武ニュースDiary

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| 2003年08月30日(土) |
移転について、もう1度●Cosmogirl8月号(香港雑誌)●台湾に帰る武(台湾りんご日報) |
移転について、もう1度 02:51 (ここに移すのも変ですが、記録の意味で)
いよいよ明日でお世話になったライコスともお別れです。 思えば武君が縁で(というか、そのものずばり、彼のCM目当てで)会員になって、 いろいろと利用させてもらいました。 特にこの日記は機能が非常に優れていて、使えなくなるのが残念です。 名残惜しいですが、今までありがとうございました。(ライコス様へ)
さて、移転先をもう1度お知らせします。 武ニュースDiary → http://www.enpitu.ne.jp/usr2/23473/ (目次) http://www.enpitu.ne.jp/usr2/23473/diary.html (日記本文) ゲストルーム(掲示板) → http://tcup7009.at.infoseek.co.jp/pasxto/bbs
ゲストルームは9月1日以降、自動的に新URLに転送されますので、 そこでお気に入りに入れていただければ大丈夫です。 来年1月末までは旧URLで行くことができます。
Diaryはエンピツに引っ越しますので、自動転送されません。 でも、今のゲストルームのURLを保存しておいていただければ、 そこの下の「ホームページ」リンクから行けるようにしておきます。 ぎりぎりまでここを使用したいのですが、それもあわただしいので、 8月31日(日)の午前中で書き込みは終了します。 以降は新しい方へおいでください。
ほんの一時的な場所のつもりで、継続は全然考えていなかったのに、 結局8ヶ月近く、ほぼ毎日、武関係の記事を書くことになるなんて、 自分でも口アングリです。 250を越える記事を書き続けさせた金城武は、ほんとに汲めども尽きぬ泉のような方です。
といって、今後、日記がいつまで続くかはまったくわかりません。 1ヵ月後、2ヵ月後と考えただけで、気が遠くなりそうな気がするのです。 先のことは考えず、1日1日、金城武の香気に触れていけたらなと思います。 訪問カウンタも再出発となります。 こんなにも足を運んでくださってありがとうございました。 中国語ももっと勉強して、できるだけ間違いのない翻訳を心がけたいと思います。 これからもどうかよろしくお願いします。
1日早いご挨拶でした。
Cosmogirl8月号(香港雑誌) 10:25
海外サイトでのお知らせ。 香港の雑誌「Cosmogirl」の表紙と記事に武・ジジコンビが登場しているとのことです。
こちらから
台湾に帰る武(台湾りんご日報) 22:19
今日は再び神すこのラーメン屋さんにおともして行ってきました。 楽しい連れのみなさんのおかげで、撮影のときの話など聞けてよかった…… そして久しぶりに武ファンの方々とのおしゃべりを楽しみ、 そんなわけで、朝のニュースも今頃になってしまいましたが、やっぱり載せておきます。 (みなさん、今頃は「ターザン」でしょうか。武君、映像出ましたね!)
