武ニュースDiary


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2003年11月13日(木) 「十面埋伏」の動向●映画エッセイ� 福嶌険Α廖法�「十面埋伏」公開は来年夏

チャン・イーモウ、北京撮影所の大半を借り切る
「十面埋伏」は予算超過も辞さず
    2:45

しばらくニュースも鎮静するかと、
年末に向けてはこちらも何かとせわしいので、ちょうどいいと思っていたのですが、
何かしら、ちょこちょこと連続しております。

**********

昨日、「十面埋伏」の撮影班100人あまりは、
数十トンの荷物を抱えてウクライナからチャーター機で北京に戻った。
プロデューサーの張偉平は今回の撮影を�狠羚餘撚茲料垉鶚瓩世判劼戮拭�
先に帰国したチャン・イーモウは現在北京撮影所に潜伏中。

中秋節のクランクインから今日まで、100人を越える撮影隊は
ウクライナのカルパチア山脈の南の麓に当たるリヴィフで、2ヶ月近くの撮影を行なった。
聞くところでは、撮影隊は市外の辺鄙な小村に滞在、世間からはほとんど隔絶され、
スーパーマーケットに買い物に行くのでさえ、凍るように寒い雪道を車で40分もかかる。
撮影隊は普段は自分達で食事をまかなっていたが、
ロケが終了したときになって初めて
市内のわずかにある中華料理店数軒で打ち上げをした。

張偉平は、100人以上もの人間が外国で2ヶ月近くも撮影を敢行したのは、
中国映画では前代未聞の壮挙だと、感慨深く語った。
リヴィフは世界的に有名なロケの根拠地で、多くの海外の大作がここで撮影をしている。
同時期に来ていた外国隊は当地で中国組のロケを見て非常に驚き、
この時代劇に大変興味を抱くと共に、中国映画人の熱意に感心しきりだった。

また、本来は部隊は何回かに分け、順次帰国の予定だったが、
撮影機材があまりに多いため、それでは不都合なことがわかり、
幾多の曲折を経て、ようやく汽車でキエフに行き、
そこから飛行機をチャーターして帰国したということだ。
監督のチャン・イーモウとアンディ・ラウらの主演者は、
それぞれ大事な仕事を抱えているため、先に帰還している。
アンディ・ラウは数日前、新作のプロモーションのため、台湾を訪れた。
チャン・イーモウの行方は謎である。

張偉平は、チャン・イーモウは9日に北京に帰ったのだと言う。
また、彼は7日に北京撮影所に着いて、セットの確認を行ったのだという説もある。
物好きな人種は、チャン・イーモウが早々と帰国しながら秘密にして公にしないのは、
金鶏百花映画祭に欠席し、ビデオで挨拶したことをとやかく言われるのを
気にしてではないかと憶測している。

今回「十面埋伏」は、北京撮影所の5大スタジオの内3つを一気に借り切り、
現在セット組みの最中で、楼閣や廟がすでに大体の形ができてきている。
映画の室内シーンは全てここで撮り上げる。
なかで一番大きい3号スタジオでは、これまで数多くの有名な作品が撮影されており、
現在上映中の「キル・ビル」もその1つだ。

今、永川では30数人がセットの組み立てと道路整備にかかっているが、
北京撮影所での室内シーンが非常に重要なため、
チャン・イーモウは、大部隊が永川に移動するのは、12月になってからだろうと見ている。
ということは、映画の当初の撮影スケジュールからかなり遅れることになるが、
これについて張偉平はまったく気にしていない。
「映画がいつクランクアップするかはすべて監督が決めること。
我々は各方面から支持の保証を得ることが出来る」
(成都日報 2003.11.12)




映画エッセイ� 福嶌険Α廖�    14:20

ネットに載ったあるエッセイです。
ニュースや評論だけでなく、金城武を論じているようだけど、実はモチーフで、
とても私的な文章も、ときどき面白いものが載ります。
これは中国大陸のサイトのもの。

金城武 あなたのためなら喜んで死ぬかも

映画に行こうと誘う人があって、出かけた。
2本が公開中で、1つはtwinsのホラー映画、
ポスターには2人の少女がかわいらしく小さな口を開け、
必死で走るポーズの写真だけがあった。
もう1本は「向左走、向右走」。
私は少女は嫌いじゃないが、もう上映が始まっていて、
次の回は30分待たねばならない。
そこで、互いに目を見合わせ、「向左走」の切符を買った。

映画館は不思議な場所だ。
灯りがついているときは、
ただ、だらしない都会の男女が行儀悪くスイカの種を割り、
品の一字も見えず梅をかじっているのが目に入るだけだ。
大多数のカップルは、どこにでも転がっている顔をして、
きっとお互い相手を見つけるまでには相当かかったに違いない。
映画館に座ってこうした男女を見ていると、
義憤のようなものが湧いてくるのをいかんともしがたい。

