弱Sonファイブ

■2001年08月27日(月) 上野デート。


はい、おはようございます。

加護でございます。

舞ちんが売れっ子ソープ嬢になったら

当たり屋を装って一生かけて

ゆすってやります。

自分に関わるすべてを踏み台にする男、

加護あい命でございます。

おいらと関わっているあなたは

恐怖のあまり、

おしょれおののくがよいわ!

さて、今日は

土曜日の上野デートのことを書きます。

昼くらいからです。

えー、

とりあえずハラがへったので

近くのサテンに入ったんです。

そんでメシが来るのを待っている間に

舞が柏木さくらにメール打ってました。

あんたら、いつの間に仲良くなってるの?

って思いましたが、

ふと、さくらってどんなヤツなんや

とも思いました。

「おい、舞、電話かけてこさせろ」

って言いました。

舞、メール打ちました。

そしたら

「どうして?」

って返ってきます。


グダグダぬかすな、
加護さんがかけてこいと
いったらかけてこい



と言いました。

舞、メール打ちました。

そしたら電話がかかってきました。

おいら開口一番、

...

あやまりました。

さくらはどうせ、

夜のネットアイドルだから

昼は寝てるだろうと

思ったからです。

でも彼女はちゃんと起きてました。

受け答え、ちゃんとしてくれました。

そのあとはメシを平らげて、

美術館にでも行こうかと思いました。

舞も加護も美術館好きだからです。

ドラクロワとかいいですね。

ラグナロクではないですよ。

でも実際やってたのは、

アメリカの何とかっていう

ショボイやつだったので、

入るのやめました。

じゃあ動物園に行くかーって思いました。

そしたらそばに子供遊園地がありました。

それを見て舞は

目をキラキラさせてました。

3秒後には入園してました。

乗り物券買いました。

6枚で500円です。

まず空飛ぶ飛行機に乗りました。

わあお、高いぜー

って思って

ふたりで大はしゃぎでした。

次はどれに乗るかいなー

って言うてました。

と、そのときベンチにおっさんが

座ってました。

おっさんは脇の荷物に寄りかかりながら

なんと、

一服しようとしています。

子供遊園地でタバコを吸うとは

貴様それでも大人か!

って思いました。

怒りがわいてきました。

マンガ喫茶で大声で英語をしゃべってる

外人と同じくらい許せないです。

次に乗るやつは決定です。

くるくる回る、ゾウさんの乗り物です。

上昇、下降をくりかえす

高性能爆撃機です。

爆撃機のパイロットになったおいらは

ビューン!

真珠湾の奇襲攻撃よろしく

おっさんにむかって

ツバを吐きかけてやりました。

奇襲だけあって

おっさんは

雨かな?って顔してました。

トラトラトラ、

ワレ、ドウブツエンニイキタイ

というわけで、気がすんだので

動物園に行きました。

以前ジュンが、

「コブラええぞ、コブラ」

って言ってたので

コブラを見ること以外

頭にありませんでした。

いろいろ道に迷った挙句

両生類爬虫類館に行きました。

入ってすぐの水槽に

ビックリ!

Vinoさんがいてました。

Vinoさん、

いつの間にか女子大生から

天然記念物になってます。

いやー、彼女も出世したなーて思いながら

下のプレートをよく見ると

オオサンショウウオ

って書いてありました。

先に進むと、でかい魚が

水槽に入ってたので

水槽を乗り越えて

水面をバチャバチャしてやりました。

でかい魚が逃げていきます。

家族づれがいっせいに注目します。


ざまあみろ、
キサマよりおいらが
目立ってるぜ



って思いました。

さらに先に進むと、

2mくらいのワニが

水槽に入ってたので

水槽を乗り越えずに

素通りしました。

...


ざまあみろ、
今日のところは
引き分けにしといてやる



って思いました。

そんで待ちに待った

コブラとご対面です。

...


