武ニュースDiary


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2008年01月04日(金) U Magazin��

コメディがとてもやりたい

このところ、アクション映画出演が多く、
金城武は、しばらくはアクション映画はやりたくない、
文芸映画、ストーリーで見せる映画もやってみた、
今はコメディがすごくしてみたいと言う。
でも、あなたにユーモアがありますか? と、私がたずねるや、
彼とマネジャー、事務所のスタッフは、どっと吹き出した。
「アハハ、ぼくはないと思う」
マネジャーは、彼は実はすごくユーモラスだが、
何かおかしい話をして笑わせてやろうというのではなく、
ふだんいつもスタッフをからかっては大笑いしているんだと言った。

「こう言ったほうがいいですね、
コメディを見て笑うのはとても楽しいことだと思うし、
そしてコメディを演じるのはとても難しいと思っています。
泣かせるのは、簡単。世の中の悲しいことというのは大体どれも似ている。
でも人を笑わせるのは違います。
台湾のコメディを香港でやっても、香港の人はおかしさがわからない。
文化が違うから。
だから、コメディを撮るのは悲劇を撮るより絶対難しいと思います。
ただ、撮影中はとても楽しいですよ。
昔ぼくも商業映画を少しやりましたけど、やっているときはとても楽しかった」

特に好きなコメディ俳優やコメディ映画があるか聞いてみると、
すぐに答えが返ってきた。
「『ビッグ・リボウスキ』を見たことありますか?
コーエン兄弟の映画で、ほとんどボウリング場が舞台です。
これをぼくは7回見たんですけど、毎回大笑いしてしまうんです。
どこがおかしいシーンか、わかっているのに、いつも大笑いしてしまう。
ほんと、ばかみたい……」
金城武は言いながら、もう笑いをこらえられない。
コーエン兄弟の映画はもちろん見る価値があるということだ。


街をぶらぶらしたり、わいわい騒ぐのはきらい

今年のクリスマスは、アメリカと日本で仕事中だと金城武は言った。
今は東京に住み、時々、台北の母親や家族のもとに帰る。
東京で暮らすのは、台北で暮らすより金がかかるのではないですか?

「そんなことないですよ。あまり街に出かけないし。
買った服、着てないのがありますから。
仕事のときは、人が全部用意してくれます。
大陸に行ったら保温下着や保温パンツもね(笑)。
撮影が終わっても外に遊びに行かないから、買い物はほとんどしなくなりました。
買い物することもありますけど、コンピュータを買う。
全部家の中でできることです」

1日中部屋にこもってゲームをするとは、金城武は一番ハンサムな電車男か?
普通の人は東京に行くとみんなたくさん買い物をする。
金城武はこう提案した。
「いつ、バーゲンがあるかを先に調べておかなくちゃ」
あなたもバーゲンがいつか気をつけているんですか?
「そうですね。でもぼくはアメリカの方かな、アメリカは広いから、
人も東京ほど多くないし、忙しそうでもない。
ひまがあると、そこのアウトレットに行って、
ゆっくりウィンドウショッピングすることもあります。
でも、街を歩くのはとても疲れるので、いつもすぐに退散するけれど」

ネットショッピングはします?
「ネットで買うのは危なそうですね。
日本では今、ネット上にたくさん偽物が出されているそうです。
全部ブランド物のコピーの個人オークションです」
幸い、金城武は想像していたような、
霞を食って生きているような人間では、全然なかったのだった。


後記

映画会社の広報担当からは、事前に、
くれぐれも金城武にプライベートな質問をしないようにと言われていた。
しかし、引きこもってめったに外出しないで何をしているか聞くのは、
プライベートな質問になるのだろうか?
金城武はめったに週刊誌の取材を受けず、
受けても非常に用心深く臨むのだと思った。
ところが。
保温パンツの冗談を先に口にして、
なおかつ笑いをこらえられなかったのは、彼の方だったのだ!

自分にユーモアがあるかどうか尋ねると、
この質問がなぜだか彼の笑いのツボを押したらしい。
私達は彼の薦める「ビッグ・リボウスキ」を見ていなかったので、
彼は写真撮影のとき、サッとやってくると、ホテルの部屋をボウリング場に見立て、
1人2役で、映画の2人の太っちょがわいわいやる、
彼が一番面白がっているシーンを、
パントマイムのように演じて見せてくれたのである。

その後、自分でも体をよじり涙を流して笑ったので、
日系のメイクアップアーチストは
急いでティッシュを取り出して渡すのだった。
惜しいことに、写真はすべて事務所のチェックを受けなければ載せられないため、
これらの裏話の写真も、満面の笑顔のポートレートも、日の目を見なかった。
そう、縁がなかったのである。
これだけ言っておきたい。
クールな金城武はとてもかっこいい、
だが、心を開いて大笑いしている彼は、実はもっと人をとりこにすると。 (完)


メイクさんは、いつもの古久保さんではありません。
これで終わりですが、
後記にあたるところの香港経済日報の記事を追加。


無口で笑わないとみんなが思っている金城武が、
以前コメディをやりたいと言ったことがある。
彼に確かめると、コメディは少なくとも撮影が楽しいと認めた。
しかし、自分にはユーモアはないと、気恥ずかしそうに否定した。
事務所のスタッフはくすくす笑っており、なぜかと聞くとこう答えた。

「彼はすごくユーモアがありますよ。
だから自分にはないと言ったのが、おかしかったんです。
彼はとても面白いですし、わざと笑わせるようなのではないんです」
金城武はニコニコして何も言わない。
しばらく金城武のお笑いは見られないけれども、あるコメディを楽しませてくれた。

「その『ビッグ・リボウスキ』はコーエン兄弟の映画なんですが、
ぼくは7回見て、見るたびに大笑いしました。
どこがおかしいか知っているのに、いつも大笑いする、
ほんとにバカですね、論理的じゃないです」

金城武がインタビューの後、思い出し笑いをしていたと先に書いたけれど、
それは事実の半分である。
あとの半分は、彼が突然ノッて、
1人数役で「ビッグ・リボウスキ」の一幕を演じて再現して見せたこと。
身をよじって笑い、まるでいたずらっ子のようで、
実に最高のものを見た気分だった。


