留学先での独り言

2008年10月15日(水) いろいろなこと

もう眠くてしかないので、目についたこと耳にしたことを
書き残します。

まず久しぶりにレギュラーガソリンで1ガロン3ドルを切って
いる所をコロンビア市内で見つけた。どうやらハイオクガソ
リンも扱っているようなので、ガソリンが回ってきたという
ことか。

ラジオで猫と犬、どちらが賢い、というコーナーがあった。
でリスナーの誰かが一言「猫、だって糞食べないから」な
るほど、犬は食べるんですか。因みにねずみも糞食べます。
ストレスからか良くかじっている姿をみかけます。

ねずみと言えば、今日明日の採血のためにまた動物施設に
立ち寄って絶食させたのですが、隣で友人が仕事してました。
何をしてたかというと、1時間ねずみの運動につきあっていた
そうです。具体的にはねずみ用トレッドミルで、ねずみが
休まないよう、スロープの下に来ると手ではたいてまた上る
ように仕向ける係り。

この仕事、楽だけどなんかつらいな。



2008年10月14日(火) 自分が使っているねずみさんのこと

何度も日記で書いてきた通り、リサーチで腸の癌に非常になりやす
く生まれたねずみを使ってる。正確にはAdenomatous polyposis coli
(Apc)と呼ばれる遺伝子を突然変異させて、うまく発現しないように
したもの。この遺伝子から発現されるたんぱく質は、主に細胞に何か
問題が発生して癌化しそうなときにそれを止めてくれる役目があるん
だけど、もちろんこれがないと止めてくれないから癌になるわけ。

で、今は実験の前段階でこのオスのねずみを使って普通のメスねずみ
と交配し、あらたなオスの癌になるべくして生まれるねずみを増やし、
実験に使うだけの数を確保しようとしてる状態なんです。

ただこのオスのねずみ、もちろん癌になりやすいので寿命が短く、
完全に体調を崩したら交配する能力を失うので、残念ながら基礎データ
行きとなります。そこでぼくが登場となるわけで、血を採って成分を
調べ、脂肪の量を測り、小腸、大腸を切りとって洗浄、その後ホル
マリンで固定した後、特別な液で染めて実際に腸の中の腫瘍の数を
顕微鏡を使って数えるわけです。腫瘍の数と大きさが癌の進行状態
に多いに関係あるわけなんです。

で長々書いてきましたが、何を言いたかったと言うと、先日採血した
後、一匹のねずみが手術まで持たずになくなってしまったんです。
手術の準備をしていて気づいたら動かなくなっていたんです。死後
何分経ったかはわかりません。慌てて中を開けて腸をとりだして、
ホルマリンにつけました。で今日腫瘍の数を数えようとしたのですが、
すでに腸の中はたんぱく質の分解がかなり始まっていて、腫瘍も
含めてぐちゃぐちゃになっていました。まったく数えられる状態では
ありませんでした。びっくりです。

動物は心臓が止まると、体内で自爆装置のようなシステムが作動し、
最後には自然に帰るんだなぁということを体感したわけです。非常に
うまく出来ています。でも貴重なサンプル一匹失った。買うと一匹
200ドルはするっていうのに。


よろしければクリックして投票下さい↓


My追加

にほんブログ村 海外生活ブログへ
 < 過去  INDEX  未来 >
Shuidri [MAIL]