武ニュースDiary

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| 2006年02月09日(木) |
香港金像奨ノミネート発表 |
香港の金像奨のノミネートが昨日、発表になりました。 事前にあまり騒がれなかったけど、私はひそかに期待しておりました…… しかーし、5人のノミネート者の内にも入らなかったなんて。 納得行きませんが、監督が代わりに言ってくれてましたので、 そちらをしつこくご紹介して、涙は腹の内に収めたいと思います。 いずれも関連箇所のみ抜き書きです。 あ、「如果・愛」そのものは、11部門でノミネートです。
香港の新聞から。
ピーター・チャン「ジョウ・シュンは及第というだけ」
ピーター・チャンは喜んだが、その後、残念さをも語った。 「金城武のこの映画での演技は、全出演者の中でも最良のものだった。 私はジョウ・シュンにこう言ったことがある。 監督の私にしろ、主演女優の彼女にしろ、出来は及第というに過ぎない。 最も良かったのは金城武だと。 だから、彼がノミネートされなかったのは、私にとって非常に残念なことだ!」 (大公報 2006.2.9)
大陸でも記事が出ています。
昨日午後、第25回香港電影金像奨のノミネート名簿が正式に発表された。 今回の金像奨は激しい争奪戦といってよい。 ピーター・チャン監督の「如果・愛」は大人気で、 「七剣」と並んで11部門にノミネートされたが、 「七剣」が技術奨に偏っているのに比べ、 「如果・愛」のノミネート部門は明らかにもっと重みがある。 この他、「黒社会」と「頭文字D」という去年のヒット作品も それぞれ10部門でノミネートされた。
「如果・愛」はノミネート可能なほとんどの部門でノミネートを獲得したが、 �牘督覘�(最優秀主演男優賞)に金城武の名は見当たらず、いささか残念である。 昨日、ピーター・チャンを取材した際、彼は率直に金城武のために不満を述べた。 (中略) ピーター・チャンは、今回11部門にノミネートされたことに対しては非常に冷静だ。
「私は『君さえいれば』から『ラヴソング』、『スリー』に至るまで、 毎回、ノミネートされるとなったら、みな11部門だった。 だが、それがどうだというんだ? 『君さえいれば』はその年、アニタ・ユンが受賞しただけだったし、 『スリー』ときたら1つも取れなかった。 そして『ラヴソング』は9部門受賞だった。 だから、ノミネートじゃわからない、結果を予測するのは難しい。 私はもうすでに全力を尽くしたとしか言えない。 評価して賞を与えるのは他の人間のすることで、私の思い通りにはならない」
ジョウ・シュンが主演女優賞にノミネートされたことについては、 彼女のために非常に喜び、勝算は高いと考えている。 「内地の俳優が香港の金像奨で受賞する機会は少ない。 ジョウ・シュンにはチャン・ツーイ―に続いて第2の内地女優の �牘胴´瓩砲覆辰討曚靴い隼廚Α�
ただし、金城武が�牘督覘瓩縫離潺諭璽箸気譴覆�ったことについては、 ピーター・チャンは大いに不満だ。 「実は、この映画における私とジョウ・シュンの出来栄えは、 どちらも合格と言えるレベルに過ぎない。 ところが金城武は、我々に非常な驚きと喜びを与えてくれた。 だから、我々が彼を除くその他の11の個人賞とスタッフ賞で ノミネートされたのは、いささか恥ずかしいくらいだ。 金城武が落ちたのは、最大の無念だよ」
彼は昨日、第一報に接するや、 すぐに金城武に電話をかけたが、通じなかった。 「ノミネートされなかったのに、 なぜそのことをわざわざ知らせなくちゃならないんですか」とたずねると、 チャンはそうは思わないとこう語った。
「授賞はすっきり説明出来ることじゃないし、 選出委員の好みというのもわかりにくい。 しかし、金城武が優れていることは、 我々撮影に携わった者全員が口をそろえて賞賛している。 私は必ず彼と電話で話して、関係ない、 君はぼくらの心中では最高なんだと伝えてやりたい」 (新聞晨報 2006.2.9)
ピーター・チャン 「むしろ金城武1人がノミネートされた方がよかった。 一番ほしいのは最優秀編集賞」
「如果・愛」は「七剣」と共にそれぞれ11の最多部門でノミネートされたが、 ピーター・チャンに電話でお祝いを述べると、 彼はそのことで興奮する様子は少しもなかった。 「実際に受賞したら感想を言うよ……実は、私はこの11部門を、 金城武の最優秀主演男優賞にむしろ取り替えたい。 彼がノミネートされなかったのは、私にとって一番残念なことだ」
一番ほしいのは「最優秀編集賞」
11部門のノミネートに特別な縁があるようだ。 ピーター・チャンは、「ラヴソング」「君さえいれば」「スリー」が、 いずれも11部門でノミネートされたのを覚えている。 「だが結果は全然違う。 『ラヴソング』は9つの賞を取った。 『君さえいれば』は主演女優賞だけだったし、『スリー』は1つも取っていない。 だから、もし今回,11部門でどれ1つ取れなくても、私は気にしないよ。 それに、映画の撮影でも興行成績のことでも、すでに死ぬほど疲れているのに、 また賞獲得で自分にプレッシャーをかける必要なんかないよ」
11部門の内で、ピーター・チャンが一番希望しているのは、なんと編集賞だ。 「最優秀編集奨は、普通アクション映画に与えられる。 実は文芸映画のほうが編集は難しいんだ。 ゆっくりした動作のシーンであるほど、難しくなる。 『ラヴソング』は11部門にノミネートされたのに、編集賞だけはされなかった。 今回「如果・愛」が編集賞にノミネートされたからには、 もちろん、この賞をもらえることを1番望んでいるさ」
1番望むのは金城武の受賞
だが、この11部門ノミネートそっちのけで、 ピーター・チャンが1番見たいのは金城武が認められることなのだ。
「彼がノミネートされなかったのが、私は一番残念だ。 『如果・愛』撮影中、私はジョウ・シュンにいつも言っていた。 私は監督として、彼女は主演女優として、いずれも及第点をとっただけだ。 だが金城武はこの映画で1番いいと」
むしろ彼1人がノミネートされた方が良かったと、ピーター・チャンは言う。 「本当に『如果・愛』が好きで、この映画を理解した人が 1番評価するのは、決まって金城武なんだ」
また、ジョウ・シュンが、 香港映画評論学会で最優秀女優賞を獲得したのに続いて、 金像奨でも最優秀主演女優賞にノミネートされたことについては、 「ジョウ・シュンももちろん素晴らしい演技だ。 彼女の演技は割に人にほめられやすいから、審査委員はわかりやすいんだ。 たとえ『如果・愛』を完全に理解できなくてもね」(後略) (東方早報 2006.2.9)
11もノミネートされたのに、要の男優賞が入らなかったとあっては、 監督としても、非常に満足していただけに一言言わねばとなるでしょう。 また、とにかくジョウ・シュンはノミネートされたのだから、 相当なことを言ってもOKという部分はあるだろうし。 しかし、本心だとは思います。 私は初め、心の中で泣いておりましたが、監督のこれらの言葉で、 真価を知る人にここまで言われるんだったら、いいかなと思い始めました。 武は多分、賞より監督の言葉のほうがうれしいのじゃないかと思います。 (秋は今度こそ、金馬奨だし!)
