武ニュースDiary

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| 2004年04月19日(月) |
「Lovers 十面埋伏」プレミアチケット発売情報●金曲奨への出席は? |
「Lovers 十面埋伏」プレミアチケット発売情報 11:40
おおお、だんだん本格的に―― (北京青年報より) どうせ行けないので、しっかり読もうという意欲に欠けますが、 何かあったら、また後で。

台湾金曲奨への出席は? 22:00
台湾りんご日報に金曲奨関連の記事あり。 第15回金曲奨の主催者・東風衛視は、目下プレゼンターの人選に 智恵をしぼっているとのこと。 ネットで誰に出てほしいかを募集しているのですが、 新作がなく、授賞式のときしか姿を見せない金城武への 出演希望は多く、安室奈美恵やS.H.E.とのペアの提案も。
東風では、候補のリストには確かにあるが、 実現は簡単とはいえず、まだオファーはしていないようです。
金曲奨授賞式は5月8日ですよね? この時期は忙しいってことですか? どっちにしろもうすぐですが。
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BBS
| 2004年04月18日(日) |
「向左走、向右走」スチールから |
今夜は画像を。静かな気持ちになるために。 大きくして見てもいいという人はクリックしてください。 上の写真のシーンは映画にはありません。


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BBS 23:00
間があいてしまいましたが、続き。
これからの人生――1番大切な夢を話そう!
もし、将来、どんな大きな目標を持っているかとたずねられたら、 ぼくに言えるのは「すべて自然のままに」っていうこと。 人生には予測なんてできないことがたくさんあるものです。 ちょうど、ずっとスーパーマンや警察官になりたかった、 その上内向的なぼくが、なんたることか、 自分をどうしてもさらけ出さなくちゃいけない職業―― つまり芸能界に飛びこむことになってしまったみたいに。 だから、人生は思い通りにはなかなか行かないものだとしか言えないです。 でも、もちろん、目標はありますよ。音楽と芝居に希望を持ってます。
当時、1本のCMで、フーロンの葛さんがぼくを見出してくれて、 ぼくと芸能界のつながりはとてもいい始まり方をしたんです。 今に至るまで、葛さんがぼくを育ててくれたことに感謝しています。 歌だけでなく、ドラマ、CM……みんな会社がぼくのために、 一番いい形で手配をしてくれたから、 自分は一番幸せな人間だと、やっぱり思いますよ。 その他では、新宝島康楽隊と知り合って、すごく幸運でした。 ボビーと阿ユーが、人生のもう1つの本当の喜びに出合わせてくれましたから。
子どものころから今までで、一番やったな、と思えるのはどんなとき、と聞かれたら、 他の人がぼくの作った歌をほめてくれたときですね。 そういうとき、ぼくは一番うれしい。 本当のところ、ぼくは自分にそれほど高いものは求めてないけど、 どの仕事もすごくまじめにやっています。 もちろん、挫折がないというわけには行きませんよ。 ただ、それをいつも新しい出発とすることで、淡々とした心で受け止める。 たくさんの夢が少しずつ実現していきます。 あまり急ぎすぎるのも、ぐずぐずしすぎるのも最善の方法じゃない。 精一杯努力するだけ、それだけです。
金城武はうぬぼれで、驕り高ぶっていると思っている人は多いけど、 本当はそうじゃない。ぼくはただ、金城武の別の面を見せているだけ。 仕事だけでなく、日常生活でも金城武はあるがままで、取り繕ったりしてませんよ。 ぼくの歌や演技から、わかるでしょう、 ああ、金城武というやつは本当にそのまんまなんだって。そう感じません?
