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夜中に1人で「スタンドバイ・ミー」を見ました。この作品は本当に大好きです。良い作品は何度見ても色あせる事がありません。この作品は原作も読んでいます。原作も大好きですが、私はこの作品は映画が好きです。それはたぶん先に映画を見たからだと思います。原作と映画の大きな違いは、ゴーディー以外のクリス、テディ、バーンはみんな不幸な死を遂げてしまいます。そして大人になり久しぶりに実家帰ったゴーディーはエースを見かけます。街の悪のリーダーだったエースはただの太ったおじさんになっています。エースはゴーディーに気がつきません。あとゴーディーのお兄さんは映画版のような優しい完璧なお兄さんではありません。小説版は、誰が買い物に行くかを決めるため、全員でコインを投げ、全員コインが裏のグーチャーになります。ちなみにグーチャーはとても縁起の悪い忌み嫌われるものです。もう一度コインを投げ表が出たゴーディーは買い物に行きスクラップ場の犬に追いかけられますが、それで悪運の役が落ち、他の四人はグーチャーの悪運を背負ってしまったという奇譚なお話です。そして仲間がみんな不幸な死を遂げる事、悪で切れ者だったエースがただの太ったおじさんになっている事などかなりせつないお話になっています。なので私は映画版の方がストーリーも好きです。この作品を見ると故郷と故郷の友達を本当に懐かしくなります。いつか私の長男と次男にも見せたいと思います。勉強も習い事と大事だけど、友達とたくさん遊んで欲しいと思います。人生は一度きりなので、自分の人生を思いっきり謳歌して欲しいと思います。
テレビで第4回全世界空手道選手権大会を見た事が、私が極真空手を知ったキッカケでした。それを見た時の衝撃は私の人生を変えてしまいました。あの瞬間を私は絶対に忘れません。特に印象に残っているのは、松井章奎館長とアンディ・フグの決勝戦で互いに華麗な足技を駆使した戦い、松井章奎館長が延長5回のすえマイケル・トンプソンから上段廻し蹴りで一本勝ちを収めた試合、黒澤先生が鼻や口から血を流しているのに、それでも表情一つ変えずピーター・スミット選手と壮絶に殴り合い蹴りあっていた試合、増田先生がアンディ・フグと壮絶に打ち合っていた試合でした。その時の極真空手は、松井章奎館長と黒澤浩樹先生と増田章先生の三人で三強時代と呼んでいました。なのでたぶん私と同じ世代で極真空手を見たりやったりしていた人のほとんどの人がこの三強の誰かを好きだったのではないかと思います。
NHKで「人体 神秘の巨大ネットワーク 生命誕生母子ミクロの会話」という番組を見ました。こんなに複雑な仕組みで生命は誕生しているのかと驚愕しました。逆に言えばこんなに複雑な仕組みなのに何故生命は誕生する事ができるのか?と思いました。どうやらとんでもない確率の中で生命は誕生しているようです。これは偶然なのでしょうか?それとも奇跡なのでしょうか?私はそうではないと感じました。この宇宙が生まれた確率、この地球が生まれた確率、生命が誕生した確率、人間が誕生した確率、私達まで生命が繋がって来た確率、凄いですね!こんなに都合よく自分の所まで世の中が動いて来たなんて、とてもじゃないけど考えられません。自分が生まれるまでを逆算で考えれば世の中は自分にとって全て都合良く動いて来た事になります。自分が生まれる為にこの世が動いて来たと言っても過言ではないでしょう。これ以上考えると頭がパンクしてしまうので止めますが、何はともあれ私達は凄い確率でこの世に生まれて来たようです。そして私達の子供達も凄い確率で生まれて来てくれたようです。
今日はフィットネスクラスに参加している方の前で、前橋初段の話をしました。前橋さんが入門させて下さいと言って道場に入ってきた事、その時の前橋さんは33歳だった事、前橋さんが入門する時に私に言った目標を全て叶えて亡くなった事を話しました。私は何かを始めるのに遅いという事はないと思っています。その人がそれをやりたいと思った時が適齢期だったのだと思います。そして何かを始めれば人はいろんな部分で変わっていけると思います。そこで大切になるのが謙虚な事、勇気がある事、継続する忍耐力がある事です。やはり新しい事を始めるのですから、今までの自分を脱ぎ捨てるぐらいの謙虚な姿勢で物事に対しても人間関係などにしても臨んで行かなくてはなりません。自分ができない事に挑んだりするという事は失敗する事や恥を掻くこともあるかもしれませんから、とても勇気がいります。何があっても挫けずに継続する忍耐力も必要です。それがあれば人間は何歳になっても自分を変え進化させて行くことが出来ます。私はそれは人間に与えれた素晴らしい才能だと思います。私は前橋さんに、自分の余命はあと1ヶ月か2ヶ月かと聴かされ、「先生なら最後の時間をどう過ごしますか?どう生きますか?」と聞かれた時に、私は「最後の時間だからこそ、最後まで自分らしく生きたい」という事と「死は生の一部であると僕は思うので、死ぬという事は生ききるという事だと思う」という事を話しました。前橋さんは最後の瞬間まで生ききりました。前橋さんは私の生徒ではありますが、私より早く極真の道を全うした先輩になりました。私は自分がどう生きたか?が語り草になるような生き方をしたいと常々思っています。前橋さんはまさしく語り草になるような人生を全うしました。また何かの機会があれば前橋さんの事を話したいと思います。
