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2025年08月07日(木)
先日、プロ野球で大きな改革が決まった。 2027年シーズンからセリーグでもDH制が導入、 投手が打席に立つシーズンが来年までということになった。
DH制(指名打者制)は、投手に代わって守備に就かない選手が打席に立つ制度。 観客動員数が伸び悩んでいたメジャーリーグのアリーグが1973年に導入し、 日本でも1975年にパリーグで採用された。 しかし、セリーグは「9人野球の伝統」を重んじてきた歴史があり、 これまで導入することはなかった。 2022年からメジャーリーグが全面的に導入し、日本国内のアマチュア界でも 東京六大学などが来春から実施することで全日本大学野球連盟の全27連盟で採用され、 日本高校野球連盟でも来年からの採用を決定していた。
NPBの公式HPからの発表はこちら。 https://npb.jp/news/detail/20250804_06.html
これまで頑なにDH制度導入を拒んて来たセリーグだったが、 その間に大学野球、高校野球とDH制の導入を決定し、世界中でDH制を導入していないのが セリーグだけになってしまったので、ようやく重い腰を上げたというわけだろうか? これでセリーグも世界基準に達したと言っていいだろう。 だけど、導入するのは2027年シーズンからなので、来シーズンまでは 投手が打席に立つ9人野球が継続される。 打撃の良い投手もいるが、以前に比べると減った気がする。 まぁ、投手が打席で自打球を当てたり、走塁でどこか痛めてそのまま降板… という事もあるので、DH制は個人的には賛成かな。 日本シリーズや交流戦、オールスターなど不公平もなくなるし。 だけど、高校野球でエースで4番がいなくなるのは寂しいかな。 そんな時代Jないのかもしれないが。 とりあえず、再来年シーズン、セリーグ各球団がDHに誰を起用するのか、それも注目したいね。
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