虎平太の四方山日記
虎平太の日常を書き綴った日記みたいなものもの・・・。毎日更新(の予定)。

2003年11月27日(木) 封印

言いたいことをぐっと我慢して心の奥に封印することが多くなってきた。何かを恐れているからそんな行動に出るのだろう。人に嫌われたくないとか、いい人でいたいとか、商談が壊れるのが嫌だとか…、まあいろんな理由が考えられるけど、本当のところは自分でもよくわかってないんだよ(笑)。かの夏目漱石が著した「草枕」の一節が妙に心に染み入る。

『智に働けば角が立つ、情に掉(さお)させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくこの世は住みにくい。』

まさに図星って感じだよ。生きていくってことは、いつの時代にあってもきっと楽じゃないんだろうね(笑)。

映画「ラストサムライ」を見て、いたく感動してしまった。正直、そんなに期待してたわけじゃないんだけど、「日本」という国、そしてその歴史を感じずにはいられなかったね。でもこれってアメリカ映画なんだよ(笑)。

そして今の日本。…この船は一体どこへいっちまうんだろう。



2003年11月26日(水) 会話日

今日はほんとんど隙間なく人と会ってた一日だった。クロスランドおやべの山室さん、T大生のK、そして夢をめざしてがんばってる石伊誠。おっともう1人いた。ベーシストのTAROクン。まあたまにはこんな日があってもいいんじゃないの。いっぱいエネルギーもらったよ。

久しぶりに撮影者になった。1年近く番組の編集をしてるせいか、撮影時になんとなくイメージが湧いてくるようになってた。自分でもちょっと驚いてる。最初は何をどう撮っていいのか見当もつかなかったのに…。俺も少しは進歩してるってことかな。

やっぱり経験って宝だね。進歩の具合って普段はなかなか気づかないけど、こういうときにふっと気づいたりする。情熱を持って取り組めばなんとかなるってことだ。まだまだ先は長いけどね(笑)。これに奢らず精進あるのみだ。



2003年11月25日(火) 携帯電話に関する熟考

そりゃ眠いわな。朝6時過ぎに寝りゃ(笑)。こんな生活はそろそろやめなきゃあかん。って思ってはいるんだけど、気がついたら午前3時ってパターンが多いね。この眠気を我慢してがんばってしまうと、今度は眠れなくなったりするから始末が悪い。 

アメリカでいよいよナンバーポータビリティが始まったね。ナンバーポータビリティとは、携帯電話の利用者がキャリアを乗り換えても従来の番号をそのまま利用できるようにする制度のこと。日本でも研究はされてるみたいなんだけど、導入はちょっと難しいんじゃないのかなあ。日本ならではの難しい事情があるみたいだからさ(笑)。 

まあ、いろいろ考えるところがあってキャリアの乗り換えを検討してたりする。でも調べれば調べるほど複雑だわなあ。こういうご時世だから嫌でもコストを意識せざるを得なくなってるんだけど。でもねえ…(笑)。 
 
なんでこんなことを考えるようになったかっていうと、最近よく「携帯変えました」っていうメールや電話が来るようになったから。機種変更じゃなくてキャリア変更ね。番号が変わるということは、仕事をする上でかなりのリスクを背負うことになると思うんだ。でもそれを承知でやるっていうことはさ…。 
 
で、いろいろ考えたわけさ。各社のパンフレットを熟読したりして。結論?まだ出てないよ(笑)。たぶんね、これを読んだ関係者からいろんなアドバイスが来ると思うからそれからでも遅くはないかと。 
 
そのときのためにPCメール&携帯メールアドレスを必死で打ち込んでるよ(笑)。だってメールなら一発で通知できるもんね。



2003年11月24日(月) 頭痛や〜い

昨日のことなんだけど、車のエンジンをかけようと思ったらうんともすんともいわない。ちょっとかかりが悪いことはあったんだけど、ここまでかからなかったことはなかった。車屋の知人に電話してみてもらったら、バッテリーだと言う。先日のタイヤに続いて今度はバッテリーかよ。まあ10年も同じ車に乗ってればガタもくるよなあ。なんか続くわい。あんまり気分がいいもんじゃないのは確か(笑)。 
 
夕方から頭痛がひどくなって仕事どころじゃなくなった。集中力は軒並み低下。普段あまり飲まない薬をかっくらって3時間ほど寝るはめになった。でもこういうときに限って眠れないんだよなあ。夜8時から知人と食事する約束があったのでそれまでになんとなしておきたかったんだ。幸いにも無事復帰できたので事なきを得たんだけど…。 
 
