まず最初に、内容が内容だっただけに普段より多くの方に 読んでいただけた。当人が一番びっくりしたけど、ありが とうございます。その後ご賛同ご批判の意見、日記を読む ことも出来ました。一つ一つが貴重な意見であり、いろい ろと考えさせられました。
少しでの客観的な意見をもつために、日本、アメリカ、 ヨーロッパ、中東のサイトを見て回ろうとしましたが、 現在ペーパーに追われ残念ながら時間がなく、出来ていま せん。CNNやらBBCもテレビで観れれば手っ取り早いのです が、ケーブルTVの契約がそうなってないので現在不可能です。 イースターで学校が休みになってるから図書館で新聞を 読むことすら出来ませんし。
そんな中、外務省のサイトを確認しました。2004/3/19付けの 警報を読む限り、国として公にイラクからの退避勧告及び 渡航の延期を求めていてます。そしてその中にはっきりと
「現地の警察制度が未整備である等の理由により、在イラク日本国 大使館による邦人援護活動は極めて困難な状況にあります。」
と明記されています。「勧告」という言葉の法的な縛り、解釈は 正確に分かりかねますが、私の理解では現在悲しいかなイラクへ の入国、滞在される際には自己で最大限危険を回避する以外手段 がない、と言っていると考えます。逆にそれが出来ないならば入国、 滞在するな、という国家としての強い主張すら感じ取れます。
個人の活動家の意思に対し、深い尊敬の念を覚えます。彼らの意見、 主張、行動は恐らく正論で、議論の余地はありません。本来なら ば疑念の余地なく受け入れられるべきです。
しかし今のイラクの状態を鑑みた場合、すべての常識、規則等が 受け入れられる状況ではないと考えざるを得ません。非常に嘆か わしいことですが、しかし、これが現実です。正論が通じない 相手に正論をぶつけても、通る可能性は残念ながら非常に低いで しょう。
それでも3人の無事、そして開放を願って止みません。テロリスト たちが、例え僅かでも残っている良心と、常識を信じて。
P.S. また自分の意見を書きましたが、読んで下さった方は私の 意見を鵜呑みにせず、ご自分で情報を確認し、ご自分でご判断 下さい。釈迦に説法かも知れませんが、念のため。
| 2004年04月08日(木) |
邦人拘束に関して個人的な所感(長文) |
テロリストにより邦人3人が拘束されたニュースを見た。 個人的な感想の前に、インターネットで拾った記事や 人々のHP、日記で書かれていたことを紹介したい。
ぼくが見た限りでは日本に住まれている方の意見として 即刻自衛隊撤退を求めているのが大半であった。人命優先、 人質を救出せよ、というのが主だ。
それに対しアメリカに留学もしくは駐在している人の意見 は「もちろん人命は大事。でもどんな理由であれ危険を承 知の上でそこに行っているのだから、家族が政府に自衛隊 即刻撤退を当たり前のように求めるのはおかしい。」つま り自己責任に相当する部分も多分にあるのでは?という話だ。
で自分はというと正直最初に感じた感想は後者のものだった。 日本政府はありとあらゆる手段で救出に向かうべきだと思う が、一方で最悪事態が起きた場合この件に関してだけを言え ば政府の責任を大きく問われるべきではないと思う。
勘違いして欲しくないのだが、イラク派兵そのものに関して は反対だ。どう考えても道義に適っていない。今すぐにで も撤退すべきだと思う。アメリカとの関係を強化するのも 大事だが戦後築いてきたイラク、そしてアラブとの友好関係 も同様に重視すべきだと思う。
ただ今回の件は全く次元の違う話だと思う。そもそも理屈 が成り立たないから撤退すべきであって、言葉は悪いが本来 避けられるべき場所に、保険もかけずに自分でリスクを冒して 入っていった方々のことを撤退の判断基準にするのはどうか と思う。
アメリカに一人でぽつんと住んでいると自己責任の重要性を 嫌というほど痛切に意識する。上の自分の意見はある意味 残酷に聞こえるかも知れないけど、自分の現状を振り返ると そう考えざるを得ない。むしろ今の自分にとって上のような 考え方の方が海外で住む、もしくは滞在するときには自然と 感じる。そもそも何かあった時に人が助けてくれると考え るのは甘すぎで、それこそ平和ボケ。災い、危険は自らが避 けるべきものだと思う。それでもやってくる時やってくるの だから。
P.S.
ちなみにぼくは一般新聞紙のweb版のほかに以下のサイトも 以前から目を通してます。以前にも紹介しましたが今回も 興味深いと思うので、もう一度。現地の報告が聞けます。
アジアプレス http://asiapress.org/
アジアプレス所属の記者個人のページ http://www1.odn.ne.jp/watai/
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