金城武はお母さんの味が恋しい 9月9日台湾に戻って、食べたいのは我が家の味
金城武は9月9日、台湾に帰り、映画「向左走、向右走」のプロモーションに参加する。 10日には早くも台湾を離れる予定。 彼は記者会見以外の会食や懇談を丁重にお断りしているが、 それは「家に帰ってお母さんとご飯を食べたい」からだ。 金城武とジジ・リョン主演の映画「向左走、向右走」は 28日シンガポールで記者会見を行なった。 マスコミは「前回火星を見たのは7万年前、次は284年後。 前回金城武に会ったのは10年前、次はいつ?」という、大げさな見出しで彼を厚く迎えた。 めまぐるしいプロモーション活動だが、 武はシンガポールのファンの熱い気持ちを受け取っただけでなく、 海南鶏飯やグリーンケーキなどのおいしい食事を堪能した。 なかでもシナモズクガニのおいしさは忘れられないそうだ。
このめったに帰ってこない大スターをちゃんともてなしてやらなくてはと、 フーロン事務所は帰国前に武に何か食べたいものはないか聞いた。 彼の答えは予想外のものだった。 「一番食べたいのはお母さんの料理なんだ」 金城武は9月に台湾に戻り、記者会見に1回出席するほかは、プライベートにあてる。 11日の中秋節を母親と過ごすことのできない彼は、 少し早いが9日夜に中秋節の家族団らんの食事をとることにしている。 ここ数年、武はますます家を懐かしがるようになり、 お忍びでちょくちょく台湾に帰っては、母のいる家の中でゲームをして過ごす。
武が予定を20日も早く繰り上げて台湾でプロモーションをする最大の理由は チャン・イーモウの「英雄2」の仕事のためである。 チャン・イーモウの撮影大隊は既に大陸で金城武が戻ってくるのを待っているという。 母親の料理を食べたらすぐに「英雄2」のクルーに戻ってくるのを。 この時代劇の撮影のために伸ばした武の髪はすでに肩を越し、 武術訓練をずっと続けている体はさらにたくましさを増した。 彼はチャン・イーモウとの仕事を非常に楽しみにしており、 大変ではあるが、それに価するものであると考えている。 (台湾りんご日報 2003.8.30)
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| 2003年08月29日(金) |
シンガポールでの記者会見(向左走、向右走)●武の広東語(ジジの話)●海外「リターナー」評(モントリオール&香港観客) |
シンガポールでの記者会見(向左走、向右走) 00:51
午前10時、記者会見の席で、金城武は、 撮影で一番大変だったのは、ジジとはずっと別々の状況にありながら、 互いに以心伝心で、相手に合わせた共鳴しあうような 演技をしなければならなかったことだと語った。
「毎日、ぼくたちは同じ所で撮影するんだけど、一緒にはならない。 相手を見ずに、相手に合わせた演技をするのは難しかったです」
その次はバイオリンだ。バイオリンを弾かねばならないのには、 この日本とアジア各国で大人気のスターも困り果てたという。彼は全然弾けないのだ!
「バイオリンのシーンでそれらしさを出すのは、非常に大変でした」と、彼は言う。 「あまり習う時間がなくて、ほんの何時間かやっただけ。 映画の中で自分で弾く曲を覚えるのに専念しました。 実際、重要なのはバイオリンの持つ風格をとらえること。 もし指が動かなければ、その雰囲気も十分とらえられないし、 監督は簡単すぎる曲はだめだと難しい曲を選ぶし」
(ジジもポーランド語が大変だったという話をはさみ、)
2人は会見の席上、互いを大いに持ち上げあった。 金城武は、ジジとは3年間共演がないのを感じさせない親しさで、 ジジを大変ほめていわく、「綺麗になったし、大人になったし、 歌もどんどんうまくなってる。演技も上手」
それを聞いてジジはわざと、「自分のことを話してるの? ハンサムだし、見た目も演技も大人になったし、 よく話すようになったし。オフではほんとにおしゃべり」
ジジは、自分は「縁」を信じると言う。 人と人がめぐりあうのは縁があるからであり、得られないものは無理に求めない、 自然に行きたいと。 横で武もうなずいて言った。「ぼくも同じです」 (中国報より抜粋 2003.8.28)
このあとは、新明報と同じ、ファンの話。 そしてこの映画にシンガポールから参加した俳優・陳之財(写真右の人)の演技を ワーナーのトップのおえらいさんが激賞した話。 陳之財の役柄が書いてありますが、話がどんどん見えてきてしまうので省きます。
武の広東語(ジジの話) 01:48
27日、マレーシアでプロモしたジジの談話から――
