弱Sonファイブ
謹賀新年でございます。 加護でございます。 いよいよ新しい年ですね! オーライト! オーライト!! さてあなたは 年が変わる瞬間何してましたか? 加護はその瞬間 地球にいませんでした。 ということを クラブ中にいる若い女の子に 言ってまわってたら、 なぜか37のオッサンと 意気投合してしまいました。 そのオッサン、 黒人がダンスしてる テレビ画面を指差して、 あれはオレの 卒業式のワンシーンだ とか言うオヤジで、 ミネソタ大学出身なんだ、 その証拠を見ろとか言いながら 運転免許書見せてもらったら 写真がスゲー アフロだったりして、 意気投合ついでに 2002年ワールドツアーに 行こうということで、 横にいたきれいなねーちゃん達と クラブハシゴしにいきました。 おい、マンコ女! おいらの体に気安くさわんな ってほえると、 オッサンがおいらのチンポをさする みたいなテンションで、 ちょっとしたワンナイトラブで ございました。 が、 これは全部 クラブマジック でした。 オッサンのツレの部屋で 明け方を迎えたとき、 女の子にチョッカイ出してる オッサンを横目に見ながら おいらはちょっと 考えました。 横の子に 手を出すか出すまいか。 ... でもそういうことを 考えてる時点で、 それはもう自然じゃないと 思ったので さっさと寝ました。 そしたら夢を見ました。 おいらの頭がアフロだから 免許更新を断わられる すげーリアルな夢でした。 朝、 急いでサイフをのぞいてみると、 フツウの髪型で安心しました。 でも待てよ、 これ、初夢になるの?
おいらが 高校生のときの今日、 親父はひとりで おせちのようなものを 作っていた。 で、 「お前、食べるやろ?」 って尋ねた。 モチロン答えは 決まっている。 「食うかクソジジイ!!」 だ。 そんで年末年始、 ツレとひたすら 騒いでいた。 ... おいらは今になって 思い出す。 そのときひとりで おせちを 食っていたであろう 親父のことを。 どんな気持ちで ちょっと豪勢な 重箱を食ってたのだろうか。 ... おいらは近所のスーパーで エビやしいたけや数の子を 買ってきました。 そんで とにかくいろんなものを 少しずつ詰めました。 ... 自分が作ったものを 食ってもらいたい、 ただ それだけだったのかな? ... 自分はすごく 大それたことをしながら 生きているんじゃないか なんて思いながら 最優秀新人賞は誰か とか見ながら ボケーとしてました。 プルルルル... 「はい」 「おう何しとる?」 「ボーとしてる」 「クラブ行こうぜ」 おう、 騒ぎまくるぜ!! 今年より少しだけ、 世界があなたに やさしくなれば いいね。 ではいい年を。
はい、こんにちは。 加護でございます。 自分の好きな人たちが おいらに次々と 年忘れカラオケ大会のお知らせ のメールを送ってきて 行きたいけど行けないって 断わっていたら 少し泣けてきて 目が覚めたら DJブースの裏で座っていた みたいな休日ですが あなたはどう過ごしておりますか? さて昨日 渋谷で 音くん&サンジくんカップルを見かけて なんだ、サンジくん 楽しそうな顔してるやん と思ったのはどうでもよくて、 Rさんの顔を忘れていたのも どうでもよくて、 ひとりで回転寿司食ってたら 隣の席の手相屋のババアと 盛り上がって 手相見てもらって、 おいらの手相見たんだから おいらの寿司代も払っとけ と言ったら 真顔で説教されたのも どうでもよくて、 クラブに行ったら ジャクソン5で 突然ノリノリになったり、 お立ち台のねーちゃんに ミジンコ扱いされたり、 スト4口説いて逃げたり、 ホントに どうでもいいことだらけで、 それでもカラダは クタクタになり 眠くなるのが現実だ。