このインタビューは50分間もあったそうです。


 BBS  ネタバレDiary   3:40



2008年01月02日(水) 「死神」予告編テレビ放映●U Magazine�ぁ�曹操役と渡辺謙

テレビでも始まったと聞きましたが、昨日の日テレのシネマナイト
(深夜の映画放送枠のことらしいです)で、
予約録画でキャッチしたとお知らせをいただきました。

2時50分から6時までの時間帯で、最後の2本目の映画が終わったすぐ後だったそうです。
2日、3日もあるので、どこかで流れる可能性は大きいのでは? とのこと。
今日は深夜2時50分より2本続けて6時まで。
明日は1時25分より、やはり二本続けて5時20分まで。

テレビで見るときれいだそうです。



●U Magazine��  20:30

30を越えて成熟

金城武は中日のハーフで、父親は日本人、母親は台湾人である。
ずっと台湾で暮らし、日本人学校とアメリカン・スクールで学んだ。
日本語、北京語、広東語、台湾語、英語の5つの言語に堪能である。
17歳のとき、バイクを買いたいがためにCMの仕事を引き受け、
この世界に入った。
歌手としてデビュー、当時香港台湾で人気だったジミー・リン、
ニッキー・ウー、スー・ヨウポンと共に、四小天王と並び称せられる。
後に香港に渡り、ウォン・カーウァイの「恋する惑星」に出演、
この映画は日本で大ヒットしたため、金城武は日本でも人気を獲得した。
映画への道を開いてくれた人物は、
当然ウォン・カーウァイということになる。

「演技を好きにしてくれたのは、ウォン・カーウァイ監督です。
そのときぼくはデビューしてまもないころで、まだ歌手もしていました。
彼の作品に出るチャンスがあり、突然、映画っておもしろいぞ、と思ったんです。
実は、ぼくたち俳優は自分が何を演じているのかわかっていない、
けれど、とても楽しくて、ものを作り出しているな、という感じがしていました。
決まったとおりきっちりやるんじゃなく、
ぼくは今論理性をとても求めてるけど、そういうのじゃなくてね!」

1996年、金城武は思い切って歌を捨て、以来10年間、映画に専念し、
香港映画、日本映画、台湾映画に出演してきた。
「本当を言うと、『投名状』を見て、やっぱり自分はできがよくないと思いました。
前は、自分の演技をいいじゃないかって思っていたものですけど。
一番大きな原因は、年をとったことでしょうね。
20何歳のとき演じたものを、30何歳でまた演じたら、当然違うものになります。
人生経験が豊かになっているのですから」

「今の気持ちは、チャンスがあるのだから、できるだけやろう、というものですね。
30歳越えたんですから、率直に言って、
あとどのくらい俳優をやれるのかもわからないですし」

金城武は今年、まだ34歳である。
明らかにまだかなり若いではないか。

「こういうべきでしょうね、30何歳には30何歳の味わいがあるでしょうって。
でも、ある役はもう演じることができなくなっています」
例えば?
「学生。学生を演じるのは、非常に難しい。
ああいう純真さを出すのは……ああ、
こんな自分じゃすごく嘘っぱちなんじゃないかとね」
彼は2年前、「如果・愛」で学生役をやっている。
「実はあなたの言うとおりです。脚本を選んでもいます。
全部出るわけにはいかないのだから、面白いと感じたもの、
新しい挑戦のあるもの、あるいは必ず何かを学ぶことができるから、
やらなくてはだめなものに出たいと思います」  (続く)


香港経済日報の該当の部分、参考までに。


チャン・チェの「刺馬」(1973年)と同じ年になる金城武は、今年34歳である。
外部の者は彼がのんびりと暮らしていると思っているが、
本当は、彼は撮影が楽しくて、映画に対して依然として好奇心を持っている。
ただ他人は知らないだけだ。

「今の気持ちは、チャンスがあれば、できるだけ映画に出るということ。
もう30歳過ぎてるんですから、いつまで映画をやれるかわからない」
――30代はまだ若いですよ。
「そうですか? こう言うべきでしょうね、30代には30代の味があるって。
でも、面白いと思えるもの、新しく挑戦できるもの、
あるいはやらなくちゃいけない、必ず何かを学べる映画に出たいと思っています」

「赤壁」を例に挙げれば、金城武は諸葛亮を演じるだけでなく、
ジョン・ウーの立派さを素晴らしいと思うことも忘れない。
「1人1人の監督に出会うたび、俳優として参加するだけでなく、
この監督はどんなふうに撮るのだろうとか、
彼が人と違うのはなぜなんだろうとか思って見ます。
経験を通して身に着けた技術や成熟は他人にはまねできない、
ジョン・ウーもそうで、それが魅力になっています」

自分のことをしっかりやる、
それぞれの監督から優れたところを吸収する、
それが、金城武が言う、映画の面白さなのだ。



●曹操役と渡辺謙   22:00

「赤壁」の話題ですが、忘れないうちに。
最新号の「看電影」は「赤壁」あり、「投名状」あり、「死神の精度」あり、
4ページの金城記事(インタビュー含む)ありで、まことにお買い得の1冊です。
(ちなみにウォン・カーウァイ表紙の「香港電影」最新号も、
「投名状」関連の記事が22ページもあり、読み応え十分です)

その「赤壁」の記事の中に、曹操役のことについて書いてあり、
初め、渡辺謙の名があがっていたようだが、あれはどうなんた? 
の問いへの答えになっていました。
プロデューサーの張家振へのインタビューです。

――張豊毅は曹操役の第1候補でなかったと言われていますが。

張家振 初めは、日本の渡辺謙を曹操役に考えており、
先方も興味を示していました。
彼の見た目は素晴らしかったのですが、2つの問題がありました。
1つは、セリフがだめだったことです。
曹操はあんなにセリフが沢山あるのに、どうしたらこなせるんでしょう。
2つめは、中影の方が、曹操役を外国人にやらせることを望まなかった。
ならば、やっぱりやめようということになったのです。
(看電影2007年12月5日号より)