ショボい。


ふてくされたので

ベンチでフテ寝して

閉園で追い出されて

道に迷って

クレープ食べて

デパートうろうろして

迷って

舞が商品をこわして

店員さんに気を使わせて

ドリブンの前売り券を買って

デパートを出たらまた迷って

舞に映画館の場所を

交番で聞いてもらって

上演10分前に

舞がウンコ行っててギリギリで

見終わったら

60セカンズと同じくらい感動して
















車60台盗んだ







車ドロボウ、

ニコラス刑事に、











おしょれおののくがよいわ!



■2001年08月26日(日) ケイウンスク。


はい、おはようございます。

加護でございます。

上野のマンガ喫茶からです。

なんで上野にひとりでいるのかというと

なんとなくです。

加護は

誰かとつるむのと同じくらい

ひとりでいるのが好きなのです。

さて昨日は

カプセルホテルに泊まりました。

金がないときは

常に野宿だったおいらですが

最近は少し出世したのです。

まずビル4階の受付にいきました。

クツをクツ箱に入れてください

と言われました。

なぜ?とか言ってもしょうがないのです。

その人はそれ以外の言葉を発しようと

しないのですから。

それでクツを入れてカギをかけると

受付の人に渡します。


逃亡するなら
ハダシで



ってことでしょうか。

そんでクツのカギを渡して

3600円(税込)払うと

服とバスタオルとロッカーのカギを

もらいます。

服はあの、病院とかで着る

ナウイヤツです。

それで身に付けているものを

すべてロッカーにぶち込んで

ナウイ服とバスタオルをもって

フロに行きます。

ロッカーのカギは

リストバンド式で

常に携帯します。

フロに行くと

とにかく黙々と

何かを洗わなければなりません。

なぜなら

そういう雰囲気だからです。

おいらひとりだけ

何も洗わずに

ラジオ体操第2の

ゴリラのポーズみたいなヤツを

やりましたが

2、3回やってやめました。

なぜなら

そういう雰囲気だからです。

体、顔、頭を洗って、

ヒゲそって歯を磨きます。

そんでミエを張って

亀頭をむきだしにしてみました。

なぜなら

そういう雰囲気だからです。

そんで心ゆくまでジャグージやって

フロから出て体重はかって

ダサい服着て扇風機にあたってました。

「おい、僕」

え?

なんかやり方まちがえましたか?

って思いました。

「扇風機はいつまで使うの?」

って言われました。

「いや、もういいです」

って言ってどけました。

そんで頭を乾かしてから

リストバンドに2275って

書いてあったので

2階に行きました。

そしたら

2200番台はココって書いてあるので

その部屋に入ります。

そしたら上下2段のカプセルが

左右にずらーと並んでました。

2275のプレートが

ついてるカプセルを見つけて

中に入りました。

モスボックスの中に入るような

感覚ですね。

ちょうどタタミ一畳分の広さぐらいです。

そんなに狭いと感じなくて

秘密基地みたいな感じです。

中に入るとフタを閉めます。

フタというか

布製の幕のようなものです。

そんで

寝ながらテレビを見られるしくみなので

テレビを見ながら寝ます。

エロビデオもタダで見られます。

でもティッシュとゴミ箱がないですが

オナニーしようと思えばできます。

おいらはテレビもつけず

オナニーもやらず

ケイタイもロッカーに入れたまま

ゆっくり物思いにふけりながら寝ました。

...

やはりというかなんというか、

チェックアウトの時間に

思いっきり遅れました。

受付で開口一番、


「いや、あの、うちのオヤジがもう長くなくて

 でもオヤジが好きなケイウンスクのCDを

 持っていってやりたくて、終電が来たから

 仙台まで行けなくて、そしたらさっき

 今夜がヤマバですとか言われて、病院の位置を

 聞いてて、もうICUに入っているから

 ケイウンスクは聞けないかもしれないって言われて

 タクシーで来た方が早いって言われて

 乗り場とか確認してたら今になりました」



って言うと、

「早く行っておあげなさい」

って言ってくれました。

「ありがとうございます!」

と言って出てきました。

...


