武ニュースDiary

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| 2010年07月14日(水) |
「画壁」●「等待」は●「画壁」に関する追記 |
重なるときは重なるものですな。 この作品の話は以前、ちょっと出たことがありましたが、こんなに詳しく? 7月22日〜〜〜?? 何もなければ、そうか!! というところですが、8月の「武侠」がぁ……。 果たして真偽は?
映画「画皮」が大ヒットを収め、蜜の味を味わった香港の名監督ゴードン・チャンが、 まもなく再びメガホンを執り、我が国の古典「聊斎志異」の幽霊物語の映画化を再び進める。 ゴードン・チャン「聊斎志異」シリーズ第2弾「画壁」は、 7月22日、北京郊外懐柔にある中影影視基地で正式に撮影に入り、 金城武、チャオ・ウェイ、黄暁名、ニコラス・チェら、人気スターと 姚晨、柯彤ら実力俳優が共演することが確定している。
「画壁」はゴードン・チャンの「聊斎志異」シリーズ第2部であり、 変化に富み意表を衝く「画中仙」(絵の中の幽霊)の物語である。 激しい風雨の夜、ある寺に突然2面の壁画が出現した。 壁には魔物(チャオ・ウェイ、姚晨、柯彤他)が潜んでおり、人の心を惑わす術で人の魂を吸い取る。 孟龍潭(金城武)と朱孝廉(黄暁明)は雨を避けてこの寺に迷い込む。 2人は壁画の中に入ってくるよう誘われるが、 幸い在家(ざいけ)の清水(ニコラス・チェ)によって、危機を救われる。 ところが、なんと朱孝廉は絵の中の美女に夢中になってしまっており、 孟龍潭を無理やり連れて、また絵の中に入って行く。 そのため、孟龍潭は絵の中の狐の妖怪に恋心を抱いてしまった。 清水は2人を救うため、再び絵の中に入るが、自分の身が危うくなり、 あわやというところを狐の妖怪が命がけで3人を絵の外に出す。 壁画はたちまち崩れ落ちたのであった。 (揚子晩報 2010.7.14)
「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」です。 さて、フーロンsの鮮やかな否定が出るのか、それとも……?
●「等待」は 12:45
昨日触れた「等待」ですが、電車で移動中に赤壁さんから、 撮影決まったとニュースあり。今見ました。
この映画はご存じのように、最初はチョウ・ユンファとマギー・チャンで企画されたが成らず、 その後、金城武、チャン・ズーイーになったが、妻役がどうしても見つからず、これもボツ。 (え、そういうことだったの?) 今回、監督が高く評価するリュウ・イエとジョウ・シュン、ファン・ビンビンの3人で ついに実現の運びとなったようです。
妻役は難役なので、2人の女優がそれぞれどちらを演ずるのかはまだわかっていないとか。 雪のシーンがあるので、今年の年末にはクランクインしなくてはならないそうです。 (以上、聯合報2010.7.14より)
「等待」は新境地で想像ができないという楽しみがあったので、 ちょっぴり残念かな。 しかし、今出ている映画の撮影は、「画壁」と「武侠」は時期が完全かぶるし、 監督にしても、8月と12月に新作というスケジュールはどうなのか? とりあえず雪のシーンだけ撮っておく、ということなのかもしれないけど。 まだ、ハラハラが残る状況です。
●「画壁」に関する追記
チャオ・ウェイのマネジャーの話が出ています。
チャオ・ウェイのマネジャー、陳蓉は、昨日記者に対してこう語った。 「私たちのところにはたくさんの脚本が来ていますが、 チャオ・ウェイの復帰第一作は「画壁」ではありません」 しかし、「画壁」への出演を否定はせず、「まだ決まっていません」とのみ答えた。 また、チャオ・ウェイの状態は非常によく、 「わざわざ復帰用に作品を用意しなくても、一番いいものを選んで出ればそれでいいのです」 その後、記者が事情通から聞いた話では、 チャオ・ウェイは「画壁」の第1主演女優でないことは確かだが、 『出演は必ずする』、どれかの役で客演することになるだろう」とのことだ。 (天府早報 2010.7.14)