BBS  ネタバレDiary 19:30


2008年01月01日(火) U Magazine��(更新)

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします♪


U Magazin��

先輩で、兄弟ではありません

「投名状」はクランクインから公開、プロモーションに至るまで、
ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武の3人が出番の多少で
仲が悪いとずっと言われてきた。
金城武は、撮影期間中、あまり話をしなかったのは本当だという。

「でも、それは外部の人が言うような、仲が悪かったからではないです。
ぼくらは兄弟とは言えない、あの人たちは先輩だと思ってます。
何ヶ月も一緒のところに閉じ込められていたから、
おしゃべりをする時間はたくさんあったように見えるでしょうけど、
実際は毎日のスケジュールがすごく詰まっていたんです。

クランクインはちょうど冬の時期だったから、
山では朝8時ぐらいにようやく空が明るくなる。
午後は4時半になったらもう暗くて。
ぼくらは毎日車で5、6時間かけて行って、
向こうでメイクをしたら、もうお昼で、食事になる。
こんなふうで、1日に1つか2つのシーンしかとれませんでした。
車でホテルに帰るともう8時9時。
シャワーを浴びたらすぐ寝なくちゃならない。
次の日はまた4時起床ですからね!」

撮影所では、実際はそれぞれが家のような集まりを作っていたと、金城武は言う。

「どの出演者も、ある決まったスタッフたちと一緒でした。
食事のときは、それぞれ固まって、時々、お互いに訪問しあうこともある。
けれど、彼らがこちらを訪ねてくるとき以外は、
ぼくはできるだけ他の人の邪魔をしないようにしていました。
休んでいるときや、気持ちを落ち着けているときに、煩わさないように。

僕自身は出番のないときは、脚本を眺めたり、ゲームをしてみたり。
どうせ、山の中で、どこも行くとこはないんですから。
さもなければ、他の人の撮影を見に行く。
でも、とても寒くて、ちょっと眺めてると、すぐまた暗くなってしまうんです」


続けて行きます。


「赤壁」との縁 20:45

近年、金城武は続けて何本もの国内ロケの時代劇に出演している。
「投名状」の後は、ジョン・ウーの本国復帰作「赤壁」だ。
メディア・アジアが準備中の「水滸伝」も、
彼にオファーの意思があるという噂もある。
時代劇でなくとも、金城武の砂金の主演映画は、ほとんどが注目作で、
「如果・愛」「傷城」と相次ぎ、
相手がアンディ・ラウでなければトニー・レオンという具合で、
1年に1作という、脚本の厳選によって
レベルはどんどん上がってきたように見える。

「なぜ1年に1本なのか、自分でもわかりません。
たまたまそうだったということでしょう。
ぼくは自分からどういう仕事がやりたいとか、
次は何を撮るとか計画立てていく方ではないので、
誰かがオファーしてくれて、脚本を見て、いいなと思ったら、やってみる。
だって、いくら選んだって、チャン・イーモウを自分で選ぶことはできないでしょう」

確かに、チャン・イーモウの「LOVERS」は、
ウォン・カーウァイ以後、再び金城武を世界へと押し出した。
チャンは当時、内地の俳優を捨てて、アンディ・ラウと金城武を指名したのだ。
それだけで大したものである。

「ぼくも、どうしてチャン・イーモウがぼくを選んだのかわかりませんでした。
その話を聞いたときは、他の俳優の名前と間違えているんじゃないかと思いましたよ。
その後、このような、いわゆる中国の大作映画に次々と出られるようになり、
大勢の人が自分を見てくれるようになって、とても幸運だったと思っています。
でも、そのときは、とても心配でした。
撮影規模がものすごく大きかったから。
ぼくがそれまでやってきたこと、学んでことが使えるかどうか分からなかったんです」

次々と出演契約が続き、この1年、彼はずっと北京で撮影をしていた。
「投名状」が終わると、すぐ「赤壁」出演が発表され、
諸葛孔明を演じることになった。

「そのとき、もし『投名状』が終わって家に帰った後で、
また新しい大作の時代劇に出ないかと話があったのなら、
多分、『あーあ』という感じだったかもしれない。
ほんとに、そういう反応だったんじゃないかな。
これも縁だと思いますね、そのときは、ちょうどまだスーツケースが北京にあって、
その後の仕事のスケジュールも決まってなかった。
どうせ、『投名状』で苦労したのだから、
もうちょっとぐらい苦労しても同じだって思ったんです」

一番おかしかったのは、この話をピーター・チャンにしたところ、
チャンは彼のことを笑ってこう言ったことだ。
「彼は『こんな日が来るとはね』と言いましたよ。
だって、以前、ぼくはこんな風に次から次へと映画に出るなんてことはめったになく、
いつも1つの作品が終わると、必ず休んでいましたから」(続く)


前に書いたように、香港経済日報の特集記事が、この雑誌の記事とかぶっていて、
同じ記者による書き分けのせいですが、ちょうど上の部分にあたるところが、
少し書き方が違うので、あわせてそちらも以下に紹介することにします。



ここ数年の金城武は、平均して1年に1本の映画に出るという具合だった。
彼が意識的に量を減らし、脚本を厳選しているのだと思っていたら、
なんとそれはただ「縁」のせいだったのだ。

「どんなに選んだって、チャン・イーモウを選ぶなんてことはできないでしょう?
本当はぼくも、彼がなぜぼくを『LOVERS』に選んだのかわからない。
事務所の人からこの話を聞いたときは、
監督は名前を間違えているんじゃないのかって聞き返しました。
まさか自分にこんなチャンスがあるなんてね」

冷静な金城武は、もちろん「LOVERS」が彼の仕事に
どんな意味をもっていたかを理解している。

「その後、いわゆる中国の大作映画に次々と出るようになりました。
オファーをしてくれるのは、とても幸運だと思います。
初めは心配でもあったんですが、なぜならすごく大規模でしょう、
ぼくがこれまでにやってきたことや、
勉強したことが、使えるのかどうかわからなかった。
彼らの映画に出ることは、こちらの持ち出しよりも収穫の方が絶対多かったですね」

