北京冬季五輪が終わったのをいいことに､先週の木曜日に
ロシアがウクライナへの侵攻を開始した｡
すでにウクライナの一般人にも多くの犠牲者が出ている｡
これから本格的な戦争へと発展していくのだろうか？
ロシアの軍事侵攻は2014年３月に南部クリミアを併合して以来｡
NATOに加盟しようとしているウクライナの親欧米政権の崩壊を狙っているとみられ､
国際法に明確に違反する行為である｡
国連憲章で謳われた主権と領土の尊重や紛争の平和的解決を根底から覆し､
第二次世界大戦後の国際秩序を乱すものだ｡

仮にウクライナがNATOに加盟したら､ロシアのすぐ隣にあるウクライナに
米軍､英軍､仏軍､独軍などの軍事基地が建設されることは明らか｡
首都モスクワも射程範囲に入るのでロシアは絶対に阻止したい｡
というか「世界の穀物倉庫」とも呼ばれ､常に小麦が豊作なウクライナを
ロシアの一部にしたいこともあるんだろうな｡
ウクライナが攻撃されたことで､パンや麺類など小麦が原料の食材は
当然､価格がはね上がるだろうし､同時に原油価格も高騰､
ガソリン価格も一段と上昇して１リッター200円時代が来る恐れもある｡

今年のUEFAチャンピオンズリーグの決勝は５月にロシアで開催予定だったが､
欧州サッカー連盟は開催権をロシアからはく奪するらしい｡
スキーのジャンプ競技やF1ロシアGPも中止になる模様｡
また国際オリンピック委員会IOCは､国連が北京五輪・パラリンピックに合わせて
昨年12月に「五輪休戦決議」を採択していた中での侵攻に対し､
ロシア政府による違反を強く非難した｡
冬季五輪は終わったが､これから冬季パラリンピックが開催されるというのに
隣国に軍事侵攻するなんて言語道断だ｡
ウクライナやロシアの選手たちはどんな気持ちで参加しなくてはならないのか…｡

それにしてもロシアで20年以上も政権を握っているプーチン大統領､
近くにはイエスマンしか置かないのか､暴挙には目に余るものがある｡
プーチン大統領もそうだが､ロシアという国も一体何なんだろうか？
先の北京オリンピックでもドーピング問題で物議を醸しているし､
そもそもROCという団体で出場できること自体がおかしなことだ｡
これを機にIOCもロシアの参加を暫く凍結すべきなんじゃないのかね｡

現段階でウクライナは孤立無援状態｡
ウクライナはEU加盟国でもNATO加盟国でもないし､欧米の同盟国でもない｡
なので他国がロシアに対して軍事応戦することはできない｡
今､できるのは欧米諸国による経済制裁で日本も同調しているが､
はたしてどれほどの効果があるのか？
しかし欧米諸国の軍がウクライナに入って応戦すれば､それこそ泥沼化する｡
今の戦争は核のボタン一つで何もかもが終わってしまう可能性もある｡
第三次世界大戦の始まりは人類の終わりの始まりにもなりそうなので
欧米諸国も過激なことはできない｡
この先､どのような結末になるのか…｡
だけど､世界中がまだコロナで疲弊している中での軍事侵攻は
絶対に許されるべきではない｡

昨年秋の緊急事態宣言解除後はサラリーマンの来客が増えたので
客単価も上がり､11月､12月はコロナ禍にしてはそれなりに忙しく
売り上げも前年に比べれば良かった｡
しかし､まん延防止等重点措置の規制が出てから､
サラリーマンの来店が極端に減った｡
再び会社からの飲み会禁止条例が発令されているのだろう｡
来店するのは女性２人組がほとんどだ｡
なんだかんだ女子達は強い､このコロナ禍でつくづくそう思った｡
今日も店内を見渡せば女性客だらけ｡
コロナなんて関係ない､オミクロンなんてただの風邪…と
言わんばかりに来店してくれた｡
しかし客単価は低いけどね｡
逆に客単価の高いスーツ姿の男性は全くと言っていいほど見かけなくなった｡

女性は強い生き物である｡
そもそも所詮､我々男性も女性から産まれてくるワケだしね｡
染色体も最初は女性しかないワケだし､なので敵うはずないのだ｡
男性は女性には勝てない｡
そうDNAに刻まれているのかもしれない｡

そして我々､飲食店はコロナには勝てないのか？
だいたい何としてコロナを終わらせたくない政府と医師会が
「コロナは政治」「コロナはビジネス」と考えているのでは？と疑ってしまう｡
本当は殆どの政治家だって医者だって､オミクロンは大したことないのは
分かっているはずだよね｡でも､もう今さら後には引けないんだよね｡
選挙で票を入れてくれる高齢者の命を守るためにも､
より強い措置をしなきゃならない状況への無限ループ状態｡
岸田内閣も医師会も「オミクロンは風邪と同じでした」と言えなくなったんだろう｡
それに付き合わされて振り回されて２年間も自由を奪われている子供や若者｡
もちろん我々､飲食店も…｡

