本の収納場所にちょいとばかり困ってきたので、本棚を整理することにした。すると「文章の書き方」の類の本が4冊も出てきた。いつ買ったのかもよく覚えていないのだが。でも、ちょうど企画書やメルマガなど文章を書くことが増えてきたところなので、なんとなく読み始めてしまう。
何かの本に「人間の記憶は思い出すたびにつくらるもの」って書いてあったけど思い込みって案外そんなところから来ているのかもしれない。なぜかというと「あれっ」て思うことがたくさんあったからだ。
冷静に考えてみると、文章の書き方の基礎的ルールって小学校の作文の時間に習ったきりではないか。それから今の今まで真剣に振り返ったことなど一度もない。なのに日常的に僕たちは文章を書いている。あまりにもあたりまえに。
そんな視点から物事をとらえてみると、「読み書き」という行為のなんと大切なことか。でも、ここで一つの疑問が。
あの頃の俺ってそんなに真剣に勉強していなかったんじゃないの?
そう思うとさすがに不安になる。今更ながら担任の先生の言葉が脳裏をよぎるのだ。「おさらいが大事ですよ」
| 2002年08月05日(月) |
インチキマネージャーM氏 |
今日はインチキマネージャーM氏と再会。ザ・コブラツイスターズの富山キャンペーンだったのさ。M氏とはめちゃめちゃ仲がいいんだけど、付き合いはここ3〜4年ぐらい。コブツイがデビューする前にスタッフキャンペーンってのがあって、そこへふらりと現れたのが初対面。でも、当時ビクターの担当だったジミーってヤツと俺がM氏の前でいきなり激論(ほとんどケンカ)を始めちゃったんでさぞやビックリしたとは思うけど(笑)。今思えばその印象がすべてだったのかな。まあ、一生付き合っていくでしょうな、M氏とは。今、こっそり進めてるプロジェクトがあるんでほんと楽しみなんだよ。もうすぐ発表するからね。
そうそう、コブツイのアキラとも久々のご対面。でもあいつのはにかむ笑顔というか含み笑顔がどうにもこうにも気になるんだよなあ。今日そのことを指摘してやったら照れてやがんの(笑)。まあそんなとこが垢抜けなくて最高なんだけど。それにしても今日はテンション高かったよなあ。なんかあったのかい?アキラさんよ。俺の前ではなかなか見せないもんね、そのテンション。
眠くて思考が今にも停止しそうだから、言葉の羅列になってしまうかも。 許してー。
涼しいのか暑いのかよくわからん気候。今日は僕がエリアマネージメントをしている高校生シンガー、ORHA(おるは)のイベントに同行。と、その前に新聞社の取材と9月に予定されている某高校の文化祭の打合せを入れてたんだった。
スケジュールを入れるときに真っ先に考えるのは食事の時間。ところが、どうやり繰りしてもコレが取れ無いことがあるんだよね。今日がまさにそう。いやあ、すまんすまんって感じ。
結局、地元のコミュニティFMの番組の前にちょっとだけパンを食べる。僕はなぜかカレーパン。なんだか無性に食べたくなっちゃうときがあるね、カレーパン。でも今日のカレーパンはいつもと様子が違う。だって中のカレーがグリーンなんだもん。初めての経験でしばし唖然。味は普通のカレーだったけどね。
ORHAのライブは夜8時からの公開生中継。やる度によくなってくるね、彼女の歌。どうやら自信がでてきたみたいだね。若さは時として偉大な進歩を遂げたりするけど、彼女は今そんな時期かも。
でも、ちょっとだけ疲れたな。心地よい疲れだけど。 明日もがんばろっと。
今日は映画の日だったから全国的に入場料が¥1000だったでしょ。だから、かねてから見たいと思ってた「タイムマシン」を見ようと思って午後からシネコンに行ったわけさ。上映15分ぐらい前についたから余裕だと思ってさっそくチケット売り場へ。そしたらさあ、なんとあと1枚だって! そりゃビックリだわ。あわててロビーの方に目をやったらすんごい長蛇の列。みんな考えること同じだね。巷は夏休みだしさあ。いやあ、まさかあの列が「タイムマシン」とは思わんかったね。「釣りバカ日誌」か「猫の恩返し」のどちらかとばっか思ってたよ。やっぱり人間、思い込みはいかんね。
そんなんだから、さすがに見るのやめて帰ったよ。でもね、なんとなく釈然としないもんだから、夜9時の回に再びチャレンジ。今度も見られなかったらさすがにショックだから、1時間も前に家を出ちゃったな。その甲斐あって30分前に到着だ。今度は余裕のよっちゃんで、ベストポジションに座って見ることができた。よかった、よかった。
