留学先での独り言

2004年11月14日(日) 教科書は金なり

以前コネティカット州の最高裁判所から陪審員として召還さ
れた話を書いたが、その後自分はアメリカ市民でないため
それを受ける資格はありませんといった主旨の返信を送った。
これで終わりかと思ったら、ご丁寧にまたお手紙が来て、
「アメリカ市民でないという貴方の主張は受理され、今回
貴方は陪審員の仕事を免除されました。」と書いてあった。
当たり前だろ、と思いつつ俺が言わずにのこのこ裁判所に
行ったら陪審員が出来てしまった感がある。一体どうやって
市民権があるって確認するんだろう?こんなことがあると
大統領選挙のための州への登録ってますます怪しくなる。

さて今日は珍しくいいことがあったのでたまには書いておく。
夕方にPhisiologyの勉強をしようとしたら、教科書がないの
に気づいた。バッグにもない、部屋の中にもない。どこに
置いただろう?とよく考えても授業の際に教室に置き忘れた
ぐらいしか思いつかない。授業があったのは木曜日の午前中。
かなり絶望感が走った。

というのはアメリカで教科書はお金になるのだ。使った教科書
でいらないものは本屋が買い戻してくれて、それも現金でくれ
る。学校の本屋はIDと買った際のレシートを持参する必要が
あるが、キャンパス外やネット上の本屋ではそんな必要はない。
Health系の教科書は通常高く、Physiologyも例外ではない。
軽く30ドルの価値はあると思えた。

それでも確認したかったので日曜の夜にBiologyの建物に行く。
理系の建物は休日でも開いているものだ、という信念に基づき
開いている入り口を探す。案の定開いているドアがあり、建物
の中に入れた。いつものクラスに行く、いつも座っている席に
たどりつく。

ない。。。

やっぱり、と思うも愕然とする。ファイナルに向けて教科書が
ないと話にならないが、一方でまた同じ本を高い金を出して
買うのは妙に納得がいかない。以前このクラスを取った人で
貸してくれる人はいないかなぁと思案する。

ショックを受けながら帰ろうとしたとき、ふと先生の机を見た。
見覚えのある本が置いてある。「まさか」と思うも走りよって
手にとると、自分の教科書であった。「よかったぁ」。お金
のことを考えると本当にうれしかった。よくわからんが勉強
する気になった。

みなさんも教科書の置き忘れには気をつけましょう。



2004年11月13日(土) 大学のバスケをカバー

昨日友達と遅くまでしゃべってしまったので遅い起床。
それでも楽しい会話で気分はすっきり。

午後からWilliam Carey Collegeで男子バスケの試合を
カバーすることは言われていたが、起きてすぐに普段そこ
の大学をカバーしている人から電話が入る。

「今日のバスケの試合カバーしてるの聞いてるよね。」
「えぇ、試合が2時からだから1時過ぎに行けばいいと
 言われました。」
「えぇ、それじゃちょっと困るな。1時には選手がコートで
 練習始めるからそれまで行ってテープ巻いてくれる?」
「わかりました、12時半前には着いているようにします」
「有難う、助かるよ。今日は子供のサッカーの試合なんだ」
「はぁ、そうですか。勝てるといいですね」

ということで起きてすぐ朝食兼昼食をお腹に入れて会場に
向かう。この学校には何度も来たがサッカーをカバーした
だけなのでバスケは初めて。コーチも選手も誰も知らない
ので、多少緊張をする。

それでも話はきちんと回っていたらしくアジア人を見た
コーチがすぐにかけよってきれくれて挨拶できた。こういう
のは有り難い。すぐにロッカールームに案内されてテープの
用意をする。この時丁度12時半ぐらい。

お約束の待つ、待つ、待つ。誰も来やしない。1時前になって
ようやくぽつぽつ現れ始めた。しかし誰もテーピングはいい
という。一体誰がテーピング必要なんだ?と思いつつさらに
待っていると、後から慌てて駆け込んで「テープ巻いて」と
いうのが2,3人来た。しかし下ではすでにウォーミングアップ
が始まっている。知らんぞと思いつつ少し急いでテープを巻く。
でもいいのか、こんなんで。

コートに行くと選手がアップしているすぐ横でやぐらが組まれ、
ゴールのボードの突貫工事をしていた。ボードの裏にある
35秒計がぐらぐらして落っこちてしまいそうとのこと。おい
おいそんなこと選手のアップ前じゃなくて前日には直しておけ
よ、と思いつつ遅れてきた選手のことも含め妙にほのぼのとし
た雰囲気に浸る。NCAAではなくNAIAでノンカンファレンス
ゲームなんてこんなもの。

それでもゲームが始まる前にはサッカーの時よりはるかにお客
が来ていて、試合中は盛り上がっていた。ゲームも高校のそれ
よりはやはりレベルが高く、見ていてそれなりに楽しかった。
最後に相手チームながら怪我人が出て、全く動かないから少し
あせったけど、無事病院に運ばれたようだ。(頬骨骨折+脳
震盪らしい)

そうそう隣で座っていたおじいさんに何故か気に入られ、試合
の途中から最後までずっと話し掛けられていた。まぁアジア人
が選手の面倒を見るというのが珍しいかっただけなんだろうけど。

でも最後に何故かサインを求められ、持っていたプログラムに
漢字で名前を書いてきました。えらく喜んでくれたけどでも
何故か不思議な気分だよね。

P.S. ちなみにこのおじいさん、イチローがメジャーでヒット
の記録を破ったことを知っていた。自分が接したアメリカ人で
この話をしてくれた人はこの人が最初である。その意味でアジ
ア人に多少の理解があったのかも知れない。


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