ぼくは、今ぼくが持っているものを守るよう努力するし、 自分を充実させていく努力をします。 与えられた出番を1つ1つしっかりとこなし、 ぼくのことを気にかけてくれる友達を失望させない。 人にも言うんです。自分のもっている物、事、人を大事にし、手放さないようにって。 だってそのチャンスは1度きりだから。一番大切な宝だよって。 そういう人生は軽々しく捨てちゃいけない、 いつまでも大事にする価値のある思い出だと思います。 ぼくは一生懸命努力する、お互いにがんばろう! 子どものころからずっと、こんなふうにぼくは気をつけています。(完)
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BBS 22:20
| 2004年04月16日(金) |
ゲストルームについてお知らせ |
今朝、見ましたら、ゲストルームの書き込みがすべて消え、 かつ作動いたしません。 調査中ですが、いつ回復するかわからないので、 とりあえず、臨時のゲストルームを設けました。
過去ログは、14日途中の分から、 こちらに残っていたデータで辛うじて復活させましたが、 後は、なくなってしまったのかな……
すみません、しばらくこちらでお願いします。 10:10
ただいま帰宅。復活してました。 ほっ。 臨時掲示板は閉鎖します。 23:25
| 2004年04月15日(木) |
準備は進む(「十面埋伏 Lovers」)●あら、画像が |
7月というとまだ先ですが、 プレミアの準備はじめプロモーションは、 かなりのスピードで進んでいるようです。 いろいろ情報もありますが、もうちょっと動きが出て来ないと。 今のところ、前にご紹介した以外に、 分会場は上海、広州、重慶、そして杭州の4都市、 チャン・ツーイーが映画の挿入歌を歌うということでしょうか。 以下、今日のニュースから初めの方だけを。
********
7月16日の「十面埋伏」正式公開日にはまだ3ヶ月あるが、 細心で頭の切れる張偉平はすでに鳴り物入りで「商戦」を展開している。 昨日、1冊の美しく印刷されたスポンサー募集のパンフレットが 各公開劇場チェーンと国内の多数の著名企業に送られてきている。
記者はこの雑誌のようなパンフレットを見たが、 非常にプロフェッショナルな仕上がりで、 映画の紹介、監督、出演者、スタッフの紹介も載っており、 文章はすべて中国語と英語で併記されている。 また多数のスチール写真も公開されているが、 チャン・ツーイーと金城武が、ウクライナの一面の花の中を 馬に鞭をあてて進む写真や、 袖を翻して巧みに踊るチャン・ツーイーの美しい姿など、 初公開のものも少なくない。 (成都日報 2004.4.15)
――あとは商売の話なので、略。 チャン・ツーイーの舞姫姿は2点ほど、香港台湾の芸能紙に お目見えしていたけど(きれいでした)、 見たいのは、馬を駆る2人ですよね〜 いずれどこかで見られるかもしれません。
追記 馬じゃないけど、花海の2人が―― (新浪網から)

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BBS 22:20
| 2004年04月14日(水) |
「TIME ASIA」の「Lovers 十面埋伏」関連記事 |
「TIME ASIA」最新号Artsの欄に、載ってます―― といっても、アンディ・ラウとチャン・イーモウのインタビュー。 そろそろ、中国内だけでなく、マスコミへの露出が始まってくる頃ですよね。 ここでは”House of Flying Daggers”のタイトル名を使っていますね。
それほど長くないインタビューですが、 監督への、俳優についての質問はアンディのことだけ。 なぜ、と思っていたのですが、先に読んだ文匯報の報道では 「なぜ、アンディ・ラウを起用したのですか」 という質問になっていたところが、オリジナルでは 「アンディ・ラウをキャスティングしたことに多くの人が驚いています。 彼を本格ものの俳優だと思いますか」 あるいは「演技派」とでも訳したらいいのでしょうか、 そうなっていたので、質問の意味が納得できました。
アンディ・ラウは大スターだけど、大衆的な、 本当にエンタテイメントの大スターとしてとらえられていて、 それをチャン・イーモウがどうして? ということだったみたいです。 アンディ自身も、そこから一歩抜け出したいという思いを抱えてきたのは、 先日ご紹介したアンディについての記事からもうかがわれます。
Sohuや新浪網の「十面」サイトにしても、 助演のはずのアンディとチャン・ズーイーの写真の方をメインに 扱っていて(しかし、あれ、あまりいい写真と思わないけど…… アンディ・ファンはいやじゃないかしら)、 実は、また中華系メディアがアンディのことしか聞かないのね、と ちょっとひがみ気分になっていたのだけど、そうじゃなかった。