この記事では、男優5人、女優5人が主要メンバーらしく、全員決まったと。 その中に、金城武はじめ、先のニュースに出た人たちの名前も含まれています。 さて……さて……
BBS ネタバレDiary 8:30
| 2010年07月13日(火) |
日本の金城・ぼくらの武&「等待」ちょっと |
いよいよ新作! という時期にまた大幅に時代をさかのぼりますが、 金城武の国際性=違った国々(地域)で同様に活躍できる =違う国の人間ももれなく魅了する……とは何かについての興味深い記事が、 あの大ブレイクした1998年にありました。 香港の雑誌「amoeba」です。 この記事をちゃんと読みたいと思って10年。 そのかん、何度か挑戦したのですが、広東語風味が強いこともあって、そのたびに挫折。 最近思い立ってまた挑戦。……やっぱり難しいのですわ。 でも、今度は先生の助けも借り、ようやく全体をつかんだので、みなさまに分享。
日本の金城、ぼくらの武
日本人を父とし、台湾人を母とする金城武の出身は、 ぼくらにずっと錯覚を与えてきた――彼はだからとても国際的なんだと。 乗っかって、あやかりたくなるくらい国際的だ。
芸能界の今の基本的ムードは、我らが武が日本で名を揚げたことに拍手喝采している。 もちろん、彼は李麗珊ではけっしてないので、 身内扱いしたい気持ちを表には出しかねて、抑えようとはしているのだが。
一方、日本はといえば、さっさと彼をおらが国のものにしてしまった。 もとより、珍しくアジアブームが起こり、各地に離散した流寓の大和の民の子孫を 呼び戻そうという風潮があったからだとはいえ、 日本語ができるという、求めても得がたい良い条件が彼には既にあるのだから、 たとえアイドルに仕立て上げられなかったとしても、 第二のアグネス・チャンとしては使えるわけだ。
もちろん、現在、事態は予想を超えて順調に進んでおり、 金城武はたくさんの作品に出演し(「不夜城」「神様、もう少しだけ」)、 それに様々な意識的無意識的な誤解 (アメリカのインディペンデント作品「ニューヨーク・デイドリーム」は 日本ではハリウッド映画と思われている)が加わって、 その勢いはとどまるところを知らない。
また、日本人の彼への愛のあり方は、実はぼくらとあまり違わない ――同じように、一種の、自分はよく知ってるんだぞという気持ちがありながら、 しかしある隔てをも感じている。
金城武のこの距離感は、彼の最も評価されるボディランゲージの技でもある。 別の言い方をするなら、人はたちまちいいなと思ってしまい、 飛びついてしまうような感じだということになる。
だから、ぼくらは金城武のパイナップル嫌いをとっくに知っているのに、 とんねるずの番組「食わず嫌い王」で松田聖子と木梨憲武がだまされるのを見ると、 自分だけが知っているという快感でいっぱいになるのだ。
しかし、日本人は日本人で、彼が英語7割、日本語3割を操って、 「ニューヨーク・デイドリーム」で魅力を振りまくのを見るとき、 ぼくらと同様、外国に出ていった子孫が、ついに国威を発揚してくれた、 と感じているに違いない。
宮沢りえと共演した「聖夜の奇跡」(1996)から「神様、もう少しだけ」に至って、 台湾人から名前も言葉も正統な石川啓吾に変身したことは (「ニューヨーク・デイドリーム」でも正真正銘の日本人だったが)、 彼が日本の大家族の一員となったことの証明だ。
面白いのは、ぼくらは4つの言葉(広東語、北京語、日本語、英語)を使い分ける 金城武を目の当たりにするとき、どの言葉を話しているかで、 彼がいずれのものかを決めようとするが、 金城武の演技の魅力は、一貫して台詞にはあまり頼っていないことだ。 身体表現をメインとする芸風によって、 彼はウォン・カーウァイ作品で世界のどこにでも打って出ることができた―― 少なくともアジアでは、上陸作戦の先頭を切る役目を果たしていた。
だから、今シーズン、「神様、もう少しだけ」をまだ見ないうちから、 友人たちは彼の日本語が大丈夫なのかどうか、実はあまり心配していなかった。 なぜなら、彼が日本のファンを征服することになった「恋する惑星」と「天使の涙」 「世界の涯てに」は、どれもその姿や表情、身のこなしで魅了したのだから。