そうして灯りが消え、一切が暗闇に隠れると、周囲は澄み切った水のように変わる。
まるで通りが雪におおわれて、ごみごみした汚ない場所から、
思わず息を飲む静まり返った美しさへと変わる時を思わせる。
スクリーンに現われる美しい顔、顔に、ぽかんと口を開けて見入り、
いっとき錯覚してしまうのだ。
これこそが日常だと、
自分が毎日エレベーターを降りて入っていくオフィスで
顔を合わせているのはこういう人たちだと。

果ては、それが自分自身であるかのように思ってしまいさえする。
ゆったりしたグレーのニットシャツを身につけ、
長いコーヒー色のマフラーをさらりと巻き、
すごくクールな茶色の短コートをはおって、脇には1束の楽譜を抱えている。
バイオリンを肩に、女を悶死させる波打つメッシュの長髪をなびかせ、
この上なく渋く、ある秋の落葉舞う朝、アパートの門を出て行くのだ。

これが金城武である。
何年も前、私は彼のことなどちっとも好きではなかった。
「恋する惑星」「ミスティ」などなどなど。
しかし、2003年の秋、この非常に大衆的な作品「向左走、向右走」の金城武は、
突然私をわくわくするような欲望でいっぱいにした。

すっかり興奮して、私は秋の大通りで、煙草を吸っている人がほとんどいない時間に、
カジュアルな革靴を履き、落ち葉をきしませながら歩いてみたいと思った。
ミントの香りを吸い込んで、それから薄いお茶を一口すすってみたい。
赤いファイルを開いて書きかけの原稿を1枚取り出し、
バスに揺られ苦心しながら、修正記号をボールペンで書き込んでみたい。

こんな、あまり深刻に物事をとらえず、美的センスに満ちた生活がしてみたくてたまらない。
あたかも小市民的ムードをもてあそぶ映画のように、
一切合財は画面の色彩と構図のためにあるような。
もし生活の目標がそういうものであるなら、
私達の一生はずっと簡単でよくできたものになるはずだ。

このような気持ちの高ぶりは当然現実的根拠は何もないので、そう長くは持たない。
幸い映画は短く、1時間半たっても、私達はまだぼうっとしていた。
ブレヒト御大の理論とは反対に、私達の魂は、
映画の巧みに構築された見事な世界の中に浸りこんでしまった。
美しい容貌、体はほっそりと、身のこなしは優雅で、言葉遣いも面白く、
性格は内向的、アパートの部屋は乱雑、愛情は誠実で、生活はロマンチスト――
完璧な美しさの金城武は2003年秋に現われて、私ののどくびを一気につかみ、
暗闇の中で私は息が詰まったまま、語る言葉を失っていた。
(E視網 2003.11.4)




「十面埋伏」公開は来年夏    22:55

大陸の「明星Bigstar」という新聞のスクープ?
「十面埋伏」図解として各種セットらしき写真と、ワダエミ筆の歌妓の衣装スケッチが。
記事を読んでみないとわからないですが、な、長い……
とりあえず、ごらんになってみてください。
ここ。

それから金羊網の羊城晩報のニュースで、
北京での室内シーン撮影は来る20日開始、
来年のサマーシーズンの目玉映画として、7月8月に上映と、
プロデューサー張偉平の言葉として出ているので、確かでしょうか。
これも丁寧に見ていませんので、アドレス張ります。
こちら。

もし、できたら、内容(特に上の方)、読んでみます。


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2003年11月11日(火) 落馬事故続報●「十面埋伏」のスケジュールは?

金城武、落馬して足を怪我   16:20

金城武がウクライナでの「十面埋伏」撮影中に、落馬したという。
昨日、マネジャーのヤウ・イージュンは、確かに先週、彼が馬から落ち、
傷が大きいので、その場ですぐに病院に運ばれたと認めた。
先週土曜日には鼻筋を折ったという情報が伝えられたため、
台北の事務所とCM会社は、顔に大きな傷が残るのではないかとひどく心配したが、
足を怪我しただけだとはっきりして、やっとみんな安堵した。

映画「十面埋伏」はクランクイン後、主な出演者の金城武、チャン・ツーイー、
アンディ・ラウから武術指導のチン・シウトンに至るまで、相次いで負傷をしている。
先週、金城武は疾駆する馬の背から落ち、痛さに叫び声を上げた。
監督のチャン・イーモウをはじめスタッフも大声を上げる騒ぎになり、
彼がたくさんの馬に踏まれてしまわないかと恐怖した。
スタッフは、まず当の馬と他の馬を脇に寄せてから、
金城武を近くの病院に連れて行った。
足からの出血が止まらず、痛みが耐え難いほどなので、
治療中、付き人は緊張のあまりどうしたらよいかわからずおろおろしていた。
強く地面に叩きつけられたため、頭部の怪我が懸念され、
病院側は、脳震盪を起こしていないか入院して観察するよう強く求めた。

事故のあと、スタッフはいくら考えてもわからなかった。
長期間馬と付き合ってきて、
金城武は出演者の中でも乗馬姿が一番見事だと言ってよく、
そこでチャン・イーモウは、
彼が広野を馬で駆け巡る、見栄えのする場面を特別に設定したのだ。
馬をそのときになって替えたことと、
東欧の馬は背が高く、気の荒いことから、
馬に乗ってまもなく、落馬事故が起きるとは思いもよらなかった。