ジョン・ウー監督の「赤壁」への出演もまた、もう1つの出会いである。

「『赤壁』はこちらの計画にあったものではなく、
突然電話があって、『赤壁』に出るチャンスがあると言ってきたんです。
ぼくは、だめだよって言いました。
というのも、トニー(・レオン)が大丈夫か心配でしたから。

ちょうどそのときは、「投名状」の撮影が終わったときで、北京にいました。
荷物もまだあって、次に何をしろというのも決まっていなかった。
で、『投名状』は本当に大変だった、
もう少し大変でもかまわないやって心の中で呟いたんです。
もし、そのときもう台北に帰っていて、
大作で時代劇で、北京ロケで、と話があったら、休みたいと思ったかもしれません」

このとき、ピーターも「赤壁」に出るよう、彼を励ました。

「彼は、ぼくが積極的でないって言うんです。
だから『赤壁』に出るんだよと言ったら、『出なさい、出なさい』って。
おまけに『こんな日が来るとはね』とからかわれました。
つまり、ぼくが1本映画が終わると、
すぐ休みたがるのを知っていたからなんですけど」

結局、金城武は、今年北京で一番長くすごすことになった。
最も寒いときと、最も熱いときの両方経験して。
(香港経済日報 2007.12.24)


 BBS  ネタバレDiary   19:50 


2007年12月31日(月) U Magazine��

昨日の続きです。
一部分、色で伏せます。


「投名状」は先週公開され、興行成績はうなぎのぼり、
順調に行けば、「色、戒」に追いつき、
2007年度最高収入の中国語映画の1つになることは間違いないだろう。

映画は酷寒の山岳地帯で4ヶ月間行なわれ、
さらにアクションや戦闘シーンも多かった。
しかし、大変さとしては、一番辛かったものとはいえないと、
金城武は笑って言う。

「前にも、零下何度というところで撮影をしたことがあります。
けれど、今回はものが充実していて、夜が凍えるほどでも、
少なくとも今回は暖かくできるものがありました。
寒ければ、多く着込む。
ぼくはカイロを手放したくなかったですよ。
保温下着を着て、保温パンツをはいて。
厚着してればけっこう大丈夫、内側につめものsれば、
ぶたれてもあまりいたくないですしね」

金城武演ずる姜午陽は、もともと山賊だった。
野獣のように猛々しく、アンディ・ラウ扮する山賊の頭領、趙二虎は
彼を実の弟のように扱ってきた。
その後、姜はジェット・リーが演じる将軍、龐青雲に従って軍隊に入る。
何度も出陣しては勝利を経験し、龐を物事の判断の基準として尊敬するようになり、
趙とは次第に距離が生じていった。

姜の考え方は単純で、2人の契りを結んだ義兄弟の仲を修復するためには、
次兄の妻を殺してしまいさえするのだ。

最後は、次兄の仇を討つため、かつての誓いを破った龐を殺しに行く。

監督に質問の連打を浴びせる

映画は兄弟の情を語っている。
3人の姓を異にする兄弟は、誠実な誓いを立てたが、
名誉と利益、そして女性の誘惑に勝てず、結局3人とも悲惨な結末を迎えることになる。
兄弟の情の偽りと脆さこそ、監督ピーター・チャンが語ろうとしたものである。

「良い�犒残鎰甦愀犬呂△襪隼廚い泙后�
ただし、ある時間内のことで、時が過ぎればそれを保っていくのは難しい。
子どもの頃から、学校で固い結びつきの仲間はありました。
一緒にけんかしたりナンパしたり。
でも、みんな大きくなって社会に出て仕事をするようになると、
もう一緒に行動することはない。
それぞれ人生の目指す方向がもう違ってしまっているのですから。
それでも、一緒にいたあの時間、気持ちは本物だったと思っています」

「投名状」はピーター・チャンの「如果・愛」に続く、
2度目の金城武との仕事である。
ピーター・チャンは、金城武は論理を強く求める俳優で、
どんなことにもある解釈を必要とするのだと言う。
この点について、金城武も確かにそうだと認める。

「ぼくがいつも監督に言っているのは、『理解できません』『うなずけません』
『これは論理的におかしい』ということ。
監督も説明しきれないときがあります。
覚えているのは、『如果・愛』の撮影のとき、
脚本を読み終わって、1つだけ疑問がありました。
どうしてぼくの役は自分に背いた女性を、
10年間も、あんなにも愛していたのだろうかということ。
! need a reason!
彼女が彼を幸福だと感じさせたことがたった1つでもあれば、それでいいんです。
残念なことに、監督は最後まで答をくれませんでした(笑)」

「投名状」はチャン・チェ監督の「刺馬」のリメイクであるが、
中で兄嫁を殺害するシーンは、新しく加えたものである。
金城武はこのシーンを2回のテイクで演じた。
その撮影中の話にも、彼の論理的な性格があますところなく表れている。

「最初は完全な無表情で、言葉も調子をつけずに話して殺し、
泣くこともしませんでした。
自分が何をしているのか全然わかっていない状態です。
演技が終わったら、監督がだめだと言う。
そこで、2回目は、もう少し悲しみを出してやりました。
でも、ぼくは最初にこう思ったんです。
末弟が兄嫁を殺すなんて、気がおかしくなっているに決まっています。
そうでなくて、ただ辛さからだったら、絶対こんなことはしない。
だから、ぼくはこのシーンは表情を出してはいけないと確信しています」
  (続く)


新聞記事のほうでは、結局監督の決断を尊重した、と書いてあります。

今年の更新はこれで最後だと思います。
1年間、ありがとうございました。
情報や、励ましや、見守ってくださったことに感謝します。
来年も、歓びを共にしていけますように。
みなさん、金城さん&フーロンのスタッフさん(公式サイトの更新待っています)、
良い年をお迎え下さい。



