引き続き堅い話。

携帯電話の話です。

学校では 中学でも高校でも 携帯電話を目の敵にしてますね。
警察など「悪の温床」と言い切ってるそうです。
PTAでも結構話題になってます、持たせる事の可否、持たせ方。

いつぞやの会議でも話題になったんだけど
中に一人手を挙げて発言した30代後半と思われる男性。
娘に持たせている、という人です。
「通話は殆どしてませんし、メールだけですから
 以前のように電話代が何万なんて事はありませんよ。
 心配ないですね。」と断言してらっしゃいました。
それ、違わないか?オッサン!

ケータイを手元で見てるから必ずメールしてる、と思ったら
大間違いだぞ。
i-modeってモノがあって、だねー。
ネットサーフィンが出来るんですよ、今時の携帯電話は。
と、ネットサーフィンに夢中になると、ですねぇ
パケット通信料金、通称「パケ代」がかかる、と。
あっという間に2万3万です。知ってるか?オッサン!
(私はピッチだし、ピッチではネットしないので知らない)

実際、ウチの バカ 息子は新しい携帯に変えた月に
喜び勇んでネットサーフィンしまくった挙げ句
29000円の請求書が来て
あんぐりと口を開けたままおよそ3分間石化してました。
ええ、もちろんバイト代から彼自身が払うお金です。
翌月から5000円に戻りましたけどね(笑)

話が逸れた。
新しいメディアなので、親の方が知らないわけです。
子供に「こういうモノだ」と言われると「そんなモノか」と思うしかない。
つまり、簡単に丸め込まれる可能性がある。
親も勉強しなくちゃいけません。なめられたらあかん。

「子供を信用するしかないでしょう」とある役員は言う。
でもね
私の子供なのよ。
私がどんなに意志が弱いか、って考えると
私の育てた子供がそんなに立派になるって思えないのよ(苦笑)
「子供を頭から信用しちゃいかん」と
私は常日頃思っているわけだな(笑)


先日の会議では、携帯電話を持たせてどれほど良い事があったか、と
あながち悪い事ばかりでもないんだ、と
しつこく主張する同僚の男性に
うんざりして帰ってきたわけであります。
彼はつまり それほど主張しなければならないほど
「持たせた事に対する罪悪感」があるんじゃないのか?
それは逆に言えば「良い事じゃない」と思ってるんじゃないの?
だったら「持たせたくなかったけど、せがまれて、つい」と
本当の事を言った方がずーっといいのに。

しかし
「高校生になったら、と言って我慢させてる」という親が
実に多いのにはビックリします。
皆さん、「高校生は持って当たり前」と思ってるわけですか?
なぜ「中学はダメで高校はいい」と思うのでしょうか?
高校生はみんなが持ってるから、ですか?
だったら、中学もみんなが持つようになったら持って良いのですか?

私は今イチその辺が腑に落ちないです。
息子はいらないって言ったんだけど、高校に入ったから買ってやった
という友人の話にも、若干の疑問を感じましたし。
本人いらないって言うのにどうして買い与えるのだろうか。
不思議だ。

息子よ。
携帯欲しくなったら、母が納得するだけの理由を
きちんと提示しなさい。
レポート用紙3枚〜5枚にまとめて提出しなさい。
そして、料金を自分で払えるように、バイトしなさい。
何が何でも絶対に持たせないぞ、と言ってるワケじゃないんだから。
ただ、納得できないモノを持たせる気はないだけなんだから。
2003年01月18日(土)

ちと堅い話

今までも何度か書いてますが、PTA関係の役員をやっております。
この手の話は 面白くないだろうと思うけど
(というよりこの日記自体すげーつまんないよね、特に去年から)
でも、結構熱く語ってきたので
その勢いで少々語りたい気分の本日であります。

役員と言っても、学校の役員ではなくて
市のPTA連合会役員なので、同じ仲間はそれぞれが
各学校区を代表して出てきているPTA会長や女性なんですね。
で、そもそもPTA会長を引き受けるような人ってのは
(肩書きが欲しいだけ、と言う人を除くと)
だいたい真面目で熱心な人が多いです。当たり前だよね。
だから、会議も白熱するし会議の後まで話し合ったりする。


