Espressoを飲みながら

2002年05月09日(木) 悩みに効かないもの

 もしあなたが悩んでいるとして、次のようなことは多分役に立たないだろう。

・解決策を必死に考え続けること
・人に答えをたずね続けること
・腹の立つ相手を殺すこと
・自殺すること
・薬物に頼ること
・セラピーやカウンセリングを受け続けること
・精神を鍛練すること
・心理学を勉強すること
・何かをすることに依存すること
・嫌なことを忘れようと努力すること
・ふとんをかぶって眠ってしまうこと
・気晴らしに旅行にでかけたり、スポーツを観戦しに行くこと
・癒し産業のお客さんとなること
・自分をはげますこと
・明るい未来がやってくると信じること
・新しい仕事に就くこと
・結婚すること
・グリーンカレーを大きなマグカップで一気のみすること
・念仏やお経を唱えること
・ラーメンに入れるチャーシューを分厚くすること

 結論から言うと、どんなに一生懸命やったって、「無駄なことは無駄」。
無駄な行動に意味を与え、結果に期待することによって心理状態はどんどん
悪くなっていく。

 結果とは、一種の妄想である。

 あなたは、結果を出すために、この世界に存在しているのでは無い。
あらゆる結果への欲求は、あなたを利用する必要のある者達があなたに
与えたプログラミングである。 



2002年05月06日(月) HP停止

 HPを消した。飽きたから。またいつか新しいの作るかもしれないけど。
リンクしてくれている方々、リンクを削除しておいてください。
この日記はとりあえず続けるのかな。多分。わからない。

 



2002年05月04日(土) 六甲山自転車紀行

 GWも大詰め。空遊もちょっと普段は行かないところに行こうと思った。
かといってこれから泊まり掛けとか思っても宿は取れまい。
日帰りコースが良い。都会より自然のあるところの方が良い。

 六甲山の上の方に行くことに決定。しかも自転車で。
山と渓谷社の「関西サイクリングマップ」には六甲山縦走のコースが
紹介されている。それを参考にしながら行くことにした。

同書のコースによると、JR元町駅から北へ、再度山ドライブウェイを
走り出すそうだ。空遊の自宅は東灘区なので、まず自宅から元町のすこし
手前の上の方まで走ることになる。それが約8?の道程。 

 諏訪山ドライブウェイへの入口を発見。いきなりなかなか急な坂である。
本によると「標高390mの再度公園まで一気に登りつめる。」と書いてあるが
非常に頑健な脚力と心肺能力の持ち主で無い限りはなかなかそうは行かない
と思う。空遊は時々休んだり、押して歩いたりしながらぼちぼち登った。

 それでも気が付いた頃には神戸の市街がはるか眼下に。

御覧の通り、あいにくの曇り空だが、これは曇り空だから登れるというもの。
お日さまがかんかんに照っていたら、汗だくだくで太陽光線浴びて、
日射病か熱射病になりそう。

 ようやく再度公園に。自転車からおりて一休み。ペットボトルの御茶が
切れたので、アクエリアスを売店で購入。


とてもきれいな高台の公園で、池のある風景が最高でした。
帰り際になって、MTBで来ている人達と出会いました。

空気が下界とはちがいます(笑)。

 それからさらに下り坂と登り坂が続きます。
段々標高も高くなり、景色が白い霧で覆われ、雲の中にいるようです。
いくつも展望台があって、写真を撮ろうとしましたが、あいにくの天気で
視界があまりよくありませんでした。

これでもクリアーに撮れたほうです。人工島がよく見えています。

 時折登り坂でも「スピード落とせ」とか書いてありますが、
余計なお世話です。「スピード出せ」と言われたとしても、出せません。

 神戸市立森林植物園や六甲山牧場の前を通りました。
牧場の手前には「羊に注意して下さい」との看板があります。
幸か不幸か今日は羊にも猪にも出会いませんでした。
昼食をどこで食べようかなと思うのですが、ジンギスカン料理系の
店ばかりで、多少値段が張るし、お腹が張り過ぎても困るので、
軽食にとどめました。

 西六甲ドライブウェイはやはり坂の上下がそれなりにありますが、
空気も良く、今日は車の行き来も差程多く無く、快適なサイクリングコース
でした。バイク好きが集団でブンブン走っています(族ではありません)。
山の緑の香りを思いっきり吸い込みながら走っていました。