大したことないと解っているけど濃厚接触者で周りに迷惑をかけることが
心配だと外出や外食を控えている今回のオミクロン祭｡
あとどのくらい我慢すればいいんだ？
３月６日まで延長されたけど､それで終わり？それとも今月いっぱい？
でも､また第７波とかステルスオミクロン株とかメディアが煽り立てて
結局は同じことの繰り返しなのかもね｡
「コロナは政治」「コロナはビジネス」
そう考えている連中が多すぎるのは問題だ｡
ほんと､いったいいつ終わるのかね｡
困ったもんだな｡

今日は2022年２月22日｡
毎年２月22日は「にゃんにゃんにゃん」で猫の日だとか｡
特に今年2022年は２が６ヶも揃う珍しい日｡
この前､これだけ２が揃ったのは1222年２月22日で800年も前だ｡
800年前は承久４年…って､何があった年だ？
鎌倉時代だと思うけど､このあたりの歴史､さっぱり分からん｡
そして次に２が多く揃うのは今から200年後の2222年２月22日と７ヶの２が並ぶ｡
宇宙戦艦ヤマトがイスカンダルへ旅立ったのが2199年なので
それからさらに23年後かよ｡
まぁ､その頃に地球は…というか人類は滅んでいると思うけどね｡
とりあえず今日は２が揃う珍しい日だった｡

昨日で北京冬季五輪が閉幕｡
ラストのカーリングは残念ながら銀メダルだったが､
それでも世界２位の銀メダルなので胸を張って日本に帰ってきてほしい｡
最終的に日本のメダル獲得数は金３銀６銅９の計18個と
冬季五輪では過去最多となるメダルを獲得した｡
昨年の東京オリンピックしかり日本の強化策が実っている証だろう｡
一方でドーピング問題や不可解な判定など問題の多いオリンピックでもあった｡
ドーピングで陽性反応を受けた選手を出場させたことによって､
フィギュアの団体での表彰式が五輪中にできなかったのは残念｡
自分は元からドーピング問題で参加資格を失っているロシアは
ドーピングをしていないクリーンな選手が個人として
ROCを名乗り参加はいいと思うが､ROCとして団体競技に出るのは反対だ｡
団体ならROCでもロシアでも同じことだと感じる｡
仮に参加したとしてもメダルの対象外というか､順位の対象外にしても
構わないと思うし､ドーピング問題にはそれくらい厳しくしないと
真面目にやっている他の国に対しても失礼だと思う｡

あとジャンプ混合団体のスーツの問題もあやふやなままだったな｡
スノーボードの平野選手の２本目の採点も疑問が残ったし｡
大会中に様々な問題が起きるようなら開催する意味がなくなる｡
選手にとっては４年に１度の大切な大会なんだから｡

まぁ､なんだかんだ言っても､開会式も閉会式も全部観てしまった｡
コロナ禍ということもありシンプルなのは良かった｡
東京オリンピックの開会式が酷かったからね｡
今後､オリンピックの開会式や閉会式はコロナ禍が終わっても
これくらいシンプルなものがスタンダードになっていくのかもしれないね｡
とにかく17日間､数々の感動と興奮を味合わせてもらった｡
次は2024年のパリ五輪か｡
ん､2024年ってあと２年後か…｡アッという間だな｡

冬季五輪の中でザイオンス効果が一番高い競技と言えば､
カーリングをおいて他ならない｡
ザイオンス効果とは同じ人に接する機会が多ければ多いほど､
その人に対して好印象を持つ､という心理学用語だ｡
カーリングにザイオンス効果がある理由はいくつかあるが､
まず､競技時間が最長で第１エンドから第10エンドまであるので
２時間ほどかかることが挙げられる｡
スキー競技､スノーボード競技､スケート競技などは採点競技でも長くても
フィギュアスケートのフリー演技が４分｡
その他の競技は３分もかからずに終わってしまうので､カーリングは長丁場な分､
視聴者との接点時間が圧倒的に多いために選手の顔と名前も覚えやすい｡
それだけでも親近感が湧いてくる｡
次に競技中のカメラワークだ｡
ストーンを投げる時もゆっくりしているので､選手のアップの表情を抜きやすい｡
眼光鋭く目標に投げる時の表情がいい｡
ストーンを投げ終わった後の表情も失敗か成功かが読み取れる｡
スキーやスノーボードはヘルメットやゴーグルをしているため
誰が誰だか分からないし表情も読み取れない｡
スピードスケートもサングラスをかけていることが多い｡
フィギュアスケートは演技を見せるため全身を写すのでアップは少ない｡
さらに加えてカーリングの選手で競技に出ているのは４人しかいないし
投げる順番も決まっているので､１ゲーム見ただけで顔と名前を覚えられる｡
そしてブスが少ないので見ごたえもある｡
日本代表のロコ・ソラーレは悲壮感がなく常に笑顔なのがいい｡
というか全体的にカワイイ｡
なので今回の北京冬季五輪､カーリングを何度も観ていた｡
今日の準決勝も､ものすごく見応えがありナイスゲームだった｡

