| 2008年07月13日(日) |
腸内の微生物と肥満の関係 |
マークがもう少しでいなくなるので、彼の仕事を引きつぎ 中です。ねずみの話をすると、大腸、肛門癌になるべくし てなったねずみから、大腸を取り出し、洗浄して、真ん中 から開いたあとホルマリンで固定し、最後にアルコールで 交換して保存してます。あとでポリープがある部分を数え るためです。
さてこれに関係ある話ですが、2型糖尿病に腸内の微生物が 関係するようです。先週先生から文献送られて読んでますが、 なかなか面白そう。この微生物に対して抗生物質を与えると、 炎症や代謝に関する遺伝子の発現が変わり、2型糖尿病で問題 である血液中の糖が、細胞内に取り込まれるようになって状態 を改善するようです。
実は糖尿病の起こる仕組みってよくわかってません。癌より やっかいかも知れません。個人的には2型糖尿病は老化の過程 と考えてますけどね。これが早くくるか遅くくるかはまさに 自分の生活の仕方次第なんじゃないかと。
Membrez M et al. (2008). Gut microbiota modulation with norfloxacin and ampicillin enhances glucose tolerance in mice. FASEB J. Jul;22(7):2416-26. Epub 2008 Mar 7.
| 2008年07月12日(土) |
アメリカで初めてお葬式に参列 |
自分の経験で何度かこちらの教会での結婚式に立ち会う ことがありました。また裁判の時など別に機会に教会に 来ることもありました。
でもお葬式は初めてでした。
場所はコロンビアから約2時間ほど離れた小さな田舎町。 行ってみると何もなくて、彼女がのんびりした所で育っ たんだなぁと言うことがわかります。
どんな格好をしていくか非常に悩んだけど、行ってみる と日本のそれとは違い、必ずしも黒ばかりだけではなか ったです。まぁ黒や濃い色のスーツの方が多かったので すけど、普通に綺麗な格好をしている人もいました。
入り口で署名をし、式次第をもらいました。Homegoing Ceremony(家に帰る儀式)となってました。中の人に 案内されて、一番前に桶の中で寝ている彼女と対面しま した。彼女はただ眠っているようにしか見えませんでした。
同じ学校から来ている人たちの傍に座り、しばし待機。 式が行われる2時になって、友達や知り合いである自分 らが立ち、家族や親類の入場を迎えました。
彼らが着席したら式が始まりました。最初に牧師さん が少し話しをした後、聖歌隊が歌を歌いました。黒人 教会のためなのか、それともこっちでは当たり前なの か、日本での経験から想像出来る歌の調子とは全く違 う、明るい調子のゴスペルのようなものでした。歌詞 はさようならを告げる悲しいものでしたが。
そして聖書朗読があり、祈りがあり、親しくしてきた 方々からの言葉がありました。そしてまた歌が入って 再度、牧師さんが話をし、家族、親族から順に退場し て行きました。
これで教会での式は終りで、場所を墓地に移動しまし た。歩いて10分程度の所です。人がたくさん集まって いて真ん中で何か行われているか見えなかったんだけ ど、最後に4匹の白いはとが空に飛んでいきました。 牧師によると1匹は彼女の魂、3匹はそれをサポートす る天使で、主の元に帰っていきます、とのことでした。 これで冒頭のHomegoing Ceremonyという言葉がよく理解 出来ました。
これから彼女の亡骸を埋める式があったのですが、それ は身内でやるとのことで、自分らは帰ってきました。 正味1時間ちょっと式でした。
帰りの運転中、いろいろなことが頭によぎりましたが いまだに何がなんだかよくわかりません。彼女はただ 眠っているだけで、来週またひょっこり会えるような 気がしてなりません。現実を受け入れるのには時間がか かりそうです。
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