ありがとう!












ケイウンスク!




追伸:

加護がカプセルホテルに泊まる前のことは、

舞ちんが書いてくれてます。

舞ちんの日記



■2001年08月23日(木) ヤヌスさんのうわさ。


はい、おはようございます。

誠実系でございます。

朝、出社したら

...

ちゃんと会社がありました。

台風でつぶれてしまえば

おもろかったのに。


さて昨日は、楓ちんに

焼き鳥食いに行くお誘いを

受けてました。

だもんで仕事を終えてソッコウ

行くつもりだったんですけど、

シャワー浴びてから行こうと思って

いったんホテルに戻りました。

で、テレビをつけると

ネプ一家が

ディズニーシーに行ってました。

笑顔で絶叫マシンに乗る企画で

タイゾーがひとりだけ渋い表情だったのが

笑えました。

何をしにホテルに戻ったのか忘れたので

そのまま待ち合わせの駅まで行きました。

駅につくと

目の前にいきなりカツラ屋さんがありました。

よし、最初のあいさつは


いらっしゃ〜い


やな

って鼻息を荒くしてると、

電話がかかってきて、

電車に乗ってあと3駅移動しなさいって言われました。


いらっしゃ〜い


を誰にも聞いてもらえないのかと思うと

せつなくて胸がしめつけられました。

そんで3駅移動してみると

道案内でともちんが来てくれました。

コーディネートがばっちりキマっていたからなのか、

昨日のともちんはとてもかわいかったです。

そんで焼き鳥屋に行くと

楓ちんと悠宇ちんが先にいてました。

そんで4人でカンパ〜イってやりました。

前においらのトコの掲示板で

いつかみんなで焼き鳥食えたらええねー

って言っていたのが現実になってうれしかったです。

うれしかったので、

楓ちんが頭につけてたウイッグネタで

さんざんいらってやりました。

そしたら楓ちんは喜んでました。

こいつはゼッタイですわ。

それから悠宇ちんには福島旅行のミヤゲをもらいました。

福島といえば

akiraくんという遊び人が有名ですが

世間一般ではガラス製品が有名らしくて

ガラスの灰皿もらいました。

その灰皿は、

手作りっぽくてステンドグラスみたいで

もらってうれしかったです。

あと、店のおっちゃんが神経こまやかで

親しみやすくて

ええなあ、って思いました。

みんなで額を寄せてデジカメの画像を見てると

おっちゃんも見たかったのか、

後ろのほうでがんばって背伸びしてたのが

かわいかったです。

それと

聞いたところによると

以前おっちゃんは

楓ちんがヤヌスさんをこの店に連れてきたときに


あの男からは
悪のオーラが出ている



とつぶやいたそうです。

いろんな人からヤヌスさんのうわさは聞きますが

彼の人柄について

希望のあるコメントは

ひとつも聞いたことがないです。

なんかギャフンて感じだったので

お開きにしました。

楓ちんと悠宇ちんは無事帰りました。

でもともちんは

ヤヌスさんの生霊が乗り移った加護に

襲われてました。

おもろい夜でした。





...

そして次の日の朝、

出社したら

びっくりするくらい





会社が

なんともなっていませんでした。



強いて言えば

西本が

スカートを前後ろ逆に履いていました。




...

所詮大型台風って

そんなもんですか?



