、それより何より、






目がイッちゃってる





んですよね(汗)



焦点が合っていないというか、宙を見て喋るというか、その様子が凄くおかしくて。


んでね、とにかく話し方が断定的なんですよ。何か、不確定みたいな情報も、「〜らしいの」じゃなくて、「〜なのよ」みたいな。


んでもって、何故かその会社の人に対して、すっごい敬語なんです。

「○○していらっしゃるから」とか「○○して頂いて」とか。




普通、自分が使っている会社に対して、「いらっしゃる」なんて敬語使いませんよね?




何というか、宗教っぽい感じだったです。





んで、話はついに核心に近付いてきまして。



・その販売の権利を親が持っている。
・実は、自分も持っている。
・この権利は、よくある何十万何百万を出して買うものでなく、費用がかからないのに権利を持てる。

・販売店みたいなものを持たなくても、単なる主婦が、販売店になれるのだ。
・自宅にいながらにして、稼ぐことが出来るのだ。
・すごくいいでしょ、だからぼむさんも、ね?




この段階で、「ヤバイ!!」と感じた私。(遅いです)



「いやー私、販売は向いてないんですよ。とにかく好きなのは事務ですね、事務。販売はホント駄目なんですよ〜」



とはっきりきっぱりお断り。



「販売じゃ…」


とAさんはもごもご言ってましたが、どう考えても販売は販売ですもんねえ。とりあえず、私にそのバイトをさせるのは諦めたようでした。




が。





今度は、そのヒーターが良いから買わないか? みたいな方向に話が。





んで、一旦は話をそらしたのですが、またしばらく話していると、


「で、さっきの話なんだけど」


とまた話題を戻されまして。


しかもその前に、「おすそ分けを持っていったら『今後こういうことはしないで』と言われた。『今それはあるから』とか言い方があるじゃないね。もう腹が立って」とかいう話をしていたりとかして、何というかこう、


「冷たい」


みたいな雰囲気が少しだけ…。





けど、「友人と金のからむ話はするな」「自由に選び、欲しいものを欲しいと思ったときに買う権利がある筈」という価値観を持っていて、


「これを断って今後付き合って貰えなくなるなら、それは友人じゃない。友情じゃない」


とそれまでに腹をくくっていた私。




やっぱり断って、また別の話をしていると、今度は映画に誘われました。


深く考えずに、日付が予定のある日だったので「あ、ごめんなさい、その日は用事があって」と言って、その時はそれで終わったのですが、帰りがけに



「友人が頼んだら、普通協力しようと思うものじゃないかな。この映画の話も、券がさばけないって言う人がいたから、『うんうん協力するよー』って私、快く引き受けたのに」



と言われました…。



この人の価値観では、少々自分が犠牲になっても、人のために尽くすものなんだろうなあ…けど、世の中には違う価値観もあるから、それは押し付けちゃ駄目なんだよーと頭でぼんやり考えておりました。



私はこういう、金銭がからむものは、本当に自発的にその人がやればいいと思っていて、「付き合いでやれ」とか「親切でやれ」とかいうのは苦手な方です。




んで、最後に、「CMそのうちするようになるから、そうなったら、ぼむさんも協力してね?」と言われ、「CMするようになったら、そうですね」と一応相槌を打った私でしたが…。






とてもいい友人だと思っていたのに…とショックを受けつつ、最後の方で聞いた会社名を帰ってからネットで検索すると、ずらっと出た中で(同じ単語で違うものがあった)飛びぬけて多くはありませんが、明らかにマルチの会社である様子…。



お値段も、ヒーターと鍋で17万〜40万円!!!!!!!
(「安いのよ〜」と言われたけれど、値段を聞いたら買う雰囲気になりそうだから怖くて値段は聞けなかった)




いや、IHに毛の生えたぐらいの便利さで、そんなに鍋にかける訳ないし…。


コストと価値が見合ってないでしょ…どう考えても…と呆然とする私。



しかも、ちゃーーーんとデメリットもあって、最初に5〜10分通電しなきゃいけないとか(この時点で私は購入はありえない)、電化住宅が手軽にとかいう触れ込みだけど、実際はそのヒーター2台置きするだけだとか、しかも1台につきドライヤー並みの電力がかかるので、2台同時に使ったらブレーカー落ちるんじゃないかとか(ありえない…)、他の鍋でも10分で米は炊けるとか…。


しかも、無水鍋の会社だと言ってるんですが、ムスイというのは登録商標で、実際はきちんとした名前がある会社なんですよね。そしてAさんの言う会社とは何の関係もないんです。なのに、会社名にムスイとつくために、誤解を招くようなやり方をしてるんですよね。




そして結局、一人引き込めば引き込んだ人にマージンが入る仕組みである、と。




マルチだ…(正確にはマルチまがい、かも)。






明らかにマルチだ…。








旦那もそれを聞いて心配して、「二人で会うのはやめた方がいいね」と。






うう…その4人グループの中で、Aさんと私が子供がいなくて、気軽に会いやすいし、子供がいる人には言えない愚痴とかも言えたのに…。


というか、子供がいない故の、不愉快な目に合ったことの話とか。



そのAさんと今日も、そのヒーターの話が出ていない時にはその話とかが出来て、楽しかったのに…。


(何か、社宅のお母さん達と子供さんとでランチに行って、子供がいないのがAさんだけだったらしいんですよね。そしたらお会計の時に、ボスみたいな人が

「Aさん、貴女が一番暇でしょ。お金集めて、お会計しておいて」

って言ってきたらしくて。当然でしょ、みたいな感じで。

その人は普段も、「子供いなくて楽でしょ〜」とか「子供いるからこんなに大変〜」とか言ったり、他にも無神経な発言をされるとか…。

絶対にそんな人だけじゃないんですけど、どーーーにも私も最近、子供がいる方の「子供がいるから、私が優先されて当然」みたいな態度が気になって…。一部の人だし、気にしても仕方ないんですけどね…。

「子供はまだ?」っていちいち聞かれて嫌だ、みたいな話とか、そういう話を出来るのは、そのAさんと、旦那の職場の奥さんだけなのになあ…)








何だか凄く残念です。



そして、人を信用するのが怖くなりますね、こういうことがあると。





本当に本当に、いいお友達だと思っていたのになあ…。






いい人生勉強になります、本当。




しかし話題が、主婦ですよねえ…。


普通に働いていたら、「友人がマルチ勧誘!!」なんて絶対無かったですもん…。



こちらはこちらで「外に出て働くのっていいよ!! オススメ!!」とかアピールしてみればいいんでしょうか。うう。



こういうのって洗脳だから、難しいですよね…。



結局、ゆっくり離れていくしかないんでしょうか…。




人間、きちんと働いて、働いた分だけお金を貰うのが一番ということですね。



ああいう勧誘って、そのうち友人が一人もいなくなるんじゃないかと…。
やめた方がいいと思うんですけどね…ちょっとずつ、指摘みたいなのはしてみようかとは思っているのですが…本当、難しいです…。


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