武ニュースDiary


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2006年12月28日(木) 「明報周刊」のインタビュー

「傷城」の面々は香港でも一同そろってインタビューを受けています。
23日に放映された「傷城的故事」でのインタビューだと思いますが、
「明報周刊」��1989にその記録が載っています。
短いのが残念ですが、面白い話もあるので、これもご紹介。
インタビュアーは、トニー・レオンとも知己の女優(?)鄭裕玲です。



――スー・チー、今回金城武と共演して、どんな感じを受けた?

スー・チー 彼はとても天真爛漫で、楽しい人。
まだ知らないときは、とても謎めいた感じだった。
初めて会ったときは、本当にハンサムでしたよ。
共演してからは……彼は自分を出さないけれど、
本当はとてもユーモラスな一面があるの。

――金城武は? スー・チーをどう思う?

金城武 ぼくも彼女も台湾出身だけど、共演のチャンスがなかった。
台湾映画はどんどん少なくなっていて、一緒に映画に出られるチャンスは
香港か大陸しかないから、今回はとても嬉しかった。
ここ数年の彼女の成果を見てきて、去年は金馬奨で主演女優賞を獲ったけど、
そのとき、ぼくは舞台裏から見ていて、とても嬉しかったですよ。
今度の共演では、ぼくたちのシーンは割に気楽で、
そんなにコミュニケーションをとらなくてもよかった。
撮影はとても気持ちよくできましたね。
彼女がセクシーであることは言うまでもない、みんな知っていることです。
それに、話し方にも一種独特の魅力がある。

――トニー・レオンのことは? 
あなたは彼との共演をすごく喜んでいるように見えたけど。


金城武 アジアの俳優の中でも、トニー・レオンはトップクラスの地位にあって、
彼の成果は誰もが認めるところです。
11年前、ウォン・カーウァイの「恋する惑星」に出たけれど、
残念ながら一緒のシーンは1つもなかった。
朝、ぼくが撮影を終わると、トニーがやってくる。
彼が終わると、ぼくが来る。
ぼくもあまり考えませんでしたね、これから撮影に入るから。
ここ数年、彼は成果を収めてきたけど、
だから一緒に演技できなくて惜しかったなとかは考えませんでしたね。
同じ作品に出るチャンスに恵まれただけで、すごいことだったから。
「恋する惑星」もウォン・カーウァイも賞を取ったし、
その映画に参加できたことがうれしくて、大切なことでした。
今回、彼がどういうふうに演技をするのか見られたのは、
ぼくにとって最大の収穫。
始まると、ぼくも彼の眼を見られない、
とても魅力があるから、横からこっそり見るぐらいしかできないんです。

――トニーはどう? このあなたのファンのことをどう思うの?

トニー・レオン 赤面してしまいますよ。
ぼくも映画で金城武を知った。
「恋する惑星」では一言も話さなかったけど、
今回、やっと知り合うことができた。
彼とぼくはとても似ていると感じたね。
やっぱり口数が少なくて、でも実はとてもユーモアがあって、
人当たりもいい。
今度の共演では、他の出演者達ともっと多くの時間を過ごしたかったんだが、
ぼくが2つの映画を同時並行で進めていたので(アン・リーの「色・戒」のこと)、
残念だが、難しかった。
どうしようもない。いつかまた機会があるだろう。

――一番プレッシャーがあったのはシュー・ジンレイ?

シュー・ジンレイ 学生の頃からこの方達が好きでしたよ。
今、共演することができて、とても面白かった。
みんな全然プレッシャーなんか感じさせなかった。
例えばトニー・レオンは、撮影に入ると、監督に、
先にご飯を食べたほうがいいんじゃないかと言ってくれて、
私もとてもリラックスできました。  (続く)


とりあえず、ここまで。



BBS  ネタバレDiary ★   Go! 2:30


2006年12月26日(火) 金城武、北京の10時間

北京のCETV−3「娯楽現場」で北京プレミアの武を追った番組をやる、
その予告の番組なんでしょうか。
でも、これだけでもかなり興味深い仕上がりになっています。
最後のグループインタビューでは、チョンさんとマックさんにいいように言われて、
苦笑ばかりのシャイな武の姿が見られ、思わず微笑んでしまいます。
記事とメディアをつきまぜた形で以下に。
(なかなか聞き取れないので、不十分なままですが)

メディアはこちらですが、なかなか見られません。
アップしてくださっている親切なサイトもあるかも。


    


「娯楽現場」金城武をドキュメント、
�猖�有引力�瓩瞭罎鯡世�す


金城武という名前には、中日韓3国を股に書ける
アジアの重量級スターという称号が冠されてきた。
この名の特質は�爛潺好謄蝓辞瓩任△襦�
12月17 日の「傷城」プレミアにおいて、「娯楽現場」のカメラが、
金城武の10時間に及ぶ北京プロモーションの旅を独占で収めた……

金城武 北京の10時間
12月17日11:00


「どうぞ!」
――昨日はよく眠れたようですね。
「まあまあ」
――北京はとても寒いでしょう。
「寒かったです」

起きてきたばかりの金城武は、ごくごく普通のカジュアルな服装。
それに合わせた白い平底のスニーカーは、シンプルな
どうということのないデザインで飾りも何もない。
その姿は、大スターの彼のイメージからは遠く隔たったものだった……

素顔の彼は、想像するようなスラッと高く伸びた感じではなく、
歩くとき、いつもかすかに前傾した姿勢でいる。
長ったらしいインタビューが終わるたび、部屋から出てくるやいなや
金城武の顔には、思わずほっとした笑みが浮かぶ。
そしてVIPの休憩室に入った後は、ドアの前で厳重な警戒をするガードマンと
あちこちうろうろするアシスタントの大群が、
部屋の中の貴賓こそ、あの謎めいて計り知れない大スター、
金城武だと気づかせてくれるのだ。

トニー・レオンの落ち着きに比べると、
金城武の親しみやすさ、活発さは、まるで子どものようだ。
映画会社の社長達と、1人1人別れを告げると、金城武は部屋に戻り、
午後の記者会見に備える。
その遠ざかっていく後ろ姿は、
気をつけて見なければ、大スター金城武とはなかなかわかるまい。

12月17日14:00 北京リージェント・ホテル
金城武「傷城」プロモーションの旅――記者会見


金城武が2番目に顔を見せたのは記者会見である。
革の上着にハイネックのセーター、それにベージュのズボンで登場したが、
リラックスした中にもセンスが行き届いた服装だ。
マスコミの砲火の前に、俳優達はみなかしこまり、注意深く応対していたが、
金城武は自分の世界に浸り始め、すっかり心ここにあらずになっていく……

記者会見が終わると、個別インタビューに入る。
どの合同記者会見の会場に入っても、迎えるのは、眼もくらむフラッシュだ。
席に着くと、金城武の黒い革靴がまず目に入った。
きめ細かい花模様が彫ってあり、かちっとした筋模様になっている。
これに黒のくるぶしソックスを合わせ、
彼の謎めいた魅力の中の質感が強調される。
トニー・レオンでさえ、金城武の外見に隠された中身の部分に強い印象を持っている。

トニー・レオン 金城武は大変個性的で、物静かで、
しかし自分の考えをしっかり持った俳優です。

トニーとの共演で、プレッシャーがあったのではないかという質問に、
金城武は果たして自分の考えをこう述べる。

「ぼくにとっては、影帝の演技を見られる、すごくいいチャンスです。
こういう定評のある人たちと仕事できるのは、本当に得してるなというだけです」

会見場を出たとたん、金城武は一気にリラックスし、
またいたずらっぽく、好奇心の強い本性を取り戻す。
フラッシュの嵐の襲撃を見慣れた金城武は、時折出くわす遊撃隊の突進にも、
子どものような好奇心と嬉しそうな驚きの様子を示す…

12月17日19:00 長虹影院(映画館)
――プレミア


金城武の1日における3番目の登場はプレミアだ。
革のハーフコートをはおり、ブーツをはいて登場、
レッド・カーペットでは十分に眼を引き、目立っていた。

レッド・カーペットが終わると、金城武は突如として無言になり、
普通でないほど静かになった。
がやがやと挨拶を交わす人の群れのただなかで、まるで、我関せずという風だった。
そして再び舞台に上がり、余興をするときになると、
彼はまた、たちまち輝きを放ち始め、
いたずらで活発な様は、別人のようだ……

12月17日20:00 長虹影院上映ホール
――ファン・ミーティング


(ここで、みんなのサインが入ったトレーナーを
集まったファンに座席の位置を指定してプレゼントするのですが、
武が誰に渡すか決める順番のときは、
後ろの方の人たちにしたいけれどいい? と言って、
自分の誕生日が10月11日だから、10列目の11番に座っている人、
と指名しています。
北京のファンの報告によると、「武!」と叫ぶファンに気がつき、
「ありがとう」とお礼を言っていたとか。
イベントが終わりに近づいたころ、「武、がんばって!」というファンの声に、
何度もおじぎをして「ありがとう」と繰り返し、
右のトニーさんが退場するのにも気がつかず、
やっとスー・チーに教えられて、手を振って退場したとのことです)




(このときの素敵なキャプチャをお借りして。謝謝)


12月17日21:30 リージェント・ホテル
――最後のインタビュー


(このときはコートを脱いだスーツ姿に、靴はレッド・カーペットのときと同じです)

女性インタビュアー 脚本を書いていたときには、
どのシーンが一番危険になると予想していましたか?


フェリックス・チョン 一番危険なのは、やっぱり最後のシーンですね。
2人の主人公が長い台詞を語るシーンです。

女性インタビュアー どうしてそのシーンが危険なんですか?
あの爆発シーンではないんですか?


チョン あのシーンを撮るのはは易しいんです、爆発シーンは。
しかし、こういう感情の交流は、これをうまく演じられないと、
とても小さな部分だけど、映画全体が成立しなくなってしまうんですよ。
それに、撮り方も心配だった。
というのは、すごく難しい、
つまり脚本上では、2人が話をしているだけなのでとても難しいんです。

男性インタビュアー 撮影で一番うまく行ったのはどのシーンですか?
出演者の方々の演技ですが。


チョン 大体よかったです。
というのは、金城武は朝っぱらから酔っていたから(一同爆笑)
とても自然な演技だった。
いや、彼の酔っているというのは、実は彼は、酔っているときの方が、
普段より生き生きしていると思ってるんですよ。(爆笑)
だって、その晩、彼はずっと必死で人をつかまえてはしゃべり続けだったんだから。
それまではいつも現場の片隅に隠れていたのに。(笑)
その晩(最後のシーン撮影の)はずっと人をつかまえてはおしゃべりしていたんです。

女性インタビュアー それは、演技していないときのことですか?