宣伝:

悠宇ちんの日記

楓ちんの日記

ともちんの日記

「子悪魔」ヤヌスさん

福島の名物男(お約束)




追伸:

SPA!読んでくれたあなた、

ありがとう。

やっぱ、読んでもらえると

うれしいです。


編集の山田さん、ありがとう。

雑談があんなかっこいい文章になっていて

加護は驚きです。


あとひとつ聞いてください。

あの記事で加護が言ったコメントは

自分の言葉でもあり

仲間との結びつきを大事にする

メンズビッチの

メンバーとしての

言葉でもあります。


ささやかですが

加護のそんな気持ちをこめて

あの掲載記事を

代表の

みのるちんに

捧げます。



■2001年08月22日(水) 16時間仕事したらこうなる。


はい、こんばんは。

加護でございます。

す、

す、

するめ、

め、

めるてぃーきす、

す、

す、

するめ、

くさい、

ごめんくさい、

さい、

さい、

さい、

さい、

さい、

さい、

ぱらさいとー。

あー、

ですえんじぇるあくと3ききてー、

うぃどんけあーわちゅーせい、

ふぁっきゅー、

おーばーきる、

おーばーきる、

めたるちゃーち、

さーかすだんぱのらまとうにかえる、

じごくよりあいをこめて、

あばれんぼうしょうぐん、

みほー、

もーむすー、

す、

す、

するめー、

(上に戻る)



■2001年08月20日(月) 偶然。


はい、おはようございます。

加護でございます。

ともちんが最近、

新宿で声かけされたらしいんですけど

うまいなーと思ったので公開します。


とりあえず

1回目はコーヒーを飲もう

2回目はホテルに行こう

3回目は結婚しよう

だから今、ケイタイ番号を教えてくれ



みたいな感じです。

なんか山崎まさよしの歌みたいで

ステキやないですか?

仮にこれをおいらがやると


1回目はコーヒーを飲もう

2回目はホテルに行こう

3回目はジャグージがついてるホテルに行こう

4回目は朝からインスタントコーヒーを飲もう

だから今からホテルに行こう



となるわけです。

こんな思考回路なので

武蔵バリのブーイングを受けることも

しばしばです。

さて今日の朝のこと、

いつものようにジュンの家を民宿代わりに使って、

月曜の朝ダリーとかいいながら

ジュンとウダウダ朝の支度をしておりました。

そんでいつもは大門で降りるジュンが

今日は気まぐれで

おいらといっしょに三田で降車しました。

「お前、左出口やろうが」

「いや、実は右やねん」

「オレも右よ、途中までいっしょに行くか」

てな感じでエスカレーター上って

その途中で

横にデカいやつがいたので

あいつはチャクリキドージョー出身や

とか言いながら地上出口に出て

ジュンの行きつけのコンビニまで

ヨタヨタ歩いていきました。

「ほんならおいらここを右やから」

「ほうか、いつもは左やけど今日は右でつきあったるわ」

「なんや、遠回りちゃうんか」

「いや、ホンマは右の方が近いのよ」

でドンドン歩いていって

「じゃあおいらこの先の青いビルやから」

「おう、オレは水色のビルや」

「ほんならな」

「じゃあな」

って言って別れました。

...

「だからなんやねん?」

「お前こそ何やねん」

「ついてくんなよ」

「方向いっしょやからしゃあないやろ」

「お前、そのビル、1階に売店あらへんか?」

「あるよ、お前トコは?」

「あるある、ほんならおいら、ココやから」

「オレもココよ」

「なんや、いっしょやんけ、お前何階?」

「6階」

「おいら13階、ほな、あとで」

...

いやー、

実は

東京に来てから毎日ずっと

ジュンと同じビルで働いてたみたいです。

広い東京で偶然にも同じビルです。

驚きです。

クサレ縁もここまでくると、

アンビリーバボーです。

でもそれより驚きだったことがあります。

それは、

ふたりとも、

その事実に対して、


ノーリアクション


だったこと。







新事実、

モーニング娘。の追加メンバーは


武蔵が本命


ほらほら、

あの無表情で

ゴマキや石川といっしょに

♪ホーホラいこうぜー。





...