BBS ネタバレDiary ★ 23:50
CNN「Talk Asia」、ネットで見せていただきましたが、m(_ _)m 長かったですね〜♪ いや、もっともっと聞いていたいですが、それでも嬉しいです。
現金なもので、1度見て意味がわかると、次からは、 通訳さんいらない、武の声を聞きたいと、わがままになってしまいます。
台湾でもニュースに出ました。 台湾ではこんなふうに報道されています。↓ 東森では完全版を字幕で放映したようです。
金城武CNNインタビュー、今晩放送
金城武は2度、国際的権威あるメディアCNNのインタビューを受け、 流暢な英語能力を展開してみせたほか、 チャン・イーモウがよく話をする監督だということを明かしたりしたが、 彼がアジアから正式に欧米市場に打って出る力のあることもまた見てとれた。
金城武は1999年、ハリウッドのアニメーション「ターザン」の中国語、 広東語、日本語の3カ国語の吹き替えをしたことでmCNNの取材を受けている。 今回、CNNの番組「Talk Asia」が金城武のインタビューを行い、 彼が台湾の歌手から出発して国際映画界に進出するまでの全貌を伝えた。 「Talk Asia」は以前、チャン・イーモウ、ジェット・リー、 チョウ・ユンファ、Rainなどのアジアの有名芸能人のインタビューを行っている。
金城武のマネジャー、張漢菁は、次のように話している。 この番組は、一昨年、「LOVERS」の宣伝期間中に、 インタビューを熱心にオファーしてきたことがある。 残念ながらスケジュールが合わず、昨年末、「如果・愛」のプロモーションが 香港で行われた際、ようやく実現したもの。 番組のキャスターは、金城武がアイドル歌手からプロの俳優になる過程に かなり興味を示していた。 金城武は流暢な英語で、「ウォン・カーウァイの映画に出演して、 自分にとって演技が非常に面白いことに気づき、 俳優に専念することに決めた」と答えている。
キャスターの見た金城武は、ややシャイだが、 スクリーンでは大きな魅力のある俳優。 金城武はチャン・イーモウ、ウォン・カーウァイ、ピーター・チャンといった 著名な監督との仕事の経験もまた楽しく語った。 このインタビューは、今日放映され、 香港、インド、オーストラリア、日本で見ることができる。 (聯合報 2006.2.4)
英語で完全インタビュー 金城武、CNNに2度の登場
台湾で生まれ育ち、デビューするやたちまち台湾の四小天王に列せられた 金城武は、あらゆる仕事の機会をとらえて、 自分自身の本当の興味がどこにあるかを探し当てた。
金城武「演技がとても面白いもので、映画を作ることはとても面白いと知りました」
ウォン・カーウァイは脚本を使わない。 怒るシーン(や泣くシーン)だと、20回、30回もNGが出されるなどということもあり、 金城武は演技することを好きになり始めた。そして俳優に専念する決心をした。 その後、チャン・イーモウと仕事をし、夢がまた1つかなった。
金城武「彼の話すのを聞いていると、まるで映画を見ているようでした。 物語を語るのがすごく上手なんです」
最近人気の「芸妓回想録(SAYURI)」の話になると、 彼はアジア人にとって誇らしいけれども、 やはり芸者役は日本語を話せるといいと思うと言った。 ハリウッドに進出する計画はあるかとの問いには、このように答えている。
「どちらかといえば、ハリウッドの観客でいたい。出演するよりも」
1999年に彼はCNNのインタビューを受けている。 今回は全てを流暢な英語でインタビューに答え、 国際スターらしさを見せ付けただけでなく、CNNの記者を大いに賛嘆させた。 (蕃薯新聞 2006.3.4)
「SAYURI」についての意見のところ、本当は「日本人としては」と言ってるんですね、 日本の物語をとりあげて世界の人に見せるということではすごいことだけど、 でも、日本人が日本語で演じる方が見たいと。 (同時通訳の入らないものを、Dolphinさんのところで見せていただきました。2.5追記) 今日出た新浪網の記事でも、 「2回も登場した初めての華人」と書いてます。 ついでに「SAYURIは、ハリウッドの見方で作られてしまう」という言葉を 足しています。 通訳で、ダンサーにハリウッドからも呼んだと言っていたのは、 ボリウッドですね? それをインドから、ともう1度言い直してる。
流暢な英語でインタビューに答える 金城武「ハリウッドではアジア人俳優には制限が多い」
無限の魅力を持つ金城武はアジア全域で人気がある。 「如果・愛」はオスカー外国語映画賞ノミネートは果たさなかったとはいえ、 彼の素晴らしい外見は、すでに広く国際マスコミの注意を引いている。 アメリカの有線テレビニュースネットCNNは、彼を2度インタビューした。 彼は全て流暢な英語で答え、自分の考えを正確に伝えるとともに、 俳優となったきっかけを語り、CNNのキャスターは驚くことしきりであった。
金城武の2005年の成績表は見事であった。 アメリカの「Newsweek」は彼が国際スターとなると予言、 CNNは現在、アジアの有名人のために特に開設した番組「Talk Asia」で 大きな影響力を持つ中国人を報道する中で、 金城武に2回目のインタビューを行った。
初め、CNNのキャスターは、金城武の台湾日本混血という背景に大変関心を持ち、 金城武もこのように答えた。 「子どものころは台湾にいて、台湾人はぼくを日本人だと言いました。 日本の学校に通うようになると、クラスメートはぼくを台湾人だと言う。 以前は自分が一体何人か理解するのがとても難しかったんです」
歌謡界に入り、彼は自分がどういう位置にあるのか、戸惑っていたときがある。 結局歌手なのか、俳優なのか、あるいはモデルなのか? だから、どの仕事をするときも、いつも努力してそれを探ろうとしていた。 「恋する惑星」に出演した時、ウォン:カーウァイ監督に影響を受けたことで、 歌をやめ、俳優に専念することに決めた。 なんと、10年あまり後には、彼は国際スターとなり、台湾の誇りともなったのだ。 また、彼の流暢な映画は、CNNのキャスターを非常に驚かせた。