足に傷を負い、金城武は負傷でウクライナの出番を終えた。
昨日飛行機で北京に戻って傷を治しながら、
スタッフからの新たな撮影開始の通知を待っている。
(台湾りんご日報より 2003.11.11)



   
「十面埋伏」のスケジュールは? 23:15

映画のスケジュールに関するニュースがいくつか出ています。
その1つ。

チャン・イーモウの新しい力作「十面埋伏」は、2ヶ月近く、ウクライナで�猜垣鎰瓩掘�
昨日�狃�だらけ�瓩稜侏ッ�を連れて北京に戻ってきた。
様々な客観的事情から、撮影は一時休止し、
2日後、北京で再び布陣をする。
これは記者が昨日、張偉平にインタビューして得た、
映画の進捗状況についての最新情報である。

張偉平が記者に語ったところでは、彼自身は今上海にいるが、すぐに北京に飛び、
チャン・イーモウらの�犂新涓餃瓩魍�く。
また、「十面埋伏」のウクライナでの撮影スケジュールは、まさに予定通りだったが、
北京での室内シーンには2日後でないと入れないとのこと。
撮影中、少なからぬ俳優が戦いのシーンで多かれ少なかれ�犒�章�瓩鮗�けたので、
北京で体調を整え、2日間の休息を取らねばならない。
さらに、100人を越す撮影班も、ウクライナで使用した道具類を整理しなければならず、
同じく2日後でないと集まれないのだ。

北京の屋内セットはチャン・イーモウが取り仕切る。
アニタ・ムイがいつ参加するかは、
彼が撮影の進度を見ながら決める必要があるという。
(青年時報 2003.11.10)

もう1つは映画祭出品に関連して。

一昨日、著名な映画監督チャン・イーモウがウクライナから北京に戻った。
記者がつかんだところでは、このチャン・イーモウの新作は年内にクランクアップし、
来年4月か5月にポストプロダクションを終えて、
ベルリン映画祭の金熊賞を狙えそうだという。
この作品はウクライナにて、全体の7割にあたる撮影を終えており、
残りの3割は北京と重慶で撮影する。
「十面埋伏」の国際市場に向けたプロモーションの第1弾は、
東京国際映画祭で行なわれた。
アンディ・ラウの名前が金城武の先に来ている。
英文タイトルは"House of Flying Daggers"(直訳で飛剣の家)となっており、
映画の中で飛剣と双剣が主役の扱う武器であるとたやすく推測できる。
(成都商報 2003.11.11)

双剣は二刀流ですね。
これについては「中国武術・武器博物館」というサイトの
「本館・武器紹介」→「伝統・双器械のブース」に説明がありました。

飛剣はここでは見つけることができなかったのですが、
他の春秋時代を扱ったサイトに「直刀タイプの手裏剣」とあります。

しかし、どれも痛そうですな。


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2003年11月10日(月) 「十面埋伏」のストーリー●金城武がウクライナで太ったわけ(成都日報)●金城武落馬(聯合晩報)

「十面埋伏」のストーリー 1:10

東京国際映画祭で、来年の大作の売り込みが始まっているという記事を
よそで教えていただきました。ここです。

その中に「十面埋伏」の名もあり、
名前の序列がアンディ、武、チャン・ツーイー、アニタ・ムイの順であること、
アニタは間違いなく出演するということが書かれてあるのですが、
これを読んで、あっと思ったのは、
この映画の英語タイトル(House of Flyng Daggers)が記されていたから。

実は昨日、Kimikoさんから、教えていただいた英文のあるサイト(複数)があって、
そこに「十面埋伏」と思われる映画の、
ごくごく簡単なあらすじが記載されていたのです。
多分正しいだろうと思えるものの、あれだけ秘密裏に何も出さずに進行中なのに、
一体どうしてこの情報が出ているのだろうか、
ソースはどこなのか不思議でなりませんでした。

↑のニュースを読み、英文タイトルが同じなのを見て、
そのサイトは、外国のバイヤー(やプレス)向けの資料から
得たのではないかと思いつきました(名前の順はみな違ってますが)。
売り込みには、いくらなんでもこのくらいの説明は必要でしょうから。
ネタバレというほどではないと思いますが、一応リンクにしておきます。
興味のある方は、synopsisのところを見てみてください。
こちら。




金城武がウクライナで太ったわけ(成都日報) 13:40

チャン・イーモウは秘密裏に永川で潜伏、
アニタ・ムイは月末に予定通り参加


昨日、ウクライナでの2ヶ月近くに及ぶ撮影を順調に終了させ、
「十面埋伏」の撮影隊が、ついに北京に戻ってきた。
すぐに室内での撮影に入り、その後、永川に移動する。
昨日の大部隊中に、チャン・イーモウの姿がなかったことが、
人々に意外の念を与えたが、これはマスコミを避けて、
前日の内に北京に戻っていたため。
彼は、今週、隠密裏に永川に赴く予定である。

