首 経過報告

首が回らなくなった。
借金取りに追われて、じゃなくて、身体的に。
医者通いをしています、死にそうです、と書いた、その後の経過報告。

「明日も痛かったら注射して貰ってきなさい」と
いつも面倒を見て貰っているすぐ近所の接骨院で言われ
今朝、痛みが引いてなかったのでしかたなく行ってきました。
「ペインクリニック」というところ。

まずあちこち押して「ここ痛いですか?こっちは?」
いや、痛いんだけどね。
いつもそのくらいは痛いの。特に飛び上がるほどでは。
「でもこっちと比べて凄く腫れてるんだよね。痛くないの?」
「痛いことは痛いですけど…」
「でしょ?痛いはずだよ。」
…筈って言われてもぉ〜(苦笑)
そのくらい痛いのはいつものことなので特に申告する必要はないかと思ったの。
でも既に「痛い」と訴えて然るべき状態だったらしい。

治療の前に原因を究明すべくレントゲンを撮る。
なんとまぁ!面白いことが判明。
いやいや、「脳味噌が空っぽだった」とか「イルカよりシワがあった」とかじゃなくて。
そりゃそうか。MRI撮った訳じゃないから脳味噌まで映らないわな。

普通、首の骨(頸椎)は「生理的湾曲」と言って
心持ち前方に向かって曲がっているのだそうな。
曲がる、というか、ふくらむように湾曲している。
それが私の場合、「まっすぐ」どころかむしろ逆に湾曲している。
つまり背中側に湾曲しているんだな、これが。
神経の通るべき隙間は、全て綺麗に出ているので
どこかの形が悪くて神経を圧迫している様な所は見られない、と。
つまり「異常」はないのだそうだ。
でも、湾曲が反対向きだと肩が凝りやすいのだそう。
で、これは生まれつきのモノで、治すことはできないので
肩凝り体操などしつつ、キープするより他ないらしい。

で、結局一番曲がっていると思われる第六頸椎あたりが
最もストレスが高くて、その近辺とそこから出ている神経系統が
今回痛んでいる、と言うことらしい。

その治療としては
首の斜め横から第六頸椎に向かって
ブスッと!!注射をする
、ということになった。

しましたよ。首に。2本もね。
結構恐いよね。

凄いのは、「ちくっとしますよ〜薬入りますよ〜」と言うそばから
きぅぅぅぅ〜〜っと痛い場所に響く
ところ!
「今どこかに響いた?」
「肩胛骨です!!」
ッてな具合で、首に注射してるのに背中や肩に直撃!!な気分。
そのあとは歯医者で麻酔した時みたいに顎から背中まで痺れてる。
左手もぐったりと重い。

その後痛みは日記を書ける程度に薄らいでるわけです。
あしたどうなるかまだわからないけどね。

というわけで、とっても珍しくて面白い経験をしたので
これはぜひぜひ書いて置かなくちゃ、と(笑)
引き続き面白いことになったらご報告しまっせ。よろしう。
2001年12月21日(金)

ううう…

久しぶりにやっちまいました。
首に持病を抱えてて、時々骨がずれるんですが
だいたい「ちょっと危ないぞ」というところで
早めにかかりつけの医者に行って治して貰ってた。

ところが、今日はどうやらいけません。
仕事中に忙しい真っ最中、機械がトラブって
あわてて重たい物を持ったら『グキ』と厭な音が。

午後医者に行って、ずれた所戻して貰ったんだけど
今、痛くて首うごきません。
普段は戻して貰うだけで大丈夫だったんだけどなぁ。

寝ても起きても痛くて「涙がでちゃう。女の子だもん」、
と言ってなんのことかわかるあなたはかなり上の年代と見た。

って、冗談言ってる場合じゃありません。
本当に痛いのよ。
ちょっと今日明日あたり失礼します。
しょっちゅうこんな事言っててごめんなさい。
殺しても死なないような性格してる割に
体の方はけっこうでりけーとなのよね。
おいそこ!笑うでない!
2001年12月18日(火)

忙しいぞ!(でも厭じゃない)

私の仕事は、ほぼ頭を使わない肉体労働である。
とは、何度も書いているとおり。
デスクワークが出来ない訳じゃない(と思いたい)
じっと座っているより体動かしてる方が向いてるみたい。
今の仕事場、たいそうガラが悪・・・いや、気取らない職場で
私にはぴったりだと思われる。

んがしかし。

気を使うんだわ、最近。

人それぞれタイプってあるよね。
私は家にいると一日中ごろごろなーーーんにもしないで
のらくらしていられるんだけど(駄目じゃん!)
会社に出ちゃうと、それ、出来ないんだよね。
せっかちに切り替わっちゃう。

会社にも「せっかち」なタイプと「呑気」なタイプがいて
それは当然なんだけれど。

私自身が気短かだから「次はあれして、これして」って
仕事してても先を先を考えてしまう。
私より2年先輩のパートさんも同じタイプ。あと上司の一人。

で、ほかにのんびりタイプの社員と、別の上司が居るわけだ。
どのくらい違うかというと
「昼までにこの仕事を終わらせて、後片付けをしたい」
「だから早くこの仕事は済ませないと後片付けの時間が足りない」と
ピッチをあげたがるパート二人に対して
社員二人は結構呑気に手を休めてお喋りしちゃったりして
「昼までにこの仕事が間に合えば、後片付けは午後でいいや」と
ゆっくりのんびり仕事をするわけだ。
後片付けをしないなら、のんびりやっても間に合うんだよね。

10時半にスタートするこの仕事の場合に限って言うと
後片付けに約30分かかるんだから
同じ仕事を1時間でやろうとする私たちと
1時間半かけてやればいいと思っている人たちと
もちろん全然スピードは違うわけだな。
ただ、私たちは早く仕事したいからさっさとしているだけで、
それは私たちの勝手なのだから、別にゆっくりしてる人を
非難するつもりはないのね。性格だから仕方ないのよ。
「そんなに慌てなくても大丈夫だよ、間に合うから」
その社員には言われるんだけど、ゆっくり仕事をすることが出来ないだけなのよ。
それだけなの。だからやらせて。

たださぁ。
仕事の途中で「ああ、これをしたい、今この間にあれをしたい」と
思うことがかなりたくさんある訳よ。
それを「しないで我慢する」か「してしまう」か
判断が大変むずかしい。とってもむずかしい。
気付いてくれないのんびりタイプの二人は、社員で、上司なのね。
で、決して悪気があって「しない」んじゃなくて、気付かないの。
それをパートのおばちゃんが横から手を出すのは
どうも、あとあとよろしくないわけだ。
たまに、あんまりあからさまに手を出してて
不機嫌にしてしまう
こともあるんだわ。
だから手を出すタイミングとか回数とか、すごく気を使う!!

凄く気を使っている、ということに、今日改めて気付いちゃった。
なぜなら、今朝は人手が足りないところへ持ってきて
ご丁寧にひとり遅刻してきたりして
開始30分がむちゃくちゃ忙しかったのね。
もう、問答無用で、通常なら他の担当の人がする仕事まで
かけずり回ってなんとか間に合わせるわけだ。
誰が「する」とか「しない」とか言ってる暇も考えてる暇もない。
なーんも考えずに動けることがどれほど気が楽か
しみじみ分かってしまった今朝だったの。

はぁぁ。
比較するものがなければ気付かないことも
世の中にはたくさんあるのにね。


2001年12月17日(月)

花のもとにて / しっぽ

My追加