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2023年07月12日(水)
大阪万博まであと1年と9ヶ月。 ところが現在、アメリカ館など海外パビリオン(50カ国)の 建設申請が未だゼロらしい。これは何が原因か? 要は国内建設会社の建設費と万博出展国の建設予算が合わないからだとか。 何しろ今、日本は円安で資材が高騰、おまけに人手不足で人件費も高騰。 先方の予算で建設したら、たちまち大赤字になってしまう。 建設会社は万博で一儲けしてやろうと考えていたが、完全に裏目に出てしまった。 さてさて、大阪府の吉村知事はどうする? 現状の対応は以下の様な感じらしい。
万博協会は参加国・地域向けの説明会をオンライン開催し、 協会が代わりにパビリオンを建設することを提案。 外観のデザイン案は簡素なものを複数示し、建設業者は責任を持って確保するとした。 建設費は参加国側に負担を求める方向。(読売新聞オンライン)
つまりは、 ・万博協会が出展国と建設会社の間に入りパビリオン建設を仕切る形。 ・建設予算が合わないため、万博協会は出展国に外観のデザインの 変更&縮小を求める。 ・建設費用は出展国持ち。
とりあえず良かったことは建設費の一部を日本が肩代わりするという バカげてる報道もあったから少し心配していた。 だけど、出展国が「OK、分かった」と素直に言うのかな? 万博出展は国の威信を賭けたものだから、規模縮小はダメだと言い出すかもしれない。 結果、建設費の足りない分を日本が肩代わり?そして、その財源は税金? そうならないことを願うが、万博協会の交渉力ってどうなんだろう? 交渉をしているうちにますます時間がなくなり、急ぎの仕事になってしまい 結局、工事費が高騰するなんてこと…起こりそうだ。
それにしても今さら万博って客は入るのかな? 大阪万博の入場料は大人7500円だとか。 7500円払うくらいならUSJに行くって意見も散見する。 それを象徴するように先日、関西経済連合会は企業17社に対し、 1社当たり15万枚〜20万枚の前売り券の購入を要請する方針を固めた。
はっきり言って万博って「昭和の遺物」じゃないの? インターネットが存在せず、海外旅行が難しい昭和だったからこそ 成立したビジネススキームだと思う。 自分が子供の頃、1970年に日本初の万博でもある大阪万博が開催された。 当時、小学1年生だったが、あの光景は未だに鮮明に覚えている。 父親の運転する車で名古屋にいる親せきの家で1泊してから大阪に向かった。 最初に入ったパビリオンはエチオピア館。 そこで生まれて初めて黒人を見て、一緒に写真を撮ってもらい 生まれて初めてエチオピア産のコーヒーを飲んだ。 月の石が展示されているアメリカ館はあまりにも混んでいたので断念した。 だけど、ものすごく並んだが太陽の塔に入る時のドキドキ感、そして感動。 ほとんどのことを覚えているが、あの時代だったから見るものすべてに感動した。 だけど今の時代、ネットがあれば簡単にどこの世界でも覗ける。 今の時代に万国博覧会は本当に必要な物なんだろうか? 万博って、もうネットの普及で役目を終えたんじゃないのかな…。
今回の大阪万博の場所は夢洲という埋立地で万博後はIRカジノが来る予定。 なので万博までに地下鉄を通すらしいが、約6ヶ月の万博期間が終わってから、 IRが開業するまでには5年間もある。 夢洲は住民が住んでいないし、会社もないただの無人島のような場所。 なので5年間は地下鉄利用者がほとんどゼロになるという。 自治体の連中どもは未だに箱物利権の亡霊に取り憑かれてるだけのような気がする。 もっと地道なことに税金を使ってほしい。
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