再び金城武と共演し、2人はいつもおしゃべりをしていたとジジは言う。 ジジが武にアフリカ旅行を勧めれば、武は南極旅行の話を聞かせるという具合。 「向左走、向右走」は全編、広東語で撮影され、 あとで北京語のアフレコが行なわれた。 武の広東語はあまり上手でないそうですが? と質問され、ジジは思わず笑い出した。 「とっても上手です。数年会わなかったけれど、彼の広東語力は全然衰えてませんでした」 それでも、撮影時のおかしな話を暴露するのを忘れなかった。 「彼は私に<君のほかには(除了你)だれも友達がいないんだ>と言うつもりで、 <君を妻にしたら(娶了你)ぼくにはだれも友達がいない>と言っちゃったの」 聞いて、みんなどっと笑った。 (星洲日報より抜き書き 2003.8.27)
除と娶は音は同じcheuiですが、声調が違うんですね。
海外「リターナー」評(モントリオール&香港観客) 23:15
2ちゃんねるで紹介してくれていたモントリオールの映画祭 Fantasiaのサイトと、関連の個人サイトに載っていた 「リターナー」評が面白そうだったので、試訳。
(公式サイトのレビュー) 「E.T.」と「ターミネーター」と「インディペンデンス・デイ」と 「ミッション・インポッシブル2」と「マトリックス」のミックスに メロドラマ的要素を振りかけた「リターナー」は新しいタイプの日本映画だ。 日本の映画館を支配するハリウッド大作に対抗する目的で作られた、 ストレートな商業的超大作である。 このような映画は日本映画の専門分野ではなかったから、 「リターナー」は新時代の到来を示すものだ。 今、自国の映画が生き延びるためには、インタナショナリズムの悪影響の中で 自身の文化のアイデンティティを失わずに、 多くの観客を獲得しなければならない。それに、この空想アクション映画は挑戦した。 てらいなく、見る者の知性をおとしめることなく面白い。 香港俳優金城武の存在はファンの、特に女性の注目を集めるはずだ。 特殊効果は意欲的かつ細心にほどこされ、作品には日本的味わいが保たれている。 荒削りで愉快な娯楽作品であり、夏の暑さを忘れるにはもってこいだ。
(個人サイトのレビュー) 最初にこの映画を見た、何ヶ月も前にレビューを書いとくべきだったんですよね。 2度見た映画のレビューを書くのは難しいのだ。 最初の印象を忘れてしまうから。 でもって、純粋に娯楽作品としてヒットすることを目的として作られ、 しかもそれに成功した作品について何かを言うのはもっと難しい。 「リターナー」は「ターミネーター」や「マトリックス」からパクっていると 批判されるかもしれないが、 「マトリックス」が香港ムービーをパクったと文句を言う奴はいないのだ。 ともかく「E.T.」と「マトリックス」を混ぜ合わせてしまうなんて、一体他の誰がやる? 「故郷に……帰り……たい……」小さな宇宙人は言い、悪党の弾丸を取り上げてしまう。 アイデアの奇抜なミックスは非常に面白い仕上がりになった。
作品の製作意図をちゃんと受け止めているのがいいなと思いました。 香港公開時の観客の反応は以前、よそでアップしたことがあるんですが、 もう1回だけ。 (もちろん、例によって好意的なものだけですけど)
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昨日午後5時15分、金城武は新作「向左走、向右走」宣伝のため、シンガポールに到着。 極秘であったにもかかわらず、ファンは東京発のJL719機であることを察知して、 50名ほどが空港で待ち構えていたそうです。 ただし、武は別の出口から出たため、会うことはできなかったようですが。
今回の訪問は映画の宣伝のためですが、 ジジも武も時間がほとんど取れないので、プレミア試写会は行なわれません。 今日の記者会見の後、武は早くも空港に向かいましたが、行く先もまた秘密です。 ジジは昨夜ひとりでマレーシアのクアラルンプールへ飛び、 夜10時までプロモ活動を行なった後、シンガポールに戻り、 やはり今日、飛行機で香港に戻ります。 (新明日報より内容のまとめ 2003.8.28)
とりあえず、これが今回の活動の大要ですね。 会見の内容とクアラルンプールのジジについては、別にニュースが出ています。
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| 2003年08月27日(水) |
「向左走、向右走」プレミアは9月8日、武出席情報 |
香港ファンサイトでのお知らせです。 now.com.hkのサイトに情報あり。 場所は香港の海運戯院。 この文面だと、武、ジジ、原作者ジミーが出席するようです。 300枚の一般向け切符が発行されるらしく、 入手法はこのサイトと関係あるのかな?
