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2020年05月20日(水)
今年8月に開催予定だった第102回全国高校野球選手権大会の中止が正式に発表。 夏の選手権大会の中止は戦後では初めてのことだ。 先月の時点で、甲子園と同じく夏に開催予定だったインターハイも 中止が発表されていたが、やはり甲子園までもが中止に…。 最近は緊急事態宣言も解除される地域も増え、東京でも感染者数が減ってきた。 それでも第2波とか県境を跨いでの移動や長期の宿泊などを考えると 開催に踏み切れなかったのも致し方ないことだ。 夏の甲子園は47都道府県から49の代表校が出場する。 そのためには、まず各地で予選を戦わないといけない。 予選は6月下旬から7月末まで戦うが、その準備期間が全くできていない状況。 そもそも、まだ学校が休校状態の地域が多い。 休校が続いているということは、クラブ活動もやっていないので練習もできず。 新入生も入部していないので新チームとてしも見極めできない。 仮に6月から学校が再開したとしても、1ヶ月足らずで十分な練習は積めない。 そう考えると中止も仕方ないのかな…。
第102回選手権大会は日程も決まっていたので中止として扱われ、 次回大会が開催される場合は第103回選手権大会として開催されるらしい。 第102回大会中止により、福島県代表の聖光学院が続けていた 連続出場記録も13年で途切れてしまうことになってしまった。 まぁ、記録はいつか途切れるものだが、1試合も戦わずして 途切れてしまうのは実に残念だ。
夏の甲子園は中止になったが、各都道府県で地区予選に代わる大会の開催を 検討しているらしい。 高校球児の大半は高校で野球生活に終止符を打つ。 そういう若い子達が、これまでの練習の成果をぶつけることができる、 そんな大会が開催してもらいたい。 いずれ、この世代がコロナ世代とか言われてしまうかもしれないが 人生はまだまだ長いのだから、この悔しさを次の目標にぶつけてもらいたい。
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