つんく、半笑い。



■2001年08月19日(日) 渋谷のラブホ。


はい、こんにちは。

加護でございます。

有楽町のビックカメラから

更新でございます。

タダでインターネットできます。

ええトコでんな。

さてここしばらくは

ともちんとおデートばっかりです。

お台場に行ったり

横浜に行ったり

コテコテのとこに行きました。

お台場は

いいとこですね。

行くだけでロマンチックな雰囲気が

漂ってますね。

加護は子供ではないので

ともちんといっしょに

フツウにベイブリッジ見てました。

そんでいろんな話をしているうちに

舞ちゃんの日記見てるよ

って言われました。

加護のバカンスのことですな。

あー、泣かれたりするのかなーて

思いました。

そしたら舞ちゃんとも仲良くしていきたい

って言いました。

悠宇ちゃんとはとても仲良くしてるから

加護さんと悠宇ちゃんが仲良く遊んでても

せつなくならない、

だから舞ちゃんと仲良くなれば大丈夫、

って言ってました。

おいら、

ヘンなリクツや

って思いました。

でもまあ、彼女の目は

とてもまっすぐにおいらを見ていたので

彼女なりのルールで

おいらにかけがえのないものを

捧げようとしてくれているのだろうと思い、

彼女をとても愛しく思いました。

で、そのあと渋谷に行って

ホテルを探しに行きました。

そのつもりが

ドンキホーテで

バドガールの服とかピンクローターとか見てて

金曜の夜だし、

もしかして野宿かと思いましたが、

なんとか空室を見つけました。

ブラックライトの部屋です。

が、

内装があんまりよくなかったです。

フロ場にスポンジもなかったし。

くやしいので、

ベットのわきにあったらくがき帳の表紙に

http://kago69.com/

って書いときました。

油性ペンで宣伝です。

そっかららくがき帳の内容を

ともちんとふたりで見ました。

日本語、フランス語、英語、

いろいろ入り混じってました。

同棲生活最後の記念に来た人、

好きな人がいるのに

その人でない人と来た人、

仕事の合間を縫って

逢瀬を楽しんでいる人、

君を「幸あせ」にしたいって

連発してる人、

いろいろな人がいてました。

いろいろいてましたが、

書いてることは似通ってます。

内装があんまりよくなかったです

フロ場にスポンジもなかったし

です。

おお、あんたらもか。

おいら、ため息をつきながら

らくがき帳を閉じ

裏表紙を見て

ここの内装が気に入らないと思った人は

「加護69」に行こう

って書いておきました。

もう一度URLも書いておきました。

広報活動命でございます。

...

そのあとは何回も何回も

ともちんを求める

ケモノになりました。

汗をかいたら

フロに入って

また汗をかきました。

そんで、元美容師の彼女に

頭を洗ってもらいました。

さすがです。

ウデは一流でした。

ついでにミニアフロも

洗ってもらいました。

さすがです。

ウデは超一流でした。

そんで気がついたら朝でした。

そそくさと支度して

ホテルを出ました。

出たとたんに彼女は

おばちゃんに道聞かれてました。

こっ恥ずかしいのをこらえて

彼女は一生懸命答えてました。

あー、かわいいなあって思いました。

まぶしい朝日に目を細めながら

おいらはその様子を眺めてました。

本当においらは満足です。








WWW書くの
忘れてたこと以外は




宣伝:

ともちんの恋愛日記



■2001年08月15日(水) あの日のバカンス。


はい、こんにちは。

加護でございます。

いやいやいや、

バカンスが終わって

久しぶりに会社にきたら

おいらの机がありませんでした。

ハハハ...







ハァ。






さてさて、

引っ越しの話は横に置いておいて

あの日の話です。

始まりは、舞の

「海に行きたいなー」

のひと言です。

それで

あー、ほんなら海岸で花火でもやるかなー

て思って

おいらはカーナビを舞の実家の近くの海に

セットしました。

なんちゃって、

カーナビなんて持ってないです。

で、その海のそばに車を停めて、

花火とバスタオルを持って

舞とふたりで

夜の海に行きました。

たぶん夜の1時ころです。

そこは堤防が設けられてあって

おそろしく人気がなくて

外灯が灯台の光以外ない

静かな場所でした。

工藤静か

と言いたいのをグッとこらえて

堤防の上に乗って

海を見ました。

「ここで空を見ると地球が丸いことがわかるよ」

って言われたので空を見ました。

そしたら

...