「みゆさん・女・20代前半」 ・かなりの悩み ・2ヶ月くらい前から ・付き合う前の悩み 最近好きな人に告白しました。 彼は夜のお仕事の人で、 といってもホストとかじゃなくて、 パブなんだけど、 お客さんも男の人と女の人が 半分半分くらいで、 指名もないので、 色恋でお客を呼ぶような お店ではないです。 みゆは、そのお店に週に2回くらい 行ってるんだけど、 大体朝まで飲んでその後一緒に 遊びにいったり、 疲れてお店で一緒に添い寝して イチャイチャしたり。 でも、エッチはしてない。 エッチしたらセフレになっちゃうから、 エッチはしないってお互いに 決めたんだよね。 で、告白した結果なんだけど、 今は接客とかおろそかになるし、 夜の仕事をやってる間は彼女は つくらないって決めてるけど、 みゆと一緒にいるのは楽しいし、 失いたくない時間だから、 もう少し待ってみたいなカンジで、 結局ふられたのかも よくわかんないような言い方で、 今まで通り店に行ってはいるけど、 どうしていいのかよくわかんなくて 困ってます。 彼のことを知らない友達は だまされるからやめなって言うけど、 彼のことを知ってる友達は、 いいやつだからもうちょっと 待ってみたらって言います。 ホントどうしたらいいのかわかんない。 私ってだまされてるのかなぁ? あきらめたほうがいいのかなぁ? どう思いますか? こんにちは、みゆさん。 加護でございます。 まあ、みゆさんが一番 彼の情報を持っているから、 おいらの言うことは テキトウに受け流してくれ という前提で、 文脈から察したことを 言います。 どうやらみゆさんは、 どうしていいのかわかんない と言いながら 彼に惹かれているようですね。 ... ひとつ、策を授けましょう。 まず、彼への電話、メールは禁止。 でも、今までと同じように 週2回お店に飲みに行って、 ひとりで飲む。 彼には話しかけず、 目でも仕掛けない。 そんで 彼に話しかけられたらフツウに話す。 感情的になってはいけません。 核心に触れることを言われたら、 「いや、待ってろって言われたから」 と笑いながら答えましょう。 そんで 彼をゆっくり観察しましょう。 観察してたら 彼の何気ない仕草から いろいろ見えてくると思います。 今大事なのは、 少しだけ引いた立場で 彼の情報をいっぱい集めることです。 暴走はイカンよ。 ... ま、 おいらがみゆさんだったら こうするかなーというだけです。 何か情報に変化があれば また教えてください。 でもメルアドは書いてくださいね。 さもないと、 またここに載せるから。
エライさんが 警察にご厄介に なりました。 さて今日の夕方、 ヒーヒー言いながら スケジュールを立てていると、 エライさんから 電話がかかってきて、 「今から○○という サ店に来なさい」 と言われました。 おいらソッコウ、 駆けつけました。 そしたら 「トラブルが発生した」 って言われます。 「何すか?」 って言うと、 会社で エライさんのイスが 隣の席に 少しはみ出たとき、 隣の男が エライさんのイスを 蹴ってどかしたそうです。 「あ、そうなんですか」 って言うと、 「アッタマきたから ここで頭を冷やしてる」 って 暖機運転が カッチリできてる 表情で 言われました。 ... 先日エライさんは、 電車で肘をつついてきた オッサンを 終着駅まで待って、 そこで暴力をふるったとして 15分間オッサンを説教して、 オッサンの名刺を取り上げ、 警察を呼んで、 オッサンの嫁さんに事情を説明し、 オッサンの会社の上司にまで 電話をかけさせて、 最終的にオッサンの実家まで 電話をかけさせて 謝罪を求めました。 ついでに言うと、 駆けつけたおまわりさんにまで 説教したそうです。 そして オレはあいつを 社会的に 抹殺してやる と息巻いてはりました。 これを聞いたとき、 おいらは冷や汗が出ました。 明日はわが身だ と思いました。 出されたコップ水の氷が カランと 音を立てました。 ... 「おい、加護」 「はい!」 「会社帰って クレーム嘆願書作成しろ」 「何すか、それ」 「それであの男を 窮地に陥れる」 「わかりました!」 というわけで エライさんのイスを 蹴った男の 上司に 書き方を教わりに 行きました。 そしたら なんかやけに丁寧に 教えてくれました。 「いろいろあるけど がんばるんだよ」 って言ってくれました。 おいら、 「はい、がんばりますよ」 って答えときました。 今夜、ひとりで。
