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2022年11月21日(月)
昨日の試合で今シーズンも終了。 これで残すは来年のラストシーズンだけになった。 思えば1990年、26歳の時に草野球チームを作って33年間、走り続けてきた。 そして、昨日の試合で今シーズンの首位打者が決定した。 2010年にリーグの首位打者を獲得したことはあるが、 リーグ戦10試合の他に練習試合9試合を含めたチーム年間の首位打者は 獲ることができず打率はチーム3位だった。 なのでチームの首位打者は33年目にして初受賞。 さらに首位打者だけでなく通算10度目の最高出塁率も決定した。
出塁率は2位のオカムラが欠場したため、3タコしない限りは確定だったが 最高出塁率より過去32年間で1度も獲ったことのない首位打者しか眼中なかった。 前試合までの打率は26打数8安打で.308。 2位のイトー君が36打数11安打で.306と僅か.002差しかない状況。 実質、2人の争いだったが、それとは別に年間.305以上という規定表彰数があった。 いくら打率1位になっても.305以下ならば表彰対象から外れてしまう。 計算すると最後の試合1打数0安打でも規定表彰の.305以下となってしまうので 絶対にヒット1本は打たなければならなかった。 誰にも気づかれてはいないが何気に相当、緊張していたのは事実。 しかし腰、両足のふくらはぎ、左足首、右肘とサポーター完全装着状態で かなり身体的にはキツイ状態だった。 やはり2週連戦だと身体が回復してくれない。 幸い、腰の具合はそれほど悪くなかったのでバットは思い切り振れる状態だが とにかく左アキレス腱とふくらはぎは痛くて仕方なかった。 なので、まともに走れるかは微妙だったが、不思議と試合が始まると 痛みが治まっている感じがした。
1打席目、カウント3ボール1ストライクから冷静に四球を選べた。 四球なので打率が下がることはない。 そして、この四球により3年振り10度目の最高出塁率のタイトルが確定した。 次打者のヒデオも四球で歩いたので必然的に二塁へ進む。 この時、ヒデオは14盗塁していたので盗塁王の規定表彰数15盗塁にあと1ヶ必要。 なので自分がヒデオをアシストするしかないと思い、初球に三盗を敢行した。 当然、一塁ランナーのヒデオも走り見事にダブルスチール成功。 これでヒデオの盗塁王が確定したが、走った時、左ふくらはぎに変な違和感があった。 2打席目、試合展開から最後の打席になると考え、完全にヒット狙いで入ったが ピッチャー、1球もストライク入らずストレートの四球。 まぁ、打率は下がらないし、イトー君は3タコしていたので この四球で首位打者確定だろうと心の中で喜んだ。 ところが5点差を追いかける最終回、5番からの打順だったので 12番打者の自分にはまわってこないと思っていたが、まさかの四球連発により 無死満塁で3打席目がまわってきた。 ここで凡退すれば1打数0安打なので規定表彰数以下に落ちる。 なので絶対にヒットが必要。 2打席目の四球出塁でほぼ確定と思い少し緊張の糸は切れていたが 同点、逆転の可能性もある場面なので再びスイッチを入れた。 ボール先行だったが際どいコースは積極的に振っていった。 結果2度のファールもあり3ボール2ストライクとなったが 最終的には大きく外れてこの試合3度目の四球。 その結果、打率は前試合から変わることなく悲願の首位打者完全確定となった。
本来なら最終戦1本でもヒットを打って首位打者を獲りたかったが 3打席連続四球も自分らしいのかもね。 過去最も低い打率での首位打者ではあるが、規定表彰数はちゃんと超えたので 誰にも文句は言わせない。 今季チーム唯一の3割打者だしね。 おまけに最高出塁率と合わせて二冠だし、打点だって規定表彰数には 2点足りなかったがチームでトップタイだし、盗塁もチーム3位タイ。 よくもまぁ、こんな満身創痍なのに1年間やってこれたな…と感心する。 だけど今季初めにチーム解散を決めた時、もう1度くらい何かタイトルを 狙えたらいいな…と思っていたけど、まさかラス前シーズンに二冠獲得、 しかも59歳5ヶ月、もちろんチーム最年長タイトルホルダーの新記録付き。 苦節33年、頑張ってきて良かった。これで思い残すことはない? いやいや来年、最期のシーズンも満身創痍ながら頑張るよ。 34年間の集大成だしね。
ちなみに今日は左アキレス腱&左ふくらはぎが異常に痛くて 亀より遅いんじゃないかってくらいの歩みしかできない状態。 試合から帰ってから急に痛み出した。 試合中はアドレナリン放出そして緊張感もあったので痛みを忘れていたが やはり身体はもう無理が効かない状態のようだ。 とりあえずあと1年、騙し騙しやっていくしかないのかも。
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