今日､店の営業時間前に東京都から「徹底点検TOKYOサポート」プロジェクトが
店内の視察にやってきた｡
この「徹底点検TOKYOサポート」プロジェクトとは､東京都が
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止と経済社会活動との両立を図るため､
これまでの飲食店等に対する感染防止ガイドラインの取組を更に発展させ､
都内飲食店等に対する点検・サポートの取組を重点措置の開始にあわせて
実施しているらしい｡
特に重要な５つの対策分野（手指消毒・マスク・間隔確保・換気・
コロナ対策リーダー）について､具体的で分かりやすい20の
チェックポイントを設定し､点検済みの店舗には
「感染防止徹底点検済証」を後日交付するという｡

まずチェックされたのは消毒液が目立つ場所に置いてあるか､換気は十分か､
座席の間隔は適正か､二酸化炭素濃度測定器の有無､マスク会食を推奨しているか等｡
うちの店は１階の入口と地下に降りたところに消毒液を設置している｡
また調味料の置いてある各テーブルにも100均で買った
小さなスプレーボトルに消毒液を入れて置いてある｡
座席に関しては鉄板テーブルのためアクリル板は危険なので設置できない｡
もともと感染防止対策のアクリル板や天井から吊るしてあるビニールシートは
消防法に抵触するケースも出ているため､あまり推奨できないらしい｡
なので隣との距離を取るようにしていて使えるテーブルは一つ飛ばし｡
必ず鉄板部分に蓋をして使えないテーブルを間に入れている｡

レジの横には楽天で購入した二酸化濃度測定器も設置済み｡
マスク会食に関してもテーブルに東京都のホームページから
ダウンロードした「食事以外はマスク着用」をお願いする小さなチラシを
さりげなく貼ってお客さんにアピールしている｡
そして地下店舗のため一番懸念された換気に関しても当然､窓はないが
鉄板系の店なので屋上に大きな換気システムが備えら､通常の換気扇よりも
パワーがあり､もちろん排煙機能もあるので何の問題もなし｡

ものの10分程度でチェック終了｡
しっかりと感染防止対策をしている店として無事に東京都から認められた｡
さらに､優秀店舗としていろいろと店内の写真も撮られ､
感染対策の良い例として東京都のホームページに掲載するかもしれないらしい｡
とりあえず掲載OKのサインはしておいた｡

東京都には何万もの飲食店があるが､それを全部視察するとなると
どれだけの時間がかかるのだろうか？
まぁ､新宿､渋谷､銀座などの大きな繁華街が中心なんだろうけどね｡
無事にチェックが済み､後日「感染防止徹底点検済証」が送られてくるが
新たなデザインの虹のステッカーのようだ｡

大手外食チェーンが家賃交渉で圧力をかけているらしい｡
契約の途中なのに３〜４割の家賃減額要求も普通だとか｡
減額しないと出ていく｡ウチが出て行っても次に入るところもないだろうと
足元を見ている強引な交渉の仕方がまかり通っている｡
銀座では飲食店の撤退が止まらず､クラブが入っているビルでは空室が目立ってきた｡
なので､むしろ「家賃下げるから出て行かないでくれ」というケースもある｡

IT企業はイメージを大事にするので受付ロビーを必要以上に広く割いている｡
無駄な設計が少なくないが､面積を減らすケースも散見されるようになった｡
受付に２人いたところは１人に減らし､１人だったところは電話受付に変えている｡
無駄な面積と言えば社員食堂も然り｡
リモートワークで社員が出社しなければ食堂も不要になる｡
オフィスの観葉植物の契約が打ち切られた花屋は多い｡
画商には会社が所有していた絵画の買取依頼が急増している｡
社長室に飾られていた不要なものは現金化されていく｡
とにかく売り上げに直結しないものは経費の見直し対象になる｡
新型コロナは今まで無駄だったものを明確にしてしまった｡
また､日本社会の膿を浮き彫りにさせた｡
だけど､本当につまらん時代になってしまったな｡
断末魔のような現況から､新たなまともな次の時代の構築が
始まってほしいと切に願うよ｡

