「普通」って何?

先日、年度替わりにつきものの新旧役員会があった。
みんな見慣れた顔ぶれで、ある程度気心も知れていて
和気藹々とした、しかし熱意ある話し合いだった。

過去一年間一緒に役員を経験した男性と
また役員会で顔を合わせたのだが、いつもながら彼の発想は
とても自由で、つまらぬ枠に囚われない、目の覚める様なものだ。
私は彼のそんな自由なこころが大好きなのだ。

今日、友人とその彼の話になった。
他の人にはない自由な発想が大好きなのよ、と言ったら
「あなたも同じじゃないの!」と友人は笑う。
え?私のどこが?頭の固いオバサンだと思ってるけど。
「とんでもない。あなたの意見も私から見たら
 常識に囚われない考え方だと思うわ」
はいぃぃ??ワタシがですかぁ?そぉかなぁ?

なんだか腑に落ちないまま帰宅。
おっかしいな、どこが自由なんだろう?
自分じゃ「頭固い、もっと柔軟にしたい」と思ってるのに。

その後夕食の買い物に出かける。
「牛丼!」という息子のリクエストで、その息子つれて牛丼の材料買いに。
帰路、車の中で話をしているうちに
「かーさんは普通じゃない」発言が!!
なんですと〜?!どこがどのように普通じゃないんだ?!
「K雄さんに熱狂的なところ」
あ〜の〜ね〜(否定はしないよ)
スマップファンのお母さんと、一体何処が違うのかね?

対象の知名度が違うだけじゃないか!それは却下!!
「でも普通じゃないと思う。」
どこがだ!!
「発想が。」
普通じゃなかったら何だ、速達か?
「そのハッソウじゃない」
そんなこたぁ判ってるわ!!
ズビシ!!(どついた音)

彼は、私の発想が「普通の母親とは違う」という。
そういえば長女が高校生の頃、同じような事をいったっけ。
「もっと普通の親が良かったなぁ。」

だから!!
「普通」って何なのよ。
ワタシの何処が普通じゃないの?他のお母さんとどう違うの?
ねえ、教えて。

こんなに普通のオバサンなのに!!

2002年04月06日(土)

直線の怖さ

飾らない言葉は時に人を酷く傷つけることがある。
口から出した言葉はリセットもデリートもできないが
それでも目に見える形では残らないし
面と向かって話をしているのであれば
手振り身振りやその場の雰囲気、顔の表情で
きつい言葉もきついと感じさせずに素通りすることもあるだろう。

掲示板は、そう言うわけには行かない。
もちろん管理者が削除することは出来るが
削除することによって、投稿者との関係が悪化することもあり得る。
また、その場にいる仲間内だけが言葉を聞くのと違って
ネット上にある限り、世界中の誰でも見ることが出来る。
例えアドレスを知っているのが仲間だけだったとしても
検索から辿り着く人もいるはずだ。

直線的な、強い言葉はグループの空気をぴりぴりさせる。
熱心でまっすぐに進むタイプの人らしく
直球勝負な質問と問いつめ方をする。
それでは人とのつきあいは上手く行くまい。
世の中には「正解」がたくさんあると言うことを
もう少し認識した方がいいのではないか。
他人の意見を聞く、自分が折れる、という事も必要なのだと、
知った方がいいのではないか。
でないと、悉く周りを不愉快にさせるのではないだろうか。

それでは自分は何を知っているか。
「自分の意見が正しくない」と指摘されたときに
果たしてにっこり笑って受け入れることが出来るだろうか。

他人を批判することは簡単だが
他人からの批判を受けることはたいそう難しい。
また、意見を貰う前に気付くことは
いっそう難しいのだと、改めて感じた。

「感じただけ」で終わりにならないといいけど・・・(苦笑)
2002年04月05日(金)

やっぱりコンサートのこと。

再び行って参りました、3日のコンサート。
なんとか拝み倒して行ってきたものの、
既に夫婦関係は破綻の兆しが見え隠れしておりますぞ(笑)
ま、旦那も子供も私に対して「主婦」「妻」「母」としての存在価値は
求めておりませんので、軽く「またか」と思っているようですが。
それじゃ何としての存在価値ならあるかといえば…
・・・あるかといえば・・・



あるんだろうか?(爆)

あ、子供は私を生きたおもちゃだと思っているかも。
プロレス技の練習台とか、くすぐって遊ぶモノだとか、
ヒゲをこすりつけて悲鳴を上げさせるモノだとか

そんな認識かもしれません。
…なんだかなぁ(苦笑)

いやいやいや。
コンサートの話ですわ。素晴らしかったですよ。ええもうもちろん!
何がって、私にとっては馬頭琴奏者のバトチョローン氏が
いつも必ず最も素晴らしい
んですけどね(笑)
何も、幕が上がる前から馬頭琴が聞こえてきたといって
いちいち涙ぐまなくてもいいじゃないかと、自分でも思うのですが
あの方の演奏を聴いているのだと思うと
それだけでもう感激で胸がいっぱいになってしまって。
恋する乙女の様だわ(キモチワルイからやめろよ、そーいう例えは!)

とってもいい席だったんです。
12列目のど真ん中。いいでしょ?
私はチケピで購入したのですが、どうやら周りは招待席だったようです。
なぜあの1枚だけ?って感じで、両隣も前も(後ろは通路)
スーツにバッジをつけた、市議会議員らしきおじさんばっかり。
いーんですけどね、議員さんだろうが市長さんだろうが。
構わないんだけど、あれだけスーツの男性が揃うと
整髪料の匂いがもの凄いんですよ!いやはや、気持ち悪くなりました。
女性のおしろいの匂いもキツイと辛いけれど(脂粉ってやつですかね)
整髪料もかなり臭いですよ。男性は気にならないんでしょうか?
実際、辛かったです。

それから、ケータイ、鳴りましたねぇ!
よりによって馬頭琴の演奏が始まる所
でした。
…首締めていいですか?
開演前にも休憩の時にも放送していたでしょう?
携帯のアラーム等は切っておけ、演奏の邪魔になるからと。
他のお客様にも迷惑になるから、と。
そんなの、注意されなくても当然の事じゃないですか。
それが出来ないならケータイ持つなよ!!
赤ん坊も泣きましたね。
「未就学児の入場は固くお断り」って書いてあるでしょ?
日本語、読めませんか?第一、泣き出したら退場しなさい。
こっちはちゃんとお金出してチケット買って、
時間と交通費かけて聴きに行ってるんだぞ。
ふざけんな、バカヤロウ!

おっと、失礼致しました。

演奏はすんばらしかったですよ。堪能致しました。
その優しげなちょっと高めの声も素敵だし
浅黒い肌にあざやかな山吹色のデールはドキドキするほどお似合いですし。


あれ。
演奏が素敵だったはずでは?

う〜む。

ま、いいか。
人を想う気持ちは、人生の潤いってもんです。
やっぱり男は40歳すぎてからですね!
うんうん。
2002年04月04日(木)

花のもとにて / しっぽ

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