前回の平昌オリンピックでは銅メダルを獲得して､一躍カー娘人気に火が付いた｡
今回の北京ではリーグ戦の最終戦で負けたので決勝トーナメント進出は
厳しくなったが､他国のおかげでなんとか４位で決勝トーナメント進出｡
そして今日､前日に対戦して負けた世界ランク１位のスイスに大金星を挙げ
平昌の銅以上となる銀メダル以上が確定した｡
明後日はイギリスとの決勝戦｡
４年前は３位決定戦で対戦して勝利した相手｡
今日のような試合をすれば金メダルも十分にある｡
そうなればロコ・ソラーレ人気が再燃することは間違いないと思っている｡
あと１試合､ガンバレ日本！ガンバレ ロコ・ソラーレ！

ここ２日間､まん延防止の規制が忘れられたかのように忙しかったが､
一転して今日は超絶ヒマだった｡
あまりにもヒマだったので20時のオーダーストップ時には店を閉めた｡
コロナ禍は本当に来客の予想がつかない｡
本来なら月末だの週松だの曜日とか天候とか気温である程度の予想がつくのだが
今はこれらの条件なんて一切､関係ない｡
いつ忙しくて､いつヒマなのかなんて全く分からない｡
コロナが流行ってもう２年もこんな状態だ｡

昨日は久々の満席状態､今日はいきなり開店直後に来客が続く｡
相変わらず東京の新規感染者数は15000人を超えているけど
なんか最近､まん延防止の規制に慣れてきたのかな？
ただ､昨日も今日も来店するのはアベックか女性２人組ばかり｡
スーツを着たサラリーマンの姿は全くない｡
サラリーマンだとアルコールを飲んでくれるから客単価が上がる｡
しかしアベックや女性２人組は飲まない人が多いし､
飲んでも最初の１杯だけでお代わりはなし｡
なので忙しい割には客単価が上がらない｡
まぁ､こんな状況下でも来てくれるだけでもありがたいけど｡
客単価の高い銀座のサラリーマン達は規制中は会社から
飲み会禁止条例が出ているので来店は見込めないしね｡
さて明日､明後日の来客はどうだろう？

そういえば３月中旬にワクチン３回目接種の予約が無事に取れた｡
今回も１回目､２回目同様にファイザー｡
そして今回も副反応のことを考えて土曜日に接種｡
だけど家から一番近くの場所は３回目接種会場から除外されたので
門前仲町の近くまで行かなくてはならない｡
それがちょっとだけめんどくさいな｡

以前に書いたように飲食業界では２月はヒマな時期｡
まして今は まん延防止が延長されたばかり｡
しかし､今日はなぜか来客が相次いで満席状態となった｡
まぁ､満席と言っても通常よりテーブルを半分に減らして営業しているので
コロナ前の５割の来客だが､ここ最近はずっとヒマだったので
いきなり満席になり慌ててしまった｡
予約もなく､空き確認の電話もなく､何の予告もなしに来客が相次いで
満席になることって２ヶ月に１度くらい､あるんだよね｡
まったく予期していないで油断している時､偶然が重なり満席になる｡
なんだか不思議な現象なんだけど､タイミングなんだろうね｡
とにかく今日は２月に入って１番疲れた｡
そして無くなってしまった食材も多いので明日は仕入れに行かなくては｡

今回の雪予報も予報よりも少ない雪だった｡
東京の西側はそれなりに降ったのかもしれないが､東京湾に近いうちの方は
ほとんど降っていなかったと言ってもいいくらいの雪だった｡
朝､起きた時には雪の形跡など全くなかった｡
前日の天気予報やニュースではかなり煽っていたけど､それも仕方ないのかね｡
実際に予報通りの大雪になったら､東京なんて完全にマヒするし｡
それでも､ここ最近の煽り方は異常に感じてしまう｡
今後も同じように煽って､実際はショボかったら降る降る詐欺と言われそう｡

10日の雪予報は思ったよりも酷くなくて良かった｡
だけど､あれだけ天気予報で煽っていたので店は臨時休業にした｡
まぁ､ずっと雨も降っていたし人出はなかっただろうしね｡
なので現在４連休中｡
そして今日の夜遅くから明日の朝まで再び雪予報｡
それもまた警報級と煽られている｡
はたして､どれくらい降るのか？
それにしても今年は雪が多い冬だな｡