この点こそ、彼のもっとも国際的な一面なのである。 名前や氏素性、言語などの付随的なものではない。 (文・湯禎兆 amoeba 1998年9月号)
早い時期のものなのに、結構本質をつかんでいるなと思います。 李麗珊(リー・ライシャン)は、アトランタオリンピックのヨット競技で 初めて香港に金メダルをもたらした女性選手だとか。
ところで、現在に戻り、「武侠」は決まりらしいとして、「等待」はどうなったのか? 中国人俳優で決まった……みたいな記事も見かけたけど、 「我要拍電影」のときに、ピーター監督は質問にこう答えたそうです。
ずっと以前からチャン監督は、事あるごとに、 長年温めてきた恋愛映画「等待」の撮影に入りたいと述べてきた。 今どうなっているか問われピーター・チャンは、遣る瀬なさをのぞかせて、こう語った。 「『等待』はまだ待っている(等待)状態です。脚本がずっと審査を通らない。 しかし、きっとみなさんに観てもらえるようになると思っています」 (新浪 2010.7.13)
BBS ネタバレDiary 21:30
昨日(11日)長沙で、「我要拍電影」(映画を撮るぞ)という名の初めての監督コンテスト(?)が行われ、 大勢の著名な監督と脚本家が盛り上げに駆け付けたそうです。 ピーター・チャン、谷徳昭、高群書、メイベル・チャンほかの面々で、 かつてのような香港映画は死んだ、とも言われているけれど、 ピーター・チャンは、香港の監督に世代の断絶はなく、 次々と新しい人が育っており、「小春日和」状態になっていると語ったそうです。
というような内容の記事中で、地の文ですが、 「『十月囲城』のあと、ピーター・チャンは8月に新作の撮影に入ると明かしており、 すでにドニー・イェンと金城武が主役を務めることが確定している。 主演女優の方は内地の女優を考慮中だが、今はまだ明らかにできない」 という記述が出てきます。(紅網 2010.7.11)
その後、合作映画では主演は香港台湾の男優で、 内地の男優はなかなかその地位を得られないという話題に移り、 ピーター監督が意見を述べています。
この雰囲気からすると、やっぱりこういう形で新作はあるんでしょうね。
追記 7:00
あー、これはピーター監督自身の発言のようです。 こちらの記事ではやりとりを起こしています。
――新作について少し教えてください。
ピーター・チャン 新作の「武侠」は、もうクランクインしています。
――主役はもう決まっているんですか?
ピーター・チャン 主演男優は決まっています。ドニー・イェンと金城武です。 主演女優はまだ検討中ですが、内地の女優になることは確かです。 ただ、今はまだ言えません、口にしてしまったら、もし、そうならなかったとき、 今後、一緒に仕事をするのがとても難しくなるので。 (東亜経貿新聞 2010.7.12)
「武侠」と言ってますね。 うん? クランクインした、とこれには書いてあるけど……。 「已経快〜」か「已経要〜」で、間もなくってことかも知れないですね。
BBS ネタバレDiary 1:45
| 2010年07月06日(火) |
申し訳ありません●朗報? |
オフ会の件ですが、お申し込みが予想を超え、 会場の定員いっぱいになってしまいましたので、 10日の締め切りよりも早いですが、締め切らせていただきます。 突然で、本当にすみません。m(_ _)m
予想より、かなりゆとりのある会場を用意していましたが、 見込み違いになりました。どうぞご了解ください。
メールでお問い合わせいただき、返信を差し上げた方、 こちらからお問い合わせを差し上げた方は、 お申し込みメールをお送りください。
不在参加は10日まで受け付けております。
●朗報?
秋に、中国で、某高級国際ブランドの代言人になることが決まった、との情報を頂きました。 本当だといいですね。確定報を待ちましょう。
BBS ネタバレDiary 7:30
| 2010年07月04日(日) |
じゃがいもネットが! |
つまり、中国の土豆網です。 赤壁戦記さんの、北京のファンのリプトン動画紹介でわかったんですが、 この動画だけでなく、土豆動画全体がまた見られるようになってたんですね!
