| けしからん話 |
午後は自営業の店番&電話番をしている。 日用品を販売する職業ではないので、来客はかなり少ない。
今日も今日とてのんびり新聞を読んでいたら 「ごめんください」と入ってきた人が居る。
愛想良く大きな声で挨拶するのは、まず営業と相場は決まっている。 今日来た人も営業マンだった。住宅地図を扱っているという。
「社長さんはいらっしゃいますでしょうか」 こんな小さくて汚い店に入ってきて「社長」もないものだと思うが 世間一般では、経営者のことを「社長」と呼ぶらしい。 (飲み屋さんのことは知らないので、割愛致します)
「仕事に出ています」と言ったら 「奥様でいらっしゃいますね?」 いや、経営者は父だから奥様と言うより娘かな、と思いつつ 返事をためらっていると、営業マン、断定的に 「お母様でしたか!」
おかーさま!!! 社長のか?!私が?! それって、それって、一体何歳に見えてるわけ?!
くじらんショーック!!
老け顔だって事は、よ〜〜〜っく!! 知ってます。
でもなぁ。長男だって高校卒業したばっかりだぞ。 いくらなんでも「おかーさま」はないだろう、「おかーさま」は!! 若い子たちがどんどん精力的に仕事をして、 ぐんぐん出世し、店長と呼ばれる様になっている、 そんな業界ならまだしも。 いかにも古そう〜〜〜な汚い店舗の設備屋に 20代の若い社長がいそうかどうか、ちょっと考えたらどうよ? それとも40代働き盛りの、そのまた母親に見えたってか? そりゃ一体、いくつだよ?!
腹だたしいったら!
「お母様でしたか!」「いいえ、娘です」 言ってやったよ、このヤロウ!!
いつか、市会議員候補者が挨拶に来て、父に頭を下げ 続けて「奥様ですね、どうぞよろしく」と言った時以来のショック。 もちろん、その候補者には投票しませんでしたよ(笑)
ああもう、ただでさえ同窓会に参加して みんなが若いのに私一人がシワっぽくてがっかりしていたのに 駄目押しだもんなぁ!
その地図は絶対買いませんよ。 ええ、買いませんとも!!
|
|
2002年03月25日(月)
|
|