発表されたばかりの金鶏賞で、チャン・イーモウは単独最優秀監督賞を受賞した。
昨日スタッフがその金鶏像を受け取って北京に戻り、
チャン・イーモウに渡した。
プロデューサーの張偉平の明かしたところによると、
チャン・イーモウは海外で何度も受賞しているけれども、
彼は、自分にとってはこの金鶏が一番意味がある、
なぜなら「英雄」は初めて試みた武侠作品で、
公開後、外部から様々な批評が絶えなかったが、
この賞が、商業大作に今後も取り組んでいく考えを固めてくれたからだと語ったという。
「イーモウは審査委員会と『英雄』を喜んでくれた観客に特に感謝している。
ノミネートされた4人の監督はそれぞれ実力ある監督であり、
バランスを考えるのに苦心されたと思う。
複数受賞ではなく、
イーモウが単独受賞することができたのは全く予想外だった」

ウクライナでの撮影については、張偉平は大変満足をしている。
冬になってからのウクライナの気候は非常に厳しく、
気温はずっとマイナス20度前後だったが、
スタッフと大スターたちは自分達でうまくやってくれた。
先頃、金城武が怪我をしたというニュースがあったが、
スタッフの話では、小さな怪我でどうということはない、
金城武はなんと撮影中に2キロも太ったということだった。
1つには、非常に寒くなったので、食べる量が増えたこと、
もう1つの原因は、現地ではファンや記者への気遣いがなく、
気持ちがゆったりしたことだそうだ。

目下スタッフは永川でセット組みの最中。
張偉平はアンディ・ラウ、チャン・ツーイー、
金城武は全員永川に行く、
アニタ・ムイは先日舞台を行い、相変わらずの魅力を見せたが、
追加上演はせず、
11月末、予定通り撮影に加わるという報告は絶対変更なしと保証した。
スタッフはアニタの健康を考えて、アクションでない場面を増やし、
アクションシーンではスタントを多くすることを考慮中だそうだ。
(成都日報 2003.11.10)



   
金城武落馬(聯合晩報) 22:10

この1ヶ月余り、ウクライナでロケをしていた大陸の映画監督、
チャン・イーモウの新作「十面埋伏」に出演中のスター、金城武は、
先週撮影中に落馬し、スタッフによってすぐに病院に送られた。
幸いそれほどひどくなく、脳震盪も起こしていなかったので、
チャン・イーモウらはみな胸をなでおろした。

「十面埋伏」はウクライナでの撮影開始以来、
主役のアンディ・ラウ、チャン・ツーイー、武術指導のチン・シウトンらが
前後してみな負傷している。
中でもアンディ・ラウは一騎打ちのシーンで顔に傷痕がつき、
チン・シウトンは目を金城武に傷つけられたが、さいわい眼球には届かなかった。
チャン・ツーイーに至っては、盲目の演技に慣れず、
うっかり自分で頭をぶつけて腫れ上がらせてしまっている。
そして今、金城武も落馬で病院に送られた。

スタッフの説明では、ウクライナの馬は非常に大きく、
中国大陸の馬に比べ一回り以上ある上に、野性が強く、馴れにくい。
しかも、撮影用に用意した馬は、あちこちの馬場から連れてきたので
「お互いにめざわり」状態で、一同に集めての大場面の撮影時には、
調教師でさえ、全体をコントロールするのが大変難しかった。
金城武の思いがけない落馬事故は、このような状況下で起きたのである。

金城武が背の高いウクライナ馬から落ちたとき、
現場にいた者全員、ぎょっとして飛び上がったという。
彼らが恐れたのは、この落馬で他の馬たちが驚いてしまうことだ。
万一パニックになった馬に蹴られたら、一大事だからだ。
幸い、金城武は馬のひずめに傷つけられることなく、
大至急病院に運ばれて診察を受け、大丈夫なことがわかった。

ご存じのように、「十面埋伏」に出演中の3人の主役の男女は
今回、二重の挑戦にぶつかっていた。
難しい役柄をやりこなすことだけでなく、
ウクライナの悪天候と厳しい物質環境が、彼ら3人にさらに「深い印象」を残した。
スタッフの話では、ウクライナは10月初めにまず豪雨にみまわれ、
引き続いて大雪が降り始めて、みな凍えきって歯を鳴らしていたそうだ。
しかしたとえそうであっても、明るささえ許せば、
大雨だろうと大雪だろうと、大部隊は外でロケを行なった。
昨日「なんとか」ウクライナでのパートを完了し、
続いて四川に移ってロケを行なう。
(2003.11.10)

打撲の影響は後で出てくることもあるから、気をつけてほしいですね。
彼は若いし、運動神経もすごく良さげなので、大丈夫だとは思いますが。
それにしても、心配と同時に、こんな勇壮な場面で
彼の乗馬姿が見られると思うと、わくわくしちゃいます。
ごめん。


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2003年11月09日(日) エリクソンR380予告CM

台湾エリクソンR380のCMは、「数位助理」(デジタル部下)。
すごい機能の新携帯R380を手にした中間管理職・武が
お前らはもう要らないと、勤務中にヒゲ剃ったり、ボケーッとしている部下達を、
「Fire!」と1人1人消してしまうが、
最後に現われた上司に携帯を取り上げられ、
自分も消されるというブラック・リストラCM。
たくさんの違う武が見られて好きなCMです。
オフィシャル・サイトで動画がダウンロード保存できるようになっていましたが、
とってもきれいなメディアでした。