読んでいただければわかるけど、アンディは、 シリアスドラマをやったのは、10年前が最後だと言ったそうで、 チャン・イーモウも今回はいい挑戦になったと思うとコメント。 彼はgreat actorで、本番で5回も続けて泣けるんだと、 また、どんどん進歩していると語ってます。
でも、ニュースを見ていると、スターのあり方として、 アンディと武って、対極にある感じがします。 映画、歌、イベント……芸能のあらゆるジャンルにわたって、 絶え間なく仕事をし、ファンと交流し、 インタビューで大いに話し(自己宣伝も上手に織り交ぜ)、 最近では金像奨で受賞の謝恩パーティーを 100人ほどの関係者・ファンを招待して行なったというのを読んだときには、 徹底してこういうスタンスなのね、と納得。 そこがあちらで熱くファンに支持される理由の1つでもあるのでしょうか。 私はファンじゃないから、連日のように現われる彼のニュースに おなかいっぱいの感じだけど、自己主張、自己アピールする方が 芸能人ということを除いても、むしろ向こうでは自然なのかもしれないし。
対してわがスターは、まるで主役じゃないかのような扱いにも 何ひとつアピールするでなく、監督とのエピソードを話すでもなく、潜行中。 向こうの記事で「低調(控えめ)」と口をそろえて書くのは、 かなり不思議に思われているんだろうなと思います。 彼の答えは、すべて作品の中で語られるんだろうと、 静かに期待しております。
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BBS 9:30
1997年の台湾のアイドル雑誌に載った聞き書き。 子ども時代とこれからを語ります。 一番上のお兄さんのことを(チラとですが)話しているのは、 私は初めてかな? 2回で。
子ども時代のこと
高揚の少年時代――一番大切な思い出を話そう
自分がいったいどんな性格をしてて、 具体的にこれが本当の自分だよと語れるかどうか、よくわからない。 もしかすると、たくさんの人の目に映った金城武―― もしかすると友達や家族の目に映った金城武みたいに、 活発とか明朗とか自信家とか劣等感がある…… といった言葉とか。 でも、ぼくに言わせれば、ぼくは非常に内にこもる人間で、 それは小さいときから。 そんなぼくが、芸能界に入ってから、はっきりと変わりました。 ぼくに興味を持ってくれているファンや友達なら、 誰でもそう感じると思います。
ぼくの父親は日本人で、母親は台湾人です。 この中日の組み合わせが、ぼくの性格をちょっと違うものにしたんです。 お父さんは一年中外国を飛び回っていたから、 子どものことは自然と、お母さんの仕事になりました。 両親のぼくら兄弟3人の教育は、中国的でもあり、日本的でもあり、 だからぼくらは、2つの国の違いと受容性との生きた証明みたいなものなんです。 面白いですよ。
子どものとき、ぼくはひどく内向的でしたね。 その頃一番崇拝していたのはお兄さんでした。 年がだいぶ離れていたからかもしれないな。 だから、いつも兄の一挙一動がぼくのお手本でしたよ。 でも、それ以外では、小さいときからの夢は、 自由に飛びまわって人々を救う「スーパーマン」や 「警察官」(「天眼」影集に出てくるような)になることだった。 だって、強きをくじき弱きを助けることができるなんて、すごいことだもの!
外国人学校に通ったので、ずうっといろんな違う文化の人と 触れることになったんですけど、そのことでたくさんのことを学んだし、 包容力をつけてもくれました。とても大きな収穫だったと思います。 少なくとも、芸能界に入ったぼくにとっては。 ぼくについてのゴマンとある噂を聞いても、影響されないでいられました。 もちろん、周りの友達や家族にはもっと感謝しなくちゃならないです。 ぼくがちょっとばかりわがままやっても、 寛容に受け止めてくれましたからね。
ときどき思うことがありました。 ぼくみたいに内にこもった人間に、素晴らしい子ども時代なんかあったろうかって。 今、こまかく思い出してみると、それでもやっぱり 言葉では言いにくいけど喜びがあったと思う。 お兄さんと一緒に遊んだり、クラスメートとわけのわからないことをしでかしたり。 授業をさぼったりとか、バカ騒ぎやったりとかね。本当に楽しかった。 子ども時代は二度と来ないものだし、 これからどんなに素晴らしい生活があるとしても、 子ども時代にとってかわることはできない、 だからこそ、こんなに懐かしく、よく覚えているんでしょうね?