相変わらず今週も営業中はヒマなのに営業前が忙しい｡
なんせ今月末は決算だ｡
５月決算って珍しいけど､なぜかうちの店は５月なのだ｡
今週は税理士との打ち合わせや在庫チェックとかしなくてはならないし
節税対策用に依頼したトイレ内の換気扇交換工事とかも入っている｡
なのでホームページに先日の試合の詳細更新は遅れそうだな｡

相変わらず営業時間はヒマで開店休業状態｡
特に天気が悪いと銀座の街は駅に足早に向かう人しか歩いていない｡
なにより酒類の提供ができなくなってから本当にヒマな日が続く｡
仕方ないしガマンするしかないんだけどね｡
それよりも最近は営業時間前の方が明らかに忙しい｡
今月末は決算もあるし､なんだかんだとやることが多い｡
今月末で緊急事態宣言は解除されるのかな？
なんだか延長も検討し始めたというニュースもあったな｡
まぁ､解除されても延長しても､まだしばらくは商売にはならんだろうな｡

今朝､久し振りに築地場外に行ってきたが､あまりの静けさに驚いた｡
約３ヶ月ぶりくらいの築地だったが､緊急事態宣言中ということもあり
多くの飲食店が酒類提供禁止のため休業を余儀なくされている｡
そのため買い出しに来る飲食店関係者自体が極端に少ない｡
来客がなければ開けていても仕方ないので休業してシャッターの
降りている店も多く､なんだか信じられないくらい静かな街だった｡
インバウンドが来ていた頃は､普通に歩くのも難しいくらい賑わっていたのに
ほんとビックリするくらい街自体が死んでしまったかのようだった｡
おまけに大きなビルが解体されて更地になっていたり
多くの店が廃業してテナント募集中になっていたり､
まるで廃墟のような場所もあった｡
市場が豊洲に移転して一時の活気は無くなってはいたが､
それでも外国人観光客や地方の観光客も訪れ､東京の観光地として
それなりの賑わいはあったが､今は信じられない光景の街となってしまった｡
築地は新型コロナの影響をモロに受けた街だと改めて思った｡
１日も早く以前のような活気を取り戻してほしい｡

今日は起きた時から異様な倦怠感｡
おまけに何だか不思議な息苦しさもあった｡
それが仕事中も含めて１日中続いたのでツラかった｡
昨夜は試合の疲れもあって早く寝たにもかかわらず
どうしてこんなに身体が疲れているのか？
まぁ､やっぱ歳なんだろうな｡
１晩寝ただけじゃ疲れが取れなくなってきているんだろう｡
いまだ息苦しさは続いているし､慢性的な腰痛に関しては試合翌日はヒドイ｡
今年でもう58歳｡無理できない身体になってしまったんだな｡

なんだか腰にイヤな痛みが残っている｡
まぁ､すでに慢性腰痛なんだが､今回は変なと言うかイヤな痛みが続く｡
なんでだろうか？と考えたら､ゴールデンウィーク中に店に行って
床清掃のためポリッシャーをかけたのが原因かも｡
もう30年以上も前の年代物のポリッシャーだが､スイッチを入れたら
少しでも気を抜くと自分の思っていない方向に流れて行ってしまうので
常に腰に力が入っていた状態で操作していたのだろう｡
そのため､いまだに腰にイヤな痛みが残ってしまっている｡
もう年齢的に完治は絶対に無理なので一生､腰痛とは付き合っていくんだろうな｡
かなしみ(;_;)

「８月×日､NHK朝８時のニュースです｡
昨日の東京都の新型コロナ新規陽性者数は4487人と再び過去最高を更新しました｡
また､重症者数は1275人､死亡者数は165人とこちらも過去最高を記録｡
新規陽性者のうち1042人がオリンピックの選手やボランティア､役員と
その家族となっており､565人はその方々と接触した一般の方となっています｡
死亡者の１人はR国の砲丸投げの代表選手だということです｡
この選手からはイギリス型､ブラジル型の両方の特徴を持った変異型ウイルスが
検出されており､組織委員会は急遽､本日の砲丸投げの決勝を取り止め､
R国代表団全員に選手村での待機を要請､濃厚接触が疑われる
国内の事前合宿地となった愛知県の自治体関係者､ボランティアの方に
PCR検査を実施する予定です｡
既にボランティアの十代の学生数人が体調不良を訴えており経過を観察しています｡