インタビュー中、金城武は、出演した「如果・愛」の中の心の変化を 詳しく、明晰に述べている。 この、ジャッキー・チュン、ジョウ・シュン、チ・ジニといった 大スターを集めた映画で、彼はすみきった演技を披露している。 水中で涙を流すシーンは、監督を大変驚かせた。 この作品はアジアのスターが集結したが、 みな非常に優れた演者だったと金城武は語る。 俳優だけでなく、スタッフも大変優秀な者ばかりで、 ミュージカルシーンに出られたのは、光栄であり、 大がかりなダンスシーンには、非常に感動したという。
このような大スターのオーラを持っているのだから、 世間は、ハリウッド進出の準備を進めているかどうか、好奇心がわく。 意外にも、彼は、今のところ、まだそのつもりはないと答えた。 ハリウッドでアジアの俳優が演じられる役は限られているというのだ。 また日本人が日本語で演じる「芸妓回想録(SAYURI)」をむしろ見たいとも話した。 多くのアジアスターが、ハリウッド進出イコール国際スターへの道と考えているが、 金城武は我が道をゆく。 それは、世界の映画界に対し、彼が他とは違う証明したということでもある。
インタビューの間中、彼は流暢な英語をあやつり、CNNのキャスターを驚かせた。 ファンがインタビューの内容全部を見たければ、 東森新聞による今日午後の完全報道をご覧下さい。 (東森新聞網 2-006.2.4)
BBS ネタバレDiary ★ 23;50
| 2006年01月31日(火) |
シンガポール「icon」誌の記事・下●追記 |
きのうの続きです。
若芽から枝を伸ばし葉が生い茂るまで
金城武は日本市場に進出したことがある。 西暦2000年には、「二千年の恋」に出演した。 最近3年間は、ほとんど毎年(あるいはもっと長い)1作しか、映画に出ない。 2003年「ターンレフト、ターンライト」、2004年「LOVERS」、2005年「如果・愛」。 出演作が少ない主な理由は、自分がピンと来るものにだけ出るからで、 最近、国際的な大作が多いのは、映画界全体の環境がそうなっているからだと、 彼は言った。
「1997年の香港返還の前後、香港映画の数はぐっと減りました。 返還後、中国大陸への進出が始まったんです。 映画だけでなく、テレビも同じです。 一時期は混乱して、みんな、どこへ行って何を目標にすればいいのか わからないでいると感じたときがありました。
実は、ぼくたちはみんな周りの環境に影響されて、 中国内地をめざす人がどんどん多くなっています。 今、世界中が中国で発展したいと考えている。 もうハリウッドに行く必要はないし、彼らがこっちに来ようとしている。 ですから、将来は国境を越えた映画製作はますます増えるでしょう。 ぼく1人がそうだというわけではないんです」
10年は、短い時間ではない。 金城武は1996年にアルバム「多苦都願意」を出して後、 ずっとCDは出さず、映画が仕事の中心となっている。 今回、ミュージカル映画「如果・愛」に出演して歌を歌うことがなかったら、 若いファンは、彼がかつて90年代初め、音楽界の新人アイドルスターであったことを ひょっとしたら知らないままだったかもしれない。
過ぎ去った10年の間における変化についてたずねられると、 武は内向的な性格は10年経っても変わらない、 いつも、大人しく物静かだと思われているが、 本当は何を言ったらいいのからないだけなのだと答えた。
また、この映画での役も10年間の成長の過程を表現するものだが、 �牴甬遶瓩了�代を演じるときは、 自分の20歳を少し出た頃の生活と考え方を思い浮かべた。 しかし同時に、役の�猝ね茘瓩僕擦韻海爐燭瓩法� 自分自身の10年後も想像しなければならなかった。 芝居の内でも外でも、いつも時間とのかくれんぼうをしていたのだ。
不意に、かつて彼を発掘した陳昇(ボビー・チェン)のことが頭に浮かんだ。 およそ9年前、金城武はすでに陳昇のもとを離れ、 より広大な国際映画市場に飛び込んでいた。 あるとき、陳昇がテレビで歌を歌ったとき、司会者が彼に、 弟子が別の世界へ飛び立つのを手放す気持ちはどうかとたずねた。 この恩師はたいそう含蓄のある話をした。
彼はこう言った。 人は樹木と同じようであるべきだ。 それぞれが自分の土によって、独立して成長していく。 高くなろうと努力し、ある日、枝が伸び葉が茂って相手まで届くようになったときに、 空中で互いに手を振って挨拶できるというのも全然悪くない。 必ずしも相手を縛り付けておかなくちゃならないわけではない――
ここ数年、この小さな木は既にたくましく成長をとげた。 彼は自分の成功をどう見ているのだろう?
「人はいつも環境によって変化するし、上下するもので、 いいか悪いかはそのときの境遇に過ぎません。 状況がいいときは、それを大事にすることを知って、全力を尽くさなくてはならない。 もし状況が良くないなら、勉強して、次はもっといいチャンスが訪れるよう、 いっそう努力をする。 よい境遇、悪い境遇とも1つの過程ですよね。
自分が最後にどうなるのかはわからない。 50歳のぼくはもっと良くなっているのか、それともだめになっているのか、 それを言うのはとても難しいよ。 だから、今のチャンスをつかまえて、 やりたいことをやり、撮りたい映画を撮ることに専念する。 それがぼくにはとてもいいんです」
協力とは言われるままに何でもすることではない
金城武の今回のシンガポール来訪には、いくつもの�狎�限�畛�項があった。 記者会見とインタビューの間は、撮影禁止、 私的な問題についての質問禁止、サイン禁止にツーショット撮影禁止である。 小さい部屋に入って取材をする前、随行のスタッフが、 もしプライベートなことを質問したら、すぐ出ていただくと注意した。 おい、もっと言い方を礼儀正しくできないものかね?