誰にも、きっとそれぞれ若いときの思い出があると思います。 みんな、こんなにまじめに努力して人生の道を切り開いているから―― ぼくもそうですけど。ね、ぼくは自分をとても幸福で幸運だと思ってます。 小さいときから大勢の人が心をかけてくれて、面倒をみてくれて、今もそう―― だから感謝するだけじゃなくて、大事にしたい。 だって、満足を知り、贅沢しないことを知る人こそ、 誰より幸福について語る資格があるといつも思ってますから。(続く) (1997)
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BBS 23:50
| 2004年04月12日(月) |
「二千年の恋」を見て |
数年前、「武之恋」という素敵な名前の 大陸のファンサイトがありました。 今はもう見つかりませんが、そこに、「二千年の恋」を見た 感想が書かれていました。 映画と違って海外の人のドラマの感想は、あまり見ることができませんが、 このドラマを好きという人、このドラマで武のファンになったという人は 案外見かけます。 あまり見られないということで、ご紹介してみます。
「二千年の恋」を見て
日本のドラマ「二千年の恋」は、私はきっと楽しめると思う。 ヒロイン・真代理得(中山美穂)はシステム・エンジニアで、 もちろんインターネットに通じているが、 そこに冷え冷えとしたものしか―― 人と人との距離の大きさしか感じることができないでいる(大いに同感)。
そして金城武(名前はまだ明らかにされない)は某国のスパイである。 従来の愛情深いイメージをくつがえし、情報を得るためにヒロインを欺く (もちろん、最後にはやはり、かなわぬ悲恋へと陥るのだが)。
その他では、個性俳優・東幹久もこれまでとは違った役どころで、 姉妹の仲を引き裂く敵役を演じる。 「リング」の貞子役が決まった仲間由紀恵も、ひどく堕落した姿で登場する。
いずれにせよ、これは私が大好きな世紀末堕落劇だ。 その他の出演者は、連続ドラマの経験のない者が多く名を連ねており、 これもこの作品の大きな特色と言えよう。 また、フジテレビのアジア征服戦を助けて、あのS.E.N.S.が音楽方面を固める。 きっと、「神様」よりももっと涙を誘う音楽が聞けるだろう。 見た後、感想を少し書いてみよう。
このドラマは構想が非常に大きく、まるで映画を見ているようだと言ってもいい。 ただし、それが惜しいところでもある。 というのは、日本ドラマの特質である「こまやかさ」とのバランスが、 明らかに少々悪くなっているからだ。 主役と脇役のつりあいもやや悪く、重点がどこにあるか、 わかりにくくしている(女性工作員や警察官の主役男女に対する感情など)。 それでも私は、これは佳作たりえていると思う。
このドラマは絶えず「愛」という文字の中でもがいている。 「愛」を云々するのは決して特別なことではない。人間は心があるのだから。 それに、日本ドラマが描くのは普通の人間の生活なのではないか? 兄弟愛のから父子の愛、家族愛、国家への忠誠、同胞への思い、 そして男女の愛まで。 最後に来るのが民衆への大きな愛だ。 以下、私が見終えた「二千年の恋」の感想である。
信頼と裏切り……裏切りは私が大変関心を持っているテーマである (私は悲観的人間だから)……は、人間の世界が「性悪」であることを 象徴的に反映している。 裏切りは「だますこと」より、もっとやすやすと人を傷つける。 裏切られた人は、必ず苦しむ。 もしユーリのように、弟と父親の命を犠牲にしたあげく、 自分の命を差し出しながら、なお裏切りにあったとしたら、 その悲しみは言葉では表せないだろう。 ユーリが自らの手で父親を死に至らしめたシーンで、 私は思わず涙をこぼしてしまった。 (19本の日本ドラマを観てきて初めての経験だ)。
そして今日、彼の不幸をまのあたりにした。 もっと愕然とするものだったことは言うまでもない。 ついに、ユーリは他の多くの日本ドラマの主人公達のように、 ヒロインの心をのぞく、一切の頼るものを失う。 唯一つの信頼は得るものの、やはり、その時は来る。 「日本ドラマの法則」に従い、第6回か7回で物語は大きく転回するのだ。
変態の野島伸司が創り出した作中人物 (ただし、野島は私が一番評価する脚本家である)の 受けた試練だって、ユーリのそれには及ばない。 1つの「愛」を得るたび、彼は別の1つの「愛」、 もしくは命を差し出さねばならなかった。 そして最終回に至るまで、自分の未来を確信できなかった。 このこともまた非常に心を痛ませる。