これでオリンピック代表団関係者の待機要請は計12ヵ国に上っており､
中止された競技は21競技､35種目に及んでいます｡
また､全競技への参加を断念し代表団引き上げを決定した国も
既に35ヵ国に上っていますが､日本国内での新たな変異種の急速な感染拡大により､
本国の既定で汚染国とされた日本からの入国が認められないケースも増えており､
行き場をなくした選手達が選手村で途方にくれています｡

各国関係者への急速な感染拡大に伴い､政府は新たな病床確保の要請を
都内の病院に呼び掛けていますが､かねてから病床が逼迫している上に
オリンピック関係者との言語の違いによるコミュニケーションの難しさから
断られるケースが増え難航しています｡
そのため選手村の一棟を感染者専用の病棟として活用する案が検討されていますが､
医療ボランティアの辞退も相次ぐ中､こちらも難航しており､
自衛隊への災害派遣要請と､さらには在日米軍への要請も検討されています｡

以上のように東京オリンピックは新型コロナ感染者の劇的な増加により
混乱を極めており､政府と東京都､組織委員会は今後の競技継続の
可否も含めた判断を迫られています」


以上はネットの掲示板に書き込まれていた､東京オリンピック開催の場合の
ある日のニュースの光景だ｡

昨日のIOC理事会では東京オリンピックは予定通り開催の方向が示されたが､
いや､マジで選手村でクラスターが発生して感染者が大量に出た場合､
どう対応するのか心配になってしまう｡
古代中国には､毒を持つ様々な虫を共に食わせて最強の毒を作る
「蠱毒（こどく）」という毒精製法があるそうなんだが､
東京オリンピックでそうならなきゃいいけど…｡

とにかくオリンピックが強行されて､このようなニュースが流れないことを願う｡
てか､どうしてもオリンピックをやりたいのなら､
五輪関係者は来年2022年に再延期するように政治的エネルギーを使えないものかね｡
全てにおいて後手後手な今の日本政府に期待するのは無理か｡
それに､どう考えたって､もう遅すぎだろうし｡

銀座界隈も空きテナントが目立ってきたが､
今､東京いや日本で一番､衰退している地区が秋葉原だという｡
コロナ禍になる前までインバウンド需要で家賃が信じられないペースで高騰｡
しかし､コロナでインバウンドが来れなくなり一気に衰退してしまったという｡
特に不採算店として見切りをつけたチェーン店の撤退が多い｡
さらに大通り沿いの家賃の高いビルからの撤退も多い｡

コロナ禍で撤退した店舗は
・マツモトキヨシ アキバ電気街口店
・セガ秋葉原 2号館
・トレカの洞窟 秋葉原本店
・テクノハウス東映
・LUMIX＆Let's note修理工房
・メロンブックス秋葉原2号店
・ファミマ!!秋葉原TMOビル/S店
・あきばお〜伍號店
・ソフマップ あきばU-SHOP
・PREMIUM STAGE ダイレクトリアル店
・キッチンジロー外神田店
・小諸そば 秋葉原店
・日高屋 秋葉原中央通店
・海鮮三崎港 秋葉原店
・北京飯店 秋葉原店
・ルノアール 秋葉原店
・ルノアール ニュー秋葉原店
・つけ麺専門 百の輔 秋葉原本店
・焼き鳥屋「鳥万」
・アドアーズ秋葉原店
・ファインズバル
・リバティー秋葉原8号店
・ツクモ秋葉原駅前店
etc

特に秋葉原駅前にあるTSUKUMOの大型店舗「ツクモ秋葉原駅前店」は
LABI秋葉原パソコン館をリニューアルする形で昨年１月にオープン｡
店舗名の通りJR秋葉原駅前という好立地にオープンしたPC専門店ということで
PCパーツファンの注目を集めたが､僅か８ヶ月で閉店し
駅前にある大型ビルなのに何のテナントも入っていない状態が続いている｡
その横にあった「セガ秋葉原２号館」「アドアーズ」も撤退しているので
駅前ビル３棟が空き状態となって､ちょっとした廃墟的な感じにも見える｡
秋葉原は外国人客､特に中国人客がメインだった街なので
外国人客が減ったら､一気に見合わなくなりインバウンド頼りの
末路のような街になってしまった｡