でも、映画はやっぱり入場料を払ってみるもんだね。放送業界なんかにいると、招待で見る機会があったりするじゃん。これ、ライブなんかも同じで、実際にチケット買って見てる人と招待で見てる人じゃ集中力とか高揚感が全く違うもん。彼らにとってその日は特別なんだから。自らリスクをとっているかとっていないか、これ大事だよ。身銭きるっていうやつね。だから評論家なんかががタダで見てさ、あれこれ言うのはお金払って見てる人に失礼だと思うよ、ほんと。俺もライブなんかよく招待されて見せてもらったりするでしょ。よかったライブは何の問題もないんだけど、よくなかったものについてはいろいろ考えちゃうもんね。今日の俺の感性は信頼できるのかってね。お金払ってる人とは絶対に同じ目線では語れないはずだから。
俺は見たことないんだけどテレ朝系の深夜番組で、あの井筒監督が身銭きって映画を見てボロクソに評論する番組が高視聴率をとってるって話を聞いたんだけど、やっぱりなって思うよ。視聴者はわかっているんじゃない。
キーワードは「リスク」と「リアリティ」だね。
腹立たしいことがあって言葉を飲み込むことってあると思う。最近そんなことが立て続けにあって、少々イライラモード。はっきり言えることは、人の痛みがわからんヤツと仕事をすると健康によくないということだ。約束を守らんとか、段取りが悪いとか、やるべきことをやらんとか、連絡がないとか・・・もういい加減にしてくれよ。そういうヤツほど自分のことがわかってなかったりするもんだから始末が悪い。まあ世の中、人材不足ということか。無償の愛みたいな心境でやれればいいんだけど、俺もそこまでの心の広さはないからさ。なんだかねえ・・・。
まあ気持ちを立て直してがんばりますわ。ようやく睡眠不足が解消されつつあるので、いい感じになってきたよ。やっぱり夜型の生活はよくないね。人間の本来のリズムに逆行しとる。早起きは三文の徳っていうぐらいだから。よっしゃ、明日からは朝日を浴びて一日を愉快に過ごすことにしよう。
自分らしく生きていこう。最近、心に刻み込んでいる言葉だ。
僕らは生まれた瞬間から競争社会で生きる宿命を負わされている。だから無意識のうちに、他人や環境と比較してしまう。実績であったり、名声であったり、富であったり。そして嫉妬する。この嫉妬が本当に厄介だ。そんなときは決まって大きく心が乱されてしまう。
だから何だっていうんだ。自分らしく生きてきゃいいだろう。どこからか浮かんできたそんな言葉。そう思ったら少し気分が晴れてきた。でも、自分らしくっていったいなんだ。そう、自分・・・。自分っていったい何だ。これこそが究極の疑問なのだろう。
最近になって少しだけそんな自分がわかってきたみたいだ。自分に対する確信、自分という存在、自分という意味が。そこにあるのは僕がめざす道、そして僕が生きる場所。機は熟したようだ。だから勇気をもってこの一歩を踏み出すことにしよう。なつかしくもあり、楽しかったあの場所へ。ああ、なんだかワクワクしてきたよ。期待感をビンビン感じるよ。やっぱりあそこにいなきゃいけなかったんだ。
最後のピースを置いたら、そこが僕のリ・スタート地点。だから、このジグソーパズルは置いて行くよ。
どうにもこうにも睡眠不足で困ったもんよ。体内時計のズレなのか、はたまた悩みごとでもあるのか、とにかく眠れん。最近は気が付くとほとんど朝だ。しかし、同じ眠れない状態でも、夜が暗いうちはまだいいが、外が明るくなってくるとさすがに焦ってくる。眠れない夜は孤独だって誰かが言ってたような気がするけど、まさに真理だね。毎日がこんな状態だとほんとヤバイよ。おっと、今日は眠いからこれで終わり。じゃあね、おやすみ。
| 2002年07月28日(日) |
真夏のイベント(海王丸パーク2日目) |
午前中の富山はメチャメチャ涼しかった。イベントに出てくれた鈴里(真帆)とギタリストの宮脇さんを空港まで送っていく。この二日間、すごくいい瞬間(とき)、そしていい出会いをさせてもらった。鈴里とはもう付き合いが長いから気心は知れてたけど、宮脇さんとはほぼ初対面。バッキングメンバーの人と親しくなるのってすごく嬉しいんだよ。音楽業界という意味では割と接している世界なんだけど、深い意味ではほとんど知らない世界。だから、未知の領域に一歩踏み出す感じがしてさ、ワクワクしちゃうんだよね。
