フォーリアの日記
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| 2015年01月28日(水) |
andはエンド?・新たな進歩 |
今日は朝は雨が残っていましたが、晴れ。 北風が冷たい寒い一日です。 それでも日が出ただけ、室内は雨よりましです。
今日はコーラスでした。 先週あまりにも寒かったので今日は暖房をどうしようかと思ったのですが、 オーナーが事前に暖房をつけておいてくれたので初めから暖かく、 そのうえ外の日差しが少々差し込んでいるだけでもまた違います。 先週ほど凍えないですみました。
さて、今歌っている「心の四季」のほかにハレルヤコーラスを一応英語で歌っているのですが、 コーラスの人たちが「and」の発音をアンドではなくエンドと言うのには根深いわけがあることがわかりました。 どうも団塊の世代の中学当時の英語の授業では日本人の先生はエンドと発音したとのことで そのまま身について、急には変えられないらしい。 エンドって発音記号の[æ]が日本語でエになったと思うのですが、 黒板に書いて単独で読むなら[æ]と発音しても 実際文の中では弱くなってあいまい音の[ə]になると思っていた方がいい。 音楽の中で「and」はたいてい弱拍にあるし、かつ短い音符になっていたりもするので、 アでもエでもいいから、少なくとも弱くなってくれればそれらしいのですが。
午後、昼食を急いで食べて池袋へ移動し、歌のレッスンでした。
昨日までにだんだんできてきた背中とお腹のバランスは割とよくなってきているので、 今までより安定して歌えました。
先月指摘された「u」の母音はまたはじめに指摘されました。 気を付けていた「u」のほかにまだ気づいていない「u」がいくつもあったので、 すべての「u」に○でも付けておいて全部気を付けなければだめかしら、とその時は思いました。 しかしそのあとレッスンが進むうちに、先月の問題は少し良くなってきていて、 体の前後と喉の感覚のバランスがもっと絶妙にとれるようになっていけば広範囲に問題を解決して行いけそうで、 「u」に○をつけなくてももう少しよくなっていきそうなことに気づきました。
日本の歌は「u」に気を付けて歌っただけで、声が全体に変わって自分でもびっくりしました。 「落葉松」は一音上げてもらったら、すごく歌いやすくなりました。
問題がいろいろあっても、いろいろ言わないでひとつのきっかけを与えるのが先生の方式で、 それが実に絶妙に全体の改善に役立つポイントなので、そのつど当面の問題を乗り越えて進歩してきています、 また新たなきっかけを与えられたということは新たな進歩でもあるのです。
-------- ところで、全然本質に関係ない勝手な想像の話。 急に声の出し方を変えて喉の空き具合が広くなると、息が続かなくなります。 初めから広く取っていると息が続きます。 狭く取ったままでも息が続きます。 これって、初めから広いままでも狭いままでも喉の広さを変えなければ、 単純に肺からの空気が通った分だけ音になるけれど、 途中で広くすると広くなった空間に入る分の空気が音になるほかに必要になるので、 その分息が足りなくなるのではないかと想像しています。
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