| 2004年11月20日(土) |
とある名ヘッドコーチの最後の試合で |
今日は朝から大雨。週末2日休みがあるのでゴルフでもしよう かと思ったのにかなり残念。仕方なく自分のHPをいじったり 部屋を片したりして時間をすごした。
カレッジフットボールは今週Rivary Weekと言われ、いわゆ る学校が近いところ同士の試合が多く組まれる。例えば アラバマとオーバーンだったり、フロリダとフロリダ州立 だったり。長いこと対戦する伝統の一戦とあって本来の実力 以上に拮抗した試合になることが多いのだが、USMには残念 ながらこういったライバルの大学がいない。Tulaneが近い と言えば近いが実力が全く拮抗してないし、強烈なライバル 意識もない。こういうのがないのもUSMのフットボールがイ マイチ盛り上がらない原因の一つだろう。
先日NBAで大喧嘩があったようだが、今日もサウスカロライナ とクリムゾンの一戦で試合が終わる前に大喧嘩があったよう だ。ESPNのコメンテーターも言っていたがサウスカロライナ のヘッドコーチ、ルー・ホルツは今日が人生で最後のコーチ の日。そんな大事な日にこういう終わり方になってしまって 彼は本当に可哀想だと思う。あのような行為はルー・ホルツ が一番嫌うはずであることだから。
ルー・ホルツって誰?という人もいるだろうが、彼も今後 カレッジフットボールの伝説のコーチと言われるだろう人。 自分が確か高校生の時、あのノートルダムで全米1位になった。 その後もうコーチをしないだろうと言われながらもサウス カロライナのヘッドコーチを引き受け、負けてばかりいたSEC のお荷物チームを本当によく立て直した。決して才能ある選手 に恵まれていたとは思えないが、卓越したコーチングと戦術 そして何よりも強いリーダーシップでサウスカロライナを毎年 ボウルゲームが狙えるチームまで成長させた。それなのに今日 の選手の振る舞いは今まで彼がそこでしてきたことを全てぶ ち壊してしまうほど醜いものだった。
最後の仕事場としてUSCを選び、年齢と戦いながらチームに 尽くしてきたつもりが、このような形でしか終えられなかった ことに対しルー・ホルツ自身が自責の念に駆られないといいが。
| 2004年11月19日(金) |
ローカルな人になりつつある自分を自覚した今日 |
高校フットボールでは現在プレーオフのシーズンまっさかりで あるが、一方で早々と敗退したチームではストーブリーグが 始まっている。たかが高校フットボールと言うことなかれ、 地元の人の期待はすごく高く、負け続けているとなればコーチ の首が飛び(実際は自ら辞表を出すらしいが、周りの声が強い らしくそうせざる得ない状況に追い込まれるらしい)勝ち続け ると別の大きい高校からお声がかかる。
もちろん高校の場合そのほとんどが先生だ。日本で言ったら部活 の顧問の先生と同じ立場。本職は先生、給料もそこから出ている。 しかしである。ここはアメリカも最南部、優秀なフットボールの コーチを求めオフに争奪戦が毎年あるらしい。実際自分が担当 している高校も取れるのなら、と新しいヘッドコーチを水面下 で探していてすでに面接がなされた、という噂も流れた。たかが 高校の部活、されどフットボールである。
今晩は注目の好カード、Lumbarton vs Seminaryの試合をわざ わざ車で40分かけて観に行った。2Aという小さな学校同士の 対戦ながらSeminaryは去年そのデビジョンで州のチャンピオン。 今年も州のランキングで1位を維持し、ここまで12戦無敗。それ に対してLumbartonはランキング2位でここまで11勝1敗。しかし その1敗はSeminary戦でしかも終了間際に失敗に終わったPATの 差だけなのだ。ミシシッピ州でも北部のレベルは南部のレベルに 比べて低く、プレーオフ準々決勝の今日の試合が実質のState championship gameと言われていた。
まず試合会場のSeminaryに行ってびっくり、30分前に行ったの に車を止める所がない。かなり離れた所に止め歩くはめに。さ らに入るとスタジアムは人人人。左右のスタンドは一杯でゴール 裏などのフェンスの周りも3重ぐらいに人垣が出来ていて試合な んて見れたもんじゃない。高校の試合でこんな大観衆は初めてだ。
病院の同僚が今日の試合で働いているはずなので彼と一緒に中に 入ってしまえとフィールドハウスに向かうと、また小さな学校の くせにそれが立派なこと(校舎より立派とみた)。おまけにこの チームのニックネームであるブルドッグの像がグランドに向かう 入り口に立てられていて、それはまるで毎試合選手の試合を見守る ようであった。グッズも豊富に売られ、さらに父母やOB、OGがきち んとそれを着て観戦しに来ている。州のチャンプになる所はこう いう所からすごい、と感心してしまった。州のチャンプになり 今年もそうなると期待されているからかも知れないが。
結局うまく同僚と会え、役得で堂々とフィールドで観戦。以前 世話をしたことがあるLumbarton側にいたため全く違和感がな く、かといって同僚がいるので仕事をする必要もなく非常に リラックスして試合を見ることが出来た。
試合はというと非常に熱いレベルの高い試合を見せてもらった。 これなら5ドルという入場料も全く高くない。最も自分は病院の ATCで試合のカバーをすると言ってお金を払わなかったけどね。
結果を言うと自分がいた側のLumbartonが攻守に相手を圧倒して 完勝。レギュラーシーズンでの雪辱を果たした。試合後のサイド ライン、スタンドは歓喜に溢れ、おまけで横にいたはずの自分も 選手やコーチに近づき祝辞を言ってはたくさんの握手をしてきた。 いやぁこういう瞬間っていいもんだー。
あと2試合、両方観に行ってLumbartonが州のチャンプになるの を見届けちゃおうかなー。でもこれやると毎回サイドラインにいる 謎のアジア人は誰?ってまた噂になっちゃうんだけど。
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