はい、こんにちは。 加護でございます。 今日の昼メシ時に エライさんに、 「加護、年末年始の 会社からの連絡は すべてオレが 引き受けてやる」 って言われました。 ... いったいどういう 風の吹き回しなんでしょう。 加護には理解できません。 ハッ! そうか。 人を簡単に 信用するな バカモノ!! だ! そうか、 そうなんだ。 だからおいらは 頭の中で何回も何回も 年末年始の 仕事のスケジュールを 点検しました。 そんで、 これは罠だ、 罠にちがいない、 おいらはいったい どこでだまされるんや ってずっと考えながら 「年末ってあわただしいですねー」 とか言ってました。 そしたらエライさんに 「何を考えてる?」 って言われたので おいら正直に 「なんか空気が あやしいって言うか...」 って答えました。 そしたら 男が男を 裏切ったら オシマイだろ? って言われました。 だからおいら エライさんの目を見て、 そうっすよね! って答えました。 そしたら答えてるスキに オムレツ定食の 中央部分 食われました。 でも どういうわけかエライさん、 オムレツ定食を オゴリにしてくれました。 ?!? くおお! いったいどうなっとるんや! あうあうあー、 いやちがう、 これは破滅へのいざないや、 ゼッタイ罠だ、 今日は昼から 命がけで仕事せんと えらいことになる って思い、 「おっ、あの女、 おっぱいがいいな」 「でもエライさん、 あれパットっすよ」 「まあ、なんでもいいから もみまくりたいよな!?」 「はい、もみまくりたいです!」 って答えながら、 昼からやるべきことを もう一度頭の中で 整理しておりました。 ... おいおい、 この緊迫した状況下で オチを期待するなよ。
はい、こんばんは。 加護でございます。 先日悠宇に言われたこと。 「加護ってさー、 最近デカフォント 使わへんなー」 って。 あのねー、 加護さんは自他共に認める いい大人ですよ。 いつまでもデカフォントで 騒いでる場合やないんです。 ... さて今日ね、 会社までの道を サッサカ歩いていたら、 目の前に 千円札落ちてました。 以前のおいらなら 右を見て左を見て そそくさと拾うところですが、 そこは大人、 左も右も見ずに 瞬時に ポケットにつっこみました。 ちょっとドキドキしましたが、 いやあいい汗かきました って感じです。 で、 なんか知らんが アッと言う間に 昼飯タイムを迎えました。 そんで 昼から来たエライさんに いきなり言われました。 「加護、今日は何かあったか?」 と。 もうおいらは エライさんにウソがつけないように 調教されてるので、 「今日朝から千円拾いました」 って言いました。 貸してみろって言われたので ハイって渡すと、 エライさん その千円札で 自分の分だけ払って どっか行かはりました。 おいら、 急いで支払いを済ませて エライさんに追いつくべく、 全力疾走しました。 そしたら開口一番、 人を簡単に 信用するな バカモノ!! っておこられました。 おいらソッコウ、 わかりました! ありがとうございます!! って答えました。 ああ、 千円で これだけのことを 教えてくれる エライさんって 本当に すばらしい人です。
はい、こんにちは。 加護でございます。 公言どおり、 ツタヤにエロビデオ 24本借りに行く つもりだったのだが。 なぜか、 思いがけない人と 会うことになって、 オレはクリスマスに セックスしてないぞと 誰に証明するのか 分からないのに 証人を呼んだりして、 渋谷のイルミネーションを 見ながら ホラごらん、 ここがセンター街だよ とか案内したり、 彼女の中指のタコは とても固くて ザラザラしてて ゾウみたいだということを 発見したり、 山手線の電車から ケムリが出たらしく、 新宿にたどり着けなくて 横にいる女の子に これって新宿いけますかね って話しかけながら よっスィーに似てるって 言われない? と言うと、 言われないよー って笑われて これからは間接法かな って思ったけど結局、 女とはこう口説け! とかレクチャーしてもらう クリスマスでした。 ちなみにメモ取りましたが。 自分は何を やっているんだろうと 少しだけ思いながら、 おいらに負けないくらい 欲望に支配されてるあなたに メリークリスマス♪ 追伸: sphereさん 今までどうもありがとう。
