続々・不良主婦と呼ばれて@USA
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米国在住数十年国際結婚美人妻<←嘘>自堕落日常日記


2003年09月16日(火)  不良主婦、犯罪者一歩手前!

毎日ポストへ郵便物を取りに行くのは息子の役目。
今日もいつものように取ってきてもらい、乱暴に封筒をビリビリと開けていた。
一応中身まで破っちゃわないように気を付けてはいるけど、ハサミも、ましてやオープナーなんてものも使わない。
大抵の郵便物は請求書、銀行、勧誘やお知らせ、ただのジャンク等々、封筒や送り主を見れば検討がつくでしょう。
今日はとある銀行からの封筒があった。
うちでは使っていない銀行だったから一瞬”あら?”と思ったものの、よく他の銀行からもクレジットカード提携アカウントの勧誘なんかよく来てたし、宛先の確認もせずいつものように横から指を入れてビリッ!!
すると、中には銀行からの使用済みチェックが束になって入っていた。。。宛先を見てみるとお隣の家。
ひょえー!こんな大切なもの、しかもプライベートなものを開けてしまった。。。しかも、封筒はビリビリ。
郵便物を調べるとやっぱり、子供がお隣のポストの中身まで取って来てしまっていたのでした。
ただ、もう一つのお隣宛の郵便物は無事でホッ。
正直に言うと、このまま処分して、誰にも言わないでばっくれようとも思いました、えぇ。
でも、いくらなんでも中身が中身、お隣がおかしいと思って銀行に連絡をし、郵便局と配達員が調査をし。。。
えぇ、立派な犯罪です、これは。手錠をはめられた自分の姿まで頭によぎりました。
旦那に電話をしてどうしたものかと相談しようと、いや、代わりにお隣に謝りに行ってもらおうと思ったけど、考えてみれば旦那は3日後まで家に帰ってこない。そんな3日も待てない。
結局、しなければならないことは1つだけ、直ぐにお隣に行って正直に謝ること。
。。。行って来ました。ここに越してきて2ヶ月弱、後ろ姿だけ何回か見たことのあるお隣のおばあちゃんに謝りに。

>つづく





↑おばあちゃんたら。ちなみに一面は「ジェロとベン、結婚式は永遠に延期!!」
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2003年09月15日(月)  タイガース優勝と緊急帰国の因果関係

あそこまで熱くなれるタイガースファンってすごい。ってか、大阪(関西)のノリって確実に違う。
仮にジャイアンツが20年ぶりに優勝しても、涙流して喜ぶのは徳光アナくらいでしょう。
えぇ、野球を知らない私が語る資格はありませんが。

13日に、友達家族が急に一時帰国しました。
そう長くは滞在しないとのこと。
なんせ急に決まって準備等で忙しそうだったのであまり詳しい話は聞いてないんですけどね。
その家族、大阪から駐在にやって来てるんです。
今年のゴールデンウィークに日本から家族が来ていて、「これでもう今年は日本に行かなくて済むわ。」って言ってたんですけど。
それに、以前奥さんが「うちの旦那さん、馬っ鹿みたいにタイガース好きやねん」と言ってたのを思い出しました。
。。。だから?なんですけど。。。ひょっとして?などと思ったりして。
いやー、まさかね。ってか、それもまぁ一つの理由、ってことに間違いはないでしょうが。






↑「おばあちゃん(昔亡くなってる)が入院先で体調悪い」とか言って。
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2003年09月14日(日)  セカンドジョブ

今日は日曜だというのに家族揃って買い物なんかに行ってきた。てか、こういうのが普通なのかもしれないけど。
あるお店で、家族3人連れで買い物をしていたお父さんが、やけに私達家族を気にしてた。
私って、何気に過ごしているげで周囲の人の様子に敏感というか、結構人のことを見てるというか(自意識も過剰だったりするんだけど)、だからそのお父さんがうちの家族を意識してる様子も素早く感じ取っていた。
しばらくして、私が一人で違う売り場から戻って来てみると、そのお父さんとうちの旦那が楽しそうに話してる。
聞いてみると、4年前アルバイト先で一緒だった人らしい。
だからだったのか、ずっとこっちをチラチラ見てたのは。
東海岸のとある田舎町の店で一緒だった人と、西海岸の人で溢れる店で会っちゃっうっていうのも、すごい偶然。