元々､秋葉原という街は青果市場→鉄道→無線→電子部品→家電→パソコン→オタク｡
時代とともに役割が変わっていく街だったが､2000年代くらいからは
インバウンド頼みの街となっていた｡
他の繁華街に比べ､新陳代謝が激しく時代時代で店が入れ替わる土地柄なので
今回のように淘汰されてしまうのは､むしろ必然なのかもしれない｡
だが､セガ2号館やアドアーズ､ツクモが撤退して駅前の好立地のビルが
３棟も丸々空きって､どう考えても異常事態だ｡

自分にとって秋葉原はマニア向け電子部品商店とファミリー向け家電屋の
両方で賑わってた昭和の時代が全盛期だったかと思う｡
オノデン坊やのCMとかラオックスのCMとかやってた頃｡
当時はビックカメラとかまだ無かったので､秋葉原までワープロを買いに来た｡
いろんな店を周って､一番安いところで買ったっけ｡
ラジオ会館の正面あたりに実演販売のおじさんとか居たな｡
相当に古い話だが､野菜スライサーとかよく売ってた頃が懐かしい｡
2000年代半ばくらいからPC系あり､電気部品あり､海賊版売りの外人あり､
模型とかフィギュアとかメイドが浸食してきて最高のカオス感となった｡
だけどアキハバラデパートがなくなった時､秋葉原は終わったと感じたな｡

今後､秋葉原がどのように復活していくのかは気になる｡
戦後から様々な形態で変わっていった街なので､また必ず復興するとは思う｡
だけど秋葉原って意外と小さいビルも乱立しているから再開発しようにも
更地にしにくいし､土地がゴチャゴチャしてるから難しいらしいね｡
まぁ､国内外どこも外国人向けの商売の街になったら終わりなのかもしれないな｡
まさしく､兵どもが夢の跡だな｡

明日11日までを期間としていた４都府県への緊急事態宣言は今月31日まで延長｡
そして新たに愛知と福岡の２県も緊急事態宣言の対象に追加｡
また､緊急事態宣言に準じた対策が可能となる「まん延防止等重点措置」の対象地域は
これまでの埼玉､千葉､神奈川､愛媛､沖縄の５県の主要都市の他に､
北海道､岐阜､三重の３道県の主要都市も９日から追加された｡
短期集中とか言っていたのに結局は延長｡
まぁ､予想はしていたけどね｡
ここまで小出しに緊急事態宣言を発したり延長したりと､実に名ばかりのような気がする｡
こういった政府の相次ぐ方針転換や､自治体が独自に打ち出す対策に戸惑う人も多いはず｡
そうなると自治体ごとの対応の違いなども出てきてしまう｡
決して混乱を招くことがないように政府も最善を尽くしてほしいが､期待するだけ無駄か｡
実際､緊急事態宣言の出ている東京と大阪で商業施設への要請も違っている｡

そして何よりも気がかりなのが感染の収束に最も有効なワクチンの接種が進んでいない｡
遅れが生じている原因は分からんけど､目詰まりを解決していってほしいよ｡
一応､オリンピック開催国なんだから､安心して開催できるにはワクチンは必須じゃないのか？
だいたい日本政府はオリンピックのために１本でも多くワクチンを手に入れようと
本当に頑張ったのだろうか？外交下手な政権なので何もできなかったんだろうな｡
てか､やっぱりロックダウンできる法律を整備した方がいいのではないか？
それが無理なら昨年のように全国47都道府県に緊急事態宣言を発令するしか
人流を抑えるのはもう無理のような気がする｡
そろそろゴールデンウィークでの感染者が数字になって表れる頃だが
とんでもない数字が出てきたら何のための緊急事態宣言だったのかって
責任問題に発展するぞ｡