BBS  ネタバレDiary  17:30


2007年12月30日(日) U Magazine� �台湾でもヒット

香港の雑誌「U Magazine」。
撮影がいつもと違う人のせいか(メイクも)どうなのか、
写真が違う人の顔に見えます。
目がはれぼったい感じ。
しかし、内容は非常に面白いです。
これの前に、香港経済日報の特集記事を苦労して読み終えていましたら、
内容がずいぶんかぶってる。でも同じじゃないんです。
雑誌をよくよく見たら、同じところの発行物でした。
同じ記者さんが、雑誌用と新聞用に書き分けたのでしょう。
どちらを紹介しようか迷いましたが、どちらかというと長めの雑誌にし、
補足するほうがよいようなら、新聞記事から引用することにしました。
いくつものパートに分かれているので、少しずつ。
まず、扉ページのリード文から。





金城武に間近で触れる

もし映画「投名状」のプロモーションがなかったら、
金城武にインタビューをOKしてもらうのは非常に難しかっただろう。

ふるまいは控えめ、艶っぽい噂はほとんど立たず、
閉じこもって、めったに外出しない。
金城武は、実は世の中から身を隠したスターなのである。
我々は彼についてほとんど知らない。
しかし、もしかすると、このように意識的に神秘感を保つことで、
彼が出現するたび、支持者は、目を奪う貴重な存在と感じるのかもしれない。

15年前の台湾歌謡界の四小天王から、今日誰もが認めるアイドルスターとなり、
国際映画界への一歩を踏み出そうとする金城武の近年の映画出演は、
ますます大作化し、監督の名もますます著名なものとなっている。
「投名状」、それに来年公開の「赤壁」が、その一番よい証拠だ。

仕事に関して、彼は計画を立てない、機運が起こればそれが縁だと言う。
縁は来たり、去ったりする。
彼のような美しい男が、縁ということをこんなに深く信じて疑わないとは。
外見と真実とは往々にして距離があるものだ。
近くで金城武に触れれば、彼がおかしな一面をも持っていることに気づくだろう。
写真には表れていないけれど。  (続く)
(U Magazine 2007年12月21日号副刊)




●台湾でもヒット(投名状)   13:10

ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武共演の「投名状」は、一昨日台湾で公開され、
台北市では1日で500万台湾元を突破、1位になると見られていた
「ナショナル・トレジャー2」を下して首位に立った。
また、金曜日から公開の「アメリカン・ギャングスター」も上回った。
「投名状」の評判は極めてよいため、
大手BBSの映画板で最も熱く語られているだけでなく、
興行成績も更に伸びるだろう。

ここ数年、大陸の名監督達の「歴史大作」の成績は、
ほとんどが期待以下だった経験を踏まえ、
「投名状」は予告編が素晴らしい出来で、キャストも超豪華、
配給会社は試写会をたくさん組んで、
正式な公開前のタイミングの良い時期に、良い評判を広めていた。
その結果、金曜日の公開当日は、
ワーナー、国賓、喜満客、美麗華などの映画館で、どの回もほぼ満席となり、
「投名状」はたちまち映画ファンの論議の中心となった。 (以下略)
(聯合報 2007.12.30)


あちらのシネコンは、大作だとものすごい回数を1日に上映するんです。
しかも夜中まで。だから、それがいずれも満席近いというのは相当なことです。
ニュースはまた、この映画の公開に合わせて、テレビでも旧版の「刺馬」を放映し、
歴史上の「刺馬事件」についての論議もすごく盛んになっているそうです。
少し前、「色、戒」の公開で、原作と「刺丁事件」との比較が
話題になったのと似ていると書いています。
「アメリカン・ギャングスター」は日本でも来年2月公開。
評判は同じくすごくいいけれど、上映時間が少し長いのと、
上映場所も少なめなので、影響はないだろうとのこと。


もう1つ、大陸のMtime時光網が、中国時報によるとして、


「投名状」は内地、香港で大ヒット、既に2億人民元を突破し、
今年度の中国語映画の首位に立つことが確定した。
28日には台湾で公開、台北市の1日の収入は550万台湾元、
全土では1000満を超えた。
このところ、寒波が来襲、人の出に影響が懸念されるが、
すぐ元旦の休日になるので、配給会社は楽観している。
ネット上でも評判はすこぶる良く、
多くの人が最近では最も優れた戦争映画であり、
情と義、人間性をリアルに描いた作品と認めている。

と伝えています。


BBS  ネタバレDiary   3:30


2007年12月29日(土) 東張西望・上海直撃●追記

ニュースがあまりにも次々出てくるので、
プリントアウトして持っていける文字ニュースをチェックするので精一杯、
仕事も終わってようやく今頃になって、見ていなかった「投名状」関連の
メディアをポツポツ見始めています。

「東張西望」という番組で「上海直撃」としてインタビューが出ていました。
今、You Tubeにあるかと探しましたけれど、見つけられませんでした。
一瞬、これか、というのを見つけたのに、ちょと他のを先にしたら、
わからなくなってしまって……。
どなたか見つけたら教えてください。

●追記 見つけていただきました! 動画はこちらです(^^)   12.30

最初に、


いろいろなことが本当に難しかった。泣こうと思ったら、すぐ泣けました。
初めの頃は、こんなに疲れるとは、
感情面でこんなに疲れるものだとは思ってもいませんでした。

ということを話している映像があります。
以下、話を起こしたものです。


ナレーション 金城武は、以前、ジェット・リー、アンディ・ラウとそれぞれ共演したことがある。
今回の再会で、2人は彼について、違う印象を持った。


リー すごく成長したね。昔、初めて共演したときは、まだ23歳だった。
23歳、ギターを弾いて、音楽を聴いていて、言い感じだったよ。
今見ると、すごく大人になった。ずっと考えていて、ずっと考え事をしてる。
それに男らしい魅力が増した。前はそうだね……男の子って感じが強かった。

アンディ 彼はとても謎なんだよ。
司会者 謎って、どうして……
アンディ 彼についてのいろんなことをみんな知らない。
司会者 そうですね。
アンディ 彼が一体何をしているか、わからない。
これから何をしようとしているかも、わからない。
……でも、とっても細やかな人なんだ。
初めて長い間いなかったことがあって、帰ってきたら、
お土産をくれる。とても親切だよ。

