白月亭通信別記
老い先短い残照の日々、
おりふしの所懐を、
とりとめもなく書き留めて…

2002年08月06日(火) 男というもの

 「女のひとに美所が見えてそれに走らなかった人の生涯なんて、カンナ屑みたいに乾き切っているものだ、生涯まちがいのなかった奴は碌なしごとも出来ないガチガチ男なのだ」
 以上は室生犀星の「我が愛する詩人の伝記」の一節。白秋が人妻松下俊子女史との不義密通で姦通罪にとわれ獄中にあったことに犀星が同情弁護していることば。
 なぜこんな一節が心に残るのだろう?


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