途中から濃霧となり、前後さえほとんど見えなくなりました。
飛行機が雲に突っ込んだような時のような状態です。
途中六甲ケーブル駅近くの展望台で休憩を取り、ケーブルで降りようか
宝塚か西宮から降りようかと考えましたが、下りが楽しみなので後者に
しました。これだけ登って下りを楽しまないのはもったいないです。

 凌雲台の方に移動するために、歩道に入ったら階段がたくさんで、
自転車をかついで歩くはめになりました(笑)。距離的には近道だった
のですが、時間的にはあまり意味がなかったです。山頂付近を通って
西宮・宝塚方面へと向かいます。

 山頂付近を過ぎると長いダウンヒル。まるでスキーの滑走のように快適。
ひとつひとつのコーナーが楽しいです。やがて西宮と宝塚に道が分かる所に
出たので西宮方面に。どうやら甲山のかなり上の方にいるみたい。
苦楽園から夙川を通って芦屋に出ました。JR芦屋駅前でFRESHNESS BURGERを
食べたり、珈琲豆とミルを買ったりして一休み。

 あとはいつも通る道。雨がぽつりぽつりと降ってきたので急いで家まで
帰りました。

 六甲山はいつも下から眺めているので、あまり非日常感がないのですが、
上まで登ってみるとやっぱり登った甲斐がありました。以前ケーブルで
登りましたが、自転車で全行程を移動した今回、より山を身体で感じられた
ように思います。

 ただし誰にでも勧められる楽しみ方ではないかもです。
それなりにハードです。登りたい人は覚悟して登ってください。
あと、山から下りる長い下りは気を付けて下りた方がいいです。
スピードいくらでも出る感じなので。自動車減速用に作られている段々は
自転車にはやっかいものです。やたら数がこさえてあります。
上を走る時の感じ。最近のモー娘の曲にやたらぶんぶんぶんぶんが繰り返す
歌詞の曲がありましたが、あんな感じです(爆)。

 あー、ひさしぶりに良く走った。

 
 



2002年05月03日(金) doubt

 起承転結ということを、昔学校で習った。
文章を書く時に、始まり、その続き、くるりと変わって、結論。
4つの部分に分けて書く。

例えば、

起-地球ができて、生命が誕生。
承-生命は進化し、知性を持つようになった。
転-ところが、方向性を間違えた人間が環境を破壊し、
結-地球の生命は、滅びてしまったとさ。

適当に書いたら、変に考え込ませる例文になってしまった。
要するに、適当に文が収まるということです。

 起承転結はエッセイなどには向いているのだろうが、
日記にはどうだろうか?日々の生活に起こることは
無軌道であり、定型にはめることは困難だろう。
日々起こったことをそのままの順序で書いて行ったら、かなり
混乱した文章になるだろうな。ニュースにしたって、編集という作業が
なかったら、とりとめもなくなってしまう。

 そこからさらに類推していくと、歴史なんかも編集されているからこそ
まとまっているように見えるのだろうなと思う。
私達は歴史小説を読んだり、大河ドラマを見たり、映画を観賞したりして
歴史の壮大さに感動するが、そこにあらわされている秩序やドラマは
歴史の神秘や運命というものによるよりも、作家の技法や監督のセンスに
よるものと言っていいと思う。 

 逆に言えば、秩序あるもの、整然とした論理、納得の行く話などは
全て徹底した人為的作為のあとに完成するものだ。主題にとって都合の悪い
ものを徹底的に取り除いた後に現われるもので、実は取り除かれたものの
中にこそ、真実があったりもする。

 まっとうな論理に気をつけろ。どんな手が加えられているか分からないから。
前提条件を疑え。最初から前提条件であった前提条件などないのだから。
もし、あなたがその嘘を真実と誤解して信じれば、得をする誰かがいるの
ではないのか?安全なところからあなたを支配しているのは誰なのか?