チョン そうそう。あの晩は、ずっと人に話しかけていた。
その後、撮影が終わったとき、彼に「社長と30分も喋っていたんだぜ」と言ってやったら、
彼は「はあっ? そうでしたか?」って言ってましたよ。

女性インタビュアー 彼は私をだましたんですよ。
今朝、彼に、普段はお酒は好きかどうか、
飲んだときはどんな風になるのかと聞いたんです。
そしたら、こう言いましたよ、酒を飲んだら、寝てしまうだけで、
人にはからみませんって。


金城武 んー、そのたびごとに違いますよ。
楽しいときは楽しくなるし、つらいときは、飲んでも多分悲しくなる。

男性インタビュアー 撮影のたびに本当に飲んでたんですか?

武 そうです。

男性インタビュアー 現場で撮影中の数ヶ月で何回ぐらい酔っ払いました?

武 んー、まあ……

女性インタビュアー いえ、その質問はフェリックス・チョンにした方がいいと思います。
金城武の飲酒のことは、彼の方が詳しいような気がしますけど。


チョン 実にそうですよ。(笑)(←「又か…」と武の気持ちの字幕が出ます^^)
しかし、ぼくも彼が本当に飲んで酔っ払ってるのは見たことがないんです。
彼は、さっきぼくが言ったように、飲めば飲むほど、頭がはっきりするみたいだし、
言葉数も多くなる。
だけど、バーッと外に出すタイプではなく、まじめに話すんですよ。
覚えているのは、彼がこういうふうにずっと飲みながら、ぼくに話をしていたこと。
あの最後のシーンのことを話していて、7、8日間話してたと思いますよ。(笑)
後で、ぼくらが話をした結果は、やっぱりすごく良かったんだ。
それは今、みんな見ることができます。

男性インタビュアー 金城武は、飲むと、あのインスピレーションが
生まれるということですか?


チョン そう。ちょっと酔っているとき、インスピレーションが豊かになるのがわかりますよ。

女性インタビュアー だから監督は彼を酔わせたんですね。

アラン・マック ある場面で、始まってまもなく彼が泣くというシーンがあって、
ぼく自身、非常に感動しましたよ、本当に。
このシーンには、少し時間をかけないとダメだと思っていたんですが。

女性インタビュアー そうしたら?

マック ところが彼と話をした後、彼は何も言わなかった。
脚本をざあっと見て、今日はここを撮る、はい、わかりました、
で、撮影を始めたら、彼はすぐに泣いた。
モニターで見ていて、心が痛くなったよ。

(武はずっとセキをしています。
新聞によると、前の日に風邪を引いたらしい)


12月17日22:00 北京リージェント・ホテル
――北京での取材終了


密なスケジュールの1日の内に、彼は全て異なる姿を見せた。
時折、言葉少なく沈黙し、宇宙に思いを馳せて、
神秘に満ちた大スターらしさに満ち満ちたりもするものの、
舞台上のまじめさ慎ましさと素顔でのいたずらっこ風親しみやすさもまた
真実の、生き生きとした金城武なのだと感じられる。
ならば、金城武は普段は一体どんなふうなのだろうか?
内面がどうなれば、表の雰囲気が変わるのだろう。

スターというものは、しばしばある1つの特徴が限りなく拡大されて、
そのレッテルとなる。
そして金城武が1日の間に身につけた、
4つの衣装と3種類の全然違う雰囲気の革靴は、
知らず知らずの内に、彼の個性の秘密を垣間見せている。
それぞれ違うものに、それぞれ一面の真実がある。
どの一面でも金城武のミステリアスな外見の下の、
あのはにかみ、温かさ、いたずらっぽさ、訥弁に触れることができる。

アイドルのレッテルを捨てようと努力し、
演技派を自分の手本としている若い俳優――金城武。
ここにこそ、金城武が大勢の人の愛を一身に集め、
万有引力の中心である理由がある。

金城武の本当の生活の様子を知りたいだろうか?
その、人と異なる心の内を探ってみたいだろうか?
近くでその万有引力を感じたいだろうか?
今夜の「娯楽現場」の独占ドキュメントをどうぞ。


BBS  ネタバレDiary ★   Go!  2;30


2006年12月21日(木) 「傷城」評(ブログより●記者会見の感想

香港会見とプレミアのニュースは、記事としてはまだあまり詳しいものが出ていません。
内容的には、今までとそんなに変わるとも思われず、
ここで、この映画を評したブログの文章をご紹介します。

詳しく語っているのに、見事にネタバレを避けていて、
どうも映画関係者のように思えてよく見ましたら、
このブログ主の老晃という人は、ウルムチ生まれで、
大陸の映画雑誌「看電影」のチーフ・エディターをしたこともある人だそうです。
その他「新電影」「影響」などの雑誌にも関わっており、
現在は新しい映画雑誌を企画中、また脚本を書きたい気持ちもあるようです。



金城武は1人だけ!

(他の映画のことなので前略)
「傷城」は、アンドリュー・ラウ、アラン・マックの、
「インファナル・アフェア」シリーズ以後、最良の作品である。
「インファナル・アフェア」は大ヒットの後、リメイク権を買った
ハリウッドは間違っていなかった。

フェリックス・チョンの脚本は組み立てが複雑に入り乱れ、
見かけはシンプルに見えるのだが、その実、
何本もの1つにまとまらない手がかりが、虚実入り混じる。
メインストーリーはヒチコック風の探偵物語の推理手法を使用し、
いくつかの複雑な人間の感情のラインも処理が明快だ。
そのため、「インファナル・アフェア」の�狎蟻里瞭罩瓩箸いΕ優織鬚�
再び使っているにもかかわらず、つまらなさは少しも感じさせない。
開幕シーンはてきぱきと、一気に圧倒する。
かつ、ハリウッド的なストーリー展開の傾向が明らかで、
首尾呼応した細部の構成は、「デイジー」を思わせる
――作中の小さな細工も一々みなそうで、脚本が細部を重視していることを物語っている。

香港警察物は、テディ・チャンの「ビースト・コップス/野獣刑警」に止めを刺すが、
「傷城」の金城武はもう1人のアンソニー・ウォンではないけれども、
この作品はミステリー部分を処理すると同時に、
2人の男のそれぞれの感情のラインとのバランスが非常に巧妙で、
彼らの間の秘密は幾重にもふくらみ、最後に解消をみるのである。
これは、エンタテイメントのストーリーテリング上、
「ビースト・コップ」と甲乙つけがたい。

「傷城」で唯一残念なのは、アンドリュー・ラウが
叙述における濃厚な文芸趣味を頑固に捨てなかったことだが、
しかし、それは決して欠点ではない。
ただ、映画の風格の追求方法の違いとしか言えないのである。
濃厚な文芸調は、クリスマス興行
――若い女性観客の好みに合わせているのかもしれない。
その上金城武だ……「傷城」の金城武は、大勢の女性達を間違いなく虜にするだろう!

金城武は実にかっこいい。
「LOVERS」でも「如果・愛」でも、
彼のあの非凡な、人を夢中にさせる力は抑えられていたが、
「傷城」では、「不夜城」あるいは�爛Ε�ン・カーウァイ時代�瓩痢�
あの金城武が部分的にかなり再現している。
その上、演技でも、彼はトニー・レオンに一歩もひけをとっていない。

トニー・レオンはいまさら言うまでもない。
彼は眼だけで演技ができ、誰でもやられてしまう。
彼の気質はこの役を演じるのに、これ以上ふさわしいものはない。
ラストシーンの演技がいささか加減を欠くものの、それ以外、
不適切なところ、できのよくないところは全然ない。

シュー・ジンレイの演技も思いがけず悪くない。
少なくとも、トニー・レオンとのキスシーンははまっていたが、
どうしたって気に入られはしないだろう。
反対にスー・チーは出番は少ないが、
どのシーンも可愛いことこの上ない。100倍彼女を押す。
「刺馬」のヒロイン決定で、どうしてあんなに眼が節穴になれたのだろう。
ピーター・チャン君、君は筆をふるって、この混乱を正常化することができるだろうか?
(我私人的紅灯区 2006.12.17)


もう1つ、これもニュースではなく、個人の記録になっています。 2:40


「傷城」記者会見で初めて金城武を見る

私たちの年代の人間にとって、金城武は、
小さいときから共に歩み育ってきた名前である。
子どもの頃の台湾四小天王は、ジミー・リンはレーサーとなり、
ニッキー・ウーは結婚し、スー・ヨウポンはつまらぬテレビドラマの世界に入ってしまって、
金城武1人が、青春アイドルからスクリーンへと向かって、
演技はどんどんうまくなり、大人の男の魅力もますます備えるようになった。

「傷城」の記者会見に、外に出る仕事を代わってあげ、さっさと仕事を終わらせて、
初めて金城武を見に行った。
映画「君のいた永遠」「ターンレフト、ターンライト」の金城武にはドキドキし、
ドラマ「神様、もう少しだけ」での彼の愛し方に心を震わせた。
私は金城武を目にしたら、自分も若いファンの子たちと同じように
感激するだろうと思っていた。
すごく興奮するだろうと思っていたのだが、それは間違いだった。

周りのファン達はずっと叫びっぱなしだったが、
私はなんと、それほどの動揺は感じなかったのだ。
芸能界には顔のいい人は掃いて捨てるほどおり、大勢見て、マヒしている。
そうではなく、「傷城」の彼の退廃的な様子や
トニー・レオンに劣らぬ演技のほうが、美貌よりももっと魅力的だったのだ。
きれいなのはアイドル、魅力あるのはスターである。

会見のとき、金城武は口数少なく、声も大きくなく、
しかし話し振りはしっかりとして、妥協がなく、
司会者の意図に無理して合わせようとはしなかった。
彼を見てきたが、ずっと非常に地道な俳優であり、脚本に従って演技し、
良い演技をすることを望み、
また自分の出た作品が良い評価を得ることを望んでいて、
そのほかのことは彼にはどうでもよく、外見だけ装うことはしたがらない。

ファンの叫び声に、金城武は慣れており、すでにマヒしているくらいで、
微笑を浮かべているが、職業的なものである。
チャップマン・トーのお世辞にもあっさりと、
礼儀正しく応えるが、決して大喜びなどしていない。
記者会見、カメラのフラッシュは、彼にとっては仕事に過ぎず、
彼はずっとその場から遊離した状態にあった。