ナレーション 金城武は2人が誉めていたことを聞いて、
見るからにどうしていいかわからないようだった。


武 どうもどうも……
司会者 ジェット・リーは、あなたはむかしギターを抱えて歌を歌っていたと言ってましたよ。
当時、いい感じだったって。

武
 そうですね、そのころは……20歳だったかな……
もしかしたら19だったかも、そのときは。
司会者 ええ、大人になったと言ってました。
武 ありがとうございます(笑)。何と言ったらいいのか、ありがとうございます。
司会者 さっき、アンディは、しばらく顔を見ないでいると、
また顔をあわせるたび、いつもお土産をくれるんだと話してました。
なぜそうしようと思うんですか?
武 あー、特別な意味はないんです。多分ちょうど……何か見ると、
これはあの人も面白いと思うかも知れないなと思って、あげるんです。
ちょうど一緒に仕事をしているから、また会うんだし。
ぼくらが「LOVERS」の撮影を終えた後、彼もぼくにプレゼントをくれたことがあるんですよ。
それで、すまないなと思って。
司会者 (笑)お互い様ってことですね。
武 そういう気持ちです。

ナレーション 長いこと金城武の広東語を聞いていないが、
幸い退歩していなかった。
上海では私達の取材にこたえてくれたとき、彼の明るい一面が見られ、
態度も大変親しみやすいものだった。
以前出た、批判的なニュースについては、こう辛抱強く説明してくれた。


司会者 ニュースでは、あなたが撮影所でいつもあまりスタッフと交わらず、
部屋に引っ込んでゲームばかりしていたというのですが、そうなんですか?

武 いいえ、それは実は……ぼく達は撮影のときは、こういう芝居を撮るときは、
ここ数年撮ったのは、みんな割に緊張するもので、大掛かりなシーンがあるし、
それにロケ地は本当に何にもないところ、山の中で撮ってたんですよ。
撮影が終わっても行くところがない。だから部屋にいるわけです。
お茶を飲むところを探そうたってないし、
だから、部屋で、ゲームをしてるんじゃなくて、DVDを見てる。
みんなそうでした。見たら、どうぞって貸して、そんなでしたよ。
司会者 でも、出演者との交流もなかったのでは?
武 あー、何してるんですかと、わざわざ訪ねていくことはなかったです。
なぜかというと、そういうことって失礼じゃないのかなと、わからなかったから。

ナレーション ゲームをする以外、仕事の無いとき、
金城武は旅行に行ったり、家族と一緒にいたりするが、
時間のあるとき、ファンと交流することはないのだろうか。


武 ぼくはファンクラブみたいなものがないんです。 
司会者 ファンクラブがないんですか?
武 はい、ぼくは……
司会者 それじゃあ、ファンは寂しいんじゃないかしら?
武 そうかも。(笑)北京語でいいですか?
ぼくはできるだけいい芝居をして、作品をファンに見てもらいます。
ぼくにとっては、仕事をしっかりやる、そしてファンが作品を見てくれて、
ファンも……もし気に入ってくれれば、
ファンの人たちもきっと嬉しいんじゃないかと思うんです。

ナレーション 最近金城武はあまり香港に来ていない。
では、香港の友人とはどのようにして友情を保っているのだろう?


武 (広東語に戻り)香港の友達とは……多分、
ぼく達はあまり連絡を取り合ってないけれど、ぼくが香港にいるときは、
チャンスがあれば、できるだけぼくも連絡を取ります。
「飲みにおいでよ」とか「こっちに来てよ」とかもあるけど、
でも、香港に来るときは、いつも時間がかなり短くて、
朝から晩までプロモーションだったり、取材だったり、イベントに出たりで、
だからみんなも……唯一のチャンスが、仕事が終わった後に、
ぼくのところに彼らが来てくれて、飲んだり、おしゃべりしたり、
こんな感じで友達でいるかな。

ナレーション 彼はどのようにして、ファンを長年惹きつけているのだろう?

司会者 いつも人に美男子だと誉められていますね。
武 (北京語で)どうも(苦笑)。
司会者 本当のところ、それがあなたの重荷になっていると思いますか?
演技をちゃんと見てもらえないのではないかと気になりません?

武 心配しても仕方ないでしょう。
ぼくにできるのは……できるだけ演技を……やるべき仕事をしっかりやる、
それで、人がどう見ようと、それは人の……
誉めてくれるのはもちろんうれしいです……うれしくないとは言えない。
ただし、もしそうだから、演技とか、目が行かないというなら、
ぼくにはどうしようもないですね。
どうでもいいです、ぼくはできるだけやる、演技をしっかりやることしかできません。


BBS  ネタバレDiary 23:00


2007年12月28日(金) 「投名状」の快進撃は続く

大作「投名状」は13日間の大ヒットで、
1日1600万元という超スピードの成績を上げ、
最終的な興行成績は2億に迫ろうとしている。
作中のジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武の3大主演男優は、
西洋女性を対象にした調査で、最もセクシーな中国人映画スターのトップ3位に入った。

香港、シンガポールで大好評

マスコミが、今年度最も稼ぐ中国語映画と呼ぶ
「投名状」の興行成績は一路まい進中、内地では最近「集結号」「大電影2」
「ブルーベリー・ナイツ」が一斉に登場したが、大した影響はない。
この記事を執筆中の現在、「投名状」の内地での成績は既に1.6億元に近づき、
さらに香港と東南アジア地区の分が加わって、累計総収入は2億に迫ろうとしている。

保利博納の社長、于冬は、
「投名状」は、今回中国語圏全体を手中に収めたという。
香港では、ウィル・スミス主演のハリウッド大作「アイ・アム・レジェンド」を抑えた。
「アイ・アム・レジェンド」はアメリカと同時公開で、
北米では第一週で7000万米ドルを超え、トップに立ったが、
香港では「投名状」とぶつかり、2位に甘んじることになった。
シンガポールでは、「投名状」が260万シンガポール・ドル(約1300万人民元)という、
シンガポールでは長いこと見られなかった好成績をあげている。