もういい加減に 眠くて眠くて 突っ伏して寝ていたら、 トントン肩をたたかれて 「お客さん、寝ないで下さい」 って言われます。 ここではトコトン みんなでひとつになることが 至上法則であり、 おいらは それを守れる大人であると 自負しているので、 カウンターに肘をつきながら 踊る人を見ていました。 音楽が支配する空間を見ると、 いつもエヴァンゲリオンの 人類補完計画のことを 思い出します。 ミラーライトとスモークに 包まれたひとつのアメーバは、 うねりながら たったひとつの表情を それぞれの顔に 貼りつけてます。 機械よりも正確な コピー&ペースト。 ... トントン。 「ホントもう、アパレルの男が 後ろから踊っているときに どうたらこうたら... でつかれちゃってさー」 「あ、そう。 まったりしたい?」 「あー、したいしたい。 となり、いい?」 「ええよ」 「...」 「...」 「ひとり?」 「まあな。 ジュンがチケットさばけん って言うからちょっと ゲストで来てみたんや。 自分は?」 「あたしはあっちのテーブルに うんたらかんたら... なのよ」 「ふーん」 「...」 「...」 「何見てるのー?」 「別に何も見てない。 これだけのビートを叩き出しても 正確に操作するDJって すごくクールやと思わんか?」 「でもほら、手のはしでちょっと リズム取ってる。 実はちょっとノリノリかも」 「そうやね。 DJかっこいいよねー」 「うんうん、かっこいいー」 「こっから踊る人見てたら 自分がDJになって みんなを踊らせている気分になる」 「えー、そうなのー?」 「DJがレコード選んでるときに いっしょに選んでみなよ」 「どうやるの?」 「すばやくレコードに視線を移す」 「...」 「...」 「...」 「レコードを選んだらすばやく ターンテーブルに目を戻す」 「...」 「...」 「...」 「あ、ちょっとおもしろいかも」 「な?ここはいい席やろ?」 「うん、いい席」 「VIP席や」 「ハハ、そうだねー」 「よし、そんなら踊りに行こう」 ... 「で、加護さん、 なんで電話番号 聞かないんですか? ホントに逆ナン されたんですか?」 「いやー、ウソかも」 「加護さん、がんばんないと!」 「ハハハ...」 終わった恋に 永遠の純情という 甘いタイトルをつけて 味わいつくすことに 忙しくて まだまだがんばれない。
はい、こんにちは。 加護でございます。 今日は久しぶりに 引きこもりました。 ... 出来合いのものを 食いながら 山田詠美の 珠玉の言葉を 何度も頭の中で 繰り返している 自分が一番好きだ。 さて、 2001年12月21日 をもって 加護が日記を書き始めて ちょうど1年たちました。 コマネチさんという 激おもしろい 日記作家に憧れて、 彼のようになりたいと 日記を書き続けました。 でも どこまでいっても 加護はコマネチさんに なれないことを いつのころからか 感じ始めました。 だからひとりで 絶望しました。 ... ともちんという 女の子の心を すべて乱暴につかんで 飲み込んでしまいたいと 思い始めました。 でも 世界を敵にまわしても 勝てると思っていたはずの 自分に負けました。 だからひとりで 絶望しました。 ... つまり 加護はこの1年、 行動して絶望する、 これの繰り返し ばっかりです。 進歩とか 成長とかがない。 ただ 絶望と希望というのは ちょうど カードの表と裏のような ところがあって、 希望が悲劇の快感を生んで、 絶望が喜劇になるから 生きるっておもしろいのかも なーんて 最近思うわけであります。 あれ、 話が脱線してきた。 ま、 要するに 今までおいらの日記を 見続けてくれて ありがとうって 言いたかっただけです。 テイク・イット・イージー♪ |