ここ最近、金城武のニュースは少ない。
同性の友人との親密な関係が噂されたり、
秘密結婚をしたという噂が流れたりもしたが、
すべてはたちまち否定された。
金城武は強く表現することなく、自分からあれこれ言い出すこともない。
この業界からは常に浮いている。
彼自身の言葉を借りれば、「とても恥ずかしいんです」ということになる。

金城武は融通が利かないという人もいる。
彼の条件をもってすれば、もっと仕事をし、もっと宣伝をするなら、
絶大な人気を得ることができるし、収入も増えるというのだ。
また、彼は賢いと言う人もいる。
たとえ芸能界にいても、自分自身の生活を持ち、
少ない仕事量で結構な生活を維持できており、
仕事ロボットに陥らずにいられるからだ。

私は、彼は本当に賢いと思う。
1年に1作の映画出演で、去年の「如果・愛」では、
彼の歌と深い感情表現を見ることができたし、
今年の「傷城」では、みんなの彼を見る眼が一新した。
金城武の演技はトニー・レオンに少しも見劣りしないどころか、
もっと眼を奪うものだったではないか。

会見には、セレブな女性ファン達もやってきていた。
マスコミの編集長あり、映画会社のお偉いさんあり。
一般のファンと同じく、彼女らの願いはいたって簡単だ、ツーショットを撮りたい。
しかし金城武はすべて婉曲に断った。
物腰は柔らかいが、内面は確固としている
――ぼくにはぼくの原則があります、ぼくの作品にだけ注目してください。
(賀雅佳・文/新快報2006.12.20)


しかし、思うんですけど、武はそこにいるだけで
しっかり「刺馬」の宣伝になっていますね。



BBS  ネタバレDiary ★   Go!    0:15


2006年12月20日(水) 広州学生映画祭で

前のことを伝えきらないうちに次のイベントが行われる状態で、
ちょうど1年前もそうでしたね〜
今日は香港に浜崎あゆみが到着し、夜9時(現地時間)からのプレミアに出席して、
それも終わった時間ですね。
昼に行われた記者会見については、写真だけがあちこちで出てきている状態です。
とりあえず、昨日の広州での会見のもう少し詳しい記事を入れておきます。



昨日(18日)午後、北京プレミア式典出席ののち、
「傷城」のメインスタッフ、アラン・マック、フェリックス・チョン、
金城武、チャップマン・トーが広州を訪れ、
広州大学生映画祭の閉幕式に出席、ならびにファンとのミーティングを行った。
顔ぶれは男ばかりだったが、金城武の極めて高い人気で、
ファンや大学生から何度も歓声が上がった。

「傷城」は22日に大陸で公開される。
この映画が正月映画シーズンにぶつかる相手は、「黄金甲」だけではない。
本紙が昨日得た情報では、「傷城」と同じ日にプレミアを行う映画に、
2006年最後のハリウッド大作「レーシング・ストライプス」、があり、
29日にはモームの小説の映画化「面紗」が公開される。
「面紗」は「キングコング」の主演女優ナオミ・ワッツと
アンソニー・ウォン、夏雨らが出演する。
国産映画とハリウッドの名作のすきまで、
「傷城」がトップを独占しようとするのは確かに非常に難しい。
おいしいいところを分かち合おうというほうが現実的だろう。

チャップマン・トーカメラの前で金城武を風采を競う

観客との交流だけであるので、メインスタッフの面々も、
記者会見のときのように立て板に水というわけではなく、多くが短い言葉で語った。
ただいつも司会を担当しているチャップマン・トーだけが、
�狡缶N銑瓩量魍笋魏未燭掘∪笋┐困修両譴諒薫狼い鯆汗瓩靴討蓮�
ときに金城武のマイクを奪って、代わりに答えたりしていた。

開場したとき、大勢のファンの悲鳴がものすごく、
司会者が金城武の人気を大いにほめたたえ始めたそのとき、
チャップマン・トーはそのパフォーマンスを始めたのである。

彼はマイクを取って、
「そうです、金城武はみんなから好かれていますよ。
さっき、あそこのファンの方が、10年以上ファンだとおっしゃいましたが、
申しましょう、ぼくは20年以上、彼のファンです!
ぼくが好きなだけでなく、ぼくの女房もファンなんです。
撮影中、現場にはテレビ電話というものがあったんですよ。
女房がそれに電話をかけてきたんですが、
なんとぼくにじゃなく、金城武にだったんです。
ぼくは、金城武は話がすきじゃないから、君とは話さないよと言ったんですが、
女房はこう言いました。
わかってるわよ、そこに立って一目姿を見せてくればいいの」

その後で、ある観客がチャップマン・トーに、
金城武がこんなに人に好かれてるのだから、彼と演技比べをして、
�犲仕吻瓩里茲Δ覆發里魎兇犬覆�ったかと、質問した。
するとトーは頭をかきながら、
「演技比べ? そんなふうに言わないでくださいよ。
芸能界ではね、演技比べをするのは二流三流の俳優。
ぼくらのような一流の俳優はしない。するのは演技だけなの」

まじめくさって言いながら、横を向いてにやっと笑うと、
「こんなところを見ちゃいけないよ。ぼくはいつも他人の比較しているんですよ。
「傷城」では本当は金城武とかっこよさ比べをしたかったんだが、
後でそれはまずいと気がついた。
見かけの差が激しすぎる、この1点においてぼくは彼にはかなわない。
しかし、「頭文字D」では、ジェイ・チョウとクールさを競ったよ。
2人は�爛�ール�瓩箸いμ未任呂△泙蠅劼韻鬚箸蕕覆い�らね、
比べる価値があると思ったのさ」

(別の新聞では、「ジェイ・チョウは音楽の才能は最高だが、
顔ということになればぼくとどっこいどっこだから、競い合える」と言ったとあります/網易娯楽)

金城武が無口なのははにかみやだから

先ごろあるマスコミが、「傷城」は金城武とトニー・レオンは
「恋する惑星」以後、2回目の共演だと伝え、
それで12年後、2人の演技はどう成長したかとの質問が出たが、
金城武ははっきりと、今回が初めての共演だと述べた。
というのは、「恋する惑星」では、同じ映画に出てはいたが、
�狷碓貉�空間�瓩砲呂い覆�ったため、共演シーンがなかったからだという。

「トニーの演技にはずっと前から敬服しています。
今回彼と一緒になれて、学ぶという態度で、自分の出番を全力でがんばりました。
でも、うまくいったかどうかは、今は言えません。
まだ映画を見ていませんから」

現実には、金城武は人気は非常に高いが、これまで映画評論家には、
形はいいが、いわゆる�牴嵒哭瓩涼僕イ世箸糧禀召鮗�けてきた。
しかし、今回、「傷城」で、アンドリュー・ラウとアラン・マックは彼を徹底的に�牴�造�瓩掘�
非常に自然な演技を見せている。

映画では彼は酒びたりの男として登場し、歩く足元も怪しいが、
これについて本紙記者が香港でアンドリュー・ラウに取材したとき、
ラウはまじめくさってこう話していた。

「私の映画では、俳優には、飲むなら本当に飲む、いつも、そのように要求しています。
金城武の場合、実際に毎日酔っ払ってから撮影に入ってもらいました。
もし、酔ってなければ、もっと飲む。
その結果、我々はいつも彼をおぶってホテルに連れ帰らなきゃならなかったんですよ。
後のほうでは中毒になってしまって、
クランクアップ後は、禁酒施設に入って酒断ちしたというわけです」

アンドリュー・ラウの話を、金城武は昨日否定して言った。
「撮影中、ずっと飲んでいたのは本当です。
でも、特別酔っていたわけではありませんよ。
あまり酔ってしまうと、台詞だって覚えられないから、演技できませんよ」

とはいえ、金城武は「傷城」撮影終了顔、確かに姿を消してしまった。
これもまた彼の一貫したあり方で、映画撮影が終われば、
すぐさまあらゆる人の目から身を隠してしまう。
これについて、金城武は、わざと隠れるわけではないと答えている。
「ぼくはどちらかというと恥ずかしがりのほうで、あまり話も上手じゃないから、
いっそのこと、隠れてしまうんです。
それにここ数年は仕事量もあまり多くなく、大体1年に1本でしたし。
でも、普段、外出はたしかにほとんどしません、
今パパラッチが本当に多いですから。
外で友達と酒を飲むと、街頭で泥酔していたと書くんですよ。
家から外に出なければ、隠れて人に会いたがらないと言います。
どっちみち何か言われるんです。
だったら、家にいるほうがまだいい」

またここ数年、「LOVERS」から「如果・愛」まで、
出演映画は基本的に大陸あるいは香港の作品だ。
これは、これまでの日本韓国重視からかなり隔たっている。
これに対し、彼は仕事の重点を移したということでは決してない、
今は大陸と香港でのチャンスが比較的多いからだと答える。

「チャンスのあるところならどこでも行って、そこで仕事をする。
今、多くの香港台湾の映画製作は大陸に移りつつあります。
大陸はチャンスが多いので、ぼくは今それに参加して、多くのことを学びました」
(南方網 2006.12.19)


南方都市報は、


金城武がまだ登場しないうちから、100人あまりの大学生達は
声をそろえて彼の名前を呼び、会場は熱気に包まれていた。

と報じています。


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2006年12月19日(火) 「傷城」プレミア関係報道いろいろ●広州でのプロモーション

昨日の記者会見ですが、メディアで中継したものと、後で出たニュースとでは
内容が一部違うので、他にも会見をしたのだろうかとあちこち見てましたら、
いつもは受けない、合同会見の後の個別取材を受けていたのですね。
それが以下の記事ではっきりわかりました。
出演者全員受けていますが、武の部分だけ。
なお、ネタバレにちょくちょく引っかかり、他の人の話も紹介すると、
それだけその危険が増すので、それもあって、すべて武のところだけ訳出します。
他の記事で前出の部分と、ネタバレの部分は略しています。


(前略)
花模様のTシャツを着たトニー・レオンは、髪を横ワケにして、
アイドル時代を彷彿とさせている。
彼は、悪役ではあるが、観客は俳優と役を混同しないと信じています、
と繰り返し強調した。
金城武は挑発にヒゲをたくわえ、前よりも男っぽい様子で、
質問に答えるときも、リラックスして笑わせた。
スー・チーは長い髪をまっすぐ垂らし、服装も適度で、大変活発だった。
シュー・ジンレイは改まった服装で登場、
2本大作が続くことで、精神的に良い状態にあるようだ。