このほか、映画会社の話によると、台湾での公開が今月28日で、
他の地区より15日遅れての上映となるが、
台湾のマスコミは早くから空前の報道でこの作品に注目、
映画館での前売り状況もかなりよく、
業界内では、この前に大ヒットを記録した「色、戒」を超えるのではないかと見ているという。

大スターが好成績を生む

お正月映画のもう1本の大作「集結号」の監督フォン・シャオガンは、
プロモーションの折、彼のこの大スター抜きの映画は、
大スター出演の映画よりも観客の反応はいいと言い、
暗に「投名状」のことをほのめかしていた。

昨日「投名状」の製作会社である中影集団の副社長、史東明は、
「投名状」の魅力が衰えないのは、ストーリーの面白さや雄大なシーンを除くと、
最も重要な原因は、やはり3大男優のスター効果であると言う。

「商業映画はスター映画にならざるを得ない。
大スターであるほど、集客力はより強くなる。
これはハリウッドのいならず世界中の普遍の原理だ」
また、「投名状」の3大主役のジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武は
中国語圏では並ぶもののない集客力を持っており、
従って、映画がヒットしているのも当然の成り行きだと語っている。

製作会社はまた、この3人は中国語圏を攻略しているだけでなく、
最近、西洋女性を対象にした調査で、彼女らをとりこにもしていると話す。
最もセクシーな中国人男優アンケートで、
この3人がそろって、トップ3位までを占めたのである。
順位は金城武、ジェット・リー、アンディ・ラウの順。
4位と5位にリュウ・イエとトニー・レオンが入った。
「初め、3人の大スターを高額の出演料で起用したが、
今になってみると、彼らの影響力は確実に映画により大きな利益をもたらした」
于冬はそう語った。
(金羊網 2007.12.27)


で、今日(28日)付の記事によりますと、


内地での成績は既に1.8億元に達した(半島都市報)

とありますので、すごい勢いです。
香港での数字の伸び方も相当なものです。



BBS  ネタバレDiary    23:50


2007年12月27日(木) 「赤壁」公式サイトopen!●「死神の精度」試写会

AMUさんから早朝のお知らせ。(ナンクルナルタイさんのところからです)。
「赤壁」(日本ではレッドクリフなんですが)の公式サイトがオープンです。
日本のサイトです。 → こちら



●「死神の精度」完成披露試写会   23:10

応募先が次々にアップされていますね。
どれにしたのかわからなくなりそう。
他のファンサイトさんでいくつも紹介してくださっています。
シネマスクランブルで25組50名と、少し多い募集が出ました。→ こちら

こう、こまごまと募集があると、そのどれにもハズレそう。
1500席?一度にだと、当たる確率が高くなる、ような気がする……
ま、お互い、頑張りましょう


BBS  ネタバレDiary  8:50 


2007年12月25日(火) 「死神の精度」予告編●追記

Yahoo映画に登場ですね!
お知らせ見て、行ってみました。
結構長い。見ないつもりだったけど見てしまった。
でも、とても楽しみ。日本語、いいですね!  予告編

おっと、友達からも連絡が来ていた!
劇場予告編も開始だそうです、at 丸の内プラゼール(東京)


●追記  23:30

完成披露試写会の募集も始まりました!
教えていただくばっかりです。
1月27日国際フォーラム。
まずは、シネマネットカフェで。うーん、狭き門。


BBS  ネタバレDiary 18:00


2007年12月24日(月) 配役が決まるまで(投名状)●監督の対談での談話

「投名状」の配役がどう決まったかに関する、ちょっと詳しい記述が、
南方都市報の、膨大な「投名状」特集ともいうべき記事の中にあります。
アンディ・ラウに関しては経緯は特に書いてないので、
ジェット・リーと金城武の部分だけ抜書きです。


(ジェット・リーについて)

ピーター・チャンはこう言った。
「ジェット・リーに会う前は、彼のことをよく知らなかった。
アクション映画ファンではなかったからね。
彼にあって、わかったんだ、彼はもうとっくに準備が出来て痛んだと」

ピーター・チャンは、プロデューサーのモーガンと、
�猗爐鳰籠鷂很鬚妨�説き落とす�瓩海箸鯡鸞�していた。
というのは、この役が、割合�猊霓有疆�で�狠薺銑瓩凌楊鬚世辰燭�らだ。
ところが、実際にジェット・リーを話し始めると、
ピーター・チャンはストーリーを語りながら、彼の反応を観察した。
そして「すごく考えを持っている。趙二虎役に説得できそうもない。
もし、二虎をやらせたら、うそ臭くなってしまう」
結局ピーター・チャンは、ジェット・リーを龐青雲役にと言ってしまった。
話が終わった後、ピーター・チャンは足を蹴って立ち上がった。
「どうしよう? 彼がぼくに龐青雲役を渡させてしまったよ!」

ジェット・リーという、この価格帯の俳優は、映画出演に大変慎重である。
共演は誰か? 出資者はどうか? 役は自分のイメージにいいか悪いか?
普通は監督とじっくり話し合わねばならない。
だが、たった15分で、ジェット・リーはピーター・チャンに回答した。
「やります!」
ピーター・チャンは言う。
「これで、この映画はできたも同じだった」

しかし、1ヵ月後、契約がまだ最終段階に来ていないとき、事情が変わった。
別の�犢畊舛痢�演技が特にうまく、最高の俳優と言ってもいいほどの俳優
(記者注:トニー・レオンではないだろうか? 確証はまだないが)�瓩�、
突然、龐青雲役に興味を示してきたのだ。
ピーター・チャンはジェット・リーに意見を求め、
趙二虎役を演じることも考えられるかと尋ねた。
その言葉が終わらないうちに、ジェット・リーは大変ていねいに、
はっきりと、自分は龐青雲がやりたいと言った。

その後、彼は自分のアメリカの弁護士から、ピーター・チャンに電話をかけさせ、
さらにプロデューサーにも電話させた。
「ジェット・リーは龐青雲役がとてもやってみたいのです。変えないでください」
ピーター・チャンは気がついた。
ジェット・リーは、このようなアクションのない役を待っていたのだと。
それもずっと前から。


