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2020年01月03日(金)
新春恒例の第96回箱根駅伝。 我が母校の3年連続シード権獲得を祈りながら今年も往路、復路ともテレビ観戦。 結果は青学大が2年ぶり5回目の総合優勝を達成。 タイムも10時間45分23秒と、今までの大会記録を大幅に更新した。 連覇を狙った東海大は総合2位ながら復路優勝は果たした。 そして3位には国学院大が同校史上最高順位でゴールテープを切った。 で、我が母校は13位でシード権獲得ならず。 また来年は予選会からの挑戦…残念。
それにしても10区間中6区間で区間新記録が出た今年の箱根駅伝。 昨年までの区間新を更新した選手が各区間で2人以上出るなど 信じられないほど高速化した駅伝となった。 青学大が驚異的な記録で優勝したことで、下位チームとのタイム差も出てくるが、 繰り上げスタートとなったのは最後の鶴見中継所での3校のみ。 なので全体的にハイレベルなレースだったといえる。 天候にも恵まれ、風も追い風が多かったこともあるが 何といっても今年の箱根駅伝を走った選手のほとんどが 今話題になっているナイキの厚底シューズを着用。 1日の実業団でも履いている選手が多かったが、 この箱根でもほとんどピンクの靴か、グリーンとオレンジの靴ばかり。 この靴は「ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」といい カーボンファイバー製のプレートを搭載し、反発力に優れていて 足を前に押し出す感覚が生まれて走りにスピードが加わる優れものだ。 ちなみに30250円と無理すれば誰でも買える。 シューズの劇的な進化で今までの多くの記録が更新された大会となった。 以前、水泳で異常な速さを生み出したレーザーレーサーという水着が 規制されて使えなくなったことがあるが、今後あまりにも早すぎて このナイキ製のシューズが規制されることがあるのか? 着用している選手の膝や腰などへの負担がどれくらいあるのか? ちょっと気になるとこだ。
東京国際大や創価大などが上位入賞したが、今後も新興勢力の 台頭が激しくなることは予想される。 青学大の王座奪還で終わった今年の箱根駅伝も多くのドラマがあった。 毎年のことだが、箱根駅伝が終わると正月が終わる感じがしてしまう。
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