前は見られたのですが、去年あたりから、 日本から見るのは制限がかかって、視聴できなくなっていました。 同じ大陸でも優酷は見られますが、数からいって土豆の方が多いし、 結構面白そうな貴重な動画のようなのに、見られず悔しい思いをしていたので、 とてもうれしいです。 方針の転換ですかね。ビザ制限を緩めたのとは関係ないですよね? いつまで続くかわからないけれど、ともあれ、バンザイ! 今のうちにチェックして保存しておきたいと思います♪
BBS ネタバレDiary 21:00
まだまだ謎に包まれた金城武の「新作」。 りんご日報はでたらめも多いけれど、ときどきスクープもあるので、 台湾の聯合報がどう報じるのか、チェックしていました。 先に中時がマネジャーの談話を少し載せましたね。
今日は聯合報にヤオさんの話が出たとお知らせをいただき、読んでみましたが、 どう解釈すればよいのか? 赤壁戦記さんが教えてくださっているように、ドニー氏のアクション監督、 谷垣健治さん(この道では有名な方ですね)のブログによると、 ピーターさんとの映画が夏に始まることは確実のようです。
それが「独臂刀」なのか違うのか、 「独臂刀」だとして、伝えられたストーリー、配役が違っているのか、 ドニー氏のツイッターでの発言の意味はなんなのか?
私は、ピーターさんとの仕事は近々あると、期待も含めてですけど、思います。 そうでなければ、マネジャーSはもっと、いとも鮮やかに否定していると思うので。 ですから正真正銘の確定報が流れるまで、 あれこれ憶測たくましくしながら、ドキドキして待つことにしましょう。
ピーター・チャンとテディ・チャン、「独臂刀」をめぐって喧嘩か?
ピーター・チャン、プロデュース、テディ・チャン監督の「十月囲城」は、 興行成績でも映画祭でも大成功を収めた。 ところが、最近、2人がけんか別れをし、それぞれ独自に「独臂刀」を撮影するとの噂が流れている。
昨日、テディ・チャンは電話取材に対し、 「こんな長いこと友人なのに、なんで喧嘩?」と笑って答えた。 顔を合わせたら挨拶はするのだろうか? 「挨拶だけじゃないよ、しゃべりまくって止まらないよ」 テディ・チャンとピーター・チャンは90年代、非常に近い理念を持ち、 香港で映画人の会社(略称・UFO)を一緒に組織した。 その後もApplause Picturesを共に立ち上げ、国際的映画製作を推し進めた。 例えばテディ・チャンは台湾でダイ・リーレン(戴立忍)と共同で「台北晩九朝五」を撮り、 ダイ・リーレンが映画監督の道に身を投じるのに影響を与えた。
ピーター・チャンもテディ・チャンも、賞を獲得し認められている大監督である。 テディ・チャンは「十月囲城」の準備に10年をかけながら、なお撮影に取り掛からないままだったが、 ピーター・チャンがそれを撮りたいと思ったことから、 2人は再び協力し、優れた作品を完成させることになった。 それは、彼ら2人こそが、互いの考え方と技量の最もよき理解者であることの証明である。 しかし、また考え方が近いゆえに、同時に「独臂刀」に目をつけるということもあるのかもしれない。
テディ・チャンは、 「親しい友人とたまたま意見が合わないことはあるが、それを喧嘩だと言うのは、めちゃくちゃだ」 と語り、また「ドニー・イェンと金城武で手は4本あるはずだよ(笑)」と冗談を言った。
天映は、「独臂刀」のようなショウブラザーズの旧作の版権を少なからず取得しており、 テディ・チャンは天映と仕事をすることになっている。 「リメイクになるとは限らない。しかし、オリジナルを研究しているのは確かで、 もっと面白い人物をスクリーンに描き出したいと思っている」 そして、まず現代のアクション映画を先にとることになると話す。 時代劇は非常に時間がかかるので、準備の間に現代劇を撮ることができるからだ。
「『ダウンタウン・シャドー』や『バーチャル・シャドー』のようなアクション映画の特質を把握した上で、 時代に合った新作を撮りたいと思っている」 テディ・チャンは中国政府の支持を得て、真っ向からとらえたスパイ映画を撮りたい、 ハリウッドやイギリスの情報員に独り占めはさせないよ、と語った。