子供の頃ってCMの歌をずっと口ずさんだり、一度ハマった歌をずっと口ずさんでいたりするものです。私もそんな子でした。私はやまやの辛子明太子のCM、きのこの山のCM、黄桜のCMを良く口ずさんでいました。次男もCMなどの同じ歌を良く口ずさんでいます。次男が良く口ずさんでいるのは「一休さん!」「きつね たぬき 天ぷら つきみ お肉 ヒガシマル うどんうどんうどんスープ ふー!ふー!」「ビビディ バビディ ブー」です。次男は間違えて歌詞を覚える事もありベイブレードの最後の曲で「エビバディ ベイポップ ぐるぐる回るー!」という歌詞を「エビカニ ベイポップ ぐるぐる回るー!」と歌っていたりします。それを聴いていると結構癒されます。
第50回全日本空手道選手権大会のテレビ放映を家族で見ました。改めて見て本当に面白い大会でした。ルールを改定してから選手の戦い方がとてもテクニカルなものになりましたし、試合の展開もとても速くなりました。ルール改定後1番試合が面白くなった点は、一瞬で逆転もあるので目が離せない緊張感のある戦いが多く見られるようになった事でした。もちろん今後さらに検証を重ねて行く必要のある部分もあったと思いますが、極真会館の空手は大きな進化の過程にいる事を感じました。おそらく5年後ぐらいには選手も、もっともっと進化して行き素晴らしい試合がもっともっと見られると思います。テレビ放映では私が主審や副審をしている姿なども映っていました。みんなで「あー!パパだ!」と言って見ていました。最後に上田選手が優勝し胴上げされる場面がありました。それを見ている長男が映っていました。その場面は私も少し後ろで見ていました。そのあと私は長男に「みてごらん、胴上げされてる上田選手泣いてるよ。本当に一生懸命頑張って、本当に欲しい物を手に入れたら嬉しい事で涙が出てくるんだよ。」長男は「先生も胴上げされて泣いた事あるの?」と言いました。私は「先生は全日本ではないけど、千葉県大会で優勝した時に仲間に胴上げしてもらったよ。先生はその時、もう死んでも良いと思うぐらい嬉しくて涙が出たよ」と話しました。長男は「俺も胴上げされてみたい!」と言っていました。私はそれは夢ではないと思っています。長男が空手の才能があるとは思っていませんが、長男が本気でそれを望み自分の人生のあらゆる事を犠牲にし、自分の人生の全てを賭けて行動する事が出来れば、全然叶えられる事だと思います。私も最初は極真空手のファンで試合をテレビや観客席で見ていたのです。今の選手だってそうだと思います。頑張って行けば必ず自分の夢は叶います。自分が立ちたい場所に立つ事が出来ます。自分が見たい景色を見る事が出来ます。でももたもたしていたらあっという間に時は過ぎてしまいます。自分の時代はもうすぐそこまで来ていると思って頑張らなくてはダメです。あっという間に自分の時代が終わってしまいます。来年は第12回全世界空手道選手権大会です。凄い大会になる事だと思います。
長男のリクエストで入間航空祭を見に来ました!パラシュート部隊とブルーインパスが凄かったです!次男は帰りに自衛隊員募集係りの方に「僕は将来自衛隊員になります!」と言っていました。
菅野家では今、全日本空手道選手権大会ゴッコが流行っています。やり方は私はファンファーレをかけ、「ただいまより、第〜回全日本空手道選手権大会!決勝線を行います。ゼッケン1番カンノマシロ〜!ゼッケン128番カンノコハク〜!」とアナウンスをし、主審の役もやります。「正面に礼!お互いに礼!構えて始め!」で試合が終わったら松井館長の役をやり、決勝戦を終えた2人と握手をします。それを4回ぐらいやらされるのでなかなか疲れます。
幼稚園がお休みの次男と2人で昼過ぎまで過ごしました。2人で川崎まで行きウルトラマンのゲームをしたりガチャガチャをしたりし、雑色に戻りタイヤ公園で遊びました。次男は自分のでブランコを漕げるようになっていました。立ち漕ぎも出来るようになっていました。そして私の所に来て「この前、タイヤ公園でこうやって捕まえてきた人がいたんだよ」と鼻クソ事件の話をしてきました。そして「もしあの子達が来てつかんで来たら、こう返してやる」と内受けしていました。最終的な選択としては正解ですが「その前に仲良くなったら良いんじゃない」と話しました。でも次男の考えは正しいです。ただ知識だけがあっても人間の身体は動きません。いろいろな状況を普段から想定している人だけが、事が起きた時に適切な行動をする事が出来ます。
長男が第50回全日本空手道選手権大会の観戦日記を書いていました。長男は結構クールなところがあるので、日記に書くほど印象に残ったのかと少しビックリしました。高橋選手の胴回し回転蹴り、鎌田選手の多彩な技、荒田選手の壮絶な試合、上田選手が外国人選手から技有りを取った試合、少年部の演武、高橋選手にもらったサインの事が書かれていました。私は長男に「自分が凄いなと思う場所にもし自分が立ったら最高の気持になれるよ。それはお金では買えない素晴らしい体験だよ。」と話しました。でも人と同じ事をしていたら人が体験できない事を体験する事はできない事を話しました。今大会で高校2年生で17歳の山上選手が世界大会5位のアショット・ザリヤン選手から技有りを取って勝利しました。私は山上選手を小学生の頃からよく知っています。私の道場の生徒が3名、山上選手と小学生時代に試合をしました。山上選手は当時から強かったのですが、ここまで来たことに凄いと思いました。山上選手は同じ高校生がしたい事を我慢していろいろな事を犠牲にして空手道を歩んでいるのだと思います。それが出来る山上選手は素晴らしいと思います。その話も長男にしました。別に長男に極真空手の選手になって欲しいわけではありません。でも何か目標を持ってやるなら自分の他にやりたい事を犠牲にして、自分の全てを賭けてその道を歩んで欲しいと思います。
kanno
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