このCMにも、3分間の心のコミュニケーション編と同様に予告CMがあったのでした。
これ、録画ビデオの中にあったのに、どうも見落としていたみたい。
記憶にないのです。
それをAMUさんが拾い出してメディア・アップしてくださいましたので、
これもちょっと見てください。かわいいです。
3分間のときもクイズ仕立てになっていたけど、
これも、なぜ武は部下を消してしまうのか、
消された部下は何人? と問題を出しています。
当時のエリクソン武は、CMそれ自体が商品に近かったということでしょう。




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2003年11月08日(土) 金城武、ウクライナで2キロ太る(台湾りんご日報)

金城武は荒涼たるウクライナでの撮影で、逆に2キロ太ってしまった!
昨日、ウクライナ時間で午後3時、金城武とスタッフは
名も知らぬ山の中で、まだ映画「十面埋伏」の撮影中であった。
気温は10度を切っており、震え上がるほどだったが、
電話の向こうの金城武の声は元気いっぱいだった。
一緒に行っている付け人の張漢菁はこう言った。
「金城武はだんだんこの地が楽しくなってきて、2キロも太ってしまったのですよ」

初めは金城武は、かの地の貧しい生活条件をかなり嫌っていたのだが、
1ヶ月余り暮らすうち、そのような規律ある生活がすっかり気に入ってしまった。
体力の消耗は大きいが、食べる量もそれにつれて増えていき、
これまで体重のコントロールの上手だった彼が、逆に2キロも増えたのだという。
先ごろ、不注意からアンディ・ラウに刺し傷を負わされたことについて、
付き人は金城武は大丈夫だと語った。
武自身も、アクション演技でどこも怪我しないなんてことはないと思っている。
逆にチン・シウトンとアンディに過って傷を負わせてしまったのを
すまなく思っているという。

撮影は今月中旬、北京に移動して行なわれる。
もともと武はずっとウクライナから北京に移りたがっていたのだが、
今はウクライナにもう少しいるのも悪くない、
少なくとも静かだし、知っている人もいないと思っているそうだ。
(2003.11.7)


投票所

BBS   0:38


2003年11月07日(金) 「十面埋伏」ウクライナ・ロケ終わる(北京青年報)

チャン・イーモウがまもなく帰ってくる。
彼は9日に北京に到着、大隊もそれに続いて凱旋の予定。
「十面埋伏」のウクライナでの撮影は昨日、その全てを終えた。
「撮影は大変順調だった。
運にも恵まれ、ハリウッドの撮影班でさえ、うまく出あえなかった大雪の風景も、
我々はカメラに収めることができた」と張偉平は記者に語った。
「初めはファーストシーンとラストシーンは両方とも、
山や野をおおいつくした一面の花にする予定だったが、
今はすっぱりとラストシーンは雪景色にすることにした。
『英雄』が俳優の衣装の赤、白、青、黒で映画の絢爛たる色彩を表現したとしたら、
『十面埋伏』は大自然のそのままの色を取り入れ、
大気が満ち溢れた力強い映画になるだろう」

この後、四川でのロケを少し行うという情報について、張氏は肯定してこのように語った。
「イーモウがあそこの竹林を気に入っているのは確かだ。
だが、『グリーン・デスティニー』とは絶対同じやり方はしない。
必ず新しいものを見せるだろう」
また、チャン・イーモウと大部隊が戻った後は、
まず北京でセット内での撮影を行うとも明かした。
そのときにアニタ・ムイにも是非来て、登場してもらう。
アニタ・ムイの体調のせいで、出番が大幅に削減されるという噂については、
張氏ははっきりと否認した。
(2003.11.7)


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BBS   15:40


2003年11月05日(水) 「十面埋伏」映画の「色」は?

「十面埋伏」があまりに秘密のとばりに包まれているので、
大陸の記者達もなんとかその片鱗でも探り出そうと必死です。
青年時報の記者は、これまでも何度も試みられた方法ですが、
プロデューサーの張偉平にアタック。
張さんもそれを承知で小出しにしている感じはしますが、
今回、新作の「色」についてヒントをつかんだと、
記者は得意げにこう報じています(2003・11.5の記事)。
その内容は……

記者はこの取材で、少なからぬ内幕に触れることができたとして、
まず、撮影隊は1週間の内にウクライナでの撮影を終了し、
全員、まもなく北京へと移動するらしいと言います。
しかし、それよりわくわくするのは、
赤、青、白、黄の色の4段階の変化で物語の性格を表した「英雄」と
同じ武侠映画である「十面埋伏」もまた、
同じく色彩で観客に訴えるものになるだろうということが、張氏の話からかいまみえた、
そしてそれは金、白、緑になる可能性が極めて高いことだ――とのこと。

