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2022年12月28日(水)
突然、来年4月から自転車に乗る時のヘルメット着用が努力義務となった。 まぁ、努力義務なので違反しても罰則はないというが。 それにしても、何とも唐突な法律が施行されることになる。 自転車に乗る時、ヘルメット着用は面倒に思うが、ロードバイク愛好者は ヘルメットはむしろ当たり前で、サイクルジャージにヘルメットとサングラスが 愛好者の正統派スタイルともいえる。 さらに、幼児のヘルメット着用もスタンダードになっていて、 3人乗り自転車に乗せる子供にはほとんどの親がヘルメットを着用させている。 この2つの層は当たり前になっているヘルメットだが、 いったい誰が努力義務化を仕掛けたのか? 誰でもまず思い浮かぶのはヘルメットメーカーしかない。 かつて車の発煙筒と三角表示板の標準装備もメーカーが仕掛けたものだった。 で、自転車のヘルメットメーカーで思い浮かぶのはOGKカブトだ。 バイクヘルメットはショーエーやアライの後塵を拝するも、 自転車系ヘルメットはOGKの独断場だ。 オリンピックの自転車のスプリント競技で日本選手が被っていたヘルメットには OGKカブトのロゴが光っていたし、ロードレースでもOGKカブトが君臨している。
田舎の小中学校では通学自転車のヘルメットを義務化しているケースがあるが、 OGKはカッコいいヘルメットを作っていて、かなり普及させている。 それだけにとどまらず、自転車の後ろ載せチャイルドシートや 自転車の後かごに至るまでプラスチック成型品を得意としているメーカーだ。 カッコいいヘルメットなら、やがてファッションの一つとして 定着していく可能性がある。 あとはヘルメットが盗まれないように自転車のヘルメットホルダーの需要も 生まれてきそうだ。
ヘルメットの努力義務と同時に自転車も免許制にして、 違反者には車やバイク同等の切符を切って反則金を徴収してほしい。 車通勤になってまず最初に感じたのは、とにかく自転車の走行マナーが悪すぎること。 朝、急いでいるからなのか信号無視や逆走なんて当然のようにやりやがる。 特に前後に子供を乗せた3人乗り自転車が一番ヒドイ。 子供を載せているのに限界ギリギリで攻める走りをするから 追い抜く時とか怖い思いをしてしまう。 免許制にして、そうゆう輩を一斉に淘汰してほしいと真剣に思っている。
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