金城武
楽々と電気を放つ


伝説では、金城武は内にこもるあまり、記者のインタビューも受けたがらないということだ。
ところが意外なことに、発表会が終わった後、インタビュー室に現れたばかりか、
写真撮影も受け、質問への答にも極めて協力的で、
軽やかでユーモアのある話は、何度か記者たちの笑いまで引き起こしたほどであった。

インタビュー室には約50人の記者とカメラマンがいたが、
彼が入ってくるや、真っ先に彼を迎えたのは、2分ほどにも及ぶフラッシュだった。
彼は呼吸困難を起こしたようなふうで、「空気が不足してないですか?」と言い、
上品に礼儀正しくスタッフに、インタビュー室のドアを開け放してくれるよう頼んだ。

映画の中の丘健邦は酒におぼれているが、
金城武は、自分も撮影現場では酒びたりになりかかったのだと表現した。
「撮影に入る前、監督がアルコール中毒の人間の資料を見せてくれたんですが、
びっくりするような内容でした。
もちろんぼくの場合はそれほどではなく、悲しみを、酒で紛らわせているだけです。
撮影のときは、ぼくはずっと酒を飲んでいて、
酔っていたかどうかはあまり覚えていないけど、少しはそうだったと思います。(中略)
いよいよ撮影となると、監督がちょっと待て、もう1杯飲めと言うことがよくありました」

普段の生活で、もし悲しいことにぶつかったら、どうするか?
金城武の最初の答は「悲しみます」
記者たちが笑いをこらえられないでいるのを見て、彼はまた付け加えた。
「隠れて泣きます。
わざわざ人を引っ張ってきて、『おい、聞いてくれよ』とは言わない。
(記者記者たちはまた吹き出す)人に悩みを訴えることはしませんね。
もちろん、友達がそばにいたら、泣きたくなればぼくも泣くけど」

その前に、彼は記者たちに「傷城」で一番プレッシャーだったのは
人前で泣かなくてはいけないことだと話していた。
「みんながそばで僕が泣くのを待ってるんです」
記者たちが、どうして泣くのに成功したのかとさらに聞くと、彼は笑ってこう言った。
「泣かなかったら、アウトだからね」
全員が爆笑するのを見て、彼は急いで真面目に付け加えた。
「でも、ちゃんと気持ちはこもってましたよ」

ここ数年、金城武は中国語大作映画に連続して出演しているが、
大作はプレッシャーが大きいと言う。
チャン・イーモウの大作にまた出る気はあるかと聞かれ、彼は真剣に言った。
「もちろん出ます。それは光栄なことですから」
だが、」すぐに言葉を継いだ。
「もうちょっと小さい作品だといいです。
あんなに大作じゃないほうがいい。
大作に出るのはプレッシャーも大きいですよ」
(長江日報 2006.2.18)


なぜ泣けたかについて、他のニュースではこう書いています。



「泣くのはとても難しかったけれど、でも、こう、考えたんです、
これで泣けなければおしまいだ。
監督に叱られるのは怖いので、一生懸命その気持ちになるようにしました」
(遼瀋晩報 2006.12.18)

この新聞にはこんなエピソードも。


「刺馬」の撮影真っ最中の金城武は、ひげだらけだが、時々記者たちと冗談を言い、
はては空っぽで何も載っていないテーブルの上をさするようにして、言った。
「テーブルに何もないと、安全感がないですね」


もう1つ、まとまった記事を。


四大主演者、北京プレミアに顔をそろえる
金城武、「傷城」での12年後の変身


「黄金甲」に引き続き、昨日(12月17日)、香港の看板監督、
アンドリュー・ラウの新作「傷城」が北京でプレミアを行った。
四人の主演者トニー・レオン、金城武、スー・チー、シュー・ジンレイが全員出席、
アメリカで撮影中のアンドリュー・ラウだけが欠席であった。

中国語映画の2大いい男の対決ということで、
多くの人がどうしても金城武のことを心配してしまったものだが、
思いがけなく、そのような心配は余計であった。
一貫してクールそのものの金城武は、昨日は機嫌よい姿を見せ、
トニー・レオンのプレッシャーを感じていないばかりか、
いつもと異なり、記者たちと談笑し、冗談を言って笑わせ、
さらには、いつも人のいないところでこっそり泣くのだと、
心の内を開けっぴろげに語りさえしたのである。

12年が1つの区切りとなり、「傷城」に至って、ついにこの、
12年前はただかっこいいだけだった人間が、魅力ある演技を見せ始め、
ターニングポイントにやってきた。

沈黙と寡黙から愛すべきユーモアへ

「LOVERS」「如果・愛」、そしてまもなく公開される「傷城」と、
金城武は再び中国語映画に戻ってきた。
昨日、彼は「刺馬」でのヒゲ面で登場、機嫌はきわめてよく、
記者たち全員とよく話し、笑い、以前の寡黙な様子とは別人のようであった。

インタビューに答え、彼自身も、
「以前は話をしないほうで、はっきり言うと、ぼくはあまり融通が利かない人です。
今はもっと活発になるよう努力しています」と認めた。
彼自身、少しずつ変化し始めたとも認めている。
特に、トニー・レオンにユーモア感があるのを見出されてから、
これまでのやや閉鎖的な�狹兄箸離▲ぅ疋覘疆�状態を、
努力して変えようとし始めている。

彼は記者にこう言っている。
「トニー・レオンと、いつかもっと気軽なもので一緒にやれたらいいねと話しています。
例えばコメディーは面白いだろうと思う。
そういうタイプの映画はやったことがないけれど(最近のことを言ってるのでしょうね)」

「他人の評価を気にする」から、「自分の本分を尽くす」へ

デビューして10数年、人々が金城武に抱く印象はスーパーアイドルである。
今回の「傷城」出演で、多くの人が心配した。
同じくかっこいい男、しかし演技力は確かなトニー・レオンとのコンビでは、
はっきり見劣りがするのではないかと。
まさか、彼がトニー・レオンを食う勢いだと感じた観客が少なくないなどとは
思いもよらぬことだった。
トニー・レオン本人さえ、記者たちにこうほめて言っている。
「金城武は大きく成長した。
とても才能があるし、非常にやりがいがある」
金城武は、それでも繰り返しトニー・レオンを賛美して、彼を�狎菁抬瓩噺討咫�
とてもよくしてくれ、「いつもぼくたちに穏やかに話してくれるし、
彼から学んだことはたくさんある」と感じている。

尊敬は尊敬として、「傷城」で、彼はだんだん演技に魅力が出てきた。
だから、ピーター・チャン監督からも再び�爐�声がかかり�瓠�
来年の正月大作「刺馬」に出演することになったのだ。
人からかっこよさと演技とどちらを褒められるのがいいか、
金城武はとっくに気持ちが決まっている。

「子どもの頃はやはり他人の評価が気になりました。
今はぼくにとって、もうどうでもいいことです。
自分のやるべきことをやる、映画に出るのは違う人から違うことを学べるということ、
例えばトニー・レオンから学んだように」

「悲しければ泣く」から「さっぱりと切り捨てる」まで

�猗瓩靴澂瓩蓮崕�城」の重要なテーマである。
映画の中の金城武とトニー・レオンは共に過去の傷を抱えた人間だ。(中略)
マスコミ取材のとき、金城武は、自分もかつて多くの悲しい出来事があった、
最たるものは親しい人との別れだと、心の内を語った。
そうした悲しい出来事に対する金城武の解決法は、泣くことなのである。

彼に言わせれば、
「悲しみは悲しみ、それは成長する中で必ず経験すること。
ぼくの場合は、悲しくなると、多分誰もいないところを探して、
隠れてこっそり泣きます。
人に打ち明けることはしない、人を引っ張ってきて訴えたりはしません
……泣くほうが多分ずっといいと思う」
男児が泣くと言うなど、聞き捨てならないが、
金城武のような性格の人のこととなれば、逆にみんな面白がって聞ける。

[参考]
アイドル金城武がアイドルに別れを告げるまで


1973年10月11日 金城武は台湾で生まれた。
「金城」が姓で、1文字名前の「武」である。
母親は美人で、父親は台湾に初めて養鰻技術を伝えた日本人。
アメリカンスクールに入学後、クラスメートの母親の依頼でCM出演をする。
好奇心とバイクを買う金を稼ぎたいという単純な動機で、
金城武はスターへの道に足を踏み入れ、10数枚のアルバムを出した。

1994年〜1995年 ウォン・カーウァイの「恋する惑星」と「天使の涙」に連続出演、
これが彼の芸能キャリアの転機点となる。
香港映画界で急速に人気を得、その後、「世界の涯てに」「ダウンタウン・シャドー」
「初恋」「アンナ・マデリーナ」などに出演。

1998年 「不夜城」とテレビドラマ「神様、もう少しだけ」によって、日本で人気者に。
その他の作品には「ラベンダー」「君のいた永遠」「ターンレフト、ターンライト」、
それに日本映画「リターナー】などがある。

2004年 チャン・イーモウの大作「LOVERS」に出演。
映画自体は論争の渦に巻き込まれたが、彼は風流洒脱な持ち味で、
作品中、一見の価値ある人物となっている。

2005年 ピーター・チャン監督「如果・愛」に主演、
主演女優のジョウ・シュンのキャリアを高みに押し上げることができたが、
彼自身は単純な美男のイメージを変えることがなかった。

2006年 「傷城」に主演、トニー・レオンを相手とし、影帝の影にとどまることなく、
作品中の最大の見所となるのに成功、その演技の上達にはトニー・レオン本人もいたく驚く。

2007年 「刺馬」に主演。再びピーター・チャンの手にかかり、
世の荒波をくぐり抜けた男の造形は、従来の白面の読書人のイメージを一変させた。
作中の3兄弟中最も不屈で、最も残忍性を持つ男の役でもあり、
徹底的なイメージチェンジが期待される。
(上海青年報 2006.12.18)




●広州でのプロモーション   4:30!