「如果・愛」には記者会見のシーンがあり、 金城武演じる大スターが記者に向かってこう言うのだ。 「もし、不適切な質問をなさったら、記者会見は中止です」 映画の外の現実と驚くほど重なっている。 武は笑いながら説明した。
「これをやる前に、監督に、本当の記者会見を撮って このシーンにする方がいいですよ、って言ったんです。 いや、本当をいうと、映画の宣伝は、観客に映画そのものを、 よりよく伝えるものでなくてはいけない。 それは映画会社への敬意でもあるんです。 ぼくの私生活については、ぼく個人は そういうことを話したいとは全然思っていません」
撮影の禁止については、気が散って、何を話しているか 忘れてしまうからだとのことだった。 おまけに、普段はあまりしないサインさえも、きれいさっぱり禁止なのだ。
「どうして、あれもこれもしないと協力してないことになるんですか? どうして必ず言われる通りにしなくちゃいけないんですか? インタビューのときはインタビューを、撮影のときは撮影を、ぼくはそう考えます。 ぼくたちの概念が違うんでしょう」
食事のときは食事を、眠るときは眠ることを――いい男はなんと禅を語り出した。 なかなか見られぬ笑顔、インタビューの間一生懸命答えてくれたことで よしとしようではないか。 ほら、これこそが美貌であることの利点なのだ。 (胡錦偉・文/icon 2006年2月号)
私にはこの記者のスタンスがちょっとわからないんです。 基本は書くべきことを書いていると思う。 でも文章の初めと終わりの皮肉は、武へのものか、同業者へのものなのか。 本文はまっとうなことでも、前後にそういう振りと落ちをつけねばならない シンガポールの彼をめぐる状況なのか。 (もっとも、私の読解力では文章のニュアンスまでつかむのは難しいですから)
前に楊麗玲さんも書いていたように、初対面の人物に、深い話や個人の考え、 感情、ましてプライベートなことなど、気前よくどんどん話してくれなどんて、 普通は言えないことです。 でも、記者は、マスコミだからと、それが当然のように勘違いする傾向が、多分ある。 シンガポールはどうか知りませんが、 香港では、マスコミは宣伝してやるのだからという態度だと武も言っていたし、 それに合わせる芸能人も大勢いるのではないでしょうか。
そんな中で、自分が当たり前と思うことを貫くのは、すごく抵抗を受けるでしょう。 自分の仕事のことを考えたって、あるいは人との付き合いでもいいけど、 なかなか難しいことは想像つきます。 まして、同じ仕事であっても、芸能人はめちゃくちゃに悪口言われやすいですから。
何を言われても、普通の人間としてまっとうだと思うことを守りたいとする彼は、 スペトラ香港プレミアのとき、同行した本広監督が言っていたように、 戦っているんだと思う。 その言葉が今、よくわかった気がしました。 笑顔をくずさず、しかし、戦っているんだと思います。 私はそんな彼を尊敬するし、応援しているよと伝えたい(間接的にね)。
そんなことを感じさせられた記事でした。
●追記 8:30 今、気がついたのですが、 本広監督の言葉って、どなたも御存知なわけじゃないですよね? 当時、本広監督のサイトにあった日記なのですが、今行ってみたら、 04年からのしかないようです。 該当箇所のみ、期間限定で、「こちら」に引かせていただきます。 パスワードsupetoraでご入室ください。 →wintersongでどうぞ。(2010.5.9)
BBS ネタバレDiary ★
| 2006年01月30日(月) |
シンガポール「icon」誌の記事・上●CNNに出演 |
「如果・愛」のプロモーションでシンガポールを訪れた武に グループインタビューをした月刊誌「icon」の記事を、 長いので2回に分けてご紹介します。 「帥と不帥の人生:金城武」(タイトルの意味が今ひとつわからず)と 題されています。 まず、読んでみてください。
**********
金城武は荒れ狂う風のように国境を越え、シンガポールにやってきた。 心を開いて気持ちを分かち合うことなく、 ごく一部のマスコミとはちょっとした行き違いまで引き起こして、 トンボが水面をかすめて飛ぶような交わりではあったが、 しかしそれでも一場の美しい出会いだった。
先月の初め、映画「如果・愛」の監督ピーター・チャンと主演俳優達が、 宣伝のため、シンガポールを訪れた。 世間の注目はすべて金城武に注がれたが、 私は実はチ・ジニの方を取材したかった。 人気スターの方は、非協力的で人を遠ざけ近寄らせないという�牋�行�瓩� 耳にタコができるほど聞いてきたから、 いやな目に会う危険を冒す必要などないではないか。
結果は、韓国の好人物チ・ジニは急に来ないことになり、 私は日本のサムライとよもやま話をせざるを得ない定めとなった―― 幸い、討ち死にはしなかったが。 いい男はゆったりと話してくれただけでなく、 笑い声と、ノックアウトされそうな視線とをプレゼントしてくれたのだ。 私の前に合同で取材した2人の新聞記者は、 彼の機嫌の悪い顔、コミュニケーション不通、 問題ある態度を思い知らされたというから、 やっぱり私が格別運が良かったのだろうか?
取材の難しい芸能人といえば、金城武は確実にトップ3に入る。 それでもマスコミは、引きも切らずに争って取材しようとする。 職務上の責任からということの他、我々の側に卑屈さがあると認めざるを得ない。 だから、くだんの記者が新聞で、「来たくないのなら、次から来るな」と 手厳しく書いたのを読んだときには、 内心、彼女の胸のすく率直さに喝采を禁じえなかったのである。
だが、私と他に2人の記者とのわずか15分の合同インタビューの間、 武との距離は1メートルに満たず、表面的には非常に楽しかった。 が、内心を見れば、それは彼がかたくカギをかけた、 自分のために保持したプライベートな空間であったのだ。
美と醜との奇妙な話
私たちは、普段「あでやかな光が周囲を照らす」という言葉で 華やかな超美人を形容するが、金城武はこの言葉が最も似合う男である。 鷹や隼のように人を射すくめる鋭い目、きっと結ばれた薄い唇は毅然として、 一種、少年と大人の男の中間の美しさであり、 不合理なまでの、あたかも傍若無人なまでのカッコよさだ。
蔡康永は『あの青年達が教えてくれたこと』という本を書いたが、 その中の「��97の青年」で、監督になりたくて、蔡康永に脚本の構想のアドバイスを 受けるため訪ねてきた大スターが、まさしく金城武だと言われている。 蔡康永は、この男性の美しさを形容して、 肝をつぶすほど、合理的範囲を超えた美しさと表現し、 またこの地球の生き物ではないような美しさのスターが、 自分の美には全く無関心であると述べている。
大スターはいくつか面白くないストーリーを考えたが、 あるとき、車を運転している最中に1つ新しいストーリーを話し始めた。 それは、3人の、学校中で公認の美貌の学生が、 全校で一番醜い男子学生を誘って、ドライブに出かけたというものだ。 ところが事故に遭って、醜い学生だけが生き残ってしまった。 学生は泣きながら言った。 「どうして生き残ったのがぼくなんだ」 大スターはここまで話すと、突然嗚咽し、ナビゲーターに突っ伏して泣いた。 蔡氏は、絶世の美貌の人間の口からこのような物語を聞くとは、 思いも寄らなかったと書いている。
地方伝説を読むような感じがして、本当のこととは思えない。 物語中の美醜についての奇妙な比喩と美男子の意外な反応は、 私の好奇心を刺激した。 金城武は外見というものに、どんな考えを持っているのだろうか? その考え方は、どのように審美観と人生に対する態度に反映しているのだろうか?