金色=花畑
張偉平の話では、100万元以上をかけて、ウクライナの花の種を購入し、
80を越える当地の園芸農家に依頼し、SARS流行のころ、種をまき始めたそうです。
張氏は何の花かは言わなかったので、
記者はウクライナ特産の花は何かということから調べてみました。
すると、ただ1種類――ひまわりがあるだけだということがわかりました。
張氏の話の通りだと、4月には園芸農家を雇っており、
さらに映画が9月にクランクインしたということを考え合わせると、
まさに9月がひまわりの最盛期なのだそうです。
したがって、花の種はひまわりではなかろうか。
ひまわりは黄金色であるから、そうすると、広大な花畑のシーンは
金一色になるだろうと、いうのが記者の第1の推理です。

白色=雪原
これも張氏の話では、チャン監督はロケハンに2度、ウクライナを訪れています。
ウクライナには有名な雪山があって、一年中雪に覆われています。
チャン監督はウクライナに到着早々、雪山の壮大な景色に心を奪われ、
そこで雪山での撮影にも多くを割きました。
チャン・イーモウは今まで雪山での撮影をしたことはないそうです。
アンディ・ラウ、金城武、2人の侠客は、刀剣を手に雪山に舞うということになるのでしょうか。
もう1つの色は白です。

緑色=竹林、樹林
少し前、マスコミが、今年4月にチャン・イーモウのスタッフが
隠密裏に重慶永川の茶山竹海を訪れて、土地の様子や竹林の分布を調べた結果、
チャン監督は非常に満足して、ここをロケ地に決めたと報じました。
記者が張氏に確かめると、彼は肯定。
また竹林だけでなく、ウクライナにも有名な森があって、
ハリウッドの大作もいくつかそこでロケを行なっているとか。
自然保護の観点からウクライナ政府の規制も厳しいのですが、
幸い「十面埋伏」はそううこともなく、順調に撮影が行なえたそうです。
そこで、3つ目の色は緑ということなります。

この記者の推理が正しいかどうかはわかりませんが、
想像力をふくらませて、この3色の画面を思い浮かべてみるのも楽しいですね。


投票所   ←ここも行ってね。


BBS   23:19


2003年11月04日(火) アンディと武、真剣で戦う(東森新聞網)●ウクライナ追記と、突然「神すこ・スプリングレイン」

アンディと武、真剣で戦う(東森新聞網)    0:22

身の引き締まる、ウクライナのニュースです〜

アンディ・ラウ、撮影中にうっかり怪我

アンディは先ごろウクライナで「十面埋伏」の撮影に参加した。
10日余りの撮影はすべてアクションシーン。
ストーリーの必要上、全部真剣と本物の槍を使って行なわれており、
ワンシーンごとに十分注意しなければならないため、
チャン・イーモウ監督は特にウクライナの医者に現場に来てもらっている。
中国マッサージ師もおり、
また、大きな調理場を用意して、スタッフと出演者全員の健康と食事にも気を配っている。

最初の日、武術指導のチン・シウトンがアンディにこう言った。
「全シーンを吹き替えなしでやります。気をつけて、自分をしっかり守るように」
最終日、シウトンはアンディが怪我がないと大いにほめたが、
なんと最後の撮影の際、金城武との憎しみから殺しあうシーンで
2人は演技に没入しすぎ、双方とも怪我をすることになるとは。
金城武は手の怪我、
アンディは右眉頭にまず刀が当たり、続いて両手に刃先で裂傷を負った。
アンディの眉間からは血が流れて止まらず、丸く腫れ上がったので、
驚いた金城武は演技を続けられなくなってしまった。

アンディの怪我の後、金城武はずっとすまながり、非常に心配したが、
幸い医者の手当てを受けてからは大したことなく、
逆にアンディが、気にしなくていいと彼を慰めた。
アンディは、「実はこの戦いのシーンでは、ぼくたちは2人とも怪我をしているんだ。
金城武も手をたくさん怪我してる。全部ぼくが斬りつけたものだがね、ハハハ。
撮影ってこういうものなんだ。
思いもかけないことが起こるのを避けるのは非常に難しい。
大したことじゃない。傷は今は少しずつよくなってきているよ」
(東森新聞網 2003.11.3)




ウクライナ追記と、突然「神すこ・スプリングレイン」 22:59

ウクライナでの撮影中の怪我の話には驚きましたが、
これは今回アンディが撮影から戻って台湾に行き、
記者達に顔の傷を見られて話したからわかったことで、
日常的に大変なことは他にもたくさんあるのでしょうね。

物理的な面だけでも、これまでにない新しい体験でしょうし、まだ結果は出ていないけど、
金城武の俳優人生の中でも、確実に大きな意味を持つものになるだろうという気がします。
本当に、心から、頑張ってね、という気持ちになりました。

映画の撮影はもうウクライナで1ヶ月以上続いているわけですけど、
どんな扮装なのかは極秘で、写真など外に洩らすことは厳禁だそうです。
いつもだったら、少しでも知りたい! という気持ちになるところが、
今はどちらかというと、いくらでも秘密にして! という感じですかね。
その分、来年、うんとびっくりさせてもらうことの方が楽しみ。

