犬のおなか

いつふくらんでくるかと、どきどきしていた我が家の犬のお腹は
どうやら特に変化もないまま63日を経過致しました。

ああ、安心した!!

酷い飼い主がいたもので。
いやいや、実は我が家も避妊手術を受けさせていないので
多少後ろめたい所は なくもない のですが。

それにしても。
ある日娘(犬・きのこ・雑種1歳半)の異常な鳴き声で外を見れば
今まさにどこぞの馬の骨、じゃなかった犬と
無理矢理結婚させられている真っ最中。
しかも隣に飼い主が立ちつくしている。

夕飯食べてた旦那(いや、家族全員食べていたんだけど)が
えらい勢いで「なにやってんだ!!!」と怒鳴りつけたら
すいません、なんかこんな事なっちゃいました、みたいな
怪しげな返事の飼い主。

因みに、状況説明をすれば
我が家は門はないけど、長方形の土地の短辺が道に面していて
家は奥半分くらいの部分に建っている。
で、犬は窓のすぐ外につないであるので、つまり
我が家の庭(と言うにはあまりに何もないただの地面)を
半分入ってこないと犬には辿り着けない。

ということは、引き綱つけて散歩しているのであれば
当然犬と一緒に飼い主も我が家の庭先へズカズカと入ってきた事になる。
詰めれば車3台縦に並んじゃうんだよ。
普通に考えて、ちょっと入らないよね、そこまでは。

引き綱持たずに放しっぱなしで歩いていたんじゃなかろうか。
で、犬が先走ってしまって止める暇がなかったんじゃないだろうか。

そもそも公園内で綱をはずすのもルール違反だと思ってる。
引き綱つけないで散歩している事自体、完全にルール違反。
自慢の犬がどれほど大人しかろうと利口だろうと
散歩の時につなぐのは最低限のルールでしょ。
それが出来ない奴は犬飼うなよ。

とにかく今回事なきを得たので
出来るだけ早い時期に避妊手術を受けさせてやりたいです。
避妊手術に関しても賛否両論あるけど
少なくとも自分に出来る最良の方法だと思うから。

ああ、それにしてもまたお金がかかるなぁ!
2002年05月15日(水)

臓器提供?!

骨折した息子の経過を見て貰うために医者に行った。
ギプスは半分に切られて「添え木」状態に。
でもまだ一週間は固定しておくように、とのことだった。

この外科に「臓器提供意志表示カード」がおいてあった。
息子は大変興味を示して「貰っていって良い?」と言うので
貰いなさい、よく考えなさい、と返事した。

彼は帰宅してからも暫く考えていたが
やがて言うことには
「眼球は提供したくない。そういうのも有り?」
「いいんじゃないの。『どの臓器を提供する』って指示できるでしょ?」
「うん。わかった。」

どうやら彼は「臓器提供」にそう抵抗はない様子。
自分の死を充分に理解していない、または
身近に死を経験した記憶がないせいかもしれないけれど
でも「提供しよう」とすんなり思う子に育ってくれたことは
とてもありがたいと思う。


ただ

「出来れば家族が署名を」と書かれたそのカードに
私は署名することを激しく躊躇っている。

自分が死んでしまった時は、自分の身体がどうなっても
もう知らないのだから構わない、かもしれない。
でもそれが家族だったら。
ましてや、自分のお腹を痛めて産んだ、
そしてこれまでずっと一緒に生活して来た子供だったら。

おそらく「脳死」自体、受け入れることは出来ないだろう。
心臓が動いて、体温がある状態で「もう死んでしまったのだ」と
どう自分を納得させることができるだろうか。
出来るはずがない。

それだけではない。
くだらないことだと、本当に無意味なことだと思うが
それでも
「こんなカードを書いた直後に息子に何かあったら」と考えただけで
カードを破り捨てたくなる。
まるでそのカードが不吉な物であるが如く
そのカードが悪いことを呼び込むが如く感じられる。

親というのは本当に盲目的で浅はかだと
そう思わずにいられなかった。

カードの記入は

もう暫く考えさせてもらおう。
自分も、他の家族も、本人も納得できるように。
2002年05月11日(土)

顛末その9

現場検証のあと

現場検証が終わり(思いの外あっさり終わった)
警察に戻って「調書」を作りました。

今度は二人一緒じゃなくて
それぞれ別の机の前に座らされて調書作ってもらうので
相手がどんなことを「供述」しているかわからないんだけど
途中で「私は全く悪くないです」というところだけは
ちゃんと聞こえたわ(笑)

そういえば現場検証の時に
「ぶつかるかもしれないな、と思ったか」という質問に
「いや、思わなかった、当然止まると思ったから」と答えていたね。
ちゃっかりしてるわ、と思っちゃいました。
ぶつかる心配は全くしていなかった、ということなんだ。
そこで「不安だった」と答えれば
「だったらなぜ止まって様子を見なかったか」と言われるんでしょうね。
これは質問の意図をちゃんと理解して答えているなぁと思ったわ。
経験者か、さもなければ誰か知恵を付けているな、と。
いやいやそんなこと考えちゃいけないわね。
相手は車にぶつかられて大怪我した被害者なんだから。

ええと。何の話だっけ。
そうそう、調書です。調書。
もちろん自分で書かされたら大変だってのはよくわかるけど
警察官が自分で考えて書いていく物にあとで署名捺印ってのは
なんだか「署名をさせられてる」って気分だったわ。
私は停止線を超えて止まろうとしていた所だったんだけど
(で、結局止まった時にぶつかっていた)
でも「止まる意志」はまったくなかったことになっちゃった。
「左折しようとしていた」事になってるの。
もちろん私に「これでいいか」って確認しながら書いてくれるんだけど
でも文章を書く方が先で、書きながら「これでいいね」と訊いてくるんだから
もう違いますって言うにもちょっと遅いのよね。

ただ、この時点では
「それじゃ止まらなかったことになってますね」って言ったのよ。
一応抗議したワケなのね。自分では止まったつもりなんだから。
でも
「うん、結局ぶつかってるんだからね」と言われたら
ぶつかったことに間違いはないから、それ以上何も言えなかった。
なんか腑に落ちないです。
いや、止まりきれなくてぶつかってるのは確かなんだけどさ。
もし後日家庭裁判所から呼び出しくらったら
このへん、ちょっとごねたくなるよなぁと思ったのでした。
ま、その呼び出しは来ないことを心から願ってますけどね。
検察が恐いんだって聞いたからなぁ。

このへんで「現場検証」と警察、終わり。
2002年05月08日(水)

花のもとにて / しっぽ

My追加