金城武のところは、いきさつ以外の部分も併せて。
こちらは、一応、一部色で伏せます。


(金城武について)

映画の中でずっとモノローグが入る。
話しているのは一番後まで生きていた者だ。
だから、物語全体の語り手でもある。
姜午陽は幼い頃に孤児となった末弟で、
13歳のとき、二虎について強盗となり、二虎を実の兄のように思っている。

彼は「投名状」を交わして兄弟の契りを結び、
この契りを命を賭けて守ることを提案した。
彼は、龐青雲と次兄の妻が私情を通じているのに気がついただけで、
長兄が次兄を殺そうとしているのを敏感に察知してしまう。
兄弟の情を守るために、次兄の妻を断固として刺殺するが、
次兄の命を救うことはできない。
最後には、龐青雲の就任の日、彼を刺殺する。


「投名状」を提案したのは姜午陽である。
最後に「投名状」を完成させたのも彼だ。
金城武によれば、「姜午陽にとっては、兄弟の命だけが命で、
他人の命は命ではない」。

ピーター・チャンは実は金城武とは前からの友人だ。
一昨年の、あの「如果・愛」で信頼関係ができていた。
だが、ジェット・リーを動かすには15分しかかからなかったのに、
金城武を動かすのには、2ヶ月かかった。
なぜなら、「投名状」は、金城武が出演を引き受けない
3大タブーに引っかかっていたからである。

その1は、他の男性主役と競い合うタイプの芝居
その2、時代劇
その3 撮影があまりに大変な映画

特に、1番目だ。
金城武を深く知るピーター・チャンは、ひそかにこれを解読する。

「まず、金城武は世俗的成功には無関心な人です。
だけど実際は、この世で本当に競い合いが無しなんてことはない、
ただ表面上そうしているだけです。
俳優であって、争わずにいられるわけがない。
だから、主演男優が増え、人がみな競り合うときには、彼はきまって損をします」

姜午陽役を引き受けるかどうか、金城武は2ヶ月間苦慮して、
それでも回答がなかった。
ピーター・チャンは、きっと出ないのだろうと思い、他の人間を探す準備を始めた。
ところが、深夜に金城武から電話が入った。
「やっぱりやります。あなたを信じますよ!」

金城武が言うには、最終的に自分にこの役をやることを納得させた理由はこうだ。
「ピーター・チャンを信頼しています。
彼にぼくが自信を持てない一面をみてもらうことにします」

姜午陽は3つの役の中で一番猛々しい。
人の首を斬って投名状として納めるのは彼が言い出したことだ。
戦場の決死の先鋒隊に、真っ先に名乗りをあげたのは彼だ。
最後に次兄の妻を手ずからあやめてしまうのも、彼の仕業である。
そして最も人を驚かすのは、ピーター・チャンが金城武を使って、
敵軍の軍人の首を斬りおとすシーンである。

金城武は、初めアクション監督が彼に振付けたのは、
「大刀を振り上げ、敵軍の頭を突く」という動作だったのを覚えている。
だが、ピーター・チャンは言った。
「残酷さが足りない。もう少し」
そこで、敵将の首を一刀でそぎ落とすように変更された。
ピーター・チャンはそれでも言った。
「残酷さが足りない。そぎ落とすとはどういう意味だ? もう少し」

結局、このシーンは、金城武に大刀で敵の頭をじかに斬り落とし、
最後に首を捧げ持ち、天に向かって雄たけびをあげさせるよう書き換えられた。
金城武はこのように変えられたと聞いて、
「すごく気持ちが高ぶりました。
そして姜午陽の感情がつかめたことで、
ぼくはやれる、そのような感情をほとばしらせることができたんです」
(以上、南方都市報 2007.12.12より)



●監督の対談での談話  12:50

内容的に一部関連のある台湾の記事。

中国語歴史映画「投名状」の監督ピーター・チャンは、今日、
アン・リーの「グリーン・デスティニー」とチャン・イーモウの「HERO」の
2本の武侠映画の成功が、「投名状」を撮る励ましの1つとなったと認めた。
この種の題材の映画は、出資者を募りやすいからである。
また、「投名状」を撮りたいという動機は、
1973年に張徹監督の「刺馬」を見たことにさかのぼり、長いこと温めていたものだという。

ピーター・チャンは、今日、作家の張大春と「投名状」について対談した。
この映画は、もともとは清の時代の「刺馬」事件を元にしている。
張大春は、この映画を試写会で見たときに、これは「刺馬」ではないと語っていた。
ピーター・チャンは今日、自分とスタッフは、撮影中に歴史にリアルに迫ろうという
気持ちになっていることを自覚し、途中でタイトルと役名の変更を決定、
1つの架空の物語にすることにしたのだと話した。

ピーター・チャンはまた、「投名状」の脚本はかなり改変されたと語った。
特に普通の映画の撮影方法とは異なり、順撮りにしたため、脚本の随時変更が可能で、
その結果、最後には「刺馬」の設定だけが残り、他は全て書き改められた、
「投名状」は、実は全スタッフ、出演者が共同で創り上げた作品だと言った。

「投名状」には迫力に満ちた戦闘シーンが少なくない。
しかし感情表現に優れたピーター・チャンは、
大掛かりなシーンのための映画とは考えていない。
大がかりなシーンは多くの人の協力が無ければ完成しないから、
この映画はやはり、人間性を描く映画と思っているというのである。

「投名状」は中国語映画界の3大男性スターを起用したが、
中で金城武は一度出演を断っている。
ピーター・チャンは、金城武は時代劇を拒否し、ずっと不安感があり、
だが彼の説得で演技をやりとげたし、演技は以前よりも明らかに成長したと言う。

ピーター・チャンは、金城武とは「如果・愛」で仕事をしている。
チャンは、自分が金城武を変えたのではない、彼自身の力で進歩した、
また、以前よりも自分を開くようになり、より真剣になったが、
彼の頑固さが、彼自身の助けになっていると同時に、邪魔にもなっていると語った。
(中央社 2007.12.22)


BBS  ネタバレDiary   2:40


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