「俺に会えなくて寂しかっただろ?」

私のサイト、特に別館を目当てに遊びに来てくれるお友達なら
もれなくご存じの、某炎さまの台詞だ。
それも、恋愛度MAX、最終段階の台詞。
続けて「…実は俺もさ」と低く言われて
年甲斐もなくドキッとしたのが、すべての始まりだった。
なんだか、我が堕落人生(笑)の根元
すべてこの台詞に凝縮されているような気がする(苦笑)

その、とんでもなくクサすぎる台詞、
現実に言うヤツがいたら殴り倒してやる、と
かーなーりー本気で思っていた。


んが、しかし。

休み明けの今日、まんまな台詞を言われてしまった(笑)
あんまり聞き慣れた台詞なので、耳を素通りしてしまって
何の感慨もなく元気いっぱい「うん、寂しかった!」と答えたのだが
数歩通り過ぎたところで、はた、と立ち止まる。
もしや今の台詞は、オスカーそのまま?!
だいいち、前にもこういう会話をしたこと、あるぞ!!
(もちろん「実は俺もさ」はついてないよ。念のため。)

びっくりした。
日常の会話で出る言葉だとは、夢にも思ってなかったのに
何のことはない、こんなに普通に使っていたとは!

この会話の相手(上司)とは
他のみんなと「おはよう」と言うのとおなじレベルで
「寂しかったよ」「一緒に行こうか」などと挨拶(笑)している
ため
すっかり当たり前の会話になってしまっているのだ。
いつからこんな挨拶をするようになったのか記憶にないのだが
つらつら考えるに、去年後半辺りから以前にもまして
この手のお遊びが激しくなっているような気がする。

確か、暮れに首を痛めた時、「早退させて」と頼んだら
「でも、今帰ったらもう年明けまで会えないんだぜ」と返事が来て
あなたには会えなくてもいいから医者に行かせてーー!!
(心の中で)罵倒した記憶がある。
そのときは遊び相手をする余裕がなかったわけだな。

せっかく、赤面するような「誰かさんの台詞」を聞けるのに
実に惜しいことには、

声が違う。


当たり前なんだけどね(笑)
あんないい声の人がそうそう居てたまるものか(マジよ、マジ!)
しかし、こぉんな恥ずかしいセリフもただの挨拶になっちゃうんだなぁと
中年パワーに呆れた今日でした。

そうそう、オスカーな台詞を言ってくれる上司とは、周りからは
「いちゃいちゃしてる」と思われていることが本日判明(苦笑)
ま、毎日オスカーなみの挨拶を連発してれば
そう思われても仕方ないかもしれんわな。ふっ。
2002年03月18日(月)

終わり方

先週祖母の入院先から呼び出しがあり、
今日、担当の先生に話を伺ってきた。

祖母は既に意識も殆ど無い状態で
口から物を食べることも出来ず、点滴と流動食に頼って
なんとか永らえている。
今後、状態が悪くなった時に「どこまで治療するか」を
決めておいてください、という話だった。

つまり、彼女の場合
治療をして「状態が好転する」事は望めない。
来るべき時を「先へ延ばす」しか、もう出来ない。
どこまで「延ばすか」を決めろ、と。

結論が出ないまま、家族と相談して返事をするので
「緊急の場合は、今までお願いしたとおりに」と
頼んできた。

実は、祖父もこのところ急激に衰えている。
病状が、というよりむしろ
「生命力」あるいは「気力」が衰えている様な感じだ。
脳梗塞の後であり、半身は動かなくなってしまったものの
どんどん悪くなるような病気は、今の所、ないのだが。

祖父の入院・転院、祖母の医者からの呼び出し。
人の、終わり方について、考えさせられる一週間だった。

暫く、ゆっくり考えてみよう。

病院への道すがら、車中で主人と
「ガンの告知」について話していたのだが
自分の終わり方を考えることも・必要なのかもしれない。

これからの人生を
より「無駄なく隅々まで楽しむ」ために!
2002年03月17日(日)

アジアの映画

アジア・フィルム・フェスティバル
というのに行ってきました。

これは少し前に東京などでやっていたみたいね。
詳しく知らないのだけれど、韓国やインド、ウズペキスタンなど
普段あまり見られない国の映画を日替わりで上映してました。
(韓国はやインドの作品はレンタルしてるけど。)
今日、最終日はモンゴル映画だったのよvv

「天の馬」という
モンゴルらしいタイトルと内容の映画でした。
草原を疾駆する馬の群を見ただけで、鳥肌が立ちました。
おじいちゃんと男の子が素晴らしかったなぁ!

いや、恥ずかしながら泣けてしまいました。
いいなぁ、モンゴルの馬!

今日久しぶりに会った友人が
「あ!海乃さんだ!モンゴルだからですね?!」って。
そうなんです、モンゴルだからです(苦笑)

やっぱり、子供にお金がかかる時期を過ぎたら
旅行に行きたいなぁ。
それを目標に一生懸命働きましょう!
2002年03月16日(土)

花のもとにて / しっぽ

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