�牴嵒哭瓩亙拔�の一段階
「如果・愛」で、彼はヒロインのジョウ・シュンに捨てられ、10年間心の傷に苦しむ。 初め監督は、説得力があまり出ないのではないかと心配していた。 というのも、顔立ちの良い人間は普通、人を捨てるだけで、 捨てられることはないからだ。 その後、金城武が役になりきって演じたので、この中日ハーフの美男が、 なんと、かつて�犲里討蕕譴伸畄亳海里△襪海箸�わかったのだった。 監督がこの話を記者会見でしたのを聞いて、金城武はうなずいた。 「本当のところ、美貌は何の役にも立たない。 振られることはやっぱりある」
インタビューで彼は、デビューしたばかりのときは演技が全然できなかったから、 いわゆる花瓶になって、外見がいいだけのアイドルになるのではないかと、 とても心配だった、と語った。 だが、今の彼は、別の理解の仕方をするようになっている。 「花瓶自体もまた1つの役で、花瓶が引き立てるからこそ、 他の人の演技の良さがはっきりするんです。 勉強の過程では、花瓶もまたその1つの段階でしょう」
ご安心を。 観客の目には、彼はとっくに花瓶ではない。 10年余り前、ウォン・カーウァイが「恋する惑星」で かっこよさと個性を備えた金城武を形作った。 彼がネクタイでハイヒールをきれいに拭くシーンは既に古典となっている。 続いて、ウォンは「天使の涙」でも、おしの青年に彼を起用、 その俳優としての魅力を掘り起こした。 低く、感性豊かなモノローグは今なお記憶に新しい。
金城武はこう言っている。 どの役のときも、気持ちごとなりきっていく。 しかしよい演技ができるかどうかは、脚本が大きなカギを握っている。 役が俳優の本来持っているものをきわだたせることができれば、 たとえ1シーンでも、何もかもがうまく行くのだと。 (続く) (胡錦偉・文/icon 2006年2月号)
●CNNに出演 20:30
CNNのTalk Asiaという番組に出演すると レインボーママさんからお知らせいただきました。 サイトは→こちら
NEXT WEEKということは、更新の日にもよるけど、今度の土曜? その後、KIMIKOさんが教えてくださった日本語サイトによると、 いろいろな視聴法があるそうですが、スカパーでOK? ?続きですが、我が家はケーブルも来ていない、衛星もだめ 見られそうな方、お調べ下さいませ。
BBS ネタバレDiary ★ 0:50
| 2006年01月29日(日) |
質問好きの金城武(Cheer雑誌) |
台湾の「Cheer」という雑誌に記事が載っていることを、 DerrickのBBSで教えてもらいましたが、 公式サイトになんと全文が掲載してあります。 かなり良い記事だと思いますので、長くなりますが、 休日を利用していっぺんに載せます。 「如果・愛」を題材に語っているので、ネタバレが多いのですが、 伏せ字にして、ネタバレDiaryではなく、こちらに載せたいと思います。

小さな習慣が大器を作った:金城武(俳優)
この1シーンが、 どれほど多くの観客の心をわしづかみにしたことだろう。
体がゆっくりとプールに沈んでいく。 金城武の顔が青い水の中でスクリーンの半分を占め、カメラが止まる。 クローズアップの画面で、彼の目頭から一粒の男の涙があふれて落ちる。 涙は水にまじって消えていく……
「如果・愛」における金城武の素晴らしい演技は、 彼の人気をぐいぐいと上昇させたばかりでなく、 最近ではアメリカの雑誌「ニューズウィーク」の表紙にまで 一躍登場させることとなった。 この国際的な雑誌は、金城武は将来の��Drama King�瓩裡運佑世半淹燭掘� ��Making the great leap��(大躍進)のタイトルのもと、 「アジアの人気俳優から真の国際スターになるだろう」と予言した。
この映画の監督ピーター・チャンは、 かねてから独自の見識を持つことで知られる。 俳優の個性にひそむ一面を見出し、それを脚本に生かすことに長けている。 だから観客のよく知っている俳優達が、 チャンのカメラのもとでは、みな、全く新しい演技を見せるのである。 10年前の「ラヴソング」でのレオン・ライが、まさにその最良の例だ。
ただ、ピーター・チャンにとって、レオン・ライの発掘が、 つまりは�爐△訥�度見通せる�瓩發里任△辰燭里紡个掘� 金城武の演技は、彼を驚喜させるものだった。 「私は、ずいぶんたくさん映画を撮ってきたが、 今回の金城武との出会いは、最も鮮やかだった」とピーター・チャンは言う。 当初、金城武に対し「非常に心配」をしていたのだが、 最後には、「彼の方が私よりあの役を良く理解している」と 心の底から思うようになった。
金城武は取材を好まない。 およそ彼の性格と関係のある形容詞はすべて、内向的、人見知り、 はにかみや、口数が少ないといった類を離れられない。 このことも、ピーター・チャンを、初め心配させる原因となった。 「つきあいにくく、近寄り難い」ように思えたのである。 ところが、いざ撮影所にやってきた金城武に、 みんなは大変意外な感を抱いた。 「この映画では、彼が一番質問が多かった」とピーター・チャンは言う。 相手役の女優、ジョウ・シュンもわざわざ言及している。 金城武は特別質問好きだったと。
その感覚は知っている
「その感覚はわかります。その区別を演じ分けたい」 金城武自身は、質問には理由がたくさんあるのだという。 映画で彼が演じた役「林見東」は、10年間に渡って恋に苦しむ。 愛と恨み、現実と記憶が互いにからみあい、 強烈な感情に打ちひしがれている。 これまでの金城武のイメージとは全く異なった役だ。
「なぜこの男は10年間も愛し続けられるんですか? どうしてこんなふうに愛することができるんですか? どうしてこんなに長く愛し続けられるの?」 金城武は質問を繰り返しながら、 「林見東」の心の世界にもっと深く分け入ろうとする。
どのように「10年間の違い」を出せるかも、 最高に難しい挑戦だったと、彼自身も認めている。 「いったい愛ってなんだろう? もし、全く同じような感覚を表現するんだったら、 俳優はこんなにいらないよ」と彼は言う。
質問好きの金城武に出会って、 「私は、どうして彼との仕事は大変だと言う監督が多いのか、 よくわかったよ」とピーター・チャンは笑った。 実は、ほとんどの監督は、質問攻撃をかけてくる俳優はきらいだ。 なぜなら、質問が多いと、権威が挑戦を受けているように、 どうしても見られてしまうからだ。