それにしても、4年前。旦那が本業の他にもアルバイトをしていたことを今日久々に思い出した。
生活が苦しいという程でもなかったけど、家を買って車2台を持って子供一人を育てながら、働き手一人の家庭でそれなりの生活を維持するために、
ゆとりを持つために、旦那は夕方から夜まで週に何回かバイトをしてたんだった。
いわゆるセカンドジョブ。なんか貧乏暇なし、っていうイメージだよね。
ていうか、4年前の旦那なんて、まだ”若者”だったからなぁ。>今も私からしたら若いけど。
それに比べると、相変わらず外で働いてない妻と子供2人を、バイトなしでそれなりの生活を支えている旦那はけっこう頑張ってるかもしれない。
というか、本業の方が忙しくて責任もあって部下も多くて、バイトなんかどうやっても出来ない立場になっている事自体が、この4年間の月日を感じさせる。
奴だけじゃなく、一応私にだってマイナーチェンジ位はあったさ、この4年間。





↑従業員ファミリー割引があって結構おいしかった。
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2003年09月12日(金)  17歳の誕生日プレゼント

今日は旦那の妹の誕生日だった。17歳。
すっごく若いんだけども、私の中での彼女は、なぜか初めて会った小学5年生の頃の印象がすごく強くて、その彼女が17歳なんていう色けづく年になったなんて信じられないというか、妙な感じ。
しっかり社会人の彼氏もいるしね。ってか、去年高校卒業した社会人ね。
彼からの誕生日プレゼント、あんま言いたくなさげだったけど何だったのか聞いてみたら”クマのぬいぐるみとキャンディー”だって。
。。。そりゃ言いたくないわな。
よくある”It's a boy!”とか”Happy Birthday!”とか書かれた小さい風船とキャンディーの子袋を抱えてる子供騙しのやつでしょ。
相当ケチか、金が無いか、センスないか、あるいはどうでもいいと思われてるか。。。
あっ、何てこと言ってんだこの義姉は。
てか、その彼に一度会ったことあるけど、あんまりいいと思わなかったんだよね。可愛い義妹の付き合う相手として。

数年前、彼女に将来はどうしたいのか聞いたら「モデルになりたい」と、いかにも年頃の女の子なら誰でも憧れるような事を言ってたけど、
今日はそれを聞くの忘れちゃったな。いくらなんでも今だに真剣にそんなこと思ってはいないと思うけど。
いや、彼女は背高いし手足も長いし、頭も小さ目でスタイルはいいと思うけど、顔がそれほど。。。
あっ、また何てこと言ってんだこの義姉は。
だけど、性格がよくてすごく優しい子だから、旦那の家族の中では一番好きだ。






↑同級生だったからこんなもんでしょう。
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2003年09月09日(火)  二人、別々の道

4年前の夏、旦那の弟が仲良しの友達を連れて家に2週間滞在したことがある。
その義弟の友達は、見かけもちょっとワルげなら言うこともまた一丁前な大人びたことを言うような子だったけど、所詮15歳の男の子、私からしたらくだらない事をして義弟といつも遊んでいて、人懐こい一面もあって、可愛いと思えるようなところもあった。
実際、義弟よりも家のことを手伝ってくれたし、ちょっと重いものを持とうとするとスッと手を貸してくれるようなやさしい子だった。
それから2年後。高校卒業を前にして、義弟はミリタリーに入る道を選び、その友達は漠然と音楽が好き、DJがしたい、有名なアーティストになりたいという夢を持ち、全く別の道に進むことになった。
実際その子は、17歳にして地元のクラブや音楽シーンでは注目されるようになり、徐々に音楽の分野で頭角を現していたらしかった。
一方義弟は、地味で過酷なミリタリーのトレーニングへと、故郷から遠く離れたところへ旅立った。

そんな彼らの近況。
義理の弟は現在、6ヶ月という予定でアフガニスタンに駐留している。
20歳の誕生日も、サンクスギビングもクリスマスも年末年始も向こうで、過酷な砂漠の中で迎える。
もう一人の彼は、サンクスギビングもクリスマスも年末年始も、20歳の誕生日どころか、18歳の誕生日さえ迎えることはなかった。
義理の弟が故郷を発ってすぐ、トラブルに巻き込まれて命を奪われた。
自分の好きな音楽が原因で、才能があったがために、たわいもないことでいとも簡単に、あっという間に命を奪われた。
私の家で寝泊りし、私の作ったご飯を食べ、私の子供を抱っこしたこともある人間が、少年が、数年後にそんな死に方をするなんて、今でも現実というよりもテレビか映画の中の出来事のように思えてしまうことがある。

夕べ、音楽チャンネルのニュースで犯人の公判での姿を見た。
今でも無罪の主張をしている様だけど、早く重い刑が決まって、アフガニスタンの義弟に知らせられたらいい。





↑Guilty until proven innocent の反対か。
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