2002年05月02日(木) 煉瓦屋〜神戸珈琲物語〜阪急百貨店神戸店5階北海道物産展

 最近節約していた反動か、今日は外食を続けてしまった(笑)。

 東灘区役所に国民健康保険の申し込みに行ったら、
またまた前の職場からもらった書類に不備があったことが判明。
「もらってきてください。そうでないと2年間遡って徴収することになります。」
馬鹿をいうなかれ。この2年間、さんざん高い保険料を天引きされてきたのだ。
二重に取られてたまるものか。

 途中、用事があって灘区のハローワークに寄る。それから前の職場がある
元町へ。経理の決済が下りるとか下りないとかで日がかかるとか。

氏ね。

連休が逆効果になって、5/7にならないとできあがらない。
嗚呼、人の貴重な時間を。

 それはそうとして、ランチは元町の煉瓦屋という焼肉屋で食べた。
ここは以前からのお気に入り。ロース定食とハラミ定食をいただく。
ロース定食は1050円。この値段にしては良質の和牛だ。かなりリッチな
気分になれる。ハラミもやはり美味しい。店内の内装は煉瓦作りで、
焼肉屋というよりステーキハウスの赴きがある。

 元町からハーバーランドまで、高架下を歩いてゆく。怪し気な店が楽しい。
昔のプラモデルや、怪獣フィギュア、フランス製スヌーピーのおもちゃに、
初代PowerBookまで。なんとも猥雑な雰囲気。幽かに埃っぽい匂いが漂う。

 ハーバーランドに到着。ソフマップや100円ショップをチェックした
後、神戸珈琲物語(カフェの名前です)に入る。アフタヌーンティーセットと
ワッフルセットを2人でたのんだ。珈琲はメキシコの豆。流石においしい。
ただし、アフタヌーンティーセットについては大阪ヒルトンホテルの
ウェッジウッドティールームの同様のメニューの方が美味しいし、
ワッフルについては阪急御影駅前のガウハーティーの方が良かった。
以前食べたローストビーフのサンドイッチとか、ぱりっとしたピザは
とても素晴らしかったのだけれども、小麦粉を使った御菓子系となると、
ちょっと湿気た感じがして、それなりに美味しいのだけれどもAAAは
付けてあげられない。

 次から珈琲しか飲まないかも。

 それからダイエーや阪急百貨店で食料品の買い出し。いつも食料品店が
少ない御影に住んでいるのでこういう時に好きな物を衝動買い(爆)。

 阪急百貨店は北海道市を開催中だった。
空遊は北海道の食材に目がない。しかも試食もたくさん(笑)。
食べて回るのであった。どれもこれも美味しいものばかりだったが、
なかでもモッツアレラチーズはめちゃうまだった。
フランスやスイスやイタリアのチーズでもこんなに美味しいのは
めったにない。思わず引っ越しを考える空遊であった。

 今日はさんざん食べているのに寿司の誘惑に正直に応え、
店内に入って行く・・・。10貫で1500円。うにがとても美味しい。
どれもこれも脂ののりがとてもよろしい。

 神戸で行われている物産展でこんなに美味しいのなら、
本場北海道で食べたらどんなに美味しいのだろうか?
(空遊は北海道と沖縄に行ったことがない。(涙))

 函館寿司旅行計画を策定しなくては、である。



2002年05月01日(水) シャンカル

 三宮に行った。

昼食をインド料理のシャンカルで食べた。
神戸はインド料理レストランが多いことで有名。
ゲイロードとかガネーシャガルとかが有名店ということになるのか。

インド料理というだけで稀少価値がある地域もあるが、ここではそうはいかぬ。
おそらく競争は激しいのだろう。消えて行くインド料理屋も少なくない。

今日食べたのはランチで780円のもの。
カレーはチキンカレーを選び、ライスかナンか選べたのでナンを選択。

・サラダ
・ラッシー
・カレー
・ナン

がランチに含まれる。

辛さもかなり細かく指定できる。空遊は5の辛口を選択。
しかしタイカレーを食べ慣れているせいか、5では辛くなかった(爆)。
次から激辛にしよう。

一日限定10食で、500円ランチもやっているそうだ。
午前11時開店すぐに行ったら食べられるのかしら。

ナンがおいしかった。大きなナン。食べきれるかしらと思ったが、
カレーに浸けて食べてる内に全部綺麗になくなっていた。



2002年04月29日(月) METRO7画像初登場

 空遊の自転車、Bike Friday Metro7。
今日は画像初公開。

これを格好良い自転車と言う人もいるが、
これを売ってもらった当の自転車屋さんは、
「BD-1と違って、ぱっと見た目高価な自転車には見えないですから
 ある意味盗難の危険がより少ないと言えるかもしれません。」
と言っていた(笑)。