別に何とも思いませんでした。

それを正直に告げると、

ロマンチックなムードがこわれました。

そんなことより

月明かりに照らされて笑う

舞の横顔がすごく白くてきれいで

おもわず見とれてしまいました。

「もっと近くまで行こうよ」

って言う舞の言葉に

思わずビクッとしてしまいました。

そんでふたりで海岸に行きました。

舞のヒールがサクサク砂浜に刺さって

歩きにくそうでした。

おいらはそんなのおかまいなしに

fuuu!って言いながら

海岸に走っていきました。

で、波がザーザーいうところまできました。

「ほんとはね、海にはいりたかったの」

って舞が言うので

おいら、とりあえず水が冷たいかどうか

調べてやろうと思って

ズボンをまくって

ちょっとだけ海に入りました。

おお、ええ感じの冷たさやんけ

と思ったおいらは、

舞のことはほっておいて

ひとりでバシャバシャやってました。

そしたら舞も

サンダル脱いで

ワンピースの裾をたくしあげて

バチャバチャやってはしゃいでました。

それを見ながらおいらふと、

そういや今年はまだ海で泳いでないな

って思ったので

ズボン脱いで

シャツ脱いで

パンツも脱いで


要するに
マッパになって



ファオー!って

海に飛び込んでいきました。

そんでウッヒョーって叫びながら

泳ぎまくってました。

あー、全裸スイミングサイコー。

そしたら舞が

「あのさー、ここ遊泳禁止区域だよ」

って言いました。

そんなこと、泳いでから言うな。

と思ってムシしてると

「ここで何人も死んでるんだけど」

って言われました。


そんなこと早く言え
コノヤロウ
今お盆で
なんかこわいやないか!



そう思うとムカムカしてきたので

波打ち際でウダウダしてる舞を

ガシッとつかんで

そのまま海にザブザブ入って

バシャーンと突き飛ばしてやりました。

バイオハザードを

ひとりでプレイできないおいらに

そんなことを言ったバツです。

おいら笑ってると

舞はノーリアクションで

砂浜にもどります。

あ、下着が透けててセクシーって思いました。

そしたら舞は

おいらの服一式を持って戻ってきて

海の中にポイってしました。

しかもパンツだけは

オーバースローで投げやがりました。

「あたしの服だけ濡れて不公平」

だそうです。

しょうがないやつやなーと思いながら

指をポキポキ鳴らして

自分の服をしぼって

お前の服もしぼってやるから

と言って舞のワンピを脱がしました。

ついでにブラとパンツも脱げって

言いました。

えー、恥ずかしいからイヤって言う口を

ムリヤリおいらの口でふさいで

超ハヤワザで脱がしてしまいました。

これで舞も裸族の仲間入りです。

そのまましばらく立ったまま抱き合って

ずーとキスしてました。

そのうちおいら、ふと思い立って

舞から少し離れました。

そんで舞の全身をしげしげと眺めました。

誰もいない真っ暗な海で

月の光を浴びて立つ裸の舞は

ちょっとした芸術品のようでした。

全身がとても白くて

でも大きな目だけが

こっちだけを見て笑ってて

おいらはこんな光景を

独り占めできてるということに

すごく興奮しました。

と同時に

なにかとても黒い気持ちが

自分の中に沸き上がってきて

おいらは舞に

ケモノのように襲いかかりました。

舞は、きゃああとか言ってましたが

彼女の全身は

驚くほど興奮しておりました。

おいらは舞の中を

これでもかというくらい

しつこくかきまわし

それでも立っていることを

強要しました。

そのうち何がなんだかわからなくなり

いつも間にか

舞はおいらのモノを

口に含んでおりました。

そうなるとおいらは舞に

「セックスするか?」

とささやくことしかできません。

そこで、

どこですんの?