金城武のマネジャー、ヤオ・イージュンは、昨日、 ピーター・チャンからは確かにたくさんの企画の話を聞いているが、 「独臂刀」の登場人物のことは本当に聞いたことがない、と語った。 ピーター・チャンとは昨日は電話連絡がとれず、 台湾甲上娯楽は「3D舞力対決」の公開で会社中忙殺されており、 責任者は、ピーター・チャンとテディ・チャンはもちろん今も良い友人だと述べた。 (聯合報 2010.7.3)
Derrickの掲示板でファンが紹介してくれていましたが、 ドニー・イェンはツイッターをしており、そこで、7月2日、ファンの質問にこう回答していました。
ドニーさん、すごく気になることがあります。 噂ではあなたは「独臂刀」で悪役を演じるとのことですが、本当ですか? すごく当惑しています。どうか、お答えください。
( ドニー・イェン) 本当じゃありません。今後はもうマイナスイメージの役をやるつもりはありません。
BBS ネタバレDiary 22:20
先日のピーター・チャンの新作に出演するというジャーナリストのスクープ、 台湾のりんご日報にも確定報として出た、とDolphinさんがお知らせ下さってます! ありがとうございます。m(_ _)m
そこでチェックしてみたら、香港版がもう少し詳しく載せていました。 ログインが必要な記事なので、後ほどそれもご紹介したいと思います。
(追記) 12:30
香港のりんご日報の記事です。 おおまかな筋が書いてありますので、まっさらにしたい方のために、 最低限、黄色で表示します。読むときは、反転してください。
ピーター・チャンとテディ・チャンが手がけた「十月囲城」は、香港金像奨で多くの賞を獲得したが、 噂によると、この2人は祝賀パーティーの席上で口論し、不愉快な気持ちのまま別れたとのことだ。 その後、2人とも、「独臂刀」のリメイクを行なうことになる。 ピーター・チャン作品の方は既に8月クランクインが決まっており、主演はドニー・イェンと金城武。 ドニー・イェンは初めて殺人鬼を演じ、最後には金城武によって悟りを開き正道に立ち戻る。
ピーター・チャンは「十月囲城」のパートナー、テディ・チャンと同じく、 チャン・チェの古典的名作「独臂刀」をリメイクしたいと考えていたが、 この映画の版権は天映公司が取得済みで、 同社はテディ・チャンと2本の古典をリメイクすると、早くから明らかにしていた。 そこで、ピーター・チャンはリメイクの意思がありながら、このタイトルを使用することができず、 したがって物語の骨子を用い、血なまぐささに満ちた新たな武侠映画として作り上げるしかない。 作中の2人の主役は既にドニー・イェンと金城武に決まっており、初めての共演となる。 また今回はアクションシーンが多くなると思われる。
ドニー・イェンの近年の出演作は、どれも正義の役柄で、 民族の英雄でなければ古代の豪傑といった具合だ。 今回はそれを大きく変え、極悪非道の殺人鬼を演じるという。 悪事の限りを尽くし、生涯の大半を政府に追われ、地の果てまで逃げざるを得なくなる。 逃亡中に、彼を追う捕吏の金城武と互いに認め合うようになり、その後、感化されて正道に戻る。 ドニー・イェンにとっては、かつて演じたことのない役柄であり、大きな挑戦である。
金城武演じる捕吏は正義の側の人物であるが、 ピーター・チャンは、これをやれるのは彼しかないと考え、出演をオファーした。 金城武は日本に長いが、最近はずっと中国と香港で映画に出ており、 またピーター・チャンは彼が信頼する監督で、何度か一緒に仕事をしている。 今回この映画の出演を決めたのは、役に興味を覚えたことと、 ドニー・イェンとの初めてのアクション映画出演が、大きな挑戦になると考えたからだ。 アクション指導もドニー・イェンが担当する。 撮影開始前に、金城武はアクションの訓練を受けることになるかもしれない。 (りんご日報 2010.6.30)
「独臂刀」をネットで検索してみましたが、話、似てるのかなあ? りんごなので、ケンカの噂のくだりはどんなものでしょうか。
2つの役を比べると、悪役の方がおいしい気がしますが、 1)ピーター監督が、武しかない、と考えた 2)武がその役に興味を示した この2つがありますので、一体どんなことになるのか、期待したいと思います。 しかし、時代劇であの超短髪は、8月になってもさして伸びていないと思われ、 いつも役に合わせて髪を伸ばし、かつらを使わないのに、今回はどうするのでしょ?