頭痛がやってきそうなときってなんとなくわかる。今日みたいに雨が降り出す瞬間っていうのがけっこうやばい。そしたら案の定、雨模様だよ。急に寒くなってきたから体調には気をつけないとね。寒さはかなり苦手。かといって暑いのが得意なわけじゃない。う〜ん、困ったもんよ。 
 
やっぱり春と秋がいいかもな(笑)。 



2003年11月23日(日) 紫苑な世界

付き合いのあるアーティストが富山でライブをやる時って、必ずと言っていいほどお誘いの電話がかかってくる。ありがたやあ。でも普段なら1本で終わる電話が今回は3本もかかってきた(笑)。BMGファンハウスのむ●い氏&は●し、それにイベンターのい●かわから。力入っとるなあ。 
 
というわけで、クラブマイロで行われた紫苑のライブへ行って来た。対バンで40分ぐらいのライブだったんだけど、やっぱり紫苑は紫苑だったよ(笑)。純白のタキシードに真紅の薔薇は健在だったわい。俺は決して嫌いな世界じゃないけど、絶対に真似できない世界でもあったりする(笑)。たぶん好き嫌いがはっきり分かれる世界観やろうなあ。はまってる人には堪えられんと思うよ。 
 
終演後、楽屋前でメンバーを待ってたんだけど、すっげえ喜んでくれてさ。ヨースケ、ゲン、アスタ、カモ、そんなにはしゃぐことかよっつうの(笑)。てことは、ひょっとして俺が来るはずないって思ってたんじゃねえの(笑)。そこらの業界人みたいにさ…。そりゃ来なきゃまずいやろ(笑)。あんだけ番組の中で「富山でいつライブやるんだよ」って言ってんだから。 
 
でもさ、あいつら一生懸命なんだよな。それがビシバシ伝わってきてさ、ほっとけなくなっちゃうんだよ、これが。だからついつい本気で接しちゃう。俺もいよいよ紫苑的ナルな世界に踏み込んじまったのかな(笑)。 
 
まあ仕方ねえから富山でも盛り上げてやっかあ(笑)。また来いよ。待ってるからさあ。 



2003年11月22日(土) 肩書き社会

夢をめざしてがんばってるシンガー、石伊誠にインタビューをした。出会ったのはかれこれ3年ほど前。ストリートミュージシャンにスポットを当てたテレビの生番組の中だった。彼は出演者、俺は審査委員長(笑)という間柄。それから何かと縁があって時々会ったりしている。がんばってる奴は応援したいからね。 
 
今が旬なやつを追っかけるのは誰だってできること。それって肩書きにペコペコするのと一緒じゃねえの?なんだか哀しいね。売れてるやつにはへいこらして、名もないやつには見向きもしない。あんたらは、人をそんなところで判断するのかい?俺はまっぴらごめんだね。大事なのはやっぱり中身。つまり人そのものだ。彼らが歩んでいくプロセスを共有したいんだよ。そこには心のふれあいがあって、感動があるからね。
 
プロセスに価値観を見出せなかったらいったい何を伝えるんだい?見ているのは誰かがつくり上げた結果だけ?もっと大事なものがあるでしょうよ。ほら、その足元に…。たぶん、気づかないだろうけど(笑)。 



2003年11月21日(金) 無頼庵つながり

たった今、帰宅。深夜2時半。でも不思議と疲れはない。 
 
リッツで無頼庵のライブがあった。こういう手作りのライブってピュアなエネルギーが充満してるよね。この世界に長くいると、つい忘れがちになってしまいそうな大切な何か。その原点が紛れもなく存在してたライブ。 
 
音楽が持ってるパワーって本当に素晴らしい。それがストレートに伝わってきたよ。無頼庵の真髄ってやっぱりライブなんだって心底感じさせられた。この感動、このエネルギーをもっともっと広めていかなきゃ…ね。 
 
サポートメンバーとも随分仲良くなった。初恋の嵐の隅倉クン、フリーボの石垣クン、そして東京60WATTSの杉浦クン…。みんなすっげえいい連中でさ、ゆっくり話ができてよかったよ。これも何かの縁だよねえ。 
  
いろいろ話を聞いていくと思わぬところでつながってたりして、なんだか嬉しくなる。無頼庵つながりから田辺守つながりへ発展していくなんてね。そりゃあ摩訶不思議よ(笑)。この業界って本当に狭い。あらためて人の縁って凄いなって思う。 
 
また近いうちに会えそうな気がしてるよ。うん、これは確信を持って言えるな。 
 
そうそう、会場で「テレビ見てます」って人に会った。ゴメスのファンなのかな。直接感想を聞くことができて涙が出るほど嬉しかった。ありがとうございます。その言葉が僕に強大なエネルギーを与えてくれるのです。 