武とチャン・ツーイーは撮影開始当初からの参加で、2人のシーンはすごく多いそうだ。
そうでしょうねえ。で、空き時間はおしゃべりで時間つぶしをしているそうです。
武のマネージャーのヤウさんによると、毎日はとてものんびりと過ぎていって、
外から想像しているほど辛いものではないとのこと。

ウクライナはすっかり寒くなり、雪で撮影が出来なかった日もあるそうです。
今月中に一向は北京にいったん戻り、それから四川に向かうとか。
このとき、武、ツーイーの2人の他、アンディとアニタも合流の予定。
アンディは12月と言っていますが。
以上、民生報他、各紙の記事からかいつまんで。


ところで、全然違う話題ですが、「神様もう少しだけ」の回顧番組というんでしょうか、
「神様、もう少しだけ――スプリングレイン」という番組をご存じですか。
武が出なかったし、番組のダイジェストみたいなものだった(と思う)ので、
録画してもほとんど見返すことなく、よく覚えていないのですが、
中に有名な(?)啓吾と真生がプリクラを撮るシーンがあります。

そのためだけにテープをかぶせずに保存しておいたのを、
今回AMUさんがメディアにしてくださったので、見たことのない方のために、ちょっとご紹介します。
とっても短いです。
これは本編には入らなかったのですが、そうだろーなーという感じ。
まるで芝居じゃないみたいで、啓吾のイメージからはちょっとはじけすぎかも。
でも武と思って見ると、かわいいです〜〜アッハハ!という笑い声とか。

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2003年11月03日(月) 「ゴールデンボウル」について・2(金城武の三部曲・下●運命的な出会い)

金城武の三部曲・下 1:35

続きです。

日本ドラマ出演の三部曲

金城武は現在までに3つの連続ドラマに出演している。
視聴率を比較すると、明らかに凹字型を描いている。
ストーリーや登場人物が共感を呼べるか、話題作りができるかが、
視聴率と絶大な関係があるのであって、
人気があれば視聴率をかせげるというものでは決してない。

第1作の「神様、もう少しだけ」は、人気をほしいままにする、
寡黙でかっこいい1人の音楽プロデューサーを描き出すのに成功した。
すなわち夢で出会うような恋人の、これは完全に人間化したものだ。
もっと現実離れしているのはストーリーで、人々の夢の実現である。
女子高校生が重なる苦難を乗り越えて、彼の妻になるのだ。
悲惨な結末を迎えるけれども、物語の美しさは、人々に忘れがたい印象を残した。
これによって、金城武は第1回の成績表を鮮やかに提出した。

2作目の「二千年の恋」は意外にも期待を裏切り、低い視聴率となった。
現実にはない某国が、ある民族的恨みから、日本でテロを画策する。
有能なスパイと女性研究員が聞いていても分からないことを語り合い、
理解しにくい、辛い恋愛をする。
もしあなたがこの苦悩を深く実感することができるとしたら、私は尊敬する。

非常に深い感情や、難しいたとえ、
最後まですっかり見終わった後、また初めに戻って丹念に考えて初めて納得するセリフ、
なんと深い愛であることか……。

第3作になる「ゴールデンボウル」は、前作の低迷から時が経ち、
視聴者に金城武への新たな期待を抱かせた作品だ。
今回、彼は再び人々の視線をひきつけることに成功した。
ボウリングの上手な証券マンが、ボウリング場の存続をになって、
主婦と口げんかしながらもペアを組むうちに、親しみが生まれていく。
見たところ、姉弟恋(女性が年上の恋)精神は不滅で、
このように生活に溶け込んだ形なのは、現代の恋愛の動向にかなり合っている。
またドラマでの、あまりにもかっこいいボウリングのフォームは、
ボウリングのリバイバルブームを呼び起こし、非常な話題作となったのである。

最後に、金城武がドラマで共演した相手について、ついでに触れておこう。
これもまた面白い三部曲を成している。
まだ幼い深田恭子から芯の強い中山美穂、成熟した黒木瞳に至るまで、
それぞれ異なった恋愛相手を据えることで、
日本のマネジメント事務所は、金城武に
各年齢層の女性をとりこにさせようとしているように感じる。

三部曲は今もまだ終曲に達していないと私は信じている。
「武」式楽章の第4部が、再び人の心を震わせるときはいつであろうか。
大いに期待してよいだろう。  (完)
(Amy文)

私は、「二千年の恋」は、こういう話やセリフが別に苦労することなくわかっちゃう人と、
難しいと思う人と、2つに別れるんじゃないかという気がします。
能力ではなく、資質の問題で。




運命的な出会い

もう1つ。

You Are My Destiny―-運命的な出会い〜「ゴールデンボウル」 20:56

金城武・黒木瞳主演の「ゴールデンボウル」を見終わったばかりだ。
肩が凝らず、コメディー風味の、しかし幸福感に満ち溢れる小品であった。
常識を越えたストーリー、あまりにもハッピーな結末。
しかしそれにもかかわらず、素敵な金城武と可愛らしい黒木瞳
(40歳の女性に使うにはあまりふさわしくない形容詞だが、
ドラマの中では本当に可愛いのだ)の先が読めないやりとり、
男はかっこよく、おかしく、女は美しく、気が強く、
全ての不合理も気にならず、やや誇張されたストーリーにはまってしまう。