そして、金城武がまず口にした言葉はこうだった。 「この役はとてもわけがわからないと思うんですが」 他の監督だったら、多分、きびすを返して立ち去っただろう。 あいにく相手がピーター・チャンだったので、 2人は火花を散らすことになる定めにあった。 というのも、チャンはただニッコリしてこう答えたからだ。 「そうさ、だから君に演じてもらうことにしたんだ。 どう違うものにしてくれるか見せてくれ」
金城武の「質問」は、単に監督の答えを待つだけのものではない。 むしろ自分自身の考えと解釈をこめたものなのだ。 「問うこと」を通して、 もともとは彼いわくの「わけのわからな」いものだった役が、 輝きだし、熱を帯びてくるだけでなく、 ピーター・チャンと多くの新しい、予想外の震撼を生み出すことになったのだ。
映画館の観客はひょっとしたら、「如果・愛」の脚本とセリフに、 金城武がかなりの貢献をしていることを知らないかもしれない。
監督を身震いさせるほど感動させた演技
この映画で一番難しいシーンの1つが、 金城武とジョウ・シュンが映写室で顔を合わせるところである。 2人とも、言い尽くせないほどの言葉が心の内にわきおこり、 視線が交錯する。ここで何を言わせたらいいのだろう? ピーター・チャンは何度も推敲し、 やっとのことで、このような会話を書き上げた。
まず金城武が口火を切る。 「君を老孫(ラオスン。10年前の北京でのジョウ・シュンを指す)に 会わせに連れて帰りたい」 ジョウ・シュンが答える。 「私が老孫よ」 すると、金城武がこう反論する。 「君は老孫じゃない。老孫はぼくを愛している」
最後のセリフを、ピーター・チャンは、 金城武が穏やかに、深い愛情をこめて話すと思っていた。 ところがなんと、彼は大きな声でどなったのだ。 その場の者達は呆然とした。
「私たちはみんな心を動かされ、恐れを感じた。恐れはまずい」 ピーター・チャンは笑いながらこう言った。 恐れは現場の人間を感動させたが、観客は受け入れられないだろうと。 だから、彼は心配して、�猜厳蘖撚萇�バージョン�瓩濃�り直すことにした。 両方を比べてみただけで、 やはり金城武の初めの演技の方がずっと張りがあった。 そこで、そちらが正式上映版となったのだった。
また別の1幕がある。それは映画の終盤で、 金城武が店でめんを食べる、チ・ジニとのシーンである。 すでに穏やかさを取り戻した心境を、どのように表すべきか?
金城武が自分からこう頼んできた。 「チ・ジニにぼくにもう1回質問をさせて、 ぼくがもう一言、言えるようにできませんか?」 そこで、ピーター・チャンは2つのセリフを付け加えた。 「芝居は終わったんですか?」「終わったはずだよ」 思いがけず、映画は一段と余韻を増す結果となった。
「如果・愛」が今年のオスカー外国語映画賞に 香港代表としてエントリーされるのに従って、 金城武の芸能キャリアはさらに高みに上るチャンスが出てきた。
15年前、華視の8時のドラマ「草地状元」で 名プロデューサー葛福鴻に気に入られ、台湾語の歌「夏天的代誌」を歌い、 「報告班長3」で迷彩服を着て笑い者部隊の兵士を演じたこの若者は、 毎回観客を驚かせる演技の積み重ねを通して、 国際的注目を集める芸能人へと変身した。
生まれ変わることのできたカギは、彼の忘れ難い風貌であると言うよりは、 むしろ、その「質問好き」のプロ精神であると言った方がよいだろう。
マネジャーの張漢菁、金城武を語る
最大の特質 専念が金城武の一大特質です。 俳優をするときには、俳優に専念して、歌手はやりません。 今は、非常に多くの俳優が仕事を多方面に広げていますが、 観客に与えるイメージはあいまいになっています。 金城武はこの点で他の俳優とは非常に違っています。
仕事に対する考え方 1つのことをしっかりやる。大きい小さいに関係なく。 彼は、以前、ある、熟練の革服の老職人の話をしたことがありますが、 そのような仕事一筋の人にとても惹かれるのです。
仕事の原動力 完成した作品を見る満足感が、 彼が仕事に向かう最大の原動力になっています。 撮影が終わると、いつも機会をとらえて作品を見る。 見終わるととても嬉しそうです。
仕事で目指すこと かつてこう言っていたことがあります。 一番願っているのは、自分の出た作品が人を感動させることで、 喜劇でも悲劇でもかまわない。 でも、人を感動させるのは実に難しい――と。
金城武、金城武を語る (金城武の最近の公の場の談話と報道からまとめたもの)
自分を語る ぼくはただ、物事をきちんとやりたい人間なんです。 映画でもその他のことでも、いつも全力を尽くすだけ。 でも、周りで見ている人が大勢いると、すぐ不安になってしまう。
自分の芸能人生の見通し やはり、まず良い演技をしたいと思うので、 ずっとCDを出してきませんでした。 いったいどんな風になるかなんて、自分もわかっていません。 今は優れた監督と出会うチャンスがたくさんあるから、 それを大事にして、良い演技者になるべきだと思う。 そうでないと、監督の人たちに申し訳ないです。 将来の希望は、監督として映画を撮ること…… これが、多分、ちっぽけな夢ですね。
生活と仕事に対する考え方 仕事を詰め込みすぎるのは好きではありません。 それより、もっと読書したり、旅行したり、勉強したりしたい。 1人の人間がこの世界でできることはとても限られています。 だから、自分がやりたいことをもっと選ばなくちゃと思う。 (Cheer 2006年2月号)
昨日ご紹介のデビュー時のエピソードにも、 「質問する武」が出てきましたね。(^^) 1ヶ所だけ訂正。 フーロンに見出されてから「草地状元」に出たので、 そこの順番が文中では違っています。
BBS ネタバレDiary ★ 0:20
| 2006年01月28日(土) |
証言:デビューの頃の金城武 |
台湾の、白氷氷(バイビンビン)が司会をしている番組のゲストが、 かつて「草地状元」で、ガールフレンドの父親役をやった人でした。 そこで、当時の金城武の思い出が話題に出て、 一緒に出演していた人たちも、語っています。 台湾のファンがその言葉を書きとめてくれたのを、 ちょっと珍しいので訳してみます。原文→こちら ところどころ、(笑)という字を自分で入れて読んでみてください。
張柏舟、大胆にも公衆の面前で金城武に平手打ち?