2003年11月20日(木) これがバイン

午後2時半の予定だったグレイプバインのキャンペーン。スケジュールがなぜか押して3時ちょい前に到着。それにしてもこのギリギリの行程の中でよくもまあテレビの収録なんかできるもんだよ(笑)。だって16時4分のJRで移動なんだぜ(笑)。正味40分ぐらいの時間。そういえば、去年の今頃のキャンペーンもそんなんだったっけ(笑)。PC社のK嬢に信頼が厚い証拠かねえ(笑)。

今回は田中と西川の2人行脚。ほぼ打ち合わせなしのぶっつけ収録。でもこういう時って案外いいインタビューができたりする。俺って追い詰められた方がいいのかなあ。

そうそう、「虎平太のON!TV」ってインタビューっていうより雑談っぽいって評判があるらしいんだけど、それがポリシーだから仕方ないわな。でもさ、個人的には雑談の中にこそ真理があると思ってる。瞬間のリアリティとでも言えばいいのかな。いくらスマートなインタビューでもリアリティがなきゃ伝わらないでしょ。あとは距離感。距離感が近くなけりゃ雑談なんてできないしね。

要はゲストに楽しんでもらえばいいんだよ(笑)。「楽しかった。また絶対来るよ」なんて言われたらマジで感動するね。

でも、こればっかりは好き嫌いだからさ(笑)。俺にはどうしようもないな。

ひょうひょうとした田中&西川へのインタビュー。この空気感が最高に気持ちいいんだよ。なんたってリアル。繕ったところはこれっぽっちもない。俺が求めてるのはまさにコレ。コメントだと棒読み(笑)になるのに、インタビューだとめっちゃリアル。やっぱいいねえ、グレイプバイン。

来年2月には、今年に引き続き富山でライブがあるから、すっげえ楽しみ。みんなで盛り上げようぜ!

2/21(土)club MAIRO でっせ!



2003年11月19日(水) 昨日のこと

SHUUBIから久々に電話があった。かねてから制作中だったCDがようやく完成したとのこと。京都JEUGIA独占販売。α−stationがずっと応援しててイベントにもよく行ってから、「京都からスタートするのもいいんじゃない?」って渋谷のカフェで雑談したよなあ。500円のコーヒー飲んで3時間ぐらい話し込んでたのが昨日のことのよう。 
 
それがついに現実になった。1人でようがんばった!俺も自分のことのように嬉しいよ。あとはこのエネルギーを一つずつ飛び火させていけばいいんだから。富山は任せてくれや(笑)。 
 
これ、今日じゃなくて昨日のことなんだけどね。この次も昨日の話。 
 
今日は「a day/BLUE」の発売日。そして昨日は渋谷で「Live a day」があったんだよな。深夜1時過ぎ、例のごとくあのヤマモトヨシキから電話が入った。案の定、打ち上げの席からだ。早速恒例の電話回し大会(笑)。加藤いづみから始まり、広沢タダシ、別所ユージ、そして我那覇美奈と4人ものアーティストと喋っちゃった。みんな、富山でライブやりたいって言ってくれてマジで嬉しかったよ。 
 
やっぱりさあ、こういう感覚が大事なんだよ。この輪の中には、感動しかないもんね。でもこの価値観がなかなか共有できないから悶々としてしまう。自分たちにとってはあたりまえのことだけど、一歩その輪の外に出れば全然あたりまえじゃないんだよ。悲しいことだけど。じゃあ音楽って何よ?ってことになっちゃう。 
 
人を信じることって難しい。ちょっとばかり自信喪失だ。だから今日のことじゃなくて昨日のことを書いたんだよ(笑)。 



2003年11月18日(火) スッキリ

富山在住の格闘家・矢郷さん、クロスランドおやべの山室さんと談笑。というか俺が仲介する形で2人を引き合わせたんだけど(笑)。会って早々、話が盛り上がる盛り上がる。こうやって人の輪が広がっていくのは気持ちがいい。なんかおもしろいことができそうな気がしてわくわくするよ。楽しみだあ。

夕食は某FM局のうら若き女性2人と一緒にすることに。お互い鬱積することが山盛りでとにかくよう喋る。不思議なものでこうやって喋っているうちに元気が出てくるのさ。やっぱり人からもらうエネルギーって偉大なんだよ。1人で物思いに耽ってたって仕方ないもんね。ネガティブな感情は吐き出すに限る。

途中、愛媛のた●はしアナから電話が入る。彼女が富山にいるときは、この面子でよくお茶したもんよ。「私を除け者にして何楽しんでるの?」だって(笑)。しゃあないやろ。ここにおらんのやから。悔しかったらここまでおいでよ(笑)。

てなわけで久しぶりにスッキリした夜だったな。


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