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2021年05月25日(火)
大手外食チェーンが家賃交渉で圧力をかけているらしい。 契約の途中なのに3〜4割の家賃減額要求も普通だとか。 減額しないと出ていく。ウチが出て行っても次に入るところもないだろうと 足元を見ている強引な交渉の仕方がまかり通っている。 銀座では飲食店の撤退が止まらず、クラブが入っているビルでは空室が目立ってきた。 なので、むしろ「家賃下げるから出て行かないでくれ」というケースもある。
IT企業はイメージを大事にするので受付ロビーを必要以上に広く割いている。 無駄な設計が少なくないが、面積を減らすケースも散見されるようになった。 受付に2人いたところは1人に減らし、1人だったところは電話受付に変えている。 無駄な面積と言えば社員食堂も然り。 リモートワークで社員が出社しなければ食堂も不要になる。 オフィスの観葉植物の契約が打ち切られた花屋は多い。 画商には会社が所有していた絵画の買取依頼が急増している。 社長室に飾られていた不要なものは現金化されていく。 とにかく売り上げに直結しないものは経費の見直し対象になる。 新型コロナは今まで無駄だったものを明確にしてしまった。 また、日本社会の膿を浮き彫りにさせた。 だけど、本当につまらん時代になってしまったな。 断末魔のような現況から、新たなまともな次の時代の構築が 始まってほしいと切に願うよ。
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