酸性
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バスで通勤している。 「スピード」という映画で飛んでしまった、あのバス、あの路線。
実際に飛んだらみごとに分解しそうな古い車体と、 キアヌリーブスばりのカッコいいLAPDなんて見たことない、 ということを除けば、あの映画はかなりリアルだと思う。
バスの雰囲気はあんな感じで、ローカルバスと違って、 本数のすくない、フリーウェイを使用するエクスプレス、 しかもほとんどの人が出勤する人ということもあって、 みんな顔見知り、バスの中はバス友で溢れている。 「ひさしぶり〜、元気だった?」という挨拶があちこちで 聞こえてくる、とってものほほんな車内なのだ。
運転手さんも、ダウンタウンに着くと、「ラスベガスの夢を 見ていた皆さん、残念ですが、ダウンタウンに到着しましたよ」 と、寝ている乗客を起こしながらも、笑いを取る。
今日も、交通情報を聞いていた乗客が、フリーウェイは 混んでいると運転手に言って、下の道に誘導していた。
車があると便利だな〜と思うけど、こんなのほほんバスで 通勤するのも、悪くないな〜と思う。
三千代ちゃんのくれた乃南アサさんの「風紋」という本のなかに、 涙壺という言葉が出てくる。 主人公の少女のお母さんが殺されてしまった時に 悲しいのだけど、涙は心の涙壺に溜まるだけで、 実際には流れてこないというくだりがある。
悲しい感情が横隔膜に作用して、涙が出ていないのに、 呼吸が変になってしまうことがあるけど、 この、野波アサさんの涙壺に涙がたまる、 という表現の方が私にはぴったりくる。
涙が出た方が、涙壺にたまるよりも すごく楽だなと思う。
| 2001年05月29日(火) |
バイト疲れ×仕事忙しい×アポ取り×未返事メール×DSL停止 |
バイト疲れを癒す暇もないほど、 いきなり仕事がどんどん増えて、 嫌なアポ取りもほとんど終わってないし、 メールもどっちゃり来ていて(これはうれいしい♪) 仕事場のDSL回線は止まるし、 こういうのって、いっぺんにくるね。
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