ヒロインはといえば、最後に真実の愛を探しあてるものの、 それに浸ることも、愛を注ぐこともほんのわずかしかできなかった。 彼女はそれでも、すべては自業自得と受け止めていた。 降参だ! 脚本家は人に涙をしぼらせようとしている! ラストはあんまりだ。主人公は2人とも死んでしまった。 でも、私はそれでも見つけた、パンドラの箱に残った最後のものを……
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BBS 0:30
| 2004年04月09日(金) |
「十面埋伏」あれこれ(衛星中継・タイトル) |
7月10日に予定されている「Lovers 十面埋伏」のプレミアですが、 主演者たちは北京のメイン会場にのみ登場し、 衛星放送で、全国の分会場に実況中継するという方式をとるそうです。 ですから、これまでのように、俳優達が飛行機をチャーターして 全国を駆け巡って挨拶するということはないと、 そういうやり方はあまり効果が無く、 すでに時代遅れと、張プロデューサーは考えているとのこと。
2000万元に達するという巨額の宣伝費は 衛星中継のためだったのだろうと、 今日の青年時報から。
昨日も出ていた、 海外版のタイトルが「情人(=恋人すなわちLovers)」になっていることについて、 今日は、はっきり日本版タイトルとしてコメントがあります。 つまり、ネットで公開された日本版予告でそうなっていた、というのですが、 もう、いい加減、事実確認してくださいな。劇場とテレビなの! という程度のウラの取り方ですから、 他のニュースも推して知るべし。
殺気に満ち、緊張感に溢れる物語が、非常に文芸映画的なタイトルになってしまい、 本当にそうなら、外国人と我々の理解が違うということだ,tと諦め顔。 海外で配給するとき、違うタイトルになる例はしばしばあり、 例えば「我的父親母親」は 「The Road Home(家への帰り道)」となっています。 (日本では「初恋の来た道」でしたね) しかし、この場合は、まだ一面の内容を伝えていたけれど、 「埋伏」が「情人」では、あまりに違いすぎる――と感じているようです。
アメリカでも、今、「英雄」公開にあたり、配給元のミラマックスが 「ジェット・リーの英雄」とすることを考えているとかで、 それはあんまりではないかと言われていましたが、 張氏が先日ジェット・リーと話をしたとき、 ジェット・リーはそれはないと言っていたそうです。 どうなることやら。
私個人は、Heroの次としては面白いタイトル付けしたなあと 好意的に受け取っておりますが……。 一応サブタイトルに「十面埋伏」とついていることですし。 日本人で「十面埋伏」という言葉を聞いて、 ニュアンスをすぐ感じ取れる人は非常に少ないですから。
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BBS 15:10
| 2004年04月08日(木) |
2004期待の顔・補足 |
間があいてしまいましたが、「VOGUE台湾」の記事について補足です。
この「2004年最も期待される顔」に取上げられた他の面々を ご参考までに紹介すると、 登場順に、 ウォン・カーウァイ、木村拓哉、チャン・ツーイー、 チャン・イーモウ、エディソン・チャン、ダニエル・ウー、 ペ・ヨンジュン、五月天、チェン・ボーリン、 陳道明、そして柴崎コウでした。
以下は、武の写真に添えられていたキャプション2本です。 写真はVOGUE2002のときの写真でした。
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普段、どんなに控えめで、隠れていても、ある時間が経つと、 人の注目は自然と彼の上に集まるようになる。 そして彼が行動を起こすたび、姿を現すたび、いつも話題の焦点になる。 めったにない時代衣装姿を見せる金城武の「十面埋伏」での演技は、 それゆえに、いっそう期待を高めている。
いつも何もこだわらないように見え、 たとえチャンスがめぐってきても、必死にそれをつかもうとはしないようだ。 いつも縁の導くまま進む。 なのに、いつ現われても必ず関心の的となってしまう。 金城武は、大げさに、芝居じみて、 自分は今までこれこれの努力を払ってきたなどと強調したことが全くない。 ただへらへらと笑って、こう言うことの方がずっと多いのだ。 「こうなってしまったんです、運がよかったんでしょう」 おそらくは、まさにこのような下心のなさこそが、 彼を他と非常に違うものにしているのだろう。 (VOGUE台湾 2004年3月号)
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BBS 23:30
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