各種インタビューが動画で見られるようになっていますが、 会員になることが必要。 今、このPCからは、その詳細が見られません。
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| 2003年08月26日(火) |
「向左走、向右走」・原作と映画(壹本便利) |
8月20日の「壹本便利」誌(香港)に「向左走、向右走」の記事が載っています。 新聞で報じられた犬や子どもとのエピソードなど、目新しいものはありませんが、 原作の絵本と映画のシーンを、図版で対応させているのが面白いでしょう。 これも例によって、あまり情報を仕入れたくない方はスルーを。 絵本の各ページをクリックして下さい。
Click!
<「向左走、向右走」はワーナー・ブラザーズが初めて出資する中国語映画であり、 かつ近年中国・香港・台湾でブームになっている絵本作家ジミーの作品が原作とあって、 製作・宣伝とも非常に力を注いでいる。 製作費は3000万香港ドルを越えていよう。 金城武も9月には香港に来てプロモーション活動を行なう。 また、ポスターも3,4パターンも作られるが、 どれもジミーの原作の雰囲気を上手に生かした仕上がりだ> (「壹本便利」2003.8.20)
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| 2003年08月24日(日) |
「向左走、向右走」のヒロイン役候補はケリーだった? |
「向左走、向右走」のヒロイン役が、初めケリー・チャンと想定されていた、 という話が、2、3日前出ていました。 髪も長いし、イメージが原作と似ているので、トー監督はケリーを考えていたが、 ジジが武と同じ事務所なので、ジジになったというものです。 ほんとかどうかは知りません。 ケリーは見かけによらず気取らない人で、金城武との相性も、さっぱりしていて好きです。 でも、今回はジジでよかったなと思います。 予告の感じもいいし、ケリーとのあまり間のあかない4回目は、ちょっと多すぎるかも。 (そういえば、まだキャストが正式発表になる前、 香港ではリッチー・レン×ケリー・チャンも候補になっていたという ニュースもありました。→3月31日の項参照。 でも、男の方が武というのは、最初からほぼ決まっていたんじゃないかと 私は思いますが)
そのことをインタビューで記者に持ち出されたときの、ジジの言葉。
「その記事は私も読みました。でも、映画がもうできてしまったのに、何か言えったってね」 またジジはこの映画の主題歌を決めるに当たって、彼女も歌を書いて応募したが、 結局トー監督の選にもれたことを明かした。 「落選したことをがっかりはしてない。参加することに意味があったから。 この映画で忘れられないのは、金城武を探して大声で呼ぶシーン。 役に入り込んでしまい、我を忘れて声を限りに叫び続けてました」 (りんご日報 2003.8.23)
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| 2003年08月23日(土) |
「向左走、向右走」ホームページ更新●香港プレミアは武欠席?(明報)●「向左走、向右走」撮影のエピソード(バイオリン) |
「向左走、向右走」ホームページ更新 09:22
壁紙が2枚アップ。 あと2枚あるようです。 これは既出の画像ですね。
「最新動向」のページが新しく出来た? 前からありましたっけ。 最新ポスターがアップされてました。 朝から倒れそうです・・・大きいし・・・
「香港プレミアは武欠席?(明報) 12:53
イーキン・チェンの映画「双雄」の不振について聞かれたジジの談話の中で、 触れられています。
<ジジは、「向左走〜」のプレミアは、金城武とジミーが香港にいないので、 自分が何とかしなくちゃならないのだと語った。 「日本で上映されるときは金城武が責任者よ、 私は中国・香港・台湾だけの宣伝担当」と笑った> (2003.8.23)
追記:一部訳文訂正。
「「向左走、向右走」撮影のエピソード(バイオリン) 23:07
もう旧聞に属すかも。内容はご存知でしょうが、21日から22日にかけて出た 「向左走〜」エピソード、あげておきます。 公開に向けてワーナーが小出しに出し始めた情報の1つですね。 たくさんの新聞に出ましたが、ソースは1つだと思います。 バイオリンを映画のために初めて習って基礎をものにした武、 わずか3時間の練習で見事なポーランド語の詩の朗読を決めたジジ。 2人のファンはこんなエピソードがあってもなくても、行くでしょうが、 一般の人は、こうしたちょっとした話に好奇心を刺激されて、足を運ぶこともあるでしょうね。
いくつかのニュースを混ぜた内容です。