BBS ネタバレDiary 11:30
| 2010年06月23日(水) |
明周娯楽(リプトン) |
今雑誌に何か乗ると言えば、リプトンCMしかないので、 似たような内容になるのですが、これは台湾の雑誌で、 武に対する温かみを感じる記事なので、日本語にしてみました。
熱気球に乗って、巨象と遊んで 金城武、大いに楽しむ
「レッドクリフ」「怪人二十面相・伝」の後、長いこと出演映画のない金城武。 幸い、CMには定期的に出演して、ファンを喜ばせてくれる。 2010年の最新CMでは、小動物の好きな彼が大きな象とたわむれ、 さらには熱気球乗りを初体験している。
独特な異国情緒を出すために、このCMは、はるばるタイのバンコクまで繰り出しただけでなく、 スリランカの有名モデルをヒロインに起用している。 金城武はバンコクを訪れた経験があり、監督の田中秀幸とも仕事をしたことがあるので、 すんなりと場になじんだ。 初めて熱気球に乗り、建物の3階の高さまで上っただけで、もう嬉しくてたまらず、いつまでも声をあげていた。
巨象はハリウッドスター
このCMで最も目を奪うのは「脇役」の巨象ミスタービッグである。 金城武のよい遊び相手にもなった。 実はミスタービッグは、「八十日間世界一周」などハリウッド大作に何本も出演している「大スター」で、 大変おとなしい。 CMでは金城武を乗せて行ったり来たりするだけだが、 金城武はその賢さがすぐに気に入り、かまって遊びたくて仕方がない。
まだ子どもの心を持つ彼は、みんなが見ていないのを幸い、 持っていたお茶をミスタービッグの鼻の中に注ぎ込んだ。 すると、ミスタービッグが鼻を振り上げたので、そばにいたスタッフが、 象が金城武にお茶を吹きかけるのではないかと緊張すると、 なんと、ミスタービッグは鼻を口に持って行って飲みほし、 口を開けて「笑顔」を見せたのである。 金城武の魅力は、巨象さえ魅了するとしか言いようがない。 残念なことに、このCMは大陸のみの放映のため、 台湾のファンは素敵な金城武の姿はネットで楽しむだけになる。
CMに出ながら良い脚本を待つ
金城武は長いこと新作を世に問うていないが、 実際は大陸でも日本でも、彼の出演を望む映画人は多い。 ただ、彼が合うと考える脚本がずっとないので、まだ何も決まっていない。 現在、彼はアルマーニとリプトンのイメージキャラクター以外に、 今年後半には少なくとも1本は新CMがあるだろう。 相変わらず飛ぶ鳥を落とす勢いの、抜きん出た高みにいる大帥哥である。 (明周娯楽 93号 2010.6.10-6.23)
新CM……なんか、ありそうな書き方してますが……。
BBS ネタバレDiary 1:15
中華ショップでも取り扱いしてくれた「周末画報」はリプトン武が表紙。 さわやかです。 内容は新しいことはありませんが、本文から、武について書かれた部分を。
金城武の「世界人」物語
10数年前、ひときわ爽やかだった青春アイドルは、 10数年後、冷徹で成熟した実力ある映画スターとなったが、 不思議なことに、時はその眼から、あの清らかさをぬぐい去ることはなかった。 金城武がかねてより身に備える控えめさ、シンプルさ、嘘偽りのなさと、 ある種独特な遊離感は、彼を乱れた芸能界において異例の存在としている。
また、日中混血で多元的な国際的バックボーンと経歴が、彼に「世界人」の刻印を押す。 子どもの頃受けた中、日、英語の教育は、後年、芸能界で活躍する最良の武器となった。 彼が「世界人」の特質を備えているのは疑いのないところだ―― それは広く大らかな精神であり、それが新しい物事に対する尽きない好奇心と、 様々な役柄の解釈力を身につけさせることになった。 出演作品を見ればすぐわかる。 ウォン・カーウァイの「恋する惑星」「天使の涙」、日本映画「不夜城」から、 ジョニー・トーの「ターンレフト、ターンライト」、チャン・イーモウ「LOVERS」、 ジョン・ウー「レッドクリフ」に至るまで、金城武の演技の幅は広く、 恋愛映画だろうが商業的アクション作品であろうが、たやすく演じ切る。