ニュースが出ました。写真も。
いや、金馬奨のショック(悪いという意味でなく、ただただショック)療法で
以降登場するヒゲ姿は、もう、どんどん素敵に見えてきて、
この広州での写真もいいです〜
こちら、3ページにわたってあります。
ここも。いつものように、同じプロモ期間中にどんどんグレードアップしますね〜。



金城武、広州でのプロモーションに歓声
トニー・レオンとの比較は考えず


12月18日、映画「傷城」の広州プロモーションに、
4人の主役を代表して金城武1人が出席、
それでも会場の大勢の女性ファンの歓声と大騒ぎを引き起こした。

全身黒の衣装に身を包んだ金城武は、作品中のデカダンなイメージで、
個性的なヒゲをはやしていた。
彼が姿を現すや、会場の全員の目はたちまち彼1人に引きつけられ、
監督のアラン・マック、脚本のフェリックス・チョン、
チャップマン・トーは影が薄くなってしまった。

司会者がチャップマン・トーと金城武を比較して話そうとしたとき、
トーはおどけて、こう言った。
「比べる必要なし。
一目見ただけで差がちょとやそっとじゃないのがわかるもの。
それに告白すると、ぼくの女房だって、
ぼくが金城武と共演すると知ったら、異常な興奮ぶりだったんだ。
彼の殺傷力は明らかだろ」

ある記者が、この映画の金城武とトニー・レオンとの共演シーンでは、
金城の演技の方がはっきりいいけれど、自分ではどう思うかと質問すると、
金城武は自分の態度を即答した。
演技は自分自身がいいものをすべきことで、
他の誰かと競うなどとは考えたこともないと。

劇中の金城武は完全に酒びたりで、片時も酒瓶を手放さない。
撮影のときは、実は監督の要求で酔っ払った状態を保ち、
撮影前に少し酒を飲んでいたのである。
この半分酔った状態で、劇中人物の性格を把握するのはかなり難しかったという。

金城武の印象は、一貫して非常にメランコリックで寡黙なというものだが、
それが劇中人物の性格の特徴に良く合っていた。
彼はいつも自分があまり口数が多くないのは、恥ずかしいからで、
にぎやかな大勢のところに出るのを好まないのも、性格からと説明している。

この犯罪を題材にした「傷城」は、かつての名作「インファナル・アフェア」の監督
アンドリュー・ラウの手になるもので、共同監督のアラン・マックも、
「インファナル・アフェア」の影響を多かれ少なかれ受けており、
雰囲気が似ているところがあると率直に話す。

スー・チーの�爛咫璽襯�ール�瓩量鬚砲弔い董▲泪奪�監督は、
決していろどりだけの、どうでもいい役で、
質問者が考えるようなスー・チーの名前を借りるためのものでは決してないと考えている。
スー・チーはこの役にぴったりで、
またこの役は、映画全体につながりを与える重要な働きがあるという。
(捜狐・広東 2006.12.18)

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2006年12月18日(月) 「傷城」新浪聊天室

「傷城」会見に続き行われた新浪ネットのチャットルームでの話です。


新浪聊天室 ゲスト・金城武

司会者 新浪ネットのみなさん、こんにちは。
アンドリュー・ラウ、アラン・マック監督の大作、「傷城」がまもなく公開されます。
今日は大変幸いなことに、主演の1人、金城武さんを
私たちの新浪聊天室のゲストとしてお招きすることができました。
まず、金城武さん、ネットのみなさんにご挨拶をどうぞ。


金城武 Hello、みなさん、こんにちは。

司会者 この「傷城」は、タイトルを聞くだけで非常に悲しい物語ですが、
新浪ネットのみなさんに、映画の中での役について間単に説明してください。


金城武 ぼくの役は、ぼくとニー・レオンは2人とも警察官で、ぼくが彼の部下です。
(以下、いささかですがネタバレにつき割愛)

司会者 映画はまだ公開前なので、細かくお伝えするわけにはいきませんね。
今、大変流行っている言葉があるんですが、それは「誰の心にも傷城がある」。
「傷城」のこのテーマについて、どう解釈していますか?


金城武 僕自身、聞いたときは、あまりいろいろと考えませんでした。
というのは、監督のアンドリュー・ラウは、香港に対してある思いを抱いて、
香港を描きたいのだなと感じたからです。
背景は香港、出来事、物語、人物も全部香港。
おそらく彼にとって傷城はかなり深い意味をもっているのでしょう。
ぼくは聞いたときは、あまり考えませんでした。

司会者 映画の中の傷城は香港ですが、あなたの中の傷城はどこですか?

金城武 どこもそうだと思います。
生まれたところ、仕事を始めたところ。
後に台湾、香港、日本、アメリカまで、あるいは中国と
あちこち行って映画を撮るようになりました。
行ったところ行ったところで嬉しいこと、いやなことがあります。

司会者 「傷城」でのあなたの演技を拝見ましたが、かなり崩れた感じの役だと思いました。
監督はあなたのことを、世の中を忘れることができ、
世の中もまたあなたを忘れられる人だといいましたが、あなたはそう思いますか?


金城武 (笑って)ぼくは、みんなが今何をしているから、
何を流行っているから、自分もそれをやらなくちゃとは考えない。
そういうことにはあまり興味がないですね。
子どものときは内向的な方でしたから、
何かを表現しようとはあまりしませんでした。
でも、その後、仕事を始めてからは、だんだん慣れていきました。
人前で話すというようなことでも、
時間をかけて練習していかなければなりませんでした。
ですから、こういう流行、みんなが向かっている物事を
追っかけるという気持ちはありません。
監督が、ぼくが人から忘れられるかもしれない、
あるいは他人のことは忘れられると言ったのは、
そういうことはあるかもしれませんね。

一般参加者 金城武さん、こんにちは。
ファンになって7年です。
普段の生活でも、あなたはこんなに話をしたがらないで、静かにしているのですか?
今年は仕事量が増えているように思えますが、
それは仕事をすることで、生活を充実させようと考えているのでしょうか?


金城武 普段のぼくは普通ですよ。
友達と付き合って、話もするし、冗談言い合ったりもするし、
多分、ぼくはマスコミでは型どおりの話はあまりうまくできないので、
報道されることが少ないんだと思います。
仕事量が増えたのは、マーケットがずっと動いていて、
中国マーケットの開拓が、たくさん映画を生み出すことになっているからだと思います。
たくさんの映画が中国で製作されて、中国人地区だけじゃないけれど、
それでぼくたちのチャンスもどんどん多くなり、
仕事量も前より多くなっているのでしょう。

司会者 最近2年、続けて正月映画に出ていますね。
今回の映画について、みなさんに勧めておかなくちゃと思うところはどこですか。


金城武 多分、登場人物ですね。
どの人もそれぞれ悲しい経験がある。
その傷への対処の仕方は1人1人違います。
でも、みんな最後には自分の許し、あるいは出口を見つける。
ぼくが見てほしいのは、何か心に悲しみを持っていて、
ずっと逃避しているか、あるいは解決できないでいる人です。
見た後に感じるものがあって、その悲しみを解きほぐす
新しい方法を見つけてくれるといいと思います。

司会者 あなたが普段辛いことに出会ったときは、どんな方法で解決しているのですか?

金城武 ゲームをする(笑)。
ぼくは、人にはあまり話さないですね。1人に慣れていますから。
仕事を始めたときも、今仕事がこうだとか、家族にあまり話しませんでした。
ただ友達には……芸能界の友人じゃなくて、芸能界の人ともあまり話しません。
みんな立場や考え方が違うでしょう、だから自分でゆっくり考えることが多くて、
そうでなければ本をもっと読む。
もっと違う方向から考えてみて、自分が成長するようにします。

司会者 この映画ではトニー・レオンさんと再共演しています。
彼を見て、トニー・レオンはひどく変わって、
すごく陰険な感じになったと思った記者もいますが、
あなたは彼と再び共演してどう感じました?


金城武 実は今回が初共演なんですよ。
前のときはぼくが朝まで撮影で、その後トニーと交代で、ぼくは仕事は終わり。
でなければ、彼が撮影が終わった後、ぼくが入るというふうで、
今度が初めての本当の共演なんです。
ぼくは、彼の役が陰険かどうかとか、悪役かそうでないかとかは考えませんでした。
いい人とか悪い人とかじゃなくて、こういうふうに変わっていくのかと感じていました。

司会者 一昨日、私たちは記者さんたちにあるアンケート調査をしました。
それは、この映画で、トニー・レオンと金城武のどちらが
良い演技をしているかというものでしたが、
記者たちが投票した結果は、6対4の割合だったんです。
あなたにとってはかなりいいものですが、どう思いますか?


金城武 まだ映画を見ていませんし、それに評価はあまり気にしません。
映画を見るときは、いつも映画全体がどうかを見るんです。
つながりがいいかどうか。
自分の演技は、実はいくら見たって満足できないものだから、
もし、またやり直せるなら、もちろんもっと良くなるとは思います。
誰が良くて誰が良くないか比べたりもしないです。
今回の、トニー・レオンとスー・チーは、どちらももう認められた人たちで、
一緒に仕事をして、学べるだけ学ぼうと思いました。

司会者 今回、シュー・ジンレイとも共演していますが、
シュー・ジンレイは内地では才女で、みなそういうふうに思っています。
次回策の「刺馬」でも共演することになりますね。
彼女のことはどう思いますか?


金城武 「傷城」の撮影中、彼女から受けた印象は、
とても穏やかで、協調性があるというものでした。
ぼくたちはみんな広東語で演技していたので、彼女1人が北京語だったんです。
彼女にとっては、骨が折れたと思うし、苦労したと思います。
全然違う言葉の中でやらなくちゃいけないから、苦労があっただろうけど、
でも彼女は一生懸命、全力を尽くしたと思う。
自分が初めて香港で映画の仕事を始めた頃も、
こういう感じだったなと、ちょっと思い出したりしましたよ。
全然、何言ってるかわからなくて、とんちんかんなこと言ったりしていたけど、
彼女はそうではなくて、意味を推測することができてました。

司会者 今日、ネットのみなさんも金城武さんの姿を見られますが、
これは「刺馬」の準備のためですね?


金城武 はい。

司会者 2日前、シュー・ジンレイが「刺馬」の主演女優だと発表されましたが、
3人の男に囲まれる女性は、魅力がなければならない、
スー・チーがやるほうが合っていると言う人が多いのですが、
それについて、どう思いますか?


金城武 ぼくも2、3日前初めてその話を聞きました。
また、ぼくの義姉さんをやるんだねと言いましたよ。
誰であろうとその人の特色があると思う。
監督がシュー・ジンレイを使いたいと言うからには、
監督なりの理由があると思うんです。
それから、ちょっと前の、誰が候補になっているとか、
本当にいいことじゃないと思います。
つまり、誰のほうが良くて、誰は良くないとか。
推測するのはしょうがないけれど、でも、もしずっとそう言っていて、
それが本当になってしまったら、大勢の人に不公平になると思うんです。

司会者 「傷城」を見て、私はすごく感じたことがあります。
それは都市の男女関係についてです。
現実生活における都市に住む人間同士の感情は、どうであると考えますか?