「金城武の役は、才能がありながらチャンスに恵まれないバイオリニスト。 この役になりきるために、武は撮影に入る前に、台湾で専門家に付き、 音楽理論とバイオリンを習った。 バイオリンは初めてだが、もともと音楽的天分があり、ギターの弾ける武は、 わずか3日で基礎テクニックをマスター、綺麗な音色を出せるようになった。 練習すればするほど熱中し、3ヶ月余り後には、何曲か曲も弾きこなし、 映画の中でも、いくつか自分で弾いて快い音楽を聞かせる。 武自身もすごく喜んでいるという。
トー監督は武が非常に成長し、自信を持った演技を見せるようになったと、絶賛した。 監督はまた、武のようなロマンティックなムードを醸し出せる俳優は 今の香港・台湾には稀だと痛感して、もっと香港に来て映画を撮るよう、彼に勧めている」
公園で鳩に音楽を聞かせるシーンのエピソードが台湾りんご日報に出ています。
<才能がありながら売れないバイオリニストは、 いつも公園に来ては鳩にただで弾いてやっていた。 そのシーンを撮ったとき、武が鳩に向かってこうセリフを言う。 「食べてばっかいないで、ぼくのバイオリンを聴かなきゃだめだよ」 すると本当に鳩たちはその場を動かず、そのまま2時間も武をじっと見つめていたので、 スタッフは、何と珍しいことがあるものだと口々に感心したという。 トー監督は、「武は動物の扱い方がわかっているんだな!」 鳩だけでなく、犬とのシーンもあるが、どのときも武は動物達を手なずけてしまうので、 トー監督までが感嘆しきりだった> (2003.8.23)
そう、香港でも中国でも、今こそ、彼が必要とされているんだと思います。 日本だって、本当は必要なのだと思いますけど……。
スチールをもう2つ。
投票所
BBS
| 2003年08月22日(金) |
RE:新作の噂は続くよ……(成龍出演?) ● 移転先のお知らせ |
RE:新作の噂は続くよ……(成龍出演?) 02:02
20日の件に関して、少し。 今日、映画雑誌をいくつか立ち読みしたところ、 チャン・イーモウは、やはり中国映画の生き残りということを痛切に感じているのですね。 市場をはっきりと狙った映画作りをしている。 それで、日本対策だのハリウッド対策だのという話が出てくる。
香港のジョニー・トーらも、違う場所で、やはり同じことを考えて、 そのためにできることを実行している。
「リターナー」を作ったROBOTも、同じですね。 みな、ハリウッドにのみ込まれて、自国の映画産業が潰されそうになるのに対し、 新しい作品を作り出すことで、なんとか打開したいという強い思いを抱いている。
そういう熱い心は好きですね。
もう1つ、これも映画雑誌からですが、 ジャッキー・チェンとチャン監督との話は新しいものではなく、監督の話では、 10年前に会ったとき、自分のために作品を書いてくれと頼まれたのだそうです。 その後、会うたびに言われるのだけど、ジャッキーのためにはどうも書けないのだそうで、 顔を合わさないよう逃げ回っている(^^) ……とのこと。 ついに、その気になったのか、古いネタの蒸し返しかは、いずれわかるでしょう。 個人的には、ジャッキーは、ジャッキー映画のイメージが強すぎて、 どう他の映画に収まるかは想像がつかないといったところ。
ところで、Flix、「向左走〜」のダントツ1位はやっぱり気持ちいいですね。^^
移転先のお知らせ 23:25
ここの引っ越し先ですが、一応決めましたので、アドレスをお知らせします。 お控えいただければ幸いです。 直前にももう1度、お知らせします。
http://www.enpitu.ne.jp/usr2/23473/
ここよりも、機能が少し制限されますが、全文検索機能がいずれつくという 話を信じて選びました。 今はまだいろいろ試しているのと、データを移している最中です。 ライコスの最終日、8月31日までにはきちんとした形にする予定です。
ここと違って1日に1回しか記事が書けないので、 2本以上書くときは、同じ枠の下の方に書き足していきますが、 タイトル欄に、トピックのタイトルも書き足しますので、 そこで、更新されているかどうか、見てください。
武ニュースDiaryは、リンクフリーです。 どのページないし記事にリンクを張ってくださってもかまいません。 (ま、トップと言えるものがありませんので) 内容の引用も、引用元(つまりここ)を明らかにして下さるか、 あるいは、「よそから」というような表現でも結構ですので、 引用と分かる形でありさえすれば、どうぞご自由に。
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| 2003年08月21日(木) |
新作の主演男優は誰?(長江日報) |
で、このジャッキー主演説より2日古くなりますが、こんな記事を紹介しておきます。 大陸のものです。
「英雄2」の主演男優は金城武?