先刻、東京で映画監督と会っていたと思ったら、 次の瞬間には東南アジアに飛び、リプトンのお茶飲料CMの撮影をする。 このような仕事の性質が既に、 彼が頭から足先までの「世界人」になることを定めてしまっていたのかもしれない。 最新CMで、彼は巨象に乗り、年代感溢れる地図を手に、紅茶発祥の地をたずねる。 面白いのは、巨象だけでなく、熱気球までが彼の「交通手段」の1つになっていることだ。 最後に、彼はリプトン紅茶飲料を一口飲み、 視聴者に、ともに「世界人」になろうよと呼びかける。 「一緒に旅に出ましょう!」と。
●「加油、氷河期的武迷!(超訳:明けない夜はない、生き抜こう、武ファン!)オフ会」
既にBBSでお知らせしていますが、 正式タイトルではないですが、こんな趣旨のオフ会を開催します。
2010年7月31日 14:00〜17:00 東京・銀座にて
とにかく3時間、「金城武」に浸って、いい時間が過ごせたな、という会にしたいと思います。 特にファン歴の新しい人には、普段知りたいことなど、情報収集のいいチャンスです。 ほとんど初顔合わせ、ほとんどお1人参加ですので、気軽にお出かけ下さい。 詳しいことは「ネタバレ武ニュースDiary」をご覧ください。
BBS ネタバレDiary 14:00
| 2010年06月02日(水) |
久々にまともらしい新作ニュース |
Mikiさんからのお知らせメール! 朝のうちに頂いていたのに、目にしたのはさっき…… シンガポールのフリージャーナリスト、Sonia Kolesnikov-Jessopのブログ記事で、 もう1つのブログも同じ筆者ではないかと思われますが、 ぱっと名前が見つからない。 英語ですが、とりあえず訳します。Wisteriaさん、怪しいところがあるので、 チェックお願いします〜〜m(_ _)m (記事へのリンクは文末の出典表示のところです)
Mikiさん、ありがとうございます。Thank you so much!!
独占ニュース ドニー・イェン、金城武、ピーター・チャンの新作で共演
香港の映画監督でありプロデューサーのピーター・チャンが 次の新作「武侠(仮題)」で監督業に戻る準備中である。 撮影は8月、雲南で開始の予定。 主演はドニー・イェンと金城武の2人であることが確認された! チャンはイェンが出演した「十月圍城」のプロデューサーであり、 金城武とは「如果・愛(ウィンター・ソング)」で監督として仕事をしている。 「武侠」では、イェンは、過去を断ち切るため、人知れぬ小さな村でひっそりと暮らす男を演ずる。 あるとき、彼は村を通りかかった2人の大物のお尋ね者を、偶然殺してしまい、 金城武演じる落ちぶれた警官の注意を引くことになる。 主演女優はまだ決まっていない。 チャンは来年の夏公開を目指している。 (Art & Luxury in Asia 2010.6.1)
ドニー・イェン、金城武、アクション大作に主演決定!
ピーター・チャンは2カ月前、映画「武侠(仮題)」を撮ると語っていた。 私は、近く公開のこの武侠映画大作に、金城武とドニー・イェンが主演することを確認した。 万歳!
「武侠」のストーリーは、小さな村で暗い過去を背負って暮らしている男が、 2人の犯罪者殺害が起きた後、警官(金城武)に最有力容疑者と疑われるというもの。
撮影は今年8月、雲南で開始される見込み。 新しい情報が出たら、きっとお知らせしますね! (One Asian World 2010.6.1)
あ、それから、六本木ヒルズのイッキミは、夜だけ、 オールナイトの企画らしいです。 最初の「インディ・ジョーンズ」は夜9時から4作品上映、 映画館に問い合わせると、 その後は決定していないが、今までのこの種の企画はみな夜上映でした、 とのことでした。 ちょっと難しいですね……
●追記 Wisteriaさん、早速ありがとうございます。 こなれた正しい訳は、ブログWisteria Shade さんへ。(ご案内させてください) 6.3 0:45
BBS ネタバレDiary 22:10
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