っていう現実が

おいらに襲いかかります。

...

うーん、

1.立ちバックでする

2.フツウのバックでする

3.海に入ってする

4.スカイダイビングしながらしてみたい

と0.2秒ほど考えてから

結局バスタオルと花火があるところまで

戻ることにしました。

服を着てないサルがふたりです。

ウッキィ、

戻るときにはふたりとも

おもいっきり素の状態に戻ってました。

ああ、恥ずかしい...

んで、もう一回ムードを高めてから

バスタオルを砂浜に敷いて

やっとチンコ入れました。

...

舞が乱れながら、

その白い肌が

黒い砂にまみれていくのを見て

すごい興奮しました。

そして彼女は知らなかったようですが

実は遠くから

朝の散歩をしているおっさんが

近づいてきました。

この状態ででは

どんなに言い訳しても

120%やってる状態です。

アオカンというより


公開ファック


の世界です。

しかしそのおっさんが

呆然としてそれを見ているのに

気づいたおいらは

かつてないほど興奮しました。

見られていると

こんなに興奮するのか

ってビックリしました。

そのうち

おっさんはどっかにいきました。

そっからは

おいらは本気で

舞の熱くてうねる空間を

堪能しました。

そしてイクってときに

ふたりとも両手砂だらけなのに

どうやって外に出すの?

って現実がおいらに襲いかかります。

うーん、

1.とかやってる場合ではないので

とにかくチンコ抜きます。

そして何を思ったのか

おいらいきなり正常位の形から


仁王立ち


です。

うおおお、

仁王立ちになってどないすんねん

って言おうとしたとき


ピュッ

ピュッ


と1ccほどの液体が

海に向かって飛んでいきました。

遠くでかもめが鳴いていました。

おいら仁王立ちのまま









メェ





と鳴きました。

おわり。

















と言いたいのですが、

オチがあるんです。

おいらのパンツと

舞のパンツ

ふたりそろって


海に
忘れてきました。



朝の5時から

ふたり必死になって

パンツ取りに行きました。

幸運なことに

舞のパンツは

朝日をキラキラを浴びて

落ちてました。

おいらのパンツは

舞のパンツの位置の

はるかかなたに

落ちてました。

たぶん

犬がくわえていったのでしょう。

なんとなく

ドックフードくさかったです。

...

これが

2001年、

加護と舞のふたりでつくった

夏の

バカンスです。

おわり。

宣伝:

舞(93)の日記



■2001年08月14日(火) 加護のバカンス。


はい、こんばんは。

加護でございます。

夏のバカンスから帰ってまいりました。

青い空、

輝く海、

吹き付ける熱風、

何もかもがすばらしかったです。

東京のはるか南国、

静岡。

すばらしきかな、

静岡。

加護の心の故郷、

静岡。

抱いてくれたらいいのに、


工藤静岡。


いや、やはりお盆の季節ですし

何をするにしても人がいっぱいで

たいへんじゃないですか、

移動とか。

本音を言うと

金がない。

学生さんは金がない。

加護はそれより

金がない。

ご利用が計画的では

決してない。

そんでひとりでバカンスしても

さみしゅうございますので、

舞ちんを呼びつけました。

舞ちんはこの前

おいらの家のアパートの鍵を

持っていった子です。

再会時には罰として

アバラを2、3本折ってやりました。

ウソウソ。

かわいいから許す。

で、バカンス開始です。

...

うーん、

バカンスって何だ?

...

自問自答します。

やはり...

南国っぽく...

欲望のままに過ごすことだ!

食欲、

睡眠欲、


色欲、


セックスだ。

セックスだ。

セックスだー!

ビバ、南国セックス!!

というわけで朝起きていきなり

舞ちんをスッポンポンにして

セックス!

寝ぼけながらもエロエロモードで

セックス!

叫んでみろ

セックス!

クーラーのないアパートで

南国セックス!