金城武 都市の生活は当然スピードが速いですね。
「傷城」でも複雑です。
でも、それは1人1人の縁で、
不愉快なことがあれば、それはその人が経験しなければいけない過程。
誰もがそういう経験があるわけではありません。

司会者 時間の関係上、最後の質問になります。
今年、「傷城」より先に「満城尽帯黄金甲」が既に公開されています。
あなたもチャン・イーモウの映画に出演したことがありますが、
「傷城」の興行成績についてどのように期待していますか?


金城武 もちろん多ければ多いほどいいです。(笑) 
でも、いい映画なら、どれも見に行く価値があると思います。
チャン・イーモウの映画はぼくも大好きですから、「黄金甲」は見てみたい。
こうだから、誰がいい、誰がよくないというのではなく、いい意味での競争だと思う。
どちらの監督も大好きですから、両方ともいい結果であってほしいですね。
それは映画市場全体にとっていいことですから。
(新浪娯楽 2006.12.17)


ようやく画像を見ています。
レッドカーペットのいでたち、素敵です〜
黒でみんなまとめて、記者会見もおおむねモノトーンですね。
チャットルームのテーブルの上に、大麦香茶発見。


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2006年12月17日(日) 「傷城」スケジュール●北京プレミア記者会見

「傷城」、一昨日書いたスケジュール情報、訂正しておきます。

本日 北京プレミアは17日(日)14;00(現地時間)記者会見
終了後、14:45から新浪網の聊天室(チャット・ルーム)に
    監督2人と主演4人が登場の予定。
20:00 長虹影城にて、プレミア上映 
         映画館前広場で一般観客への挨拶。

19日(火)夜、香港でのプレミア
浜崎あゆみもこの日香港に飛んで出席



●北京プレミア  18:30

やっぱり映像はだめで、記者会見の一部分と、
シュー・ジンレイ、フェリックス・チョンの聊天だけ見られました。
ようやく、速記録と写真が出ましたね!
チャットは1人ずつ行ったようですね。
これから読みます。

(以下、少しずつ更新)19:45



「傷城」北京プレミア記者会見

司会者 みなさん、「傷城」アジアプレミアにようこそ。
私はCCTV6中国ニュースの司会者経緯です。
初めにゲストのみなさんをご紹介します(以下、出資会社の人たちずらずらと紹介)。
私たちは、どんなタイプの映画であれ、
その最終目的は、観客に見てもらうことだと知っています。
観客が喜ぶかどうか、認めるかどうかが、映画の成否を決定します。
そこで、この作品の大陸の配給会社の1つ、
光線影業公司はある活動を行いました。
この活動の主旨は、映画は人民のものだということであり、
その目的は、観客に真の意味での発言権を与え、
映画がいいかどうか、直接判断させようというものです。
この映画の大衆審査員のみなさんの目にこの映画がどう映ったか、
そしてスタッフ主演者に対しどう評価するか、知りたいと思いませんか?
私たちはある特別番組を作りました。まずご覧ください。

(放映)

司会者 一般観客の方々のこの映画に対する評価は、やはり大変高いようです。
観客の直接の言葉だけでなく、
私たちは今回の調査結果を統計にしましたので、見てみましょう。

「傷城」大衆審査員50名から有効回答50通を受け取りましたが、
85パーセントの審査員が「傷城」のラストは異例なくらい感動的で、
監督と脚本の誠意ある仕事に大変感動したと感じています。
また90パーセントを超える審査員が、家族や友人と映画館で見たいと回答しました。
さらに80パーセントが続編に大いに期待しています。
それでは、大きな拍手で「傷城」のスタッフ出演者をお迎えしましょう。(拍手)

(アラン・マック、フェリックス・チョンと主演者が入ってきて挨拶をするが、
速記録には武がいない?
メディアを見ないとわからないですね)

司会者 では、毛さん(男性)という方が監督に質問しています。
�爐△覆燭虜酩覆録�多く見ましたが、
この「傷城」を見ると、創作上、変化があるように感じられます。
次回作の構想は?��


アラン・マック 今、まだ検討中です。

司会者 この映画のようなタイプになりますか?

アラン・マック 全く違うものになると思います。

司会者 では、アンドリュー・ラウ監督とのコンビは?

アラン・マック 可能性はあります。彼は多忙ですが。


……と、翻訳しようと思いましたが、どうしてもストーリーの内容に触れてしまうんですね。
この記者会見は、一般観客とのコミュニケーションを前面に出したもので、
台上の人たちの発言はそんなにありません。
ほんとに終わりの部分になりますが、
それぞれ一言ずつ答えている部分だけでおしまいにしようと思います。


司会者 映画を上映する前に、あと2つの質問に、
みなさんお1人ずつ答えていただきたいと思います。
1つ目の質問です。
「傷城」であなたにとって最大の挑戦は何でしたか? 監督からどうぞ。


アラン・マック 最大の挑戦は、悲しい物語を語ること、
最後に希望の残る物語を書くことでした。
これは実は非常に難しい。今はなんとかやれたと思っています。

司会者 トニー・レオンさんは?

トニー・レオン 得意でない役柄を演じたことだと思います。

司会者 金城武さん?

金城武 もちろん、この役をうまく演じることですが、
最大の挑戦はずっとお酒を飲んでいたことです。(笑)

司会者 撮影のとき飲んでいたというのは本当ですか?


金城武 はい。

司会者 スー・チーさんは?

スー・チー 楽しくしていることですね。
心から湧き出る楽しさがそのまま表れるのがよかったので。

司会者 チョンさんはどうですか?

フェリックス・チョン 最大の挑戦は、このようなタイプの映画を
書いた経験がなかったことです。
こういうタイプの映画はあまり観たことがないので、
誰か他の人と相談することもできませんでした。

司会者 ありがとうございます。
今後、他の人はあなたの作品を参考にできるわけですね。
2つ目の質問です。
映画が明日公開されるというとき、観客に何を言いたいですか? 
また監督からでいいですか?


シュー・ジンレイ 気に入ってもらえれば、
そしてこの物語に感動してもらえるといいと思います。

トニー・レオン どうかぼくが割るものだと思わないでください、
役を演じているだけですから。(笑)

司会者 さっき、心配してないとおっしゃいましたよね?(笑) 金城武さんは?


金城武 もちろん、みなさんに見ていただきたいです。
物語は悲しいけれど、でも、誰でも出口を見つけられますから。

司会者 スー・チーさん。

スー・チー 私もやっぱりみなさん、映画館で見て、一緒につらい思いをし、一緒に悲しみ、
見た後、一緒に明るい心で映画館を出てこられたらといいですね。

フェリックス・チョン 早くチケットを買ってほしいと思います。

司会者 確かに。(笑。以下、写真撮影で終了)



BBS  ネタバレDiary ★   Go!  10:15


2006年12月16日(土) 「BAZAAR」中国版12月号(傷城)�◆Υ�

ニュースがいろいろとはさまって、置き去りになっていた
大陸版「BAZAAR」の続きです。
あと1回で終わり。 →その後更新




おのれに対する大いなる無知

「丘健邦は悲しみを背負った人物だが、
それでも明日という日が来て生きていかなくてはならない」
彼は、自分の役について、こう話し始めた。
「思い出は自分の一部分であって、捨てることのできないもの」

だから、彼の記憶には、10数年前のデビュー当時の、
厚ぼったい髪が目にかぶさっているはにかみやの少年もいるのだ、
今日の「傷城」のうつうつとして楽しまない男にいたって、
彼は成長し、大人になり、まばゆいほどの輝きを身から放っているが、
ますます謎めていていく。

もし、ちょうど毎年1回の割で映画に出てくれなかったら、
ほとんど動向がわからない。
最近どんな新しい服を買ったのか、どんな新しい車を試してみたのか、
どの友人と会っているのか、まったく知るすべがなく、
もっとしぶといゴシップ雑誌でさえ、「傷城」の街頭ロケで、
彼が「夏の猛暑の中、革ジャンで汗だく」である様子を写真に収めたに過ぎない。
こういうことすべて、一般の芸能界では白日の下にあるべきものなので、
彼はいささかお高く、そっけなく、近寄りがたいように見えてしまう。

「傷城」の製作発表の席上で、スー・チーは、
金城武とのラブシーンを増やしてくれるよう監督に袖の下を使ったと、
冗談を言った。
彼の名前は「ハンサム」のほとんど代名詞化しており、
デザイン界の巨匠Karl Largefeldも
かつて、彼の風格は無敵だと激賞したことがある。
昔、費雯麗を評して「かくのごとき美貌であれば、もう演技は必要ない」と
言った者があるが、この言葉はそのまま金城武にも使える。

今回は、香港映画史上の名作「インファナル・アフェア」の監督である
アンドリュー・ラウとの仕事だが、
このほかにも、すでに多くの巨匠クラスの人物と組んでいる。
例えばチャン・イーモウ、ウォン・カーウァイ。
アメリカの「ニューズウィーク」誌の表紙を飾り、
アメリカ版「GQ」のインタビューを受けた。
CNNも彼に2度、インタビューを行っているが、
これはチョウ・ユンファさえ受けたことのない待遇である。

以前、彼は他人が彼の美貌をほめそやすのを恐れ、はねのけた。
どんなに努力しても、自分は飾り物でしかないのだと思ったのだ。
この種の緊張感が長く彼につきまとっていて、
しまいには自信を相当程度失わせることにもなった。
外見が注意を引きすぎることを恐れた。
以前パパラッチが彼の寝室を撮影したことがある。
いくつものあいまいな影もまた伝説に仕立て上げられた。
彼の緊張は高まり、人が本当に、その美しい顔の下の、
あの誠実な心を見てくれているのかどうか、わからないでいた。
それでも演技は好きで、他の人物になりきることを楽しむこともあった。

だから、心は、巨大なる「自分に対する無知」で埋め尽くされて、
なぜ、人が自分を認めてくれるのかわからず、
自分に一体どんな才能があるのかも知らず、
「ぼくは賢くないよね?」と問いかけ、
どんな業績をあげても、喜ぶことには慎重で、
「それ、ぼくのこと? 本当に?」と言うのだ。
これが彼をわざとらしさから遠いものにして、
その失われぬ�狃蘓喚瓩�人の心を打つのである。

どこにも分類されず

今回トニー・レオンが共演であることで、芝居には問題なく入り込めるだろう。
「ぼくは、演じる役をいつも友達として、その人を理解し、
それから彼と身分を交換する。
だから、好きだと思う役しかやらないんだ。
そうでなかったら、どうやってその人に成り代われるだろう」