張柏舟の話
「草地状元」の撮影のときに、会社が芸能界にデビューする金城武を 現場に連れてきたんだよ。 で、新人を紹介して、このドラマに出演するんだと言ったんだ。 (張の娘を追いかける役なので、一緒のシーンが割に多かった) 私は彼のこと、新人だから知らなかったので、聞いてみた。 「演技できる?」そうしたら武は「いいえ」と答えた。 とても可愛かったよ。真面目でね、来るとすぐ真剣に脚本を読んでいた。
あるとき、私が金城武を平手打ちするシーンがあって、 リハーサルでは、打つマネをして、かるく頬をかすっただけだった。 ところが、いざ本番になって、私が手を振ったら、 本当に金城武の顔をぶってしまったんだ。 彼がびっくりして、「どうして本当にぶつんですか?」と言ったもので、NGさ。
演技者なら、手の動きに合わせて顔の向きを変えることを知っているもんだが、 彼は知らなかったから、そのままぶたれてしまったというわけだ。 私だって、彼がよけないなんてわからないよ。 そこであわてて彼に言ったんだ。 「……君が自然な感じになるようにだよ」とね。 彼は私の説明を聞くと理解した。 勉強熱心でもあったから、2回目はOKだったよ。
その後、撮影が終わると(朴子で撮影していた)、 私はどこに行くときも彼を連れてゆき、この新人の面倒を見た。 彼も私を見ると、いつも大声で呼んだものだよ。「お父さん!」って。 今、金城武が私のことを覚えているかどうかは、わからないが……。
白氷氷の話
金城武がデビューしたばかりのとき、ある人が私に会わせにつれてきたの。 私が日本で仕事をしたことがあったから。 金城武も半分日本人だからね。 彼はそのころは顔はまずいし、ルックスがよくなくて、 歌も下手、話す声もすごく低かったのよ。 私はすぐ彼の母親に言ったの。「こんななら、だめよ」 その後彼は別のところに行って、 たった半年ですごい人気者になるなんて、思いもしなかったわ。
羅福助の話
私は金城武がデビューしたばかりで、張韮の番組に出たときに見ましたよ。 彼の容姿を見て、いずれ絶対大人気になるとわかったね。 当時は人気のある芸能人が他にも大勢いたけれど、そんなの関係ない、 私はもっと先を見ていた。案の定、今はすごい人気ですよ。 (緯来綜合台「氷火五重天」2006.1.25)
BBS ネタバレDiary ★ 15:15
| 2006年01月27日(金) |
「青龍〜」の少紅監督語る |
ご紹介したい面白い記事が1、2出てきて楽しみだったのですが、 その前に、夕方アップされたニュースの方を先に……
例の時代劇映画の噂→プロデューサーとニュースへの登場が進んで、 いよいよ監督本人の談話が出ました。
李少紅監督、「青龍偃月刀」を準備
チャン・イーモウ、チェン・カイコー、フォン・シャオガンら、 内地の先端を行く監督達に続き、今、�猜厳歿畢瓩陵�少紅も 商業映画に活躍の場を求めることがあきらかになった。 ホラー映画を1作撮影予定のほか、時代劇大作「青龍偃月刀」の企画がある。 題名を聞くとまさに武侠物だが、少紅監督は記者に対し、 実は時代物恋愛映画であり、関羽の熱い恋の物語であると語った。 金城武を主演に考えている理由は、年齢的に妥当であり、 恋愛物のできるちょうどいい時期だからというもの。
すでに1年前から準備していた「青龍」
前回の取材で、李少紅監督は商業作品を撮ると明かし、 1年間、そのために検討を重ねてきたとも語っていたが、 今になってみれば、そのメインであったのが「青龍偃月刀」だったのだ。 2005年の旧正月から、少紅監督は脚本の準備を開始、 現在すでに第3稿が上がっている。
昨日、李少紅は記者に対し、この映画は主に関羽の恋愛を描くものだと語った。 関羽に材を取る理由については、こう語っている。 「関羽のイメージは、中国人の心で重要な位置を占めています。 彼が登場する物語は数え切れないほどです。 後世になって神話化された中国史上の実在の人物の中でも、彼は最も有名であり、 武神から福の神まで、人々はほとんどすべての美徳を彼の上に重ねている。 このような人物はいつスクリーンに登場したっていいでしょう」
関羽の最も激しい愛を描く
関羽の物語は、中国人にはごくごく聞きなれたものだが、 その愛については、空白という印象がある。 この一面をとりあげる理由を、少紅は、こう説明する。 「考えてみてください、こんなにも魅力的で、忠義心にあふれた男性に、 どうして愛がないなんてことがあるでしょう」
様々な歴史書には関羽の恋愛話はどこにも書かれていない。 しかし、だからこそ、想像の余地があるのだ。 例えば、関羽と貂禅。 これについて、少紅監督は、 「関羽と呂布は1回しか闘っていないし、貂禅と関羽は会ったことがないはずです。 だから、彼らの恋愛話は全部人々の想像の産物のはず」と言う。 たとえ歴史には少ししか書かれていなくても、 今回、関羽について描く恋愛は、やはり史実に依拠した者であり、 描くのは関羽の激しい愛の物語だと、李少紅は語った。
金城武は恋をする年齢に達した
少紅監督の説明では、映画は桃園三結義から関羽の麦城の敗走まで、 愛だけを描くという。 ネットで流布している、金城武が関羽を演じるという噂に対しては、 李少紅は決して否定しなかった。
「彼は私たちが検討している配役の1人です。 この作品には、演技派をあてるか、アイドル的スターをあてるかの 2つの方向が考えられますが、どちらでも成功すると思います。 ただ、マーケットから言うと、アイドルスターの方が受け入れられやすいでしょう」
それでは金城武のどんな特質が監督を引き付けているのだろうか? 李少紅は、金城武の演技が、年齢的隔たりを超えて この大人物を表現しうるか心配はないのだろうか? 李少紅の答えはこうだ。 「おそらく、彼の年齢はぴったりだと思いますよ。 まさに恋愛物がやれるときだと感じます。 関羽も桃園三結義のときは大体27、8でした」
チャン・ツーイーが海外マーケットにアピールする
李少紅は、金城武にしろ、また関羽の愛人役にチャン・ツーイーを使うかどうかにしろ、 まだ最終決定はされていないが、 2人とも、今や優秀な成績を残しており、人が進んで検討したいキャスティングであると、 一般論として述べた。