で、シャワー入って、ハラへって

バーミヤンで

ラーメン、ギョウザ、チャーハン、デザート

かきこんで

まったりドライブして

街で買い物して

物陰で隠れてキスをして

わさびソフト食って

早めにフトンに入って

いちゃいちゃして

またもや

セーーーックス。

セックス、

セックス、

セーーーックス!

てなことをことの繰り返しでした。

気がついたらやっちゃってる

みたいな。

だからごめんなさい。

おいら

頭がぶっ飛んでて

メルマガ発行するの

忘れてました。

もうひとつごめんなさい。

舞なんて

頭がぶっ飛んでて

彼氏の誕生日

忘れてました。







ごめんなさい。




かわりに
ハメときました。











なんて笑って言えるのは

今だからです。

あの日ふたりは

狂ってました。

あの日ふたりは...


あーらしをー

おーこしてー

すーべてをー

みーせるわー











工藤静岡。










いや、気が向いたら書きますって。



■2001年08月10日(金) お知らせ。


しばらくバカンスに行きます。

加護を探さないでください。



■2001年08月08日(水) 道山先生。


はい、おはようございます。

加護でございます。

少し前にサントスが東京に来たとき

エイプのカバンを忘れていきました。

加護としては、

当然中身をあさります。

あー、

女からの手紙が入ってるー。

なんでヤツはこんなプライベートなものを

忘れて行くんですか?

罰として、

中身を読みます。

...

...

ふうん、

なるほど。

さて、火曜日の夜、仕事が終わって

田町の駅にともちんに会いにいきました。

待ち合わせ場所に行くと

ちっこいのんが、ベンチに座っておりました。

ひさしぶりに会った彼女は

ものすごく

やさぐれオーラを出してました。

親とケンカして家出してきた高校生みたいでした。

で、話を聞いてみると、

まんざらその例えは

はずれてませんでした。

本人「プチ家出」とか言ってました。

しょーがねーからかくまってやるかー

って思いました。

とりあえずコンビニでエサ買いました。

支払いになると、彼女、二人分出してくれました。

家出とか言ってるクセに羽振りいいです。

そんで、ふたりでエサをたいらげたあとは

近所の公園で花火です。

打ち上げ花火をポンポンやりました。

チームBのれんにもらったやつもやりました。

「5衛門」とか書いてあったのに

3連発目したあと、

いきなり花火筒は沈黙してしまいました。


チームBの誰かが
死んだのかもしれない



と思いました。

そのあとはウンコ花火をちょこっとやりました。

火をつけると

ウンコがにょきにょき出てくるやつです。

ともちんは、チンコとかオナニーとか

過剰反応するので

ウンコでもかなりウケてくれました。

そのあとは、フツウのやつをやりました。

ともちんが

「わーい、きれいだぜー」

とか言ってました。

お前の方がきれいだぜって言おうと思ったけど

照れくさいのでやめときました。

「なんか言おうとしてなかったー?」

とか追求してきたので

かく乱のために

オラー!って花火を投げてみました。

そしたらピューンって飛んでいって

建物の中に入っていきました。

ハハハ、なんか燃えてるー、

ケーオービーエーエヌ、


KOBAN


これはまずいと思ったので、ちょっと逃げてから

火が出ないウンコ花火でまた盛り上がりました。

5個くらい同時に火をつけてみました。

ブオオオオー。

1分ちょいでいっぱいウンコができました。

そこで、この公園はこれからウンコ村公園と

呼ぶことにしました。

そんでホテルにもどってからは

ともちんが電話で悠宇と話していたので

おいらはともちんのチクビとお話してました。

どちらの会話もおおいに盛り上がって

ともちんが電話を切ったあとはもう、

やって

やって

やりまくりました。

三木道山も愛のあるセックスに精を出せって

言ってますし。

...

それにしても、

やりすぎると次の日の仕事に

支障をきたすとは

一言も言ってくれなかったな、

道山先生。

おわり。




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