留学先での独り言

2002年11月08日(金) vs Natchez

はるばる行ってきました、ナチェス。地図でみると本当に
ミシシッピの西の端っこだ。12時半集合、1時出発。
往復6時間のバスの往復は楽ではない。

途中ゲーム前の食事として、レストランに立ち寄った。
予約しているメニューをみてびっくりした。なんと
ステーキだった。しかも子供達は喜んでコーラや
スプライトを飲んでる。栄養学的にはゲーム前の食事
として最悪。後で後悔しないといいが。

そして到着、田舎のせいかまたもや立派なスタジアム。
今日はテーピングが忙しかった。何本の足を巻いたか
わからない。少なくとも10人は巻いたから20本?さら
にスパイクの上からもテーピングしたから、最終的に
はどのくらいだったんだろう?にわかヘッドトレーナー
気分。

なんとここは黒人が多い高校で、バンドがジャクソン州立
のように踊る、踊る。みていて面白い。出し物として
彼らの演奏、ダンスは本当に面白い。日本からの観光客
が来るのなら、こういうのをみせるべきだ。

で試合。立ち上がり、意味もなくミスから2TDを1Qで相手
に献上する。両方ともエクスチェンジミスから。嫌な
ムードが漂う。選手のエンジンがまったくかかってない。
勝手にステーキ食べたせいで、消化が終わってないため
と理解する。

1Qは最悪だった。オフェンスもディフェンスも元気ない。
2Qに入ってどうにか建て直し、前半終了間際に1TDをあげ
るも肝心なTFPでキックをはずす。いやーなムードが
やっぱり続く。6-14で後半へ

後半相手が立て直して最初ドライブを許すも、どうにか
持ちこたえる。TDを奪えないものの、相手のキッキング
のまずさにも助けられてほとんどが敵陣でのやり取りと
なる。このまま4Qに突入。

有利なフィールドポジションがついに吉と出る。一つの
プレーが抜け出てTD、2ポイントは失敗するものの12-14と
拮抗する。その後もうちはモメンタムを離さない。残り
4分弱で逆転のTD、2ポイントも決まり20-14となる。ここで
ベンチは勝ったかの気分。しかしまだ山はあった。相手の
パスが決まり始める。(このとき何故彼らはこの試合こう
やってパスを投げなかったんだろうと不思議に思った。)
それがテンポよく決まり残り1分ちょっと非情にもTDを
とられる。終わりかと思いかけたその瞬間、今度は向こう
がTFPをはずし、20-20の同点。命拾い。

キックリターン後の運命をかけた最後のドライブ。複雑
なプレーアクションからのパスがRBに決まる。敵陣20yds
ぐらいまで前進。ここでランとパスを1回ずつ使い、1st
Down更新。ここでメジャーがあり一端時計が止まるも、
審判の手が回った瞬間、時計が再び動き出した。それに
気づかないでハドルをするオフェンス。コーチがあわてて
タイムアウトを要求。残り5秒でタイムアウト。ここで
プレースキッカーを入れ望みをかけた25yds程度のFGを
蹴らせる。みんなが入ることを祈った。スナップ、蹴った、
入った、残り0秒、23-20、0-14からの見事なカムバック。

3年生にとって最後の試合のためか、まるで優勝したかの
ようにグランドに下りてくるチア、選手の両親達。それを
横目に後片付けをしたおれ。うーん、トレーナーの鏡だ。

これがPetal Highでの恐らく人生最後の仕事だった。
終わりが劇的でしかも勝てただけに本当によかった。

Petalに戻り、荷物をすべてトレーニングルームに運び、
解散となった。今日で最後なのでコーチ陣に挨拶に行くと
いろいろとねぎらいの言葉をいただいた。来年も来てと
言われるも、現実的にはかなりの確率でここを離れる
ことを伝えると、じゃ離れる前に一度顔を見せに来いと
のこと。正直、うれしかったかな。

かくして高校生フットボールのシーズンが終わり、ぼくの
ローテーションも終わりました。来週からは女子バスケです。



2002年11月07日(木) アメリカの女子サッカー

現在高校で実習をしているが、主に見ているのはフットボール
である。ただ皆さんがご存知の通り、こっちの部活はシーズン
制で、フットボールは今週でもって終わりになる。これが
終わると、バスケット及びサッカーのシーズン突入となる
のだ。

で試合は始まっていないものの、練習は始まりサッカー、
バスケの選手の子がトレーニングルームに訪れるようになった。
前から気づいていて不思議に思っていたのだが、女子サッカー
に黒人の女の子は在籍しない。比較的華奢でかわいい感じの
白人の女の子が多く、おせじにも「アスレティック」とは
思えない。

何故だろうか?ずいぶんと昔にも書いたと思うけど、女子に
とってサッカーは白人のスポーツなのだ。大学では本格的に
やるのでラテン系が混じるが、中学、高校ではお嬢ちゃんの
スポーツなのだ。バスケは黒人とプレーしなくてはいけない
がサッカーはその心配がない。だから親は心配せずに娘に
サッカーをやらせるのである。この辺りの差別は非常に露骨。

がゆえに、スポーツをしたことのない子の参加も多く、痛み
の我慢度も非常に低い。シンスプリントで泣いた子を初めて
みた。むこうずねがじんじん痛い?当たり前だ、初めて
一生懸命走って、ボールをけってればそんなこともある。
でもそんなもん我慢の範囲だ、さっさと練習に戻れ!って
心では叫んでいるんだけど、その子がかわいいので足の裏に
テーピングをしてやり、「練習後にはアイシングしにここに
おいで」といってあげた。いやぁ、やさしいトレーナーを
演じてしまった。

うーん、おやじはいってるかも。

でもトレーナーも人の子である。




よろしければクリックして投票下さい↓


My追加

にほんブログ村 海外生活ブログへ
 < 過去  INDEX  未来 >
Shuidri [MAIL]