チャン・ツーイーの起用については、海外マーケットの考慮も当然ある。 少紅監獄は「結局、私が撮ろうとするのは商業映画ですから、 商業的要素は必ず必要です」とはっきり言う。 この「青龍偃月刀」は超大作でもあると言われており、 キャストの検討内容を見るだけでも、それがうかがわれる。
これもまた3億元映画になるのだろうか? これには、李少紅は�爐困襪�しこそうに�畩个辰討海Ω世辰拭� 「たぶん、そんなに大作ではないですよ。 製作関係のことは私は知るはずがないでしょう、 それは李少婉(プロデューサー)に聞かなくちゃ!」
その後、李少婉に電話でたずねると、投資額は1億以上は間違いないが、 具体的数字は今のところは明かせないとのことだった。 現在、急ピッチで準備が進められておし、 もし9月にクランクインできれば一番よいとのことだ。 (網易娯楽2006.1.27)
青龍偃月刀は、日本語読み「せいりゅうえんげつとう」。 関羽の愛用の刀の名前です。
BBS ネタバレDiary ★ 23:30
2006年になって中国で生まれつつある、新しい傾向だそうです。
ロマンティック恋愛大作の名作「如果・愛」が、 全国で上映され人気を博すにつれ、観客とマスコミに ある全く新しい言葉が生まれ、広がりつつある。 「色女郎」(女郎は若い女性)だ。
「色女郎」の意味は、男性の美を好む女性観客ということで、 �猗�を愛でる心は誰にでもある。それは男女を問わない�瓩里澄� 社会がどんどん開明的で開放的になってきた今日、 「色女郎」も女性の地位を高める1つの突破口となっている。
「如果・愛」には3人の男優が出演している。 美男で多感な金城武、温和で家庭的なチ・ジニ、 才能あふれるジャッキー・チュンだ。 3人が代表するそれぞれのタイプは、まさに絶対多数の女性が 夢見る�猴�想の恋人�瓩裡灰僖拭璽鵑覆里澄� この3つのタイプの男性は、女性観客の心に、 ある種の�猖�足感�瓩鬚發燭蕕掘� 心地よい思いにさせ、喜びを与えることができるのである。
金城武:美しく多感
女性の観客の多くが、�爛▲献↓癸韻料播┐蔽法Χ眈詆隲瓩鬚瓩△討� 「如果・愛」を見に映画館に足を運んでいるのは否定できない。 この中日ハーフのアイドルは、確かに人を魅了する。 「如果・愛」で、彼はカメラマンによって、 あらゆる角度から、完璧な美しさで撮られている。 深い愛をたたえた目、高い鼻に、 魂の奥底から湧きいずるかのような歌声が加われば、 観客の女性達をうっとりと夢中にさせずにはおかない。
金城武がこの映画で演ずる林見東もまた、非常に多感な人物である。 映画では、ちっぽけなテープレコーダーが、 この上なく感動的な小道具となって、 哀切で美しい感情を次から次へと湧き起こす。 もちろん、彼がプールであふれさせる涙も、 また何度かあるジョウ・シュンとのラブシーンも、 彼は的確に演じきって、観客を陶酔の海に浸す。
ことに�猝世蕕�に君の姿……�瓩伐里せ呂瓩襪箸�には、 大勢の女性観客の目から、たちまち涙がこぼれ落ちるのだ。 (すみません、ジニさんとジャッキーさんについては、根気なく割愛) (中国新聞網 2006.1.23)
もちろん、女も美を愛でます。
BBS ネタバレDiary ★ 0:45
三国時代の関羽を主人公とした映画「青龍偃月刀」で関羽を演じ、 チャン・ツーイーと再共演するという話は、まだ消えていなかったようで、 最近再び表に出てきています。 しかも、これまで金城武が候補にあがっているという書き方だったのに、 今日の都市快報では、金城武は「確定」と。 中華マスコミの「確定」が確定ではないのは重々承知なので、様子見ですが、 前より具体的になった話を上記の新聞から、関連部分だけ抜書きしてみます。
今年の中国映画の大作は依然として時代劇が中心という話から、
最近、得た情報では、 ジョン・ウーがずっと「赤壁の戦い」の準備を進めているほか、 もう1つ、三国を題材に取った映画「青龍偃月刀」も、 今年半ばに撮影に入る。 監督は著名な女性監督、李少紅。 他の作品はすべて実際の歴史を元にしているが、この2本の映画は 歴史に新解釈をほどこし、創作するものとなっている。 (中略) 李少紅の「青龍偃月刀」は、台湾の龍祥影業公司が 香港、内地の2つの映画会社と共同出資するもので、 関羽の一生の愛を中心とした物語である。 映画の準備はすでに始まっており、関羽役は金城武に確定、 相手役女優はチャン・ツーイーと基本的に予定されている。 2006年4月ないし5月にクランクインする。
三国の物語は中国人にとっては、実に耳になじんだ話であるから、 「赤壁の戦い」と「青龍偃月刀」が、どのように新機軸を 打ち出そうとしているのかが関心が持たれる。 (中略) 李少紅も、関羽の一生にどのような解釈を加えるのだろうか? 「三国演義」は基本的に男同士の物語であり、 女性はその中では彩りとしても要らないくらいだ。 しかし、恋愛物に長けた李少紅は、 当然自分の強みを手放すようなことはしない。 この映画で、彼女は関羽に激しい恋愛を展開させる。 チャン・ツーイーの役は関羽の愛人で、 最後、関羽の敗走も、心から愛する人のためなのだ。 このような設定が、三国志ファンに 受け入れられるかどうかはわからないが。
製作会社によると、この作品は李少紅の 2006年2本目の映画として製作される。 1本目は陳坤とのサイコホラー「三岔口」。 (都市快報 2006.1.22)
チャン・ツーイーの時代物というだけでお腹一杯なんですが、 うーん。 監督は優れた人らしいです。 私はこのところの「アメリカ」つながりに、少なくとも新鮮味は感じて、 うす〜く期待しているのですが、なんであれ、 最後は武が選んだから、という一点で期待することになるのでしょう。
BBS ネタバレDiary ★ 8:45
| 2006年01月22日(日) |
「GQ」US Editionに登場 |
BBSで先にANNEさんが報告してくださいましたが、こちらにも。 男性雑誌「GQ]のUS(アメリカ)版に金城武がファッションページで登場です。 「A COOL RAIN」のところです。 → GQサイト
そういえば、この前台北に行ったとき、もちろん書店で 雑誌探しをしたのですが、 収穫は映画雑誌を除けば、男性雑誌だけだったのを思い出しました
BBS ネタバレDiary ★ 11:30
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