こんな出会いをしたときはいつも必然的な「人」の縁を感じる。今回のイベントに鈴里を呼ぼうと思ったのもインスプレーションみたいなものだし、そういうつながりで宮脇さんとも知り合ったわけだから、「人」の縁って本当に不思議なもの。お二人さん、本当にありがとう。例の企画、こっそり進めましょう(笑)。なんか楽しみだなあ。
午後からは、思ったとおり気温が上がってきた。やっぱりなって感じ。夏だからあたりまえなんだけどね。昨日に引き続き海王丸パークへ急ぐ。今日のイベントに地元のお笑いコンビを何組かブッキングしてたから、まあそのフォローという意味で。しかし、真夏の野外イベントでのお笑いはさすがにきつかった(泣)。
暑いのは当然で、おまけに海風が吹きまくってマイクにはボーボーという雑音が・・・。炎天下の客席もどことなく落ちつかない。うーん、ちょっと申し訳なかったな。次、どこかで埋め合わせするからさ、出演してくれたみんな、勘弁してね。でも、いいこともあったでしょ。ここではあえて言わないけどさ。(笑)。
昨日、今日の二日間、久々の現場ということで、なんだか疲れちゃったかも。体力的にというよりも精神的にね。やっぱり自分で仕切ってた方がずっと楽。いろんなことを自分の意思で決めていけるから。部分的に請け負うっていうのは、全体像がなかなか見えづらくて自分のポジションを把握するのがかなり難しい。僕はイメージから入る人間だから、ここが固まらないと前に進めなくなっちゃうんだ。だけどこれも貴重な経験。こういう場を与えてくれたことに感謝しなきゃね。経験してはじめてわかることもたくさんあるから。
今年は、こんな感じのイベントが多いかもね。楽しんでやろうっと。
鈴里真帆に会うのは何年振りだろう。はっきり覚えていないぐらだから、しばらく会っていないのは確かだ。でも、そんな感じはまったくしない。こういう関係ってなんだか自然で心地いい。 何日か前の日記にも書いたが、イベントのゲストに来てくれたのだ。場所は、富山県新湊市の海王丸パーク。炎天下を覚悟していたのに、天気は曇り。幸いにも気温はあまり上昇していない。ラッキーと思ったのもつかの間、ステージ上には思いもよらぬ障害が・・・。「海風」である。マイクスタンドや譜面台が強風で倒れるのは自然の摂理か。でも野外ステージって案外こんなもの。ハプニングを楽しむしかないのだ。 僕がはじめて見るであろうステージの上の鈴里真帆。そして、歌。彼女ののびやかな声が海風にのって響きわたる。やっぱりライブってこうじゃなきゃ。今日、あの場所で鈴里真帆というシンガーに意識的に出会った人、あるいは無意識のうちに遭遇してしまった人たち。きっとそれはハプニングだ。でもとてもいいハプニングに違いない。何よりも確かなことは、鈴里の歌が僕たちを魅了したという事実だろう。鈴里の歌はとてもいい。
少し前にも書いたと思うけど、最近はやたらと文章を書くことが増えたので、ワープロソフトよりもテキストエディタという代物を使っている。秀丸エディタなんかが有名だよね。とくにメルマガなんかを書くには、テキストデータの方が何かと都合がいいので、使い勝手という意味では断然こっち。何がそんなにいいかっていうと、とにかく軽い。アイコンクリックしたら瞬時に立ち上がるので軽快感は抜群。実はこれ、すごく大事なことでしょ。書きたいときに何十秒も待たされるのは、ちょっとツライ。さっと書いてぱっと保存するってタイプの人は、こっちで決まりだね。最近のワープロソフトなんてちょっとインストールするだけでも、何十メガバイト、下手すりゃ100メガ単位なんてことも珍しくない。その分多機能なんだけど、逆に動作が重くなるしフリーズの可能性も高い。テキストエディタなんてダウンロードファイルで1メガないもんね。でも文章を書くだけなら、そんなに多機能って必要ないし、これで十分なんだよ。あと、フリーソフトでもクオリティの高いものがたくさんあるので、自分に合ったソフトを選べるってことも魅力かな。やっぱり何事もシンプルなのが一番だね。うーん、もうワープロソフトに戻れない・・・かも。
ちなみに興味ある人は、ソフトウェアのライブラリーが豊富なベクター(http://www.vector.co.jp/)を覗いてみてごらん。きっと、おもしろい発見があると思うから。ちなみに私が使っているテキストエディタはMK Editorというソフトでサイトはこちら。決してまわし者ではありませんので(笑)。 http://www.mk-square.com/
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