昨日、「英雄」の脚本家、王斌は成都(四川省)でマスコミに対し、 チャン・イーモウがまもなく撮影に入る武侠映画の新作は、鳴り物入りで進行中だと話した。 王斌はだれがこの新作の主演男優かは明かさなかったが、 彼の金城武に対する高い評価からは、 武が主演である可能性はアンディ・ラウより高いと言えそうだ。
記者が王斌にチャン・イーモウの最新時代劇の状況を尋ねたところ、氏は、 今作品は大体唐の時代の話で、チャン・ズーイー扮する盲目の剣客と、 金城武、アンディ・ラウ演ずる侠客との間の恩讐がメインのストーリー。 また、アニタ・ムイが大事な役どころを演じる。
金城武、アンディ・ラウ、アニタ・ムイは、どれもそうそうたる名優で、 なかでも金城武は、王氏が高く評価していわく、 「金城武のような個性的な俳優は、内地にはなかなかいない。 だから彼の出演作を内地でやろうとしても、やれる主演男優がいない」
金城武への高い評価は、彼が新作のトップ主演男優だということを意味するのだろうか? 記者の質問に王氏は直接の回答を避けた。 しかし、香港・台湾の報道によると、 チャン・イーモウの新作はすでに金城武との契約を済ませ、 彼の日本での高い人気によって日本の市場を開拓する心積もりがあるという。 金城武の作品中の位置も推して知ることができよう。 (2003.8.17)
投票所
BBS 00:49
| 2003年08月20日(水) |
新作の噂は続くよ……(成龍出演?) |
今日も他の話をと思ったのですが、新作関連、さまざまな話が次々出ること。 今日は成龍(ジャキー・チェン)が出るらしい、しかも真の主役は彼らしい……と 大陸方面であちこちで書いてます。 正式発表がまだなこともあって――それに大陸は誇りの「英雄」に次ぐ作品とあって、 注目度きわめて高く、従って、どれが正しいやら、振り回されそう。 というより振り回されてて、ちょっと疲れ気味です。 なんか、この映画に関しては、正式に発表されるまでは放っとこうかなという気分。 まだはっきりしてないぞ! という15日の金羊網のニュースもあるけど、 武が出ることは99%間違いないと思うの、私は。 いいかげんな役で出ることは考えられないし、なら、いいじゃない、どうだって、と思います。
ジャッキーの方は、かいつまんで言うと、北京オリンピックに向けた催しで チャン監督とジャッキー・チェンが顔を合わせ、いろいろと話をしたらしい―― その席で監督が出演を要請したらしい―― ジャッキーも、年齢的にアクション俳優は無理になってきて、 演技派として脱皮したい意向が強く、アクションを引退する花道として、 アクション大作に出演したいだろう―― オスカーと海外市場をねらうとすれば、第2作の陣容は海外知名度ということでは (特にアメリカでは)第1作に及ばない。そこで知名度の高いジャッキーを使いたい―― こんな話です。
本当かどうかはやがてわかることですが、この話にしても武関連にしても、 オスカーだとか、日本の市場のためとか、アメリカ向けとか、 下世話な話がどうも多い気がします。原因はなんなのでしょうねえ。 商売である限りそれは大事な要素ではありますが、 武に関しては、まさかそのためだけに起用されたとは全然思いません。 チャン監督との縁は10年前にさかのぼり、監督は俳優として彼を使いたかったのだと思います。
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