探偵でも、音楽家でも、やくざなチンピラでもいい。
登場人物は、みな金城武自身の影を帯びていると感じさせる。
彼は自分がかつて演じた役をこのように表現する。
「いつも自分が何者かわからないという感じで、
眼には混乱と困惑の色が浮かんでいる
――未来が見通せない、青春時代のあがきに似ている」

役の彼らは、それぞれ、金城武のこれまでの�狡蠅泙蕕覆き疂發澆�
延長にいるかのようだ。
子どもの頃、彼は日本のパスポートを持って台湾で成長した。
まだ日本語はできず、中国語もそれほどうまくしゃべれなかった。
アメリカンスクールに入ると、今度は英語だ。
どれも少しずつできるが、どれも完全ではないという感じである。
彼の芸能キャリアもまた、このようであった。
台湾で歌を歌い、香港で映画に出、日本に行ってドラマを撮り、
アメリカでインタビューを受ける。
国際化した身分はさすらい混じりあい、
一体自分がどこのものなのかわからない。

特定のグループに属することなく、何かに分類することもできない、
それがその後、逆にある種の確固たるものとなる
芸能界はうわべだけの親しみやすさがもてはやされるが、
彼はそれに従いたくはない。
映画のプロモーションのための記者会見の席上で、
彼は礼儀正しくできるし、にっこりすることもできるが、
時をかまわず写真を撮られたくはないし、
つまらない恋愛問題を聞かれたくはない。
それをもって�爛好拭爾屬辰討い覘瓩箸気譴襪海箸法�
彼は非常に疑問を持っている。
「これは映画の宣伝です。
そのときに私生活のことは話したくないというのは、映画を尊重しているからです。
考え方が違うだけ。
どうして�爐覆鵑任癸錬豊瓩犬磴覆い函�協力的でないということになるんですか?」

私たちは、ウォン・カーウァイが彼を発掘してくれたことに感謝せねばなるまい。
彼はCDを出したことがあるが、何年も経ってから、
それらのアルバムのことを持ち出されると、いつもうつむいて笑うのだった。
「みんなたいてい何を書いたか、何を歌っているかなんて、気にしていないと思う。
ミュージックビデオを見るのが一番多いでしょ」

彼は努力して自分で歌を作り、著名なミュージシャンである陳昇のもとで学んだ。
だが、同時に、昔ながらの安っぽい青春アイドル映画に出、
�狢耋兒余�天王�瓩噺討个譴討い拭�
若さを売り物にする大勢の少年達のように、
どの道を進めば明日があるのか知らないでいた。

1994年、彼は「恋する惑星」に出演する。
ウォン・カーウァイは彼の才能を高く評価し、
ふらふらせずに機会をとらえてしっかり演技をするよう勧めた。
「彼の影響はすごく大きかった。
そのおかげで演技が自分にとってとても刺激的だと気がついた。
だから歌をやめて、俳優に専念することにしたんです」  (続く)


後1回で終わらせるつもりでしたが、
明日はまたイベントがあるし、やってしまいました。
以下、最後まで。   22:00





職業は、俳優

演技の一番面白いところは、他の人間になれることだ。
「自分平凡な人間だとずっと思ってきました。
家族だって、こんな不器用で、人前で何かできるわけがない
って思ってたんですよ。
でも、ぼくは確かにあれこれ妄想をたくましくするのが好きで、
他の人の人生をやれるというのは、
普通の人には、まあチャンスがないですから。
一番困るのは、元に戻りにくくなるときがあること。
眠ってしまえば、もう大丈夫ですけど」

演技は演技であって、有名になるとか、賞をもらうとか、
監督の名声だとかとは関係がない。
「傷城」に出演したのは脚本が好きだったからだ。
「監督の、こういう物事の伝え方が好きですね。
どの都市でも共感が持てると思います」

以前、ベネチア映画祭でアン・リーに出会ったとき、
先方から声をかけ、
「ぼくらは報道局の催しで会ったことがあるんだよ、覚えてる?」
と尋ねてきた。
ところが彼はえっという顔で、そっとマネジャーの方を向いて聞いた。
「記憶がないけど……そうだった?」
彼は「グリーン・デスティニー」の羅小虎役に、
アン・リーが初め彼を考えていたのに、うまく行かず、
すれ違ってしまったことを全く知らない。

高慢では決してなく、いつもデビュー時のような緊張感でいっぱいで、
自分のような若造に、幸運が舞い降りてくるとは
信じられないだけなのである。
チャン・イーモウが「LOVERS」で彼にオファーをよこしたとき、、
彼は自分の耳が少しも信じられず、会社のスタッフに尋ねた。
「ぼくのこと? 監督は誰かとぼくの名前を間違えて言ってるんじゃないの? 
ほんとにぼくでいいの?」

前作「如果・愛」は大ヒットし、香港金像奨の11部門にノミネートされ、
台湾金馬奨では12部門のノミネートを勝ち取った。
だが、金城武の主演男優賞のノミネートはなかったのである。
ピーター・チャンは、このことを最大の無念だといい、
他のすべてのノミネートと取り替えてもいいとまで言った。

「ジョウ・シュンももちろん素晴らしい。
彼女の演技はどちらかというと巧さが目立つので、
審査委員はわかりやすいんだ。
しかし、「如果・愛」を本当に好きで、理解している人が
最もいいというのは、決まって金城武なんだよ」

「ハリウッドへは?」という言い古された質問を投げかけられると、
彼は即答する、「No」と。
「ハリウッドは、もちろん俳優誰にとっても夢です。
けれど、もし旧態依然の役しかアジア人俳優にはないのなら、
これからも観客でいるほうがいい。
ぼくが言えるのは、ぼくの職業は俳優だということだけ。
まだ勉強中の段階で、今、多分人気はあるし、主役をやれるけど、
思い上がるようなことじゃない。
これからも努力を続け、経験を積みたいと思っています」

観察する人、観察される人

「もし、可能なら、どんなことが一番やってみたいですか?」
「顔を変えられうようになりたい。
仕事のないとき、ちょっと顔を変える。
みんなぼくが誰だかわからなくなるから、屋台でのんびりものを食べたり、
道端にしゃがみこんで、通る人を眺めたりしていたい」

彼は、他の演技の好きな人たちと同じように、好奇心の強い観察者である。
帰り道、紅葉が舞い散る風景に感動する。
暖かくない桜が咲いたのを見ても感動する。
演技者であるから、他人から観察される対象とならざるを得ないけれども、
幸い家の中ではゲームをし、ネットでおしゃべりすることができる。

「だれでもブログ」時代が到来するはるか前、
彼はすでにネットで日記を綴ることを始めていた。
こまごました感想や子どもの頃の思い出を記していた。
間違って他人に届けられてしまったバレンタインのチョコレート、
両親に泣いてものをねだったこと、
兄弟との髪を引っ張り合ってのけんか、
畑から芋を盗んで食ったこと、
眠くて、あるいはゲームをしたくて、
祖母に熱が出たから休むと学校に電話してもらったこと……
それにまた、忘れられない南極旅行。

「そこは電話も無く、テレビも無ければ、当然世の中のニュースも無い。
社会の枠に取りこまれなくてよい。
欲や理想を追いすぎると、周りの世界の本当の美しさが見えなくなる」

人々は彼との距離を推測によって埋めるしかないが、
彼はたくさんの「しかし……」を使って、そういう想像に答える。
「ぼくは、電話で3時間も話をできる人じゃないし、
かといってネット以外の直接は拒否する人間でもありません……
映画の中の話なんですよ、ほんとに」

「ただの普通の男です。
サイトをちょっといじることはできるけど、
コンピューターに熟達しているわけではない。
ぼくのことを完璧だと考えすぎないでください」

「ものを考える時間をきちんと確保している?
そんなふうに計画立ててやる人が本当にいますか?
いないでしょ、ぼくらが小学校のときは、
子どもは昼食後15分昼寝をするってことぐらいしか、
ルールはありませんでしたよ」

「哲学書を読むのが好きなのは……そんな大層なことじゃないです!
分析的な、人間性についての本を読むというだけです。
仕事柄独創性が多く要求されるから、仕事が終わったら吸収しなくては。
休日の暮らし方の一部分に過ぎません」

「自分の性格でどこが好きかって?
ありのまま、心のまま。苦心して何かを計画したことがない。
あってもなくても、どうでもいい。
どんなふうでも、それでいいじゃないですか」

――おっと、うっかり目の前のこの人のことを、彼自身が強調するような、
単純な人間だと、本当に思い込んでしまうところだった。
幸い、1分後に気がついた。
彼は金城武なのだ。
平凡であることもまた、珍しい伝説になるじゃないか。
(BAZAAR大陸版 2006年12月号)


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2006年12月15日(金) 「傷城」台湾でマスコミ試写●その他iいろいろ追記

今週末から先行上映の始まるクリスマス映画「傷城」は、
撮影中から今に至るまで話題が絶えない。
2大スター、トニー・レオン、金城武の顔合わせは特に期待を呼んでいる。
だが、謎解きの結末が前もってもれないよう、
監督のアンドリュー・ラウとアラン・マックは、試写を見るマスコミに
「秘密を守る協約」にサインし、結末を明かさないよう求めた。

昨日、台北で試写会が行われたが、参加する映画関係者全員が
この協約書にサインをしてからでないと入れなかった。
しかし、これも実は大したことではない。
先日大陸で行われた試写会では、映画は半分で終わってしまい、
大陸の記者たちはラストを見ることができなかったのだから。
それに比べれば、台湾のマスコミはかなり�狄�頼�瓩気譴燭茲Δ澄�

歳月を経るにつれ、ますます成熟を深め、かっこよくなっていく金城武だが、
今回、「傷城」では心に傷を負い、酒びたりになった男を演じ、
その孤独で淋しげな様子は、いささかも美しさが減じていないばかりか、
見る者の心を締め付け、映画が終わった後、少なから観客が
「いやあ、本当にかっこいいなあ」と声をあげていた。

また骨の髄からの演技者トニー・レオンは、
表向きは妻のシュー・ジンレイと温かい相愛の様子を見せながら、
心の奥深く暗い秘密を抱えた、カメレオンのような演技を披露している。
スー・チーは、金城武と行きずりの交情から真の思いが生まれてゆくビールガール役で、
明るく活発、出番は決して多くないが、適度にドラマの重苦しい雰囲気を和らげており、
この金馬奨影后にとって、近年一番楽な気持ちでできた演技と言えるのではないか。
(張士達 時報資訊 2006.12.15)


2ちゃんねる情報では「傷城」日本公開は来年3月と。→ここ
ありがとうございます。
そうすると、わざわざあちらに行かなくてもいいぐらいですね!
息つくひまなくの登場で、スケジュール調整を今からしておかなくては。
原題、となってないのは、このままのタイトルで行く?
これはラウ監督の確か造語なんですよね?


