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2019年12月09日(月)
先月末11月30日に地元の医者で風疹抗体検査を受けてきた。 今、なぜか日本それも東京などの首都圏で風疹が流行している。 これが大きな社会問題となり、昨年から行政が力を入れ、各市町村から補助金が出て 成人男性は抗体検査が無料で受けられるようになった。 自分の住んでいる江東区では昭和37年生まれから53年生まれまでの男性は無料。 しかし無料クーポンは昭和47年生まれ以降の人にしか送られず、 それ以前に生れた人は区の保健所に連絡して送ってもらわなければならない。 まぁ、電話1本で送ってもらえるので、先日クーポンを送ってもらった。 無料クーポンは風疹抗体検査クーポンと、検査の結果、もし抗体がなかった場合の 予防接種クーポンがセットになって早々に送られてきた。 ネットに掲載されていた区内の検査のできる病院を予約して 訪れなければならないが、家から近い、何度か世話になった内科も 検査のできる病院として載っていたので、さっそく予約して行ってきた。
風疹は子供の時に予防接種をした場合、体内に抗体ができて罹ることはないというが 抗体にも限界があり、歳を重ねると抗体が消滅してしまう場合があるという。 また、自分の世代は子供の時、特に男児は予防接種を受けた人と受けてない人がいる。 子供の頃、確かに何かしらの予防接種は受けているが、 それが風疹だったのか何なのか記憶が定かでない。 成人になってから風疹に罹ると重症化するらしい。 なので無料対象者は昭和37年生まれから昭和53年生まれと限られている。 それ以降の若い人たちは必ず風疹の予防接種を子供の時に受けているので対象外だ。
時間通り病院に行き、採血されて呆気なく終了。 結果は1週間ほどで分かると言われたが、実は12月3日にその病院から電話があった。 検査の結果、なんと自分には風疹の抗体が少ないらしい。 ワクチンを打つ場合は取り寄せないといけないので、どうしますか?と言われたが そりゃあ、抗体が少なく風疹に対して無防備な状態。 いつ風疹に感染してもおかしくない…当然、ワクチン打ってもらうでしょ。 ワクチンの接種も区の助成金で無料だし。
というわけで12月7日、再び地元の内科に行って風疹の予防接種をしてきた。 検査結果も聞いたが、ほとんど体内に風疹に対する抗体がなかったという。 子供の頃、風疹の予防接種を受けていれば、ある程度は残存しているのが普通だが ほとんどないと言うことは、子供の頃に風疹予防接種をしていないということだ。 確かに自分が子供の時に風疹ってあまりなかったと思う。 麻疹(はしか)に関しては予防接種は受けたと思うが、 風疹の予防接種はなかったんだろうな。 風疹は麻疹の一種であるが抗体は全く別物。 麻疹の予防接種では風疹の感染は防げない。 特に昭和30年代後半から40年代生まれの世代は 風疹の予防接種を受けてない人が多いという。 だからこその行政が真剣になって検査を推奨しているわけだ。 しかし残念ながら無料にもかかわらず抗体検査を受けた人は10%もいないらしい。 無料の期限は3月末までだが、あまりにも受けていない人が多いので 地域によっては延長されるらしい。 これを機に検査だけでも受けた方が絶対にいいと思う。 自分のように抗体が少なく無防備な状態かもしれないしね。
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