留学先での独り言

2010年10月15日(金) 坐骨神経に直接刺激を与える実験






久しぶりに医学部に行って新しい実験の仕方を習って
きました。今回はねずみの坐骨神経に電極あてて
直接電気的刺激を与え、ひざから下の筋肉を収縮させる
実験です。3年前ぐらいに同様なことをしたけど、当時は
助手であまり手術的なことをしなかったのでもう一度
教わることにしました。

大変だったこと、ねずみの坐骨神経を出来るだけ少ない
切開で筋肉、神経を痛めずに探すことです。最終的には
さらにワイヤーを埋め込み、2週間、隔日に刺激を与えた
いので、ねずみさんの負担を最小限にしたいのです。

最初は死亡したねずみで練習、最初は位置がわからず
かなり皮膚を切っては探しました。2匹目になると位置を
把握できたおかげでかなり小さい傷で探すことに成功。
これに気をよくしたので、3匹目は麻酔を打って生きたまま
切開して神経を見つけ、電極を取り付け刺激を与えました。

あれっ文献と同じ電圧、周波数、持続時間でやってるのに
足の筋肉が動かない?神経をすでに痛めてしまったか、
それとも文献の数値がおかしいか?と思いめぐらしていた
ところ、担当の教授が「電極のワイヤ、一つはずれてるよ」
と指摘してくれて苦笑い。それを取り付けてあらためて
刺激を与えたら見事、足がびよーんと伸び、筋収縮を
見ることができました。よかった、よかった。

そのあとは傷口の縫合の練習。小さい針をピンセットで
扱って縫い合わせるので、この作業も面倒です。徐々に
慣れていく必要があるけど、初日としてはこんなもので
しょう。

とにかくうまく神経を見つけて電気的刺激を与えられた
ので今日は大成功でした。いい週末を迎えられそうです。



2010年10月13日(水) アメリカの携帯サービスの行方

おそらく今日からState fairが始まったようだ。その会場である
Fair groundは大学からアパートへの帰り道にあるんだけど、
渋滞してたので今日は違う道から帰ることにした。確か12日間
開催してると聞く。行ってる時間と余裕はないが。

ここアメリカでも携帯でのテキストメッセージ利用が通話より
増えてきた。

The Texting Revolution Is Here

以前日本で移動体通信業界で働いていたとき、日本では
流行ってもアメリカでテキストは絶対に流行らないと言われ
ていた。なぜなら日本と比べ通話料金が圧倒的に安かった
から。それから約10年ちょっと時代は変わったものである。

今でもアメリカでの携帯電話は安いと思う。料金プランにも
よるが、夜間、週末はかけ放題だし、長距離だからと余分
にお金がかかることもない。日本からアメリカの携帯にかけ
ようと固定電話にかけようと料金すら変わらない。(このあ
たりはいかにNTTが未だに強いかよくわかるが)。しかし
WSJの記事が指摘するように、フェースブックやツイッター
の登場が状況を変えた。さらに景気の悪さも後押ししてい
るのかもしれない。

日本の携帯事業者からするとテキストメッセージはもっと
高く設定するべきだった、という話を聞いた。彼らは通話
してもらわないと利益が上がらず、テキストで節約され
ると安くて困るのだ。事実テキストが増えても呼量は下がり
実入りはかなり減ったという話を以前聞いた。

アメリカでも同様なことが起きるんだろうか?こっちの
データプランも月々少しお金を出せば使いたい放題と
なる。携帯事業者はそれでも利益を出し続けられるか
どうか、元その業界に携わった人間として興味深い。


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