●「刺馬」の主演女優は、このところずっと言われていた
シュー・ジンレイに確定したようです。(21:50)


BBS  ネタバレDiary ★   Go!  11:20


2006年12月14日(木) ピーター・チャン監督インタビュー�◆�「傷城」の評判

「男たちの挽歌」は絶対に芸術映画だ

――「男たちの挽歌」は芸術映画だと思いますか?

ピーター・チャン 絶対そうです。やくざ社会という要素を取り除けば、
兄弟(男同士)の情というのはもう1つの英雄物語です。

――チン・シウトンとアクションについては話をしましたか?

ピーター・チャン 私は早くからあるシーンのことを考えていました。
スタッフと、チン・シウトンと、ジェット・リーと、話をするときは
必ず2つのシーンの話をしました。
みんなに考えてほしいと思っています。
他の人は客観的になって千軍万馬のシーンを見られるから。
そのシーンを軍隊でいっぱいにしたいのです。
そして、今はカメラマンは1人と考えています。
彼が失敗したら、そのシーンも失敗するという感じでやります。

――時代劇を撮るために、どんな本や映画を主に参考にしましたか?

ピーター・チャン 参考にしたのはたくさんありますが、どれも取り入れませんでした。
結局、いろいろ見たけど、これはできない、これは無理、で
全部そういうことになってしまいました。

3大主役の出番は割に平均している

――3人の主演男優の内で、出番が多いのは誰ですか?

ピーター・チャン みんな同じです。それも、脚本が遅れた原因です。
このいいシーンはこの人にやらせたい、これはこの人にと考えて、
みんな平均していて、かつ全然違うものになりました。

撮り終わってから音楽をつける

――音楽は?

ピーター・チャン 音楽は今回は変わった方法でやってみます。
音楽を使わないのではないのですが、
今はどんな音楽も使わない気持ちでやっています。
こんな音楽があったらいいのにと思わせない。
ですから、どんなものができるか全然わからないし、
枠組みにはめこんでしまいたくない。
全部すんでから音楽を入れます。
以前はテーマ音楽を使ったけれど、今回はそれは無しにしたい。
中国音楽にはならない気がするけれど、西洋音楽ということでもないです。

3人の俳優の集客力は計り知れない

――3人を主演にすることでどのくらい興行成績に貢献すると思いますか?

ピーター・チャン これは興行成績ではありません。
この3人の俳優は日本、韓国、香港、台湾、内地、それに1人は欧米をカバーする。
既に数字による見積もりの範囲を超えているんです。
この映画は、来年公開されてみないとどのくらいの成績をあげるか
わからないような映画ではないと思います。
しかし、いつか、今言ったように、中国一国だけで資金は回収できると思うし、
そうなれば、3時間の映画が製作できるようになるんです。

金城武は目を疑うほど残忍に

――ジェット・リーと次兄の妻との恋愛シーンについてどう考えていますか?

ピーター・チャン いい質問ですね。だから、女優を見つけるのが難しいんです。
ジェット・リーは「十三姨」を除けば印象的な恋愛映画はやったことがない。
しかし、この映画はアクションが比較的多いです。
残忍さでは金城武が一番残忍。
あんなにきれいな青年を使って、信じられないほど残忍な役で、
反対にジェット・リーはアクションでない演技が、3人の内で一番多い。
だから、普通考えるのと全部逆なんです。

出演交渉をしてから、ジェット・リーにアンディ・ラウの役はどうかと聞いたら、
彼は、実は長兄に興味があるのだと言いました。
アンディ・ラウにも聞いてみました。
長兄の感じはアンディに一番似合ってるから上手にやれるだろうと思ったので、
長兄役はどうかと尋ねると、次兄をやるという。
張徹版のように一番小さな役ではなくて。
だから3人の役の大きさは同じ程度です。

――音楽担当は誰ですか?

ピーター・チャン 具体的には何も考えていません。
中国音楽かも西洋音楽かも。
まだ音楽なしなので、「刺馬」というからには兄弟の物語です。
私はこの絵に音楽を配したいのですが、出資会社はみんな良くないと言うんです。
これは感覚の問題で、どんなものとも全く無関係です。

――「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のような叙事史劇にしても、
あのような大がかりなシーンがあるとは限らない?


ピーター・チャン アメリカ風が一番好きなわけじゃ決してないんですが、
そういう構成はあります。

一番難しいのは荷馬集団

――この話には荷馬曳き集団が出てきますか?

ピーター・チャン 一番撮影が難しいのがそれです。

――山賊が荷馬を持ってるんですか?

ピーター・チャン そうです、が、多くない。
基本的に食っていけない世界なので、いよいよとなれば馬を食う。
食えないので山賊になる。山賊になっても奪うものがなければ、結局兵隊になる。
兵隊になって、やっと食えるようになる。

――兄弟間の怨恨殺人は、女性以外に原因があるのですか?

ピーター・チャン 実は女性問題だけが原因ではありません。

――具体的に話してくださいますか?

ピーター・チャン もうずいぶん話をしましたよ。 (完)



●「傷城」の評判   21:30

ネタバレうようよの「傷城」報道ですが、
好評だったとこんな記事も。


12日の晩、「傷城」大衆審査員団映画鑑賞イベントが
華夏映画会社内の試写室で行われた。
ネットやテレビ、新聞で募集した50人あまりの観客が一大審査員団を形成し、
正月映画大作「傷城」の繰り上げ審査を行ったもの。
回収されたアンケートによれば、「傷城」の平均得点は90点を超えており、
作品の風格は他に類がない、
「インファナル・アフェア」と同等かそれ以上との反応だった。
さらに、9割近い観客が、続編を期待すると述べた。

「傷城」は非常に素晴らしく、2回見てもよい

初めて全編を鑑賞した「傷城」審査員団の50数人の一般観客は、
鑑賞後、ほとんどの人がこの映画が気に入ったと述べた。
アンケートには高得点が続出、また女性の中には、
作品中のトニー・レオンと金城武が素敵だと、
100点を満点を与えるものもいた。
50通余りの回答を総合すると、「傷城」の平均得点は90を超える。

「想像していたよりもっと素晴らしかった。
こんな精密で細心なストーリーのものは初めてです。
どのエピソードにも隠れた意味がある。
最後の一瞬まで、謎は明らかにされない。
このストーリーはすごく好きですね。
映画を見ている最中は、話が進むのと一緒にドキドキしていました」

ある外資系企業に務める張さんは、インタビューに、
試写室内の観客はみんな映画に魅入られていたと述べた。

「1年という月日には、誰にも不愉快な記憶の1つや2つはあるものだが、
自分で自分を癒すことを学ばねばならない」
22歳の李さんという大学生は、この映画が好きという気持ちを少しも隠さず、
95点という高い点をつけた。
「私は年の終わりに『傷城』を見るのは、すごくいい選択だと思う。
1回見たばかりでまだよくわからないところがあるので、もう1回見たい。
DVDが出たら、買って、毎年暮れに見ることにしたいですね。
『傷城』の結末は深い道理を語っていて、いろいろなことを考えさせます」

アンドリュー・ラウの現実的な商業映画路線に対しては、
圧倒的多数の観客がこれからも見たいと言い、大きな期待を寄せている。
8割に達する観客が、アンドリュー・ラウチームはこの映画で
商業性と芸術性とを非常によく結合させていると述べた。

「トニー・レオンと金城武の両雄対決の物語は、
非常に多くの人を惹きつけると思います」
ある観客は記者にこう語った。
「映画は人間にひそむ善と悪を極めて巧みに展開させており、
決して扇情的にはなっていません」

またある観客は、「傷城」は世の多くの大作と比べて、
物事の道理を実に豊かに語っていると受けとめている。
回収したアンケート中で、大衆審査員はほぼ一致して
トニー・レオンの悪役の演技が�犂鬚靴ざ辰��瓩世版Г瓩討い拭�
また、9割以上が、続編を見たいと希望した。

審査員団は完全に独自

従来の中国の大作が、公開前はマスコミの評判が非常によいのに、
公開後は観客の罵声を浴びているのに対し、
「傷城」は今回、独自の新しい道を切り開いたと言ってよい。
大衆審査団は「映画を大衆の「手に取り戻そう」というスローガンを打ち出した。
主催者側によれば「大衆審査員団は独立性を持ち、
観客の好みは市場の実状を反映している」という。
近々、大衆審査員達は個人ブログなどを通じて、
映画の感想をいい悪い関係なく表現し、人々の参考に供する。
「傷城」公開後も、適時、大衆審査員団を組織し、世間の反応を追跡する。
「大衆審査員団の意見は我々にとって非常に重要です」

映画は娯楽であり、大衆の評価は力である。
金城武、トニー・レオンの実力、スー・チー、シュー・ジンレイの心こもる演技、
アンドリュー・ラウ、アラン・マック、フェリックス・チョンのゴールデントリオがあり、
配給会社の開放的な態度があり、
さらに大衆審査員団の協力があるからには、
「傷城」の評判と興行成績は、正月映画の厳しい戦いにも充分耐えられるに違いない。
(新浪娯楽 2006.12.14)


ま、映画を作っている側が出す情報ですから、
100パーセントそのまま受け取るものではないにしても、
かなりの自信がなければできない試みでしょうから、
素直に、楽しみ!と言っておきます。
初めて全編を観た、と言っているのは、マスコミ試写は
ラストを知らせないため、前半だけだったからですね。
映画ではトニー・レオンの演技がすごい、という言葉が比較的多いのですが、
こんな記事もファンとしては置いておきます。
なお、18日には、広州大学生映画祭のクロージング作品に選ばれているので、
武もアラン・マック、フェリックス・チョン、シュー・ジンレイ、
トー・チャップマンと共にプレミアに出席し、観客や学生と交流するそうです。


(前略)
回収したアンケートによれば、大衆審査員のほとんどが
「傷城」に満足したと述べ、90点前後をつけた。
金城武のユーモアがトニー・レオンのクールさを好感度でわずかに上回り、
スー・チー扮するビールガールも、
シュー・ジンレイの知的な職業女性を上回った。
(北京晨報 2006.12.14)

BBS  ネタバレDiary ★   Go!  2:30


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