主題歌はポール・アンカのオールディーズ「You Are My Destiny」。
聞いているとぞくぞくするような感動があるが、
運命的なめぐりあいというテーマをにじませてもいるのだ。

最終回での、芥川周と、佐倉瞳と離婚したその夫との会話に、
私は深く感ずるものがあった。

「普通浮気くらいで中々こうはならんだろう。(中略)
瞳は君に会わなければ、私の浮気をきっと見てみぬフリをしたさ。
そして私も夢から覚めて妻に戻っただろう」

確かに、佐倉瞳はただの平凡な主婦だった。
ボウリングも、煩瑣な家事のストレス解消のための一種の気晴らしにすぎない。
夫の浮気に遭ってもひとり耐えるしかないのだ。
体面と夫の仕事を考えて、表向きは何事もなかったように装い、
妻の寛大さを見せて、自分自身のよきイメージを壊さないようにしなければならない。
これは、世の既婚女性の姿でもあるはずだ。

しかし、ゴールデンボウルで彼女は芥川と出会う。
さっそうとして、凄腕で、しかし温かい心根の若い男だった。
彼女としょっちゅう言い争いをして、いつも痛し痒しのところを突いてくるけれども、
何より重要なのは、彼が彼女の心の内に、進んで耳を傾け、
その思いを理解してくれたことだ。
2人の運命はこうしてしっかりと結び合わされ、
2本の平行線が思いもかけない交差点を見出すように、
彼は彼女の孤独な傷付いた心を慰め、
彼女は彼の罪悪感を解いてやる。
予想もしなかった出会いが、2人の運命を変えてしまった。
未来のことは知りようがないが、今のことならしっかりとつかんでおいた方がよい。
もしかしたら、だれもが運命的な出会いを待っているのかもしれない。
自分を変えてくれる人と出会うことを!
(pinky文)

2本の平行線が交わる……って、「向左走、向右走」の言葉と同じようですね。


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2003年11月02日(日) 「ゴールデンボウル」について・1(金城武の三部曲・上)

BBSで「ゴールデンボウル」関連の話にちょっとなっていたもので、
過去のドラマ評を読み直したりして、当時のことを思い出しているうち、
GBモードに。
GB関連の記事をちょっと取り上げてみたいと思いました。
放映された台湾で、どのように受け止められたか、
日本ドラマの超充実サイト、小葉日本台からちょっといくつか
読ませていただくことに……

金城武の三部曲

なぜ「金城武」を取り上げるか。
まだそんなに芸能歴の長くない彼は論ずるに値するだろうか?

その理由は、最近放映された「ゴールデンボウル」にある。
このドラマでの彼の演技を見て、私は目を見張った。
その芸能人生を3段階で発展させてきた彼を仔細に分析してみると、
かなり面白い現象が認められるので、興味をそそられ、考察を試みた。

芸能歴発展の三部曲

台湾で身を起こし、香港で開眼し、日本で人気者になり、
アジアの3大娯楽先進地を股にかける。
金城武の生まれ育ちからは、この3地域で、
仕事のありかたからイメージの売り方まで異なっていることが見て取れる。

日中混血だったことから、「夏天的代誌」という清新な台湾語の歌を歌い、
金城武の「国際性」は早くに注目を集めていた。
その綺麗な顔立ちと上背のために、アイドル路線を行くことになったのは不思議なことではない。
しかし、当時の台湾のアイドルスターは、いわばみなあやつり人形で、
すべて稼ぎをあげる目的のためだけに、芸能事務所の思惑のまま動かされる存在だった。

だから、まだ当人にとって何が1番よい路線なのかわかっていなかった時期には、
CD、テレビ、映画、純情歌手、隣の男の子、コメディー俳優……等々、
手当たり次第にやり、目まぐるしいほどであった。
残念ながら、その出来栄えは決して特別優れているとは言えず、
たとえ「四小天王」の1人に列せられても、一時的なスターという感があった。

ウォン・カーウァイの「恋する惑星」は、
金城武の演技者としての資質を突如として衆目に明らかにした。
独特な撮影技法と編集を通して見える、あの、期限切れ間近のパイナップルの缶詰を
数える青年の、自然な身のこなしと生き生きしたは表情は、
それまでの演技とは180度の大転換であった。
そしてこの作品により、日本でも注目を受けるようになる。

中日混血の生まれは、日本での活動が始まるや、注目を呼び起こすことにもなった。
工夫されたイメージ戦略により、金城武は目に見えてあかぬけ、成熟度を増し、
もはや、ただの隣の男の子の親近感を脱した、新鮮で強烈な魅力を備えて、
日本の最もセクシーな人気スター、木村拓哉を脅かすに十分なまでになった。

だが、たとえそうであろうと、淘汰率の極めて高い日本の芸能界に確とした足場を築くには、
CMの他に、トレンディドラマというい大事な舞台が絶対に無視出来ない。
幸運だったのは、彼の最初のトレンディドラマが、
テレビ局が最も重視する「月9」だったことだ。(注:これは当然間違い)  (続く)
(Amy文)


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