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■ フランソワ・オゾン『ふたりの5つの分かれ路』 (2004 仏)
 
監督オゾンなので、こっちも肩の力を抜いてけっこう気楽に観れます(^_^) ←どういうこっちゃ(^。^;) 実際、その通りで、まぁ簡単には「出会い」「結婚」「出産」「倦怠期」「離婚」と5つのステージでふたりの分岐点があるという、おもっくそベタなメロドラマですが....なにか?あ、この5つのステージを時間軸を逆に遡っていく仕掛けですが、これもそうだいそれた仕掛けってわけでもなく、あくまでオゾン一流の軽さというか気軽さでみせてくれるのです。 で、ヘタなことを書くと、ヤブヘビになりかねんので、余計な自分ごとは書けませんw そのかわり たとえばですね、離婚の調停が終わってお互い日本式に言うと離婚届に判をついたそのあと、ふたりで最後のセックスやるんですねぇ。ボクの友だちでとうに離婚したのがおるのですが、「離婚決って、最後の晩というのは、いちおうお別れのエッチするんやろ」と聞いたら、「アフォちゃう。そんなんもう怨みつらみでエッチなんかするかいな」とバッサリ。でも、やる人はやるんでしょ(^。^;) いったい何の話になってるのか、まったくれびゅになっとらんw いや、これと言って、書くことないんですよ。最初の「出会い」のときもねぇ、ジル(ステファン・フレイス)の彼女の目を盗んで、できちゃうのですが、まぁなんと美しく描きやがることか、それはもう絵空事ですが、夕焼けの海に二人で入っていく。遠浅の海を沖に向かって歩いていく間に夕陽が沈んで....をいをい、できすぎや!っちゃうねん。もうベタもベタベタきわまれりですね。それがあまりのアフォくさくならんのって、オゾンのマジックか。このときだって変ですよ、ジルの彼女が山登りに出て行ったあと海辺に二人っきりになるのだが、前日は人いっぱい。この日は二人だけ。ウッソまるだし。流れが速いから監視員が泳ぐなと言った。こら、腰までつかるまで歩いて行く間に日が沈むくらいの遠浅の海の流れが速いだと〜〜〜っ。このようにツッコミどころ満載です。だいたい、日本とフランスとでは恋愛や結婚に関して考えが違うとか、まじにツッコンだってどうにもなりません。 ちなみにこの映画R15です。というのはヴァレリア・テデスキのヘアもまる見えですしね、しかしこの人、決して美人じゃないし、スレンダーというわけでもなく、きわめてふつうっぽいんだけど、この5つの時間を微妙に変えて演じてみせるのは、これがいちばんのみどころじゃないでしょか。
5X2 1:30 監督 フランソワ・オゾン 製作 オリヴィエ・デルボスク / マルク・ミソニエ 脚本 フランソワ・オゾン / エマニュエル・ベルンエイム 音楽 フィリップ・ロンビ 撮影 ヨリック・ル・ソー 出演者 ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ / ステファン・フレイス / ジェラルディン・ペラス / フランソワーズ・ファビアン / アントワーヌ・シャペイ
★★★★
2009年01月04日(日)
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