今日の話題は「家庭教育部会」について。
組織の中に「家庭教育部会」という集まりがあるのだけれど
その部会が本当に必要なのか、必要ならどんな活動をすればいいのか。
直接PTA会員(保護者)と関わる事の出来ない執行部は
伝えたい情報をいかに保護者に伝えるかで
常に試行錯誤、四苦八苦しているわけです。
「いかに伝えるか」が最重要で最大にして最難関なんですね。
「家庭教育」と名が付くからには、家庭と関わりたい。
家庭に直接情報が届くようにしたい。
日本全国のPTA役員、本部役員、その他役員が
必ず直面している問題だと思うわけです。
いや、PだけでなくTも同じ問題を抱えている。

ある時先生が仰ったのを聞いた事があります。
「学校に出てきて欲しいと思う父兄ほど出てこない」
先生からしたら、授業参観役員会その他行事に
足繁く学校へ来るような親(またはその子供)は心配ない、と。
つまり
何かあっても親に連絡が取れるし親と意志の疎通が出来、
問題に対処するにも連携する事がたやすい。
だけど
学校へ出てこない親(とその子供)は
何かあった時の対処が瞬時に取れない可能性がある。

その
学校に出てこない親を
学校にお任せでPTAにも注意を向けていない親を
どうやって引っ張り出し、どんな方法で注意を喚起し、PTA活動に参加して貰うか。


永遠の課題であり、結論は出ないんですが
こうやって「僕、どうしても納得できないんですよ!」と
熱く語るPTA会長がいる限り、日本のPTAもそう捨てたモノではない と
少々語り足りない余韻を残して終えた会議でした。

尻切れトンボだけど、長くなったのでお終い。
2003年01月17日(金)

怖いかなぁ…?

パート勤務している会社で、社員が一人辞める事になっております。
それに伴って少々担当や仕事の方法など変更がありまして
その変更がなかなか上手く引き継ぎできなくて
昨日はちょっと揉めてしまいました。

いやー
私自身は揉めたつもりはないんだけどね。
少々(とても、かな)コミュニケーションの下手な会社で
ワンマン上司とハッキリしない部下、という組み合わせのため
「意見交換」が不可能な上下関係が出来てしまっているワケね。
なのに
たまたま、なんだけど
ちょっとパートが意見を言うチャンスがあって
ズケズケと、ハッキリきっぱりと、大きな声で歯切れよく!
意見を申し述べてしまったんですよ、私がね(笑)

そしたら、部下から意見を言われた事のない上司が
ビックリ仰天して
いや むしろ ビビッてしまって(苦笑)
「海乃が怒ってる!!」と思ったらしくて。
なんかこう、変に見当違いに絡んでくるんですね。
ちょっかい出してくる、というか。
なーにを突っかかってくるかなぁ!と非常に腹立たしかったんだけど
よく考えてみたら
ちょっかい出して様子を見つつ
私のご機嫌をとっていた つもり らしいんだわ、これが(笑)

んで
少し反省。
社員がびくびくするほどの勢いで文句を言ったつもりはないけど
そう受け取られたのだとしたら
これは私の言い方がきつかった、と言う事だろうと。
同僚のパートに確認したけど、彼女は私同様元気なおばちゃんで
「別に怒っているとは思わなかったし、意見もしごく真っ当だと思った」
とのことだったのでちょっと安心。
「でも上司は、あんなにハッキリ意見を言われたのは初めてだろうから
 それでビックリしたのではないか」と。
むむむ。やっぱりそうだった?(苦笑)

どうもね、子供を持ってからだと思うんだけど
家族が一人増えるごとに声が大きくなっていくんですよ。
ついでに子供を叱りとばすために、声にパワーもついてくる。
私の人生、ちから押し一本槍かい(苦笑)
どうやら「優しい」「奥ゆかしい」などと形容される母親像は
私には無理だったようですね。

子供はもうすっかり私のやり方に慣れてしまいましたが
会社でこれをやってはマズイ、と言う事が判りました。
この不況の折、数少ない就職口を潰さないように
(覚えていられるウチは)おとなしくしていよう、と
珍しく殊勝な決心をしたくじらでしたとさ。
めでたし、めでたし。
   (…なにか目出度いんだろうか?)
2003年01月16日(木)

花のもとにて / しっぽ

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