どういうセールスポイントなんだいったい(爆)。
一応彼は本気で売っていたのだが。

より詳しく知りたい人はここをクリック。メーカーのページ。

これは大阪の代理店イトーサイクル。時々部品等を買いに行く。

 この自転車は折り畳み自転車と呼ばれる部類に入る。
折り畳んで袋やケースに入れて比較的容易に車、電車、飛行機等で
運搬できる自転車のこと。タイヤが普通の自転車より小さなものが多い。
上のメトロ7は20インチ。普通だとBMXか子供用自転車のサイズ。
走りにくいのではないかという声もありそうだが、その心配は無い。
7段変速は大抵の走りには充分だし、路面との摩擦抵抗の小さい
115psiの高圧タイヤを履いている。加速や坂道、街中等では普通の自転車
より乗りやすい場合も多い。乗り心地については、サスペンションシート
ポストをオプションで付けると、結構快適だ。

 通勤に使っていたので4月に入って仕事なくなってから
乗る機会が減っちゃった。身体が運動不足気味なので、もうちょっと
乗る時間を増やそうかな?
 

 
 




2002年04月28日(日) 海を眺めて

 不規則な生活習慣が一周して、なんと朝6時に起床、ネット接続、
日記の更新。おいおい。

早く書き終わらないとテレホタイムが終わってしまう。
いわゆるひとつの走れメロス状態。

「ああ、わたしは一度だけ君を疑ったのだ。」

 閑話休題。

 窓から外をのぞくと芦屋・西宮浜の海が輝いて見える。
だんだんと陽光が強くなってきている。
太陽がまずそれ自体で輝き、海と木々の葉に反射して輝く。
山手であっても海沿いの街のように明るいと言われる所以か。

iMacのCRTモニターが反射光で眩しくなるので再びカーテンを閉める。

 部屋に幽かに差し込む陽光の中、わずかに埃が舞っている。
GWの日曜日の朝。何の予定もなし。どこかに行くとか、なにかを買うとか
そんな予定もなく。仕事がないのでGWが特別な日々であるという認識すら無し。

 春の海 ひねもすのたりのたりかな

そんな俳句を思い出す。記憶の海の底から顔を出す。
誰の俳句だったかなんて覚えていない。

 


 



2002年04月26日(金) やっかいなおばはん

 やっかいな人はどこにでもいるものだ。
特に職場というものには。今の空遊には職場がないが、
以前の職場の歓送迎会がまだ一つだけ残っている。

 そこに約一名やっかいものがいる。
年を食っているだけで他人の人生のことをごちゃごちゃいう
おばはんだ。

えっと、関西地方以外の人にわかり辛いと困るので、先に
単語を説明しておきます。大阪では、「おばさん」と「おばはん」は
別の意味となります。

おばさん:1.父母の姉妹。    
     2.おねえさんとおばあさんの間の年齢の女性。

おばはん:おばさんの中で、著しくはた迷惑な種類のもの。
     近付かない方が良い類いのおばさん。
     やかましい、場をわきまえない、レストランやカフェ等で
     隣に座られただけで一食損した気がする、等の特徴があります。
     一時期「オバタリアン」という新語で全国に知れ渡りました。

なお、「おばさん」に親しみが込められると「おばちゃん」になります。
実際どうであるかに関わらず、たこ焼きやお好み焼きを焼いているイメージ
があります。例えば、「おばちゃんから紅茶をもらった」という事例は、
もちろん現実には多々存在しますが、言葉の響き的にはいまいちしっくり
きません。「おばちゃんがたこ焼き買うてくれた。」というとしっくり
きます。


 話を元にもどします。
空遊自身はとりわけ意識してそうしている訳ではないのですが、どうも
世間で言うところの「フリーター」というものに分類されるようです。
お気楽な身分と思われがちです。

 で、勝手に将来を心配されて、勝手な事を言われたりします。

 「しっかりしなさい」とか。

職場にパソコンが導入されてから5年もたって、自分でYahoo Mailの設定も
出来ないようなおばはんに「しっかりしなさい」などと言われたくありません(爆)。

 「男の人だったらそろそろちゃんと就職しないと。結婚とか考えてるの?」

考えてないです。それ以前に50超えて独身のおばはんが言うことじゃ
ないでしょう(爆)。

 最後の飲み会ではなるべく近くの席に座らないようにしたいです。
とはいっても総勢8名程度になる予定なので無理がありますが。

 こうなったらケンノミを取ってしまうのも一つの手です。
ケンノミを取るというのは、要するに先手を取るということです。
詳しくは「宮崎学の兵法」を読むとわかります(笑)。

 こっちの仕事の話をされる前に、こっちが相手の老後の話をしてしまう。

「老後のお金はだいじょうぶですか?」
「国の年金なんてあてにできないという数字が現実。」
「やっぱり孤独死ってさびしいと思いますか。」
「保険も保険会社が潰れてしまえばただの紙切れ。」
「土地も家も価格がどんどん下がります。」
「政府自民党は老人等の弱者を切り捨てるような方向に走っているとしか
 思えませんね。」

 もう隣の机に座ることはないので、なんでも言えます(爆)。
下手すると他の人にもフックしてしまいそうですが。

 とりあえず、月会費を先に取られているからには行かない訳には
いきません。「完全回収」あるのみです。食べます。飲みます。

 




2002年04月25日(木) はじめてのハローワーク

 ハローワークというところに初めて行った。

子供の頃にはまだ公共職業安定所と呼ばれていて、
子供がそんなところに行くわけはないのだけれども
西成の職安だけJRの環状線から見えるところにあって、
なんだか暗い灰色の大きなビルだなー(そんなに実際大きくは無いが)
という印象があった。そこに入って行く人々の肩には
なんだか灰色の影が見えたような気がした。

 そういう訳で、なんとなく気乗りしない。
まあ、ハイな状態でハローワークに行く人も少ないだろう。

 しかしながら、幸いなことにそこに至る道のりだけは
綺麗なもので、阪急御影駅のちょっと上から西に向かって、
時代劇の中に入り込んだかのような御屋敷街を歩いて行く。
御屋敷街を抜けて阪急神戸線にそって西に歩き続けると、
やがて石屋川が見えてくる。南に方向転換して国道2号線に降り、
さらに少し西(六甲道・三ノ宮方面)に歩くと左手にハローワーク灘が
あらわれる。

 今回の目的はようやく届いた離職票を持って、失業保険の手続きをすること。
人が少ないことを何よりも願っていた、、、。

が!やはりそうは問屋がおろさなかった(涙)。一階で受付を済ませた後、
二階に行くと座る椅子もない。通路も待っている人で埋まっていた。
一種独特の重たさといらつきの支配する空気。職員さんは、想像していた
よりは一生懸命、それなりに能率を気にして働いてはいるのだが、なんせ
数が数だけに全然減らない。というか次から次に増えてくる人、人、人。
やはり中高年の方が中心だが、20代から推定70才半ばの方まで幅広い
年齢層。

 腰のまがったおばあさんが入ってきた。推定年令75才以上。
立って待っているのも難儀な様子で椅子の隣の床にしゃがみこむ。
年令から言ってもこのような場で待ち続けるのは辛い様子だ。
手に持っていた求職票には出来ることと過去の仕事の欄に、
ひらがなで「そうじ」と書かれていた。

 待ちくたびれたころにようやく呼ばれる。
昨日手に入れたばかりの離職票を持って、自分では3月いっぱいで辞めて
最短時間で手続きをしているのだが、それでも最初の振り込みは5月の半ば
になるという。退職理由が雇用期間の満了なので、自己都合による退職より
手続きが早いのだが、最短でもこれである。

 ううっ。。。今月の家賃、どうしよう(涙)。

 事務手続きがどうのこうのという話なのだろうが、いつもながら
役所のテンポというのはどこか狂っている。おそらく失業者として
ハローワークを利用することなど一生に一度も無いであろう
厚生労働省の官僚が管轄しているからこうなるのだろうか?

 手続きを終えて下に降りる。一回には仕事を紹介するファイルが
おいてあって、いろんな人がそれらを閲覧している。
ファイルを取ろうとすると、隣の50代のおっちゃんがぼやいたように
独り言を言っている。

 「くそっ!50超えたらどこも求人ないで!」

 なんだかハローワークの中というのは青木雄二の漫画の中みたいに
ハードな 資本主義社会の弱者の現実の世界である。おっちゃんの顔も
青木雄二の描く漫画に出てくるような顔をしていた。
これから帝国金融に金を借りにいったとしても、なんら不思議はない。

 たいした仕事もしていないのに、妙に疲労してしまった。